二次創作小説(映像)※倉庫ログ

ちいさなおはなし:カラオケネタ 前書き ( No.192 )
日時: 2014/11/20 16:08
名前: 奏月 昴 ◆Dh/xEZWmVM (ID: CqswN94u)

前書き de 雑談



—大変だ。


「ネタが出ないんだな。」


—先に言うな! あー、もぅ、どうしよう。続き物全部詰まったし、テストネタも何かいい題材が見つからないよ…。


「で、やろうと考えているものをあげてなんとかごまかそうって腹か。」


—ごまかすって言うか、何て言うか…。この間久しぶりにカラオケ行ってやってみたくなったネタって言うか…まぁ、とにかくそんな感じ。許可は得てます…。


「では、やるかわからない物語、どうぞ。」

ちいさなおはなし:カラオケネタ その一 ( No.193 )
日時: 2014/11/20 16:13
名前: 奏月 昴 ◆Dh/xEZWmVM (ID: CqswN94u)

ある土曜日の放課後、桜蘭学園・学園都市…。

「へー、ここが理乃ちゃん達が過ごしてた場所か…。」
「完全に陸の孤島だから、この学園都市で生活必需品を買ってたんだ。いやー、久々だな、こっちに来るのも。」

学生組(つぎドカ!1P、ペルソナ4組(クマ以外)、司組)が勢揃いして理乃達の世界にやって来ていた。
彼らがここに来た理由、それは数時間前に遡る。











「烈、氷海ちゃん、直斗。今日、カラオケ行かないか?」

放課後になってから、烈達のクラスに来た陽介がそう言った。

「カラオケ? 何で?」
「いや、実は理乃ちゃんが作ったとあるプログラムを実装したいと申し出たカラオケボックスの店長さんがな、その部屋を今日、試運転するみたいで、試しに誰か人連れて欲しいみたいで、誘われたんだ。」
「へぇ、桜坂先輩のプログラムですか…。僕、興味があるので一緒に行ってもいいですか?」
「俺もちょっと興味あるな。それに久々に歌いたいし、行く!」
「私もいきます。カラオケなんて初めてで緊張」
「リンちゃんなう。」

氷海の言葉を遮るようにボソリと言った烈の言葉に、氷海は肩をびくりと震わせた。

「…すみません嘘つきました。」
「宜しい。鈴花や風雅には声かけたのか?」
「ああ、今里中と由梨ちゃんが声かけてる。りせも今日明日はオフみたいだし、行くんじゃないか?」
「…ちなみに、そのカラオケ店って…。」
「ああ、理乃ちゃん達の前の学校がある学園都市だって。つまり、理乃ちゃん達がいた世界だな。道は理乃ちゃんが開いてくれるってさ。遅くなったら、後任の奴に交渉して、理乃ちゃん達が寝泊まりしてた司専用の寮に泊めるって。明日日曜だし、休みだからいいだろ?」

下手をすれば帰ってこられないようだ。それがわかった烈と氷海は、携帯を取り出して家族に連絡を始めた。











「折角だし、みんなで曲を適当に入れてさ、籤引きで誰が歌うか決めない?」

千枝の言葉に、全員頷いた。

「いいなそれ! 面白そう!」
「誰が当たっても恨みっこなし。だな!」
『歌う方を決める籤はお任せ下サイ! 私がランダムで選びまショウ! デュエット等も配慮しまスヨ! あ、ただ男子のデュエットが女子同士になる可能性もありまスガ…。』
「そこはまぁ、なんとかやろうぜ。」

ネズミのような姿をしたホログラム—電子精霊の“プロトメディ”は面白そうに笑う。

「よし、じゃあじゃんじゃん入れるか!」

そして、全員選曲していった。

「それにしても、こっちじゃまだ入ってない曲まで入ってんな。俺の煌とか…。」
『この世の音楽と言う音楽は大体入っていまスヨ。勿論、烈さん達の曲も例外じゃありまセン。』
「パネェなお前。つか理乃先輩がパネェのか?」

絶対にあり得ない状態に、烈は改めて、理乃の凄さを知った。そんな気がした。

ちいさなおはなし:カラオケネタ その二 ( No.194 )
日時: 2014/11/20 16:19
名前: 奏月 昴 ◆Dh/xEZWmVM (ID: CqswN94u)

