二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモンナイト2幻界冒険 ( No.161 )
日時: 2015/07/06 21:03
名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: wXGYBxg0)



イルミア「先手はもらいます!ゲコガシラ、みずしゅりけん!」
ゲコガシラ「ゲッコ!」
ゲコガシラは水の刃をメガアブソルに放つ。しかしメガアブソルは素早いみのこなしで華麗に避けた。イグルーンはなんの指示もせずメガアブソル自身の判断で避けたのである。メガアブソルは余裕の目つきでこちらを見据えている。
デルタ「あいつ………余裕だな。」
アリス「なら………これでどうかな?行くぞミレイ!レパルダス、きりさく!」
ミレイ「わかりました!ニャオニクス、シグナルビーム!」
ニャオニクス「ニャー!」
まずさきにニャオニクスがメガアブソルに光線を放った。もちろんメガアブソルは華麗に避ける。だがしかし
レパルダス「レッパ!」
死角から現れたレパルダスの爪がメガアブソルを切り裂く。メガアブソルは少し傷ついが、持ち直し体勢を立て直す。
メガアブソル「ソゥル…………」
イグルーン「ほう、我のアブソルに傷をつけるとはなかなかやるな。」
アリス「だろう?私はミレイと常に共に行動してきた。ミレイは私のことを一番よく知っている。ミレイは私のよき理解者だ。だからこそなせる技なのだ。」
ミレイ「アリスお嬢様………勿体無いお言葉、ありがとうございます!」
イグルーン「なるほど………よし、続けようぞ。」
ファル「今度は俺だ!フライゴン、アイアンテール!」
メタル「僕も!メタグロス、コメットパンチ!」
フライゴン「ライゴォン!」
フライゴンはメガアブソルに尻尾を叩きつける。しかしメガアブソルはそれを牙で受け止めた。
ファル「嘘だろ!?だがしかし!」
メタグロス「メッタ!」
背後に回ったメタグロスが大きな力を纏わせた足で殴ろうとしたとき、メガアブソルが顔を横に振り回しフライゴンが飛んでいった。
メタル「うわ!?メタグロス避けて避けて!?」
しかしその言葉が届くより速くフライゴンとメタグロスはぶつかった。
イグルーン「………どうやら勝負はすぐにつきそうだな。」
イルミア「まだ、わかりませんよ!」
イルミアはアリアルスの力を少しだけ開放した。明るく青い光が味方全体を包み込む。すると傷ついていたポケモン達が回復していく。
イルミア「これでパワー全開です!ゲコガシラ、みずしゅりけん!」
ゲコガシラ「ゲコ!」
水の刃はさっきよりも勢いと威力をつけてメガアブソルに飛んでいく。
イグルーン「!!アブソル、シャドーボール!」
アブソル「ソゥル!」
アブソルの放つ闇の塊が水の刃を打ち消した。水蒸気が辺りにたちのぼる。
イグルーン「ようやっとやれるようになってきたな……アブソル、ふぶき!」
アブソル「ソールファー!」
ものすごい冷気がゲコガシラ達を襲う。
メタル「まだまだ!メタグロス、全速前進!」
メタグロス「メッタ!」
メタグロスだけは吹雪をものともせずズンズンと間合いを積める。
メタル「一気に決めるよ!コメットパンチ!」
メタグロスは思いっきり力を込めてアブソルに殴りつけた。吹雪を放っていたメガアブソルは身動きがとれず見事に食らってしまった。その後吹雪は止み体勢を立て直す。
ライド「俺もやるぜ!バクフーン、きあいだま!」
バクフーン「バークフーン!」
バクフーンの気合い玉はメガアブソルにクリーンヒットした。皆アリアルスの力でパワーアップしているのである。
イグルーン「ここまでやるとは……我は完全に見くびっていたようだ。」
イルミア「これで終わりです、ゲコガシラ、みずしゅりけん!」
最後に放った水の刃を受け、メガアブソルは倒れた。

イグルーン「………これならきっとお前の姉を止められるだろう。さあ、ついてくるがいい。」
イグルーンはマントを翻し歩き出す。
イルミア(お姉さん………待っていて下さい……)