二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモンナイト2幻界冒険〈キャラ募集!〉 ( No.89 )
日時: 2014/09/28 09:34
名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: Uj9lR0Ik)


円卓の闘技場

ここは円卓のある城の闘技場。円い形になっていて壁は白いレンガでできている。だいぶ前からあったのか壁は風化して朽ちており、床の地面も荒れ果てていた。しかしその雰囲気があるからこそ歴戦があったことを示しているのだろう。

その闘技場に、謎の騎士と白い着物の魔導士が対峙していた。

イグルーン「準備はよいな?アルファ。」
アルファ「ええ、もちろんです。イグルーンさん。」

アルファは輝いた目で鎧を見つめた。アルファは銀髪を後ろにまとめていて、まるで銀狼の尻尾のようだ。黒い瞳も光を引き立てる闇を印象づける。アルファは白い着物とローブという白ずくめの格好だった。ミカルゲの要石の模様がなぜか腕についている。
アルファは光の魔力を操る皇光魔導士である。光は闇を打ち払う力を持ち、人を救い出す神秘の力である。光を纏い敵を切る『フォトンブレード』を使う。

イグルーン「精進を続けるのはよいことだぞ。こちらも、全力で相手をする気になる。行けアブソル!」
アブソル「ブァッソー!」
アルファ「お手柔らかにお願いします!ウインディ!」
ウインディ「ウィンディー!」

アルファ「先手はもらいます!ウインディ、しんそく!」
ウインディ「ウィン、ディー!」
ウインディが踏み込んだときにはすでにウインディの姿はなかった。しんそくはそれほど速いのである。
イグルーン「アブソル、地面に向かってふぶき!」
アブソル「アブソー!」
アブソルは冷たい風を吐いた。どんどん床が凍ってゆく。
ウインディ「ウインディ!?」
凍りついた床に足を取られウインディが現れた。
アルファ「動けないのは相手も同じ!ウインディ、でんこうせっか!」
ウインディ「インディ!」
またも速いスピードで突進していく。
イグルーン「なめるなよ!アブソル、ジャンプ!」
アブソルは華麗にウインディを飛び越し、氷の床から抜け出した。
アルファ「さすがはイグルーンさんのアブソル……格が違いますね……」
イグルーン「伊達に旅はしてないからな。アブソル、かみなりだ!」
アブソル「ソール!」
アブソルは体から電気を放ち、ウインディに命中した。
ウインディ「ウインディ!?」
アルファ「ウインディ、しっかりして!」
イグルーン「終わりにしてやろう!アブソル、シャドーボール!」
アブソル「ソール!」
アブソルは闇の塊を吐き出した。ウインディに当たり、戦闘不能に陥ってしまった。

アルファ「やはりあなたはお強い………」
イグルーン「こうでなくてはレイヴンの監視役は務まんからな。」
アルファ「なぜ監視を?」
イグルーン「直にわかろう。さて、戻るとしようか。レイヴンから召集がかかっている。」
アルファ「了解致しました。」

アルファ「レイヴン………あなたの思い通りにはさせない……」