二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモンナイト2幻界冒険〈キャラ募集!〉 ( No.75 )
日時: 2014/08/29 20:49
名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: BDyaYH6v)



メクラクの研究所
メクラク「やぁ!すまないね突然呼び出したりして!」
いつにもまして明るかった。
イルミア「いえ……いいんです………これがあなたの力になるなら………」
イルミアは暗い顔でうつむきながら言った。
メクラク「イルミアさん、なんだか暗いなぁ!……そうだ!今『元気になる薬』を作っているんだが……それを飲むかい?」
メクラクはフラスコを取り出した。中には黄色い液体が入っている。
イルミア「………………い、いただきます……」
ライヤ「イルミア………嫌なら嫌って言わないと……わからないぜ?(特にメクラクは)」
イルミア「………でも…………」
イルミアは優しすぎて嫌と言えないのである。
ディクシア「ほら!ウジウジしない!飲むなら飲む!速くしなさい!」
ディクシアはしびれを切らしたのか怒りながら言った。
イルミア「は、はいっ!」
イルミアはメクラクが机に置いた薬を飲み干してしまった。
ライヤ「お、おい!イルミア……大丈夫なのか?」
イルミアは一息ついてフラスコを机に置いた。
イルミア「…………なんだか、元気になれた気がします。」
メクラク「……本当か!?いやあ、大成功だ!」
ディクシア「でもそれって気の持ち方じゃない?」
メクラク「えっ……………」
メクラクは青ざめた。
ライヤ「まぁ……そりゃそうですよね。」

イルミア「うっ…………」
急にイルミアの具合が悪くなった。
ディクシア「イルミア?どうしたの?」
イルミア「わかりません………お腹と…頭が…痛い……」
イルミアはライヤに倒れ込んだ。
イルミア「体が……熱い………胸も………苦しい…………」
動悸が苦しくなり、喘ぎも増し、体温も上がっていく。
ライヤ「熱い……おい、しっかりしろ!」
ディクシア「イルミア!?イルミア!?」
メクラク「あらぁ……また失敗かぁ………」
ディクシア「んなこと言ってる場合じゃないでしょ!とっとと『市販』の薬持ってきなさぁい!」
メクラク「は、はいっ!」

ラヴァーシェ姉妹の家
ディクシア「あなたにとって散々な1日になったわね。」
イルミア「いえ………そんなこと…ありません………」
ディクシア「ほら、もう寝なさい。病人は夜遅く寝ないのが基本よ。」
イルミア「はい………おやすみなさい………」
ディクシアはしばらくイルミアの寝顔を見た。高熱で顔が赤く火照っている。
ディクシア(可愛いなぁ……いつからこんな顔になったんだか……と、私も寝なきゃ)

ディクシアは電灯を消した。