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チャプター３　太陽の黒き竜と月の黒き竜　前編


トレジャーランド　ひるよるウッド


シンダー
「・・・ナイトタイムだわ・・・。
　よく見るとすでに２０時・・・。」

トレジャーランディア
「本当だね・・・。今日はもうすっかり暗いから
　探索するのは明日にしない？
　このエリアは昼と夜を使い分けないと謎を解けないからね・・・。」

シンダー
「そうだわ・・・。今日は寝ましょう・・・。」


深夜２時・・・


？？？
「くすくす・・・私のそっくりだわ・・・
　黒き竜、私のことを教えて♪」

シンダー
「・・・！？あなたは誰？」

？？？
「ここではばれるわ・・・。
　とりあえず離れましょう。」


タタタタタ・・・


シンダー
「それで、あなたの名前は？」

シャドウシンダー
「私はシャドウシンダー。鏡に写したあなたをコピーして
　生まれた存在なのよ。暗闇を操ることができるのよ。
　大丈夫よ、あなたに傷をつけないわ。」

シンダー
「それは助かるわ・・・。ところで私を呼び出した理由は？」

シャドウシンダー
「ナイトタイム限定しか入れないファクトリーに行って
　秘密のありかを探すための情報を集めるのよ。」

シンダー
「わかったわ・・・。シャドウシンダー、リーダーを頼んだわ。
　どこにあるのかはわからないのよ・・・。」

シャドウシンダー
「了解したわ。私の後をついて！」


ファクトリーインベーダー


シンダー
「あなたが言ったこの工場？
　ずいぶん悪質なファクトリーだわ・・・。」

シャドウシンダー
「とにかく入るわよ、シンダー！
　あなたに見せたいものがあるのよ。」


メカシンダー生産室


シャドウシンダー
「これよ。メカシンダーという機竜なのよ。
　２人で操縦するタイプで大陸攻撃するためのメカドラゴンだわ。」

シンダー
「まさか・・・マレフォーが生産した魔竜と戦うために？」

シャドウシンダー
「当たり前よ！マレフォーが復活したことで
　この世界は大混乱しているわ！
　だからそれを対抗するために製造したわ・・・。」

シンダー
「シャドウシンダー・・・。ドラゴンインパクトに挑む必要が
　あるみたいだわ・・・。」

シャドウシンダー
「やれるだけやりましょう・・・！未来を救うために！」


一方でスパイロパートでは・・・？


ひるよるウッド　高台エリア


スパイロ
「なかなか夜明けが見られないね・・・。
　どうしてかなぁ・・・。」

カービィ
「スパイロ・・・。きらり星カービィが急におかしくなったのは
　ダークマスターがいるかもしれない・・・。」

スパイロ
「たぶん・・・マレフォーの復活の原因で再び暗黒の世界に
　変わり果ててしまったかもしれないよ・・・。
　星空の創造団のリーダーが不在だから勇者たちも不安が・・・。」

カービィ
「そうだよね。星空の女王がいないと困るからね。
　いつ、襲撃に襲われてもおかしくは無いと思うよ・・・。」

スパイロ
「平和だった日々も消えちゃうなんて・・・。
　ボクはどうしたらいいんだ・・・。」

カービィ
「スパイロ！青ざめた表情しないのがこの国のルールでしょ！？
　また会えると思うから、落ち込まないで、パープルドラゴン！」

スパイロ
「・・・ありがとう・・・カービィ・・・！
　ボクも一緒に女王を探すんだ・・・！」


タタタタタ・・・


カービィ
「・・・きらり星カービィ・・・。」

きらり星カービィ（天の声）
（親友の勇者・・・。もし私が帰ってこなかったときは
　この星空のハープを託します・・・。
　大事に持っておくのですよ・・・カービィ様・・・。）

カービィ
「星空のハープ・・・絶対になくしてはいけない伝説の楽器・・・。
　大事に持っておかなきゃ・・・！」

スパイロ
「カービィ、早くしないとおいていくよー！」

カービィ
「スパイロ・・・うん！そろそろ行こう！
　あのことを記憶して再会するために戦うんだ！」


女王のことを気にしているスパイロとカービィ。
再会するためにまた動き出すのでした。

NEXT　チャプター４に続く♪

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