二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.376 )
日時: 2015/03/02 22:30
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: w93.1umH)

短編その9『敵わない』

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「ラッタ、でんこうせっかだ!」
「ああ!?俺のカモネギがぁ〜〜」

リュウトはラクスタウンに向かっている最中短パン小僧の『ヨシキ』に勝負を仕掛けられてラッタ一匹でヨシキの手持ちハリーセンとカモネギを圧倒していた。

「くそっ〜次は負けないからな〜〜〜〜!!!」
「(もう会う事はないと思うけどな)あぁ、強くなれよ〜」

ヨシキは戦闘不能になった二匹を回復させる為急いでポケモンセンターに向かった。リュウトはじゃあな〜と手を振る。ヨシキが見えなくなるとリュウトはしゃがみラッタの頭をよしよしと撫でる。

「よく頑張ったな〜ラッタ〜、強くなったな、大活躍じゃないか〜」
「ラッタ〜」

ラッタはリュウトに撫でられるのが気持ちいいのか満面な笑みを浮かべている、その笑みを見てリュウトは更に嬉しくなり少し強くワシャワシャと撫でる。リュウトは撫でるをのやめてラッタをモンスターボールの中に戻す。

「ふふっ、ボールの中で休んでろ」
「リュウト」

後ろでバトルを見ていたヒメが話しかけくるっとリュウトは後ろを振り返る。一体どうしたんだろうか?

「ちょっとかかんでください」
「なんで?」
「いいからっ!早く!」

リュウトはヒメの言われたとおり少しかがむとヒメがポンと自分の小さな手をリュウトの頭に置きよしよしと優しく撫で始めた。

「リュウトも頑張りましたね、支持…トレーナーが支持を頑張ってこそポケモンバトルは成り立つんです。わたくし分かってますから」

リュウトはクスッと笑いフッと思った。

「(お前には敵わねえな……。可愛い奴、抱きしめたら怒るかな?)」
「?」

END

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余談
久しぶりにイチャイチャを書いた気がします。25話もイチャイチャかw久しぶりでもなかったですね。短編が久しぶりでしたね近いうちにしたっぱも更新出来そうです!誤字があったら教えてください!