二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケモンナイト2幻界冒険 ( No.136 )
- 日時: 2015/03/19 16:31
- 名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: /48JlrDe)
ディクシア「でも、嫌に静かね…………ホントに誰もいないのかしら?」
イグルーン「いや、確実にいる…………あいつのことだからな。」
研究所内を進む二人の前に大きな鋼鉄の扉がある。明らかに後から無理矢理作ったような跡がそこかしこにあった。
イグルーン「ここだな。」
ディクシア「待っててね、イルミア。今私が助けてあげる!」
ディクシアは物凄い勢いで鋼鉄のドアを蹴り破った。
その音は静かな研究所内に豪快に響き渡る。
イグルーン「……………バレたな。」
ディクシア「さあ、行くわよ!」
研究員1「な、なんだ今の音は!?」
研究員3「あの人の言う通り、追っ手か!?」
研究員2「全員緊急配備!この実験台を絶対に渡すな!」」
一同「「ハッ!」」
イグルーンとディクシアは大急ぎで階段をかけ下りる。そこは一室の研究部屋へと繋がっており、そこには
ディクシア「イル………ミア…………?」
イルミア「……………………」
イグルーン「なんと………………」
研究員2「クソっ!意外と早かったな!まぁいい!出番だ!」
ベトベトン「ベトォ!」
ディクシア「そこを…………どきなさい!!」
ディクシアの覇気でベトベトンは縮こまる。それはどこか恐ろしい怪奇現象を見ているようだった。
研究員1「リーダー!?行け、ズルズキン!」
研究員3「お前もだ、グラエナ!」
ズルズキン「ズルゥ!!」
グラエナ「グルルゥ!!」
ディクシア「どきなさいって………言ってんのよ!!」
恐ろしい覇気でグラエナは怯えだし、ズルズキンはフードを被った。
研究員3「ど、どうしますか!?」
研究員2「やるぞ!ベトベトン、ヘドロばくだん!」
研究員3「グラエナ、あくのはどう!」
研究員1「ズルズキン、きあいだま!」
ベトベトン「ベッドォ!」
ズルズキン「グッズゥ!」
グラエナ「グルルァァ!」
ヘドロと波動、エネルギーの塊がディクシアを襲う。しかし、ディクシアは細い腕一本でそれらを受け止める。その目は研究員らに向けられた。
ディクシア「……………邪魔よ。」
ディクシアはルカリオをメガシンカさせる。
ディクシア「これで終わりよ………ルカリオ、はどうだん!」
ルカリオ「ウオオォォ…………ハァッ!」
ルカリオの放ったはどうだんは3人と3匹を吹き飛ばした。
イグルーン「うおぉ…………」
ディクシア「イルミア、大丈夫!?」
ディクシアはイルミアを抱き抱える。
イルミア「……………………」
イルミアは寝息を立てたまま動かない。ディクシアは荒れたイルミアの頬を撫でる。ディクシアの目には涙が溢れていた。
ディクシア「…………こんなにボロボロになって………」
レイヴン「…………やっと連れてきてくれたんだね。」
そこに、闇の魔導士のレイヴンが現れる。
レイヴン「君があの………超時空現象『ルクレーク』の化身なんだね……さぁ……僕と一緒に……』
ディクシアはさしのべられた手を払い除ける。
ディクシア「私のイルミアを…………こんな目に遭わせて………絶対に許さない…………」
ディクシアは謎の覇気をレイヴンに向けた。
レイヴン「…………やっぱり力ずくか……僕もこんなことしたくなかったけど、仕方ないか。」
レイヴンは闇の魔力を高める。
ボルト「悪いですが、そうはさせません!」
ボルトは魔力を抑える弾をレイヴンに撃った。
ニング「なんとか間に合ったわね………レイヴン。どういうつもり?」
エリーナ「………………」
新たに雷の魔導士、草の魔導士、風の魔導士も現れる。
レイヴン「…むぅ…………貴様ら…………なゼ………」
アルファ「私とイグルーンさんの考えです。」
更に光の魔導士も現れた。
レイヴン「…………気づいテ……たのカ………」
アルファ「さぁ…………出ていきなさい!!」
レイヴン「…………クソっ!」
レイヴンは瞬間移動した。
アルファ「さあ………改めて、お話しましょう。」