二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモンナイト2幻界冒険〈キャラ募集!〉 ( No.74 )
日時: 2014/08/29 18:15
名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: ZgzIiRON)


イルミア「ふぅ………やっと着いた………」
ヨセフ「お、イルミアか、お疲れさん。」
イルミア「あ、ヨセフさん………こんにちは。」
ヨセフ「疲れてるのか?」
自宅から牧場からは3kmぐらいある。元々運動は得意では無いし、重い弁当箱を持ちながら、しかも歩きである。そりゃ疲れるだろう。
ヨセフ「送ってやるよ。来い、エルレイド!」
ヨセフはエルレイドを呼ぶと、すぐに駆けつけた。エルレイドはイルミアをお姫様だっこした。
イルミア「ちょっ……」
ヨセフ「じゃあな!」
エルレイドは高速で走った。

ディクシア「イルミア遅いわねぇ………」
ライヤ「本当ですねぇ………」
『きゃあああぁぁぁぁ…………………』
遠くから悲鳴が聞こえてくる。そしてどんどん近くなる。
ディクシア「な、なんなの?」
その時、エルレイドがイルミアをだっこしながら丘をジャンプした。そしてディクシアの元へ着地した。
イルミア「あ………あぁ………」
ディクシア「だ、大丈夫?」
イルミア「ぁい………らいじょうぶ…えす……」
ライヤ「酔ってるみたいですな。」
ディクシア「イルミアは高速で動く乗り物はダメなのよ………。だから次ヨセフに言われたらもっとゆっくり運んでね。」
エルレイドは頷く。

ディクシア「じゃあ、いただきまーす!」
ディクシアは弁当箱を開いた。たくさんのおかずがある。
ライヤ「1人で全部作ったのか…すごいな………」
イルミアの料理向上心は限界を尽きない。
ライヤ「しかも全部うめぇな………もらった旦那は幸せだろうな………」
イルミアはお茶を吹いた。そして咽せた。
イルミア「げはっげはっ!!きゅ、急にそんなこと言わないでください!」
ライヤ「ハッハッハ、悪いな!」
ライヤは笑って返す。
ディクシア「ライヤったら、全くもう!」
ライヤ「すみませんね………」

ネネ「あ、いた!みんなー!メクラクさんが呼んでるわよー!」
ネネがイルミアたちに叫んだ。
イルミア「メクラクさんが?どうして?」
メクラクとは、幻の大地きっての発明家である。若い年で発明家である人はなかなかいない。しかし才能を上手く発揮しきれていないのか大抵の発明品は爆発を起こして大破する、というのがオチである。
しかし成功すれば便利以上の発明品を作ってくれるので街の住人は少なからず彼の精進を見守っている。
ちなみに世界を旅していて自分の発明のヒントを見つけたり自分の発明品を売っていたりする。
ライヤ「またあの博士の発明の手伝いをさせられるのかよ……」
ライヤは前にメクラクの薬の実験で体が焼けつく痛みに襲われた。メクラク曰わく『どんな病にも効く薬』を発明しようとしたがライヤはそれで死にかけたのである。
イルミア「メクラクさんの実験ですか………」
ディクシア「あれは、ちょっと………ねぇ……」
イルミアとディクシアはパワーアーマーの発明に付き合わされた。メクラク曰わく『か弱いあなたもこれをつければ少しの力で岩を持ち上げられる』らしい。
パワーアーマーは脳に電気信号を浴びせて筋肉の動きを良くして楽に仕事をすることが目的で作られたアーマーだが、イルミアとディクシアがつけた途端暴走し脳に膨大な電気信号を浴びせて爆発した。
おかげでイルミアは8ヶ月、ディクシアは5ヶ月の間昏睡状態のあげく体中に火傷のあとが残った。
メクラクに呼ばれる=最悪の場合死に至る、である。

イルミア「私………死ぬのかな………」