二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケモンナイト2幻界冒険〈キャラ募集!〉 ( No.110 )
- 日時: 2014/11/24 20:35
- 名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: 06in9.NX)
デルタ「リザードン、やってくれ!」
リザードン「グワオオォォゥ!!」
デルタが投げたモンスターボールからはカントーを代表する炎の竜、リザードンだ。リザードンは威嚇し口から灼熱の炎を天に向かって吐き出した。
ミレイ「行きなさい、ミュラ!」
ニャオニクス「ニャー!!」
ミレイはカロス地方出身のエスパータイプ、ニャオニクスを繰り出した。ニャオニクスの瞳は神秘の光に包まれている。
サーシャ「氷の魔導士サーシャ、参ります。パルシェン!」
パルシェン「パールシェーン!!」
サーシャはカントーを代表する水タイプ、パルシェンを繰り出した。ダイヤより硬く深海に等しい紫の殻に包まれた内部からは残酷な高笑いが響いた。
ミレイやイルミアの為にも一刻も速く幻の帰る場所を起動させたいデルタと、元の世界に帰りたいミレイ、そして目的は不明だが幻の世界から来た客に興味を持つサーシャ、3人の思惑が山頂に混同していた。
サーシャ「パルシェン、ふぶき!」
パルシェン「パルシャアアァァ!!」
パルシェンは口から凄く冷たい風を吐き出した。リザードンは効果抜群ながらも必死に耐えている。ニャオニクスもリザードンの後ろに隠れ吹雪を免れている。
リザードン「グオォォ…………………」
ニャオニクス「ニャアァ………………」
デルタ「クソ……………寒いぜ………………」
ミレイ「流石は氷の魔導士…………………手強いわね……」
このままではいずれ力尽きてしまう…………ニャオニクスはリザードンの後ろで耐えているけども、リザードンがやられてしまったら集中攻撃を食らうのがオチだ。なんとかしないと………………
サーシャ「どうしたの?もう終わり?」
デルタは辺り見回した。どこかにこの状況を打破できる何かがあるはずだ…………………。
と、あるものに目が着いた。山のてっぺんにある岩の山……………ゴツゴツして丸い岩……………あれだ!!!
デルタ「ミレイ、ちょいと耳貸してくれ。」
ミレイ「はい。」
ゴニョゴニョ……………ゴニョゴニョ……………………
ミレイ「わかりました。ミュラ、チャージビーム!!」
ニャオニクス「ニャオオォォ!!」
ニャオニクスは強いエネルギー光線を岩の山に向かって発射した。見事に岩の山は崩れ去った。
サーシャ「どこみてるの?」
サーシャが呆気にとられている。リザードン、もうすぐだから頑張ってくれ………………
リザードン「グオォォ…………………」
サーシャ「さ、これでおw」
グワオオオオォォォォ!!!!!
遠くでうなり声が聞こえた。そして、『破壊光線』が飛んできた。地面をえぐった爆発はパルシェンに直撃した。
パルシェン「パルシェェ!?」
サーシャ「パルシェン!?いったい何が……………」
ズンズンと迫る足音、響くうなり声、後ろからボスゴドラが凄い剣幕で迫ってきた。パルシェンの口が閉じ、リザードン達は動けるようになった。
デルタ「チョットミレイードコウッテンノ?」
ミレイ「アースミマセン、キンチョウシテシマッテ。」
デルタ「ドウヤラアレハボスゴドラノスミタイダネ。」
ミレイ「アラ、ソレハコマリマシタワ。」
ボスゴドラは完全にパルシェンを狙っている。俺はこれを待っていた。
ボスゴドラ「グワオオオオォォォォ!!!」
サーシャ「え!?ちょっと!?それは筋違い…………って聞いてくれるわけないよね。デルタ、また会いましょう!」
サーシャはパルシェンを戻し、瞬間移動した。
デルタ「ふぅ、なんとか追い出せた…………」
ミレイ「さぁ、起動させましょう。」