※ここからは台本形式でお楽しみください。


烈「おっ、由梨先輩とか。」
由梨「ああ、みたいだな。…アタシの歌唱力は期待するなよ?」
烈「別に大会って訳じゃないし、楽しんで歌えばいいんじゃね? さて、曲は…。」

曲が始まる前に、部屋の雰囲気が、一気に秋めく。紅葉が素晴らしい空間が広がった。
そして二人の服が和装に変わった時、曲が始まった。

陽介「これは…。」
メディ『“番凩(つがゐこがらし)”デス。ボーカロイドのKAITOとMEIKOのデュエットとなりマス。』
陽介(うわ、やべ。なんかあの二人が歌うとかっこよさそうなんだけど!)
葉月(和と言ったら由梨だし、その弟子の烈君も似合ってるなー…。)

これには期待をする一同。そんな感じで、歌が始まった。











烈「次は俺と風雅か。」
風雅「何の歌だろうね。」

和やかに会話をする烈と風雅。その二人を他所に、メディは真っ青な顔をしていた。ホログラムなのに。

氷海「どうしたの? メディ。」
メディ『…お二人に先に謝りマス。“事故りまシタ”。』
烈&風雅「は?」
メディ『…取り合えず、コスプレ機能、オン!』

ポンッ、と音を立てて、烈達の衣装が変わる。

烈&風雅「」

変わった衣装を見て、二人は絶句した。
それは…胸元が大きく開いた着物だったー! ちなみに烈の方はピンク系で、風雅のは緑系。
烈も風雅も、この衣装は見覚えがあった。

メディ『…ボーカロイドのミクとルカの女性デュエット…“magnet”デス…。』
鈴花&りせ「事 故 っ た ね 。」

固まる二人を他所に、鈴花とりせは大爆笑。

理乃「あの、お二人とも、性転換薬ならありますよ?」
陽介「いや理乃ちゃん、違う。なんかポイント違う。」
雪子&七海「風烈キタコレ! あ、いや、烈風? とにかくキタコ」

—ゴスッ!

千枝&由梨「腐女子は黙れ!」

騒ぎ始めた雪子と七海を、千枝と由梨の踵落としで沈める。ちなみに理乃は葉月に耳を塞がれて聞いてなかったとか。











完二「次はオレっすね。ネズ公、次は何だ?」
メディ『えっと、次は…PONさんの…。』
烈「完二、ちゃんと歌えよ?」
完二「PONさんの曲だからってプレッシャー与えないでくれ!」

担当曲の生みの親である人物の楽曲と聞いて黙っていない烈。完二に要らぬプレッシャーを与えるな。

メディ『えっと…“ヤミクラ”という曲なのでスガ…。』
鈴花「完二、ちゃんと歌ってね。絶対だよ?」
完二「ギタフリランカーもプレッシャー与えないでくれえぇぇぇっ!」

歌う曲を知って、ギタフリランカーも黙ってはいられなかった。…まぁ、この子のサニパ時の曲、作詞をしたのはPONさんだからな…。それも相まっているのだろうか。





→後書き

ちいさなおはなし:カラオケネタ 後書き ( No.195 )
日時: 2014/11/20 16:24
名前: 奏月 昴 ◆Dh/xEZWmVM (ID: CqswN94u)

後書き de 雑談



—学生組がカラオケでわっちゃわっちゃするお話。


「事故ってないかこれ。うん、風雅と烈。」


—ちなみに、magnetは陽介君と烈君バージョンも考えてる。女子なら彼氏同士が仲がいい千枝と氷海。司組から誰か。かな。後は声優ネタも考え付くし、歌詞から誰かを想像したり…。あぁ、あの裸族も暴れさせないと…。


「幸い、学生組の純粋組は理乃だけだし、なんとかなるか? 葉月が避難させてから…うん。フルボッコ。」


—この人にこれを歌わせてほしいっていうのがあれば受け付けますよー。ネタ関連は頑張って調べる。ちなみに歌うメンバーは、

つぎドカ!
烈、風雅、氷海、鈴花

ペルソナ
悠、陽介、千枝、雪子、完二、りせ、直斗

オリキャラ
理乃、由梨、葉月、七海

です。


「できれば元ネタあれば教えてくれるとありがたいです。…こんなもんか?」


—だね。じゃあ、また今度! ネタが出たら!


「いつだよそれは…。じゃあ、またな。」






感想とかあればどうぞー。