二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 評価五のための頂上決戦! その一 ( No.415 )
- 日時: 2015/01/08 20:24
- 名前: 奏月 昴 ◆Dh/xEZWmVM (ID: yetRgKNB)
新年明けて、早いものでもう三日。
「…はぁ…。」
私は一人、自室にて溜息をついた。理由は…次ので察してください。
「こうもオシオキを望む声が多いような料理対決ばっかやってると気が滅入るよ…。」
そう、年越し前からずっと悩んでる事。
正直、やらかした方も悪いけど…うん、たまにはオシオキのない料理対決がやりたい。
となると、メシウマ組だけの料理対決になるけど…いつもの方法だと絶対に評価五や五+ばかりになるからなぁ…。
メタい発言すると、ぶっちゃけ料理の感想書くのめんどいし(コラ)。
何よりも人と同じようにするって言うのも面白くない。前にやった人のと被らないようにするのも難しい。料理の評価しかり、展開もしかり。…そうして生まれたのがあの第二回での遺言回、そして第四回の裏回だったりする。あ、ちなみに評価零は読者のボンバードさんのコメントから頂きました。その節はありがとうございました。それと、勝手に使って申し訳ございませんでした…。
ちなみにメタ的な意味での七海のクトゥルフ誕生秘話は…って、どうでもいいか、そんなの。
「…何かいい方法、ないかなぁ…。」
私は思案する。何かいい案はないものか。うむむ…。
そう言えば、料理対決の番組、色々やってたな。何かそれで題材になりそうな…。
「…あ。」
そうだ、いいのがあったじゃん!
「んじゃ、早速!」
思い立ったが吉日。私は昴に提案してみる事にした。
- 評価五のための頂上決戦! その二 ( No.416 )
- 日時: 2015/01/08 20:31
- 名前: 奏月 昴 ◆Dh/xEZWmVM (ID: yetRgKNB)
—ね、私。料理対決してみない?
「嫌だ。」
夜、聖域。いつものように創造者との話し合いで、創造者から早速その提案をされ、昴は即座に拒否した。
—まぁまぁ、まずは聞いてよ。貴方が死なないしみんなが怒らない料理対決を思い付いたんだから。
「…聞くだけな。」
昴は渋々、創造者の提案を聞く事にした。
—まずはね…。
だが、提案を聞く内に、昴の表情が変わっていく。もちろん、笑顔に。
—…どう?
「うわ…いいな、それ! それなら俺やってもいいわ!」
—でしょ? これなら絶対死なないし、完全に大当たりクラスしか食べられないからね! ただ、これは…。
「…うん。審査員側が滅茶苦茶悩むな…。」
昴も創造者も、微妙な表情を浮かべた。
「だが、この料理対決なら絶対にオシオキガー、ポイズンガーは出ないから、平和的に終わるよな。」
—多少のトラブルはあれど、まずオシオキを願うような事態は起こり得ないと思う。それに、完全に自分と同じような実力の人間ばかりだし、本人達のモチベーションアップにも繋がるんじゃないかな?
「とにかく、やらかす人間を審査員に呼ばずにこっそりとやれば、確実に…!」
—美味いのが食える、平和に終わる。かな。
笑顔の昴に、創造者の書く文字も嬉しそうに踊る。
「そうと決まれば、早速…!」
昴は、携帯を取り出して、三人にメールを打った。
■
酒屋、烈の部屋…。
「ん? メール?」
机に向かってリリィと一緒に勉強をしていた烈は、メールの着信に気がついて携帯を手に取った。
「誰から?」
「昴さんからだな。何々…。」
烈は、本文を開く。すると直後、嫌そうな顔をした。
『ある料理対決を思い付いた。明日概要を説明したいから、聖域に集合。ただし、悠、りせ、雪子、七海には絶対に言うな。これをお前が責任持ってつぎドカ!1Pメンバーに回せ。2Pメンバーには俺が伝える。お前が回せば自然とジョーカー一味にも伝わるだろ。あ、鈴花と氷海にはにゃぐわやパステルくんにも伝えるよう頼んでくれ。』
料理対決、その単語でこっそりと横から覗き込んでいたリリィは何故彼が嫌そうな顔をしたかわかった。
「また…お兄ちゃん、死んじゃうの…?」
「多分…って、問題児には絶対言うな?」
どういう事だろうと首をかしげる烈。リリィもこてんと首をかしげてしまった。
「とにかく、メールを伝えっか。」
烈はつぎドカ!メンバーに向けてこのメールを一斉送信した。
■
同じ頃、BEMANI学園、学生寮、陽介と完二の部屋…。
「ん?」
部屋でのんびりくつろいでいる陽介がメールに気がつき、見た。
「どしたクマ? ヨースケ。」
「昴さんからメール。何々…はいぃっ!?」
昴から届いたメールに、陽介は思わず声をあげた。
『ある料理対決を思い付いた。明日概要を説明したいから、聖域に集合。ただし、悠、りせ、雪子、七海には絶対に言うな。これをお前が責任持ってペルソナメンバーに回せ。』
横から覗き込んだクマも完二も、嫌そうな顔をした。ちなみにクマは第四回戦以降陽介達の部屋の押し入れで寝ている。もう悠の顔も見るのも嫌なのだとか。
「またやるんッスか…。」
「でもでもー、スーチャンも嫌がってるはずクマよね? スーチャンからこんな提案出るなんてビックリクマ。」
「あ、そういやそうだな。しかも問題児を外せって…。とにかく、俺が里中に回しとくよ。里中には直斗に直接伝えるよう言っておくか。」
「きっと各括りのリーダーに送ってると思うッスから、理乃センパイから伝わってる気がしそうッスけどね。」
それは言わないでおこう、完二。
■
所変わって、理乃と千枝の部屋。
『ある料理対決を思い付いた。明日概要を説明したいから、聖域に集合。ただし、悠、りせ、雪子、七海には絶対に言うな。これをお前が責任持って司組に回せ。』
勉強している最中に届けられたメールを見て、理乃は首をかしげ、創世手帳を取り出した。
ちなみに現在、千枝は入浴中であり、ばれる心配はない。
(スバルさん、もしかしてこの提案は貴方が?)
