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ここは....どこだろうか。
私は誰なのだろうか。
真っ暗で、目が開いているのか閉じているのかさえ分からない場所に夜羽はいた。

碧「気が付いた？ふふふ....ここはねぇ、僕の心の中だよ」
四方八方から響いてくる碧羽の声。
彼女の心の中に閉じ込められているのだ。
夜「いいから早く出してよ。あたしは帰んないといけないんだから。」
明日も学校があるから。早くやる事はやって寝なくては、授業中に寝てしまう。

碧「えー、ダメ。返すわけにはいかないの。夜羽を契約させて、この世界を僕の思い通りにするんだから。」
碧羽の計画、それはこの世界を自分の思い通りにすること。
自分のしたいようにし、自由に生きようとする。
そのためには、夜羽の力が必要なのだ。
夜羽の力はどんな魔法少女よりも強い。
小さな祈りでも大きくしてしまうのだ。

碧「....力づくでも契約してもらうからね」
低い声でそう夜羽にいった。