二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 魔法少女よはね☆マギカ ( No.26 )
日時: 2014/09/03 20:56
名前: 美奏良 (ID: g./NUPz6)


美月は知っていた。夜羽の心には碧羽に傷つけられた傷があることを。

昔、夜羽と碧羽は仲良く暮らしていた。
突然親が帰ってこなくなり、2人でくらした。
親が居なくなってから4ヶ月経ったある日、碧羽が豹変した。
碧「ねぇ、夜羽ぇ。あたしお腹空いちゃった。」
夜「う、うん。今ご飯つくる....」

碧「だまれ、黙らないと舌引きちぎるよ」

碧羽の性格が変わったのだ。それも悪い方へ....
何かが碧羽の性格を変えたのだ。

碧「もうねぇ、あたしはあんたと暮らすのがイヤになったの。夜になればお母さんの事を思い出して泣いて。落ち着いたと思ったらまた泣いて....」

そう言いながら、包丁を取り出す碧羽。
夜「お....ねぇちゃん....!!」

碧「もう、縛られた生活は嫌なのっ!!」
そういいながら包丁を夜羽へと振り下ろした。

グサッ....

振り下ろした包丁は、夜羽の腹部へと深々と刺さった。

夜「....い”っ....あぁ!!」
鮮血が噴き出す。血が碧羽の顔や服につく。
碧羽は包丁を抜くと

碧「....ご....はんだぁ....♪あはは、お腹スイタナぁ。夜羽食べチャオウカナ?アハハハハハハ!」

夜羽は静かに携帯電話を取り出し、警察に連絡した。
そのおかげで夜羽は助かったが、碧羽はどうなったかは知らない。
この出来ごとのせいで夜羽はこの出来事を忘れてしまったのだ。

そして学校でハサミやカッターを使う授業の時に、
夜羽はハサミの刃をみると、
「ごめんなさい....ごめんなさい....!もう泣かないから....もう泣かないからぁ!」
そう言いながら、泣きうずくまってしまった事があった。
保健室で休むとあった出来ごとを忘れてしまっているのだ。


美「お姉さんのせいで夜羽が苦しんでいるのに....気付かないなんて最低だわ....。あたしは許さないわ」

碧羽は夜羽の心の傷をえぐり返そうとしている。
止めなければ。ハッピーエンドにはならない。

美「いそげ、あたし!」
息を切らしながら、夜の道を風を斬るように走っていった。




〜〜〜〜〜〜〜


もうすぐこの世界はボクのモノ....

ボクのモノにスるためにはね、夜羽


キミの願いが必要なんダヨ?