二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモンナイト2幻界冒険 ( No.153 )
日時: 2015/06/06 22:07
名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: N.hBywMC)



レックウザ『なら我も本気で向かわなくてはな。マッケイル、あれを。』
マッケイル「はいよレックウザ。」
マッケイルは輝く石をレックウザに掲げた。すると輝く石の呼応に反応しレックウザの体がひさかり輝く。
レックウザ『行くぞ、ここで培った全てを我にぶつけてこい!』
緑の体はエメラルドのような光沢がかかり前のレックウザには無かった黄金の髭を生やしている。その髭から放たれた粒子により空は曇天、謎の乱気流が発生した。
イルミア「行きます!ゲコガシラ、みずしゅりけん!」
ミカ「オーダイル、みずしゅりけんにハイドロポンプ!」
ゲコガシラ「ゲッコ!」
オーダイル「ダイル!」
みずしゅりけんはハイドロポンプを巻き込み大きな刃となってレックウザを切り裂いた。
レックウザ『ほう、これはなかなかの強さだな…ならば、これはどうかな?』
レックウザは体を回転させて身体中から雷を発生せせる。出された雷は蛇のようにうねりゲコガシラ達を襲う。
イルミア「ゲコガシラ、かわしてみずのはどう!」
ミカ「オーダイル、耐えきってハイドロポンプ!」
ゲコガシラは目にも止まらぬ速さでレックウザに向かう。オーダイルは頑丈な鱗に守られながら堪えていた。
オーダイル「ダーイルァー!!」
オーダイルは雷が治まった頃合いを見計らってハイドロポンプを撃った。太く強い水流はゲコガシラめがけて飛んでいく。
イルミア「ゲコガシラ、ハイドロポンプを巻き込んで!」
ゲコガシラ「ゲッコ!」
大きくなったみずのはどうをレックウザに放った。そのエネルギーは大きくレックウザが大きくのけぞるほどだった。
レックウザ『ほう、これは予想以上、ならば我も見せてやろう、奥の手をな!』
レックウザは空へと消えていった。
イルミア「ど、どこへいくんでしょうか?」
ミカ「さ、さぁ……」
マッケイル「二人とも、要心しないとやられるよ?」
イルミア「え?」

次の瞬間には翆の矢と化したレックウザが搭ごとイルミア達を攻撃した。イルミアとミカには緑色の一閃した光が過ぎただけに見え、気づいた時には搭はバラバラに崩れていた。
イルミア「え………えぇっ!?」
ミカ「ちょ、どういうことですか!?」
マッケイル「………あーらら、やりすぎだよレックウザ。あんな遠くからガリョウテンセイやったら崩れるに決まってるじゃん。」
レックウザ『フン、あの程度で倒れたら所詮その程度だったということだ、それに………』
レックウザがちらと瓦礫の山を見た。そこにはオーダイルに守られたイルミアとミカがいた。
ミカ「オーダイル………ありがとう………」
イルミア「ありがとうございますオーダイル。」
オーダイル「ダ……ダイール……」
オーダイルは瓦礫の衝撃をもろにくらい瀕死の状態だった。
ミカ「オーダイル………ゆっくり休んでて。」
イルミア「ミカさんはオーダイルのそばにいてあげてください。あとは私がやります。」
イルミアは空の上のレックウザを見上げた。

マッケイル「ほう!これは驚いた。まさか耐えるとは思わなかったよ。」
レックウザ『マッケイル、貴様はなかなか骨のあるやつを連れてきてくれたようだな。これは我も心が踊る!』
レックウザは地面に向かって急降下していった。
マッケイル「やれやれ…………まあ久しぶりに強い相手と戦えるんだから、仕方ないか。」

レックウザ『はっはっは!楽しいかわが弟子よ!』
イルミア「えっ………あっはい!楽しいです!」
イルミアの心の中(一体何があったんだろ………)
イルミア「でも、これで終わりにしましょう!ゲコガシラ、かげぶんしん!」
ゲコガシラは目にも止まらぬ速さで残像を作り出した。
レックウザ『フン、目眩ましなど………』
イルミア「目眩ましではありませんよ、言いましたよね、これで終わりにしましょう、と………」
すると、イルミアの体を青い光が包み込んだ。
レックウザ『これは……アリアルスの光………』
イルミア「わかったんです、私に宿る力の使い方が………ゲコガシラ、私の力を受け取って!」
イルミアは青い光をゲコガシラに放つ、ゲコガシラもイルミアから渡された力を受けとり、パワーを増した。
イルミア「今です、最大パワーでみずしゅりけん!」
レックウザの周りのゲコガシラの残像から強化されたみずしゅりけんを喰らってしまった。
レックウザ『ぐおおおぉ………ば、バカな…………』


レックウザ『その力の使い方、見いだしたようだな。もう我が教えることは何もない。お前には全てに打ち勝つ『勇気』をてに入れたはずだ。』
マッケイル「これで君はだいぶパワーアップしたよ!これは僕からのお祝い!」
マッケイルから三種類の楽器を渡された。
マッケイル「これは『力のピアニカ』『絆のハープ』『意思のバイオリン』。どれも君ならうまく使いこなせるだろう。」
イルミア「ありがとうございます。これで………私はお姉さんに会えるんですね。」
マッケイル「そ、おつかれさま。さ、皆で帰ろうか。」
マッケイルは異次元への扉を開けた。その向こうには見慣れてる風景があった。