二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモンナイト2幻界冒険〈キャラ募集!〉 ( No.95 )
日時: 2014/10/14 16:37
名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: 2PmCSfE.)



アリアンタ 図書館前

アリアンタの名物の図書館にたどり着いた。古めかしいがどこか趣を感じさせる。
イルミア「うわあぁ……………」 
本好きなイルミアにとってこの図書館は楽園である。イルミアは目をキラキラさせながら本棚を片っ端から眺めていた。
アリス「目的を忘れるなよ?」
イルミア「わかってまーす。」
イルミアは本棚の奥に消えていった。
デルタ「………さーて、俺は待つとしようかね。」
あまり本を読まないデルタは外に出た。もともと目が見えないし本には興味が無く運動するタイプなのである。

ミレイ「なかなか見つからないですね………」
アリス「幻の本なんてなかなか見つかるものではないだろう。根気よく探そう。」
ミレイ「わかりました。」
アリスとミレイは本棚を片っ端から見ていた。しかし、どの書物も幻の秘密について書かれていなかった。
アリス「首がそろそろ疲れた………………」
ミレイ「休んだ方がよろしいのでは?」
アリス「そうだな…………」
ミレイ「イルミアさんは見つけたのでしょうか………」
アリスをテラス席に座らせミレイが呟く。
アリス「さぁ………他の本に夢中になってなければいいんだが………」

イルミア「………………」
イルミアは小説を片っ端から読んでいた。アリスの予想通りである。
イルミア「あっ!こんなことしてる場合じゃ…………」
小説を棚に戻し、イルミアはまた探し出す。
すると
イルミア「キャッ!」
男「おっと!」
イルミアは男とぶつかってしまった。男は黄色いローブを着ている。
男「す、すみません。夢中になってしまって………」
イルミア「いえ………私こそごめんなさい………」
男はイルミアに手を差し伸べた。イルミアはそっと立つ。
男「あなたは………そうですか…………」
イルミア「?どうしまし……うっ!?」
男の手にはスタンガンがあった。
イルミア「な………何…………」
男「ふぅ。無事、確保しました。」

アリス「何をしているのだ!」
ミレイ「今すぐその子を離しなさい!」
男「やれやれ…………やはり追っ手が来ましたか………」
男はイルミアを連れて逃げ出した。
アリス「あっ!待て!」

外 裏口
アリス「イルミアをどうする気だ!」
デルタ「どうした!?何があった!?」
騒ぎにデルタが駆けつけた。
デルタ「そのローブ…………魔導士か!?」
ボルト「いかにも。私めはボルト。雷の魔導士です。」
アリス「ふざけるな!イルミアはおいてゆけ!」
ボルト「もっとキツい口調でお願いします!」

アリス「…………は?」
ミレイ「これは、俗に言う…………」
デルタ「変態、だな。」