二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケモンナイト2幻界冒険〈キャラ募集!〉 ( No.82 )
- 日時: 2014/09/02 20:57
- 名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: tRamSAT8)
イルミア「さっきの人って………『魔導士』って言ってましたけど………」
イルミアが不安げに尋ねる。
デルタ「魔導士ってのは、伝説の話で、魔法を使う人のことさ。でも一族は絶滅したってのに………なんで今更………」
イルミア「そうなんですか………」
デルタ「そういや、お前、どこから来たんだ?」
イルミア「えっ?」
いきなりの質問で一瞬戸惑う。
イルミア「………エクセデアから来ましたけど……」
デルタ「エクセデアだと!?あの幻の大地の!?」
イルミア「……………はい。」
デルタ「じゃあ先に会わせたい奴がいる。ついてこい。」
森の中の家
デルタ「ようマッケイル。連れてきたぜ。エクセデアからまた来たぜ。」
マッケイルと呼ばれた男は椅子を回転させてイルミアを見た。
マッケイル「君が、幻の大地からきた人かい?」
イルミア「は、はい…………」
マッケイル「なに、怯えることはないさ。僕だってエクセデアから来た………いや、落ちたんだからさ。」
イルミア「えっ?そうなんですか?」
マッケイル「ああ、そうさ。」
イルミアは驚いた。まさか自分と同じ境遇の人間がいるとは思わなかったのである。
マッケイル「デルタ君、ありがとう。おかげでまた研究がはかどるよ。」
デルタ「そいつぁどうも。それにしても、どうしてこうも落ちてくるんだ?
イルミア「私は、ひし形から吸いこまれてきました。」
デルタ「???意味がわからん。」
マッケイル「僕もさ…………だから僕は諦めてこの世界を研究することにしたんだ?」
イルミア「もう、エクセデアには戻れないんですか?」
イルミアがおどおどしながら問いかける。
デルタ「戻りたいのか?」
イルミア「当たり前です!確かにこの世界も綺麗でしたけど………」
マッケイル「でも手段が無いなら、ここにいるしかないね。」
イルミア「はい…………」
デルタ「そういや、あいつらは元気になったのか?」
マッケイル「いや、まだだよ。彼女らも大変だね。」
イルミア「え?誰ですか?」
マッケイル「この奥のベッドで休んでいるよ。」
イルミアはベッドルームへ行った。そこには2人の少女が寝ていた。
イルミアはさらに驚いた。
イルミア「アリスさん!ミレイさん!あなたたちまで……………」
マッケイル「知り合いかい?」
イルミア「ずっと行方不明になっていたんですが、まさかこんなところに………」
木の上
ヴォルク「なぁんだ。他にもいるじゃん。」
ガイア「あれがイルミアか。なんだか不思議な娘だな。」
エリーナ「幻の大地エクセデア………いったいどこにあるのかしら。」
ガイア「さ、戻るとするか。あまり長居するとレイヴンに叱られる。」
ヴォルク「だな。」
エリーナ「了解。」