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夜羽は何者かに抱えられ、空中にいた。

「ぎぃぃいやぁぁぁあああぁ！！！！」

絶賛絶叫中。


「うるさいですよっ先輩！静かにしないと落としますよ？」
そう言いながら夜羽を、

「え？ちょぉお〜っ！！！」

落とした。

ひゅ〜....っと落ちていく。

「助けっ....助けてっ！助け...んぎゃっ！」

もぉ〜、と言いながら夜羽を捕まえ、抱え直した？
「悪いですけど、美月の家にいくよ〜」
美月の家へ向かった。



美月宅〜

「夜羽っ！！大丈夫？！怪我ない？！」
「大丈夫だってー！この子が助けてくれたからさ〜」
「いえいえ、たまたまですよー（棒）」
「棒に聞こえるよ〜w星夢〜 」

夜羽は星夢という名を聞いたことがあった。

「せい....む.。せいむ！星夢じゃん！久しぶり！」
「ややぁ！覚えてますたかー。お久しぶりです。」

「うち、魔法少女になりました。てへっ★」


衝撃を受けた。

夜羽はあんぐりした。

「だっ、大丈夫なの？魔法少女ってやばいんだよ？」
「はい！大丈夫です。よゆーのヨッチャンですよ！」

小学校六年生が魔法少女をやっている。
小さな子が。
残酷な使命を受け、生きている。
才能があるのだろう。


「星夢、よゆーだからって油断しちゃだめだかんな！死ぬぞー....！」
「大丈夫だってー。油断しませんよう！」

そう言い、ウィンクをしながらピースサインをした。