二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモンナイト2幻界冒険〈EXミッション始動!〉 ( No.124 )
日時: 2014/12/29 18:07
名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: MHTXF2/b)




予言者バーバラの家


迷いの森に落ちた隕石を調べる為に出かけたは良いものの、何回も木の根っこに引っ掛かって転ぶわ誤ってスピアーの巣を落っことしてしまい追いかけられるわそしてしまいには何も無いわで心底クタクタで帰って来たのだった。ムウマージにテレポートを覚えさせておけばよかったと後悔していた。

バーバラ「森にバカでっかい穴が空いたのに何も無いのは怪しすぎるわぃ!きっと何かがあるはずじゃ…………ムウマージ!わたしゃの水晶玉をもってこい!」

ムウマージ「マージ…………」

ムウマージは目を光らせて水晶玉を浮かせてバーバラの下に置いた。バーバラは水晶玉に念を込める。

バーバラ「さぁさぁ水晶玉よ、わたしゃの胸に残るこのモヤモヤの原因を教えておくれ!」

すると水晶玉は迷いの森の今までにあったことを写し出した。空を飛んできたがこの森に墜落したロロをディクシア達が必死に担いで運ぶところが写し出されていた。そしてロロが落ちてきた場所からは邪悪な気が漏れだしていた。バーバラは驚く。

バーバラ「なんじゃあの気は?なんと禍々しい………」

バーバラがそう漏らした途端、水晶玉が音を立てて割れた。水晶玉は力を無くし鈍い音を立てて床に落ちて行く。

バーバラ「ぬぇあ!?な、なんたることじゃ…………水晶玉が割れるとは…………あのガキは危ない!速く何とかしなければならぬのぅ……………ムウマージ!今すぐ街へ行くぞ!」

バーバラとムウマージは急いで街に向かった。



広場

バーバラは声を荒げて住民に問いかける。手にはロロと思わしき少女の似顔絵があった。

バーバラ「この少女は今にこの街に大災害を招くぞぇ!一刻も速くこの少女を探しだして追い出さにゃならん!さぁ、あんたらも協力するんじゃ!!」

ムウマージ「マージ!ムマージ!」

必死に懇願してはいるが、

ハル「そう言って、また騙す気だな!元々信じちゃいないが、幼い女の子が街から追い出すなんてこと、冗談にしては度が過ぎてるぞ!バーバラ!!」

リュン「ボクのパソコンにはそんなデータは存在しない!どうせでたらめだろう!」

モルド「そうだ!さっさとこの広場から出ていけ!」

誰も聞く耳を持たなかった。
それもそのはず、バーバラの予言はそもそも当たる確率は非常に低く!当たったとしても針小棒大に話を盛るのでなかなか信じてもらえなかった。
例えば、メクラクの店は沢山の客が来て大繁盛する、と言ったが実際はイルミアが挨拶に来ただけだったり、この街を流す程の大雨が降ると言ったが、ただの小雨だったりと、バーバラの評判は非常に悪い。

と、そこに

ディクシア「ロロ、ここが街の広場よ。人が一杯いるでしょ?」

ロロ「人…………いっぱい…………」

と、だれかがディクシアとロロを街の角に引っ張っていった。

ネネ「ちょっと!?あなた!?」

ディクシア「ネネ!?どうしたのいきなり!?」

ネネはバーバラが言ったことを話した。

ディクシア「酷い!そんなの言いがかりよ!」

ネネ「あ、ちょっとディクシア!?」

ディクシアはネネを振り切り、バーバラの元へ歩いていった。