二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケモンナイト2幻界冒険〈キャラ募集!〉 ( No.81 )
- 日時: 2014/09/01 20:29
- 名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: iFTmHP4V)
円卓
ガイア「つまらんのぅ………。」
ガイアが1人ぼやいていた。
ガイアは茶色いローブを脱いで腰巻きにし、鈍色の薄着で円卓に頬杖をつき、ただただ時が流れているのを待っていた。魔導士の中では一番背が高く筋肉質であるが、最近薄毛が気になり始めている。しかしまだ大丈夫。
彼は土の魔力を操り戦う大地魔導士である。地震を起こしたり岩山を出現させたり空気中の炭素をかき集めてダイヤにすることもできる。本人の持つ採掘ドリルは硬い岩盤も一撃で壊す優れもの。土で薄汚れてはいるが結構丈夫。
ガイア「甘味屋に行く金も無いしのぅ。」
ヴォルク「ただいまー。お、ガイアじゃねえか!」
瞬間移動でヴォルクが帰還した。ヴォルクはいきさつをガイアに話す。
ガイア「バカ者ぉっ!!我らの素姓を異世界の者に知られる所だったぞ!貴様はもう少し慎重に動け!」
ガイアが激怒する。確かに魔導士はあまり人に知られてはならない。邪悪な存在とされる魔導士は人前に出てはいけないのだ。
ヴォルク「そ、そんなに怒るなよぅ………」
エリーナ「うるさいわねぇ………またガイア?あんまり怒ると血圧上がるわよ?」
エリーナが奥から出てくる。
エリーナはそよ風をイメージさせる水色のローブを着ている。更に腰までの長さの水色のロングヘアでなおさらである。彼女はいつも冷静に物事を判断していて、基本的に彼女の言っていることに間違いはない。更に相手を見ただけで詳しく能力を探る状況判断能力に長けている。
彼女は風の魔力を操る旋風魔導士である。竜巻を作ったり真空状態にしたり自分を軽くして空を飛ぶなどがある。彼女は風を刃の円盤に纏わせて飛ばす『ガンディスク』を操り戦う。魔導士にはそれぞれ自分に見合った武器があるのだ。
ガイア「エリーナか……余計なお世話じゃ……それより、そんな格好で寒くないんか?」
確かに、冷静な割にはタンクトップにショートパンツとかなり露出している。風を操るエリーナにとっては寒いかも知れない。
エリーナ「寒い訳ないでしょ……もう慣れたもの。」
ヴォルク「ま、いつでも俺が温めてやるよ。」
ヴォルクが粋がるも
エリーナ「焦げるから遠慮しとくわ。」
エリーナはキッパリ断った。
ヴォルク「しょぼん……それより、アイツが異世界から来た人か?」
ヴォルクはイルミアの容姿を説明した。
ガイア「そんな女が来ていたのか……」
エリーナ「ぜひ会いたいわね………」
ヴォルク「合わせてやるよ。大丈夫。見るだけだからな。」
三人は瞬間移動した。