二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモンナイト2幻界冒険〈EXミッション始動!〉 ( No.123 )
日時: 2014/12/25 23:24
名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: y36L2xkt)


シェイミはさんざん暴れまわった後空腹により力尽きた。仕方ないのでディクシアは病人からポケモンフーズをもらいシェイミに食べさせる。シェイミは皿に乗ったポケモンフーズのにおいこそ嗅いだもののそっぽをむいてしまった。ディクシアは心配そうに問いかける。

ディクシア「食べないの?」

シェイミ『ミーはこんな庶民の食べ物なんか食べないでしゅ!』

ツカサ「気持ちはわかるけど、食べないと体に毒だよ。」

ディクシア「そうよ。好き嫌い言わないで、さっさと食べなさい。」

シェイミ『うぅ………………』

シェイミは渋々皿のポケモンフーズを一粒一粒ゆっくり食べた。カリカリとポケモンフーズを砕く音が静かに響く。やっぱりお腹が空いていたのか山盛りになっていたポケモンフーズが空になっていた。

シェイミ『ま…………まぁまぁうまかったでしゅ………」

ディクシア「はいはい。」

ディクシアは皿をお盆に乗せた。そしてシェイミにこう問いかける。

ディクシア「ねぇ、あなたこの子を『ロロ』って……」

シェイミ『そうでしゅ。コイツはロロでしゅ!ねぼすけなミーのガードでしゅ!ミーはロロと一緒に感謝を集めて旅をしてるでしゅ!でもこのアホのせいで墜落したんでしゅ!』

ミク「なるほどねぇ…………じゃあ、まずはこの子が目覚めるまで待たないと…………」

シェイミ『そうでしゅ!速く起きるでしゅ!』

シェイミはロロのお腹でまたジャンプした。ディクシアはまたシェイミを持ち上げる。

ディクシア「だからやめなさい!病人なのよ!」

ロロ「う…………………ぅん………………」

ロロはゆっくりと目を開けた。遂に目を覚ましたのである。そうとわかるとシェイミはロロの顔に飛び付いた。ロロは少し困惑ぎみた笑顔を見せる。

シェイミ『遅いでしゅ!バカ!ねぼすけ!』

ロロ「……………ごめんなさい…………」



ロロはまた検査を受けることになったが、全て以上なしであった。大分体の具合も安定してきたので、この日で退院になった。ロロは慣れない検査の連発で疲れきってしまい、ライヤにおんぶされて大きな背中でスヤスヤ眠っている。ディクシア達は広場で話を始めた。

シェイミ『また寝たでしゅか!?もう!?』

シェイミは相変わらずガードの愚痴をこぼす。

ツカサ「まぁまぁ、あんなに沢山検査をしたんだ。小さい体にはちょっとキツかったみたいだね。」

ディクシア「不思議な流れ星といいあなたといい………………今日はなんだか夢みたいな一日だったわ。」

ライヤ「んで、この子はどうするんですかい?」

ライヤは背中のロロを見ながら言った。

ディクシア「私が預かるわ。大丈夫よ、妹の部屋があるから。」


こうしてディクシアはロロを引き取り、面倒を見た。そしてロロが大変な事件に巻き込まれるのは、明日の昼のことだった……………