二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモンナイト2幻界冒険 ( No.168 )
日時: 2015/08/16 09:34
名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: wXGYBxg0)



レイヴン「僕は英雄になるんだ!」
レイヴンは闇の魔力の暴走によりレイヴン自身ポケモンの技が使える。
メタル「レイヴン……君は僕が止める!行くよメタグロス!」
メタグロス「メッタ!」
イルミア「この世界は私が守ります!行こうゲコガシラ!」
ゲコガシラ「ゲコ!」
デルタ「よし……やるかルカリオ!」
ルカリオ『了解です。』
アリス「ここは私の出番のようだな、行くぞニャオニクス!」
ニャオニクス「ニャー!」
4人はレイヴンと対峙する。
ライド「よし、今のうちに魔導士さんを運ぶぜ!」
ミレイ「了解です!」
ファル「おうよ!」
残った3人は戦いに巻き込まれないように城の外に運び出す。

レイヴン「敵は倒す!はあっ!」
レイヴンはエネルギーを流星群として放つ。流星群は4人めがけて一斉に襲いかかる。
デルタ「ルカリオ、はどうだん連発!」
メタル「メタグロス、コメットパンチ!」
ルカリオははどうだんで流星群を打ち消す。その煙からメタグロスが現れレイヴンにコメットパンチを喰らわした。
レイヴン「ぐうっ!?」
レイヴンは壁に激突する。
デルタ「やったか?」
イルミア「まだです!ゲコガシラ、みずしゅりけん!」
ゲコガシラ「ゲコォ!」
ゲコガシラは水の刃を投げてさらにおいうちをかける。
レイヴン「こ、こしゃくな……」
闇のバリアを張って身を守ったようだ。
レイヴン「もう容赦はしない!はああぁぁぁ………」
レイヴンを包む闇のオーラがさらに増した。闇の魔力を限界まで開放したようだ。しかしそのぶんレイヴンにかかる負荷も大きくレイヴンは血を吐いた。
メタル「もうやめるんだレイヴン!このままだと本当に君は………」
レイヴン「うるさい!うるさいうるさいうるさい!」
レイヴンは闇の魔力を爆発させた。爆風に巻き込まれ4人は吹き飛んだ。」
イルミア「キャッ!?」
デルタ「ぐおっ!?」
レイヴン「ゲホッ!?……はぁ……はぁ……」
メタル「……やっぱり、こうすることが君の為なんだね……なら僕も容赦はしない!メタグロス、ばくれつパンチ!」
メタグロス「メッタアァァ!!」
メタグロスは渾身の力を込めてレイヴンを殴った。レイヴンは闇の魔力をさらに開放して対抗するがメタグロスのパワーが強すぎて受け流すことができず細い体に全てをくらってしまった。レイヴンはその場で力尽き、倒れこんだ。
メタル「レイヴン!」
メタルはレイヴンをそっと抱き抱える。フードに隠れてよく見えなかったが顔が青ざめている。瞳にも光は灯っていなかった。
レイヴン「……にい……さん…………」
メタル「もう何も言わなくていい……君の気持ちをわかってあげられなかった僕がいけないんだ……それに……君は今でも愛されているよ。」
レイヴン「……え……?」
メタル「母さんも父さんも本当に心配していたんだ。レイヴンが行方不明になったあと母さんはショックで倒れてしまい…………」
メタルはうつむいたあと何も言わなかった。
レイヴン「……そう、だったの…………?」
メタル「そう、全ては悲しい誤解だったんだよ、君は本当に愛されていたんだ。」
レイヴンは何も言わずにただ、泣いていた。
レイヴン「…………ごめんなさい……にい…さん……」
メタル「いいんだよ、レイヴン。」
すると、レイヴンの体が徐々に光りだす。
メタル「こ、これは!?」
レイヴン「私はもうすぐお母さんの所に行くの……私は命を代償にして闇の魔法を使う暗黒魔導士……もう、私の命はからっぽ…もう、逝かなくちゃ………」
メタル「………そっか。母さんに、よろしくね……」
レイヴン「……うん。」
そしてレイヴンは光に包まれて消えていった。
メタル(君の顔……あの時と変わらない顔だった………)

メタルは戻ってきた魔導士たちにもさっき起こったことを話した。
ボルト「それは……お気の毒に……」
ニング「闇の魔導士に選ばれちゃったらもう、死ぬまで魔法を使うはめになるわ……」
アルファ「レイヴン………」
すると、大きな衝撃がイルミア達を襲った。
イルミア「うぅっ!?この衝撃………」
デルタ「……お前の姉さんじゃないのか?」
アリス「ルクレークを止められるのは、イルミアしかいない……」
イルミア「……お姉さん……今、会いに行きます!」
衝撃に耐えながらもイルミアは大扉の取っ手に手をかけた。