二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケモンナイト2幻界冒険 ( No.133 )
- 日時: 2015/03/06 14:57
- 名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: xV3zxjLd)
ハルハース大森林
現代世界でも特に大きな密林地帯で、中にはアノプスやカブトがいたときから何一つ変わらないで生きている植物もいる。
しかし、空間を移動できるイグルーンはどうして密林のど真ん中にしたのだろう。
答えはひとつ
イグルーン「実はあまり空間移動に慣れてなくてな。以前は海のど真ん中に着いたこともある。」
ディクシア「じゃあ私の家にこれたのは……」
イグルーン「恥ずかしい話だが………全くのまぐれだな。」
ディクシア「あなた10年も研究しててどうして……」
イグルーン「使いこなすのにも時間はかかる。」
ディクシア「で、どこへ向かうのよ?」
イグルーン「ガラナ研究所という廃れた研究所だ。」
ディクシア「な、なんで私の妹が研究所に……しかも廃れたって………」
イグルーン「ま、ここではなんだ。行きながら話そう。」
道なき道を歩いていくと、暴れているポケモンと出くわした。
ドサイドン「ドサアアァァァ!!!」
ディクシア「嘘!?ドサイドン!?」
イグルーン「知っているのか?」
ディクシア「え、えぇ……でもドサイドンってプロテクターをつけないと進化できないんじゃ………」
イグルーン「ガラナ研究所はプロテクターの研究もしていたからな。捨てたものをサイドンがつけたんだろう。」
すると、空高くからまた別のポケモンが飛んできた。
ハッサム「ハッサアァァム!!」
ディクシア「ハッサム!?ハッサムもメタルコートをつけないと進化できないんじゃ………」
その他
ポリゴン2「ピーピピピ……ピピ………」
ブーバーン「ブバーン!!」
エレキブル「ブルウゥゥ!!」
フーディン「ディーン!!」
そこは人工的な物質で進化したポケモン達がたくさんいた。
イグルーン「皆ガラナ研究所で作られた道具で進化したポケモン達だ。」
ディクシア「野生のポケモンが人工的に進化させられる……なんかかわいそうだわ。」
すると1匹のポケモンがこちらに気づく。
ギガイアス「ギガアアァァ…………」
ディクシア「ギガイアス…………」
ギガイアスは敵意丸出しでこちらに迫る。
イグルーン「これはなかなか相性が悪い………」
ディクシア「そう?行きなさい、リオル!」
リオル「リオ!」
ギガイアスは地震を起こして攻撃する。
イグルーン「おっと!これはなかなか強い地震だ!」
ディクシア「リオル!からてチョップ!」
リオル「リオ!」
リオルは高くジャンプし自分の体重を重力にかけてギガイアスにからてチョップを食らわせた。いわタイプのギガイアスには効果抜群。ギガイアスは少しよろけたが、頭を振って正気を取り戻す。
ディクシア「なかなかしぶといわね………」
ギガイアスは怒り心頭でこちらに『シグナルビーム』を放った。
ディクシア「きゃっ!?」
イグルーン「ぐおっ!?こ、これではアブソルを出したとしてもやられてしまうな………」
シグナルビームはむしタイプの技、あくタイプのアブソルでは効果抜群だ。
ディクシア「だったらすみっこでじっとしてて!リオル、からてチョップ!」
リオルはもう一度からてチョップを食らわせる。ギガイアスは恐れてここから退散した。
ディクシア「本当にすみっこにいたのね。」
茂みの中でじっとしていたが、鎧がすごく目立っていた。
イグルーン「お前がすみっこにいろと言ったから………」
ディクシア「もう安心よ。」
イグルーン「そうか………しかし、そのリオルなかなか強いな。」
イグルーンはリオルの頭を撫でながらそう言った。
ディクシア「そうよ。リオルとはいつも一緒に過ごしてきたんだから!」
イグルーン「なるほど………どうりでこのリオルからはとてつもない気を感じる訳だ。」
イグルーンはリオルの額に手をかざし念を唱える。
イグルーン『汝の気を縛りし鎖を解き放ち、新たなる力を得よ!』
するとリオルの体が光に包まれていく。
リオル「リ、リオ!?」
ディクシア「リオル!?どうしたの!?」
そして光が晴れた途端
ルカリオ「リオォォォ!!!」
リオルはルカリオに進化していた。
ディクシア「嘘……これが進化……」
イグルーン「よかったのうルカリオ。さ、ガラナ研究所はもうすぐだ。いくぞ。」
ディクシア「ま、待ちなさい!」