二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【キャラ募集中】ポケットモンスターZ〜宝石姫のディアンシー〜 ( No.49 )
- 日時: 2014/08/11 07:36
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: IGWEqUps)
【第一話:旅の始まり?】その1
ディアンシーの目の前には非常にダルそうな目をしており格好ジャージ?に近かった。そのダルそうな目をしている男の顔立ちは決してイケメンとは言えないはたまた不細工とも言えない。なんとも普通の顔立ちだ。もしここに人が10人いるとしてその10人にこの男の顔はどう思いますか?と質問したら10人中10人が『何処にでもいそうな顔立ち』と答えるだろ。そう普通なのだ
「今なんかすっごい失礼なこと言われてる気がすんだが……。気のせいか?」
少年がボソッと呟いた。語り手にツッコミを入れるとは恐ろしい少年である。そんな恐ろしい少年にディアンシーが話しかける。
「そこの貴方ここはどこなんですの?お家が数件しか建っていませんわ。」
ディアンシーは少年にこの町はなんでこんなに殺風景なのか聞いて見た。少年はこのポケモンが何者なにか疑問はあったが質問にはしっかり答える。もしここで『お前は何者だ?』と質問を質問で返したらとても失礼だからだ。
「ここはロクタウンだ。殺風景で何もない所だけど。住めば都だぞ?まぁ、今この町に住んでるのは俺と母さんと父さんお隣さんの家族だけだけどな」
ここはロクタウンと言う田舎町であるカントーのマサラタウンをイメージしてくくればいい。住んでいるのはこの少年とその家族とお隣さんの家族だけである。お隣さんの息子さんは旅に出ていないらしい。
「ふ〜ん、田舎なのですね。つまらない所に出て来てしまいましたわ」
「出て来たって……お前一体誰なんだよ……?」
「よくぞ聞いてくださったわね。わたくしの名前はディアンシーダイヤモンド王国の姫でございますわ!」
少年は「はぁ?」と心の中で思った「ダイヤモンド王国?」「姫?」そんな単語おとぎ話くらいでしか聞かないからだ。しかしこいつはポケモンである事は間違えないがこの近辺では全く見ないポケモンだ。というかよくよく考えてみればこのポケモン喋ってるではないか。喋っているというか脳内に語りかけているというかなんというか変な感じなのを味わっている少年である。
「貴方の名前はなんなんですの?」
ディアンシーが少年の名を聞いてみる。
「俺か?俺はリュウトだ。まぁ……よろしくなのか?」
少年の名はリュウトであった。これまた普通の名だった。リュウトのよろしくはなぜ疑問形なのかと言うともう今日限りでもう会わないと思っているからだ
「よろしくお願いしてあげますわ」
ディアンシーはリュウトの前に一歩であるとペコりとお辞儀をした言葉遣いは丁寧のはずなのに態度がデカかった。リュウトはなんだこいつと思いながら腕に付けている腕時計を見て確認をする。もう夕方の5時だった
「やっべ。母さんが材料を待ってるな…」
「材料?その手に持っている袋の中にその材料が入っているんですの?」
リュウトは左手に人参やジャガイモなどの野菜が入っている袋を持っている。リュウトの家の晩御飯は今日はカレーみたいである。
「あぁ、すぐそこの町で買い物して来た帰りなんだ。」
「そうでしたの、ならわたくしも貴方の家でお食事をいただきますわ人間の作ったお食事はどんなのなんでしょう楽しみですわ!」
リュウトは心の中で再び「はぁっ?」と思ったが口には出さなかったこのポケモン会って10分も経ってないのにこの図々しさ一体なんなんだろうか。しかも夕飯を食わせろ?冗談は休み休み行って欲しい物だぜと思うリュウト。
「ここが貴方の家ですわね。お邪魔させて貰いますわ」
リュウトが目を離した瞬間リュウトの家を見つけて勝手に上がり込んでいるディアンシー。まぁこんな狭い土地で家で数件しかなかったらすぐ見つかる。しかも郵便受けに自分の名前が書いてあるから尚更。
「……やれやれだぜ」
その後はやや強引であったがディアンシーはリュウト家で食事を食べることになった。リュウトの父と母は嫌な顔一つせず暖かく迎えてくれた。
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