二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【キャラ募集中】ポケットモンスターZ〜宝石姫のディアンシー〜 ( No.79 )
- 日時: 2014/08/13 16:08
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: C/YHgPFP)
その2
・・・・
〜はばたきの森〜
「リュウト〜コラッタさんのレベル上げはもういいんじゃないんですの?」
いつまであってもこの森から出ようとしないリュウトを見兼ねてディアンシーがリュウトにそう言う。リュウトはコラッタのレベル上げに必死でディアンシーの声は届かなかった。ディアンシーはムッとする
「コラッタ!たいあたり!」
「チッチチ!」
コラッタはリュウトの命令通り野生のポッポにたいあたりをしてポッポを倒す。リュウトはよくやったとコラッタを撫でる。コラッタのレベルは10にまで上がっていた。
「リュウト!わたくしこんな森とっとと出たいですわ!!!」
ディアンシーはリュウトに無視されたのがそんな気に食わなかったのか大声で言った。リュウトはビクっとなる、ディアンシーはリュウトの手を掴み引っ張る流石にディアンシーはもうこの森は飽きた。一面木と草と鳥ポケモンしかいないからだ。
「こらっ、引っ張るなもう行くから!…やれやれ」
「チッチチ…」
コラッタはボールには戻らずリュウトの肩に乗った。リュウトは昨日まで毎日この森を抜けていたの出口の場所は把握している。すると
「ギシャアアーーッ!!!」
「きゃっ」
「あ、あのポケモンはエアームドだ。しかもでけえ」
上を見上げると通常サイズより少し大きいエアームドが森の空を飛んでいた。毎日この森を抜けていたのでリュウトでさえあんなエアームドは知らなかった。ついでに自分でもマヌケな声が出たと思ったディアンシーは少し顔を赤らめている
「どうした?」
「な、なんでもありませんわ!早く抜けましょ!///」
「あ、お前が前に行くな!出口知らないだろ!」
前行くディアンシーがピタと止まる確かにそうだと思いリュウトの横に行く、リュウトは「やれやれ、せっかちな奴だ」と思ったが口にはしなかった。
・・・・
「まだ出口は見えないんですの?リュウト?」
リュウトはいつも全力疾走でこの森を駆け抜けていたから歩いて出口を目指しているとすっごい長かった。俺ってかなり足速かったんだなーと思っていた。すると前から一人の少女が…。
「あれ?貴方?もしかして…リュウトくん?」
茶色のロングヘアーでメガネを掛けている少女がリュウトに話しかけて来た。リュウトは「え?」と言うそれもそのはずリュウトはこの少女の事など全然しらないからである。
「あはは、ごめんね私の事なんて知ってるわけないのに。私『ユリナ』リュウトポケモン持ってない事でこの辺じゃ有名だからさ」
ああ、そう言う事かと思ったリュウトこの森にいるさっきの短パン小僧も知っていたがリュウトはこの辺じゃポケモンを持っていない事で少し有名だった。
「あれ?それってコラッタ?…ポケモンゲットしたんだリュウト君!」
「あ、あぁまぁな流石にこの歳にもなってポケモンを持ってないのは恥ずかしいかなって思ってさ」
勿論嘘リュウトはディアンシーと会わなかったらきっとこの先ずっとポケモンなど持たなかっただろう。
「リュウト君新人トレーナー同士勝負しようよ!」
「しょ、勝負?」
ポケモン勝負の事である先程まで野生と戦ってはいたがトレーナーとバトルするのは初めてである。
「それでしたらわたくしが審判をいたしますわ!」
ディアンシーがピョコンと前に出る。ポケモンバトルでポケモンが審判をすると言う謎の光景
「うわぁ〜貴方喋るポケモンなんだね。かわいい〜」
「ふふん、これテレパシーですわ」
ディアンシーは喋るように思ってる人も多いがディアンシーはテレパシーで脳内に話しかけているのである。
「よし、じゃあ…早速行くよ!!行けムックル!」
「お、おい俺はまだやるとは……やれやれだぜ」
リュウトはまだ承知していないがバトルは遠慮なく始まったユリナはムックルを出すこの森で捕まえたのだろう。勿論リュウトはコラッタを出す。
駆け出しトレーナーのユリナが勝負をしかけてきた!
「先手必勝だよ!でんこうせっか!」
「クルックゥ!!」
ムックルがコラッタにでんこうせっかを仕掛け。ドカ!とヒットするリュウトも負けずにコラッタにでんこうせっかを命令しコラッタはムックル向かってでんこうせっかをする。
「ムックル避けて!」
「遅い!そのままかみつけ!」
コラッタのでんこうせっかが入ったと同時にコラッタはムックルの体にかみつく。ムックルは「クルッーー!?」と叫び声をあげる
「え〜〜!?そんなのありなの?」
ユリナはでんこうせっかをした後のかみつく攻撃の連続コンボに驚くと同時に
「そんな戦法もあるのかとメモを取る」
「(リュウト中々やりますわね…始めての割には筋も中々いいですわ)」
ディアンシーもでんこうせっかからのかみつくコンボには関心していた。
「でも、こっちも負けないよ〜…ムックル!つばさでうつ!!」
「クルックゥーーッ!!!」
ムックルは翼を広げ翼でコラッタを叩きつける。コラッタは地面に強く叩きつけられるもフラフラしながら起き上がる。
「君のコラッタ凄いね!でも、次で終わりだよね!でんこうせっか!」
「コラッタ頑張れ!こっちもでんこうせっかだ!」
「クルックゥ!」
「チッ……チチチッ!!」
二匹はぶつかり合った。そして……バタンと倒れた。倒れたのはムックルだった。
「ムックル戦闘不能ですわ!コラッタの勝ちですわ!」
「ムックル!…あぁ〜負けちゃったか、はい賞金の300円これで傷薬とか買ってね!」
「ありがとう。お前のムックルも強かったよ(つか、勝てるとか思ってなかったわ…)」
「じゃあ、私はムックルをポケモンセンターに連れて行くから…またね!」
ユリナはリュウト達と別れを告げてムックルを急いでポケモンセンターに運んだ。リュウトはコラッタに傷薬を掛けてあげ出発をしようとしたその時。どこからか拍手の音が聞こえる。
「なんですの?」
「アンタ中々強いじゃない。アンタジム戦に興味はない?」
拍手をしていた人物の正体は茶髪ロングのミニスカートだった。彼女の言うジム戦とは?
・・・・
【第三話:END→第四話に続く】
余談
今朝自分で作った野菜たっぷり味噌汁がかなりいい出来で美味しかった。最近ポケモンの擬人化小説が何個かあってもとても面白いです僕も書いてみたくなったりならなかったり。