二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモンナイト2幻界冒険〈キャラ募集!〉 ( No.77 )
日時: 2014/08/30 20:06
名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: umHqwPxP)

第2章 もう1つの世界

誰もいないどこかの円卓

レイヴン「………異世界の人がまたやってきたようだね………」

レイヴンは円卓の椅子に座りながら冷めた口調で言った。漆黒のローブで身を包み顔もマフラーで隠しているので顔はわからないが、輝きを失った目だけはしっかりと捉えることができた。その目が見つめる先は、虚無の向こう……隠していた自分の野望が叶った時だろう。
彼女は闇の力を操る暗黒魔導士。生命を自由に操ったり、光を奪ったり、用途は様々。しかし闇の魔力は持ち主を蝕み続けるので、限られた人でないとなることは出来ない。

レイヴン「なぜこうも異世界の扉が開くのか………」
ヴォルク「そうかい?俺は大歓迎だぜ?なんてったって強い奴に会えるからな!」

瞬間移動で自分の席に着いたのは灼熱魔導士のヴォルク。緋色のローブと赤い目と髪でいかにもである。彼は熱血で責任感が強い。腕力はどの魔導士にも劣らず、更に炎を纏わせているので威力は絶大である。
彼は炎を自由に操る。森を焼き尽くしたり岩を溶かしたり、炎は『破壊』や『侵略』の象徴であるが、本人もわかっているらしくめったに魔力は使わない。好戦的な性格だが無駄な殺生はしないのだ。

レイヴン「君か……。君は大歓迎でも、僕にとっては厄介なんだよね………」
ヴォルク「なんでだよ?戦いたくないのか?」
レイヴン「わかっていないにも程がある。君も魔導士なんだ。ならわかるだろ?この世界に異変が起きている。」
レイヴンは怒りながらも冷静に言った。
ヴォルク「ふーん。でも俺はどうでもいいや。さて、どんな奴なのか、ちょっくら見ていくか!」
ヴォルクは瞬間移動で消えた。

イグルーン「相手が悪い。あまり気にせんことだ。」
古の闇の騎士、イグルーンが現れる。
イグルーンは突如この世界に現れた謎の騎士である。セピア色の鎧でガッチガチに身を包み、その言動すら謎めいたものばかり。彼はなぜ、ここにいるのだろうか。
レイヴン「また君か。僕は今忙しいんだ?それにここは魔導士しか入れんはずだ。」
イグルーン「魔導士であれど騎士であれどここは選ばれたものが入れる神殿。座って考えているお主が忙しいとは考えられんなぁ。」
レイヴン「君も気づいているんだろう?あの迷い子に。」
イグルーン「また来たのか………この世界は観光客で賑わっているな。」
レイヴン「君は喧嘩売ってるのかい?殺すよ。」
レイヴンは闇の魔力を手に込めた。
イグルーン「お主では我は殺せんよ。」
イグルーンは冷静に言い放った。
レイヴン「チッ。じゃあ僕は行くよ。くれぐれも邪魔はするな。」
瞬間移動で消え去った。

イグルーン「幻の世界、か…………」


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