—こういったのには鋭いわねー。恋愛事には超が何十個もつくほど鈍感なのに。
(うるさいですよ。そう設定したのは貴方じゃないですか。)
どうやら、創造者の仕業である事を察知したが故の行為だったらしい。
—まぁ、書かれてる通り、問題児系には連絡しないでもらっていい? 今回は…。
創造者は、企画の大まかな内容を理乃に伝える。
(…その対決…。)
—理乃ちゃんには嬉しい企画じゃないかな?
(…ええ。)
ペンを置き、不適に笑う理乃。
嬉しいどころじゃない。この戦いは…燃える。
(嬉しい、ではないかと。この企画は…燃えますね。相手は私と同じ実力者ですから。一度、あの人達とはガチで勝負をしてみたかったので。)
—わーお、闘志むき出しー。
理乃の笑顔がどこか怖くて、創造者はからかいの文字を書いているが、どこか脅えていたりした。
「ふー、いいお湯だったー。あれ? 理乃ちゃん、なに笑ってんの?」
「いえ、ちょっと面白そうな事を伺ったので。」
「面白そうなこと?」
「…明日のお楽しみです。そうだ、里中さん。明日、聖域に集合してほしいそうですよ? 何でも、昴さんが画期的な料理対決を思いついたそうで。」
「え、まだやるの…。」
千枝が嫌そうな顔を浮かべるも、理乃の笑顔を見て何か様子がおかしいと感じた。
「…今回は、問題児がいない状態です。なので、里中さんもあの問題児共には内密にお願いします。」
「どんな画期的な料理対決よ…。でも、分かった。何も伝えないでおく。ん? 花村からメールがある。直斗君に伝えてほしいのか。よし、明日りせちゃんに内緒でこっそり伝えるか。」
「ふふっ、では、明日を楽しみにしていてください。」
理乃はそう言ったきり、由梨と葉月にメールを送る為に何も語らなかった。
- 評価五のための頂上決戦! その三 ( No.417 )
- 日時: 2015/01/08 20:38
- 名前: 奏月 昴 ◆Dh/xEZWmVM (ID: yetRgKNB)
翌朝、神殿のリビング…。
「ちゃんと問題児には内緒にしてきたようだな。」
今、ここには問題児を除く全員が集まっている。
「昴さん、画期的な料理対決ってなんだよ。」
「…誰も死なない、そんな料理対決さ。」
昴は不適に微笑むと、ルールを説明し出した。
「まず、お前等、どっちの料理ショーって番組、知ってるか?」
「あ、何か小さい頃に見た覚えがあるような気がする。」
「2006年までやってたから、お前等も見覚えがあるとは思う。今回はそれにのっとってやろうと思うんだ。」
「え、じゃあ、それなら試食を回避できるか。メシマズの奴が出たら選ばなくていいわけだから、食わなくていいし…。」
「メシマズなんか誰一人でないぞ。」
烈の安心しきったような言葉にかけられた昴の一言に、全員「えっ?」といった表情になる。
…対決の概要を聞いていた理乃以外は、だが。
「今回の料理対決は、こっちから挑戦者を決めさせてもらう。メシマズを呼ばなかったのも半分はそれが理由だ。」
「絶対不満がるだろうしな…。で、誰なんだよその挑戦者は。」
「…挑戦者は…桜坂理乃、野上由梨、リリィ・ダイヤ、巽完二、クマ、鈴花。その六人だ!」
その昴の宣言に、どよめきが走る。
今呼ばれた人物達は、全員評価五を取った事がある人物。そう、全員がお店レベルの料理を出す六人だ!
「おい、これって…ガチの料理バトルじゃねぇか!」
「これは燃えるでしょ?」
「うん…燃える…!」
「クマもやる気出てきたクマー!」
「っしゃあっ!! オレもいっちょやるぜ!」
「これは負けられないね…!」
名前を呼ばれた六人は、やる気を見せる。相手は自分と同じ実力者。それがより一層、闘志を燃やす。
「で…残りのメンバーは審査員だ。だが、りせや七海なんか呼んだら絶対に問題を起こす。雪子も嫌な予感するし、悠なんかは絶対邪魔するだろ。牡丹は前回で反省したから、審査員側に許可したんだ。これが、問題児を呼ぶなって言った理由の半分。」
「確かにあいつ等が来ると面倒になりそうだからな…。」
「うん。ほら、落ち着け、お前等。ルールを説明していくからなー。」
突然の発表に、全員驚くも、昴の言葉に全員黙った。
「どっちの料理ショー形式で、一対一のガチバトルをしてもらう。本家じゃ似通った料理同士をぶつけ合うけど、得意料理のみ評価が高い由梨とクマの為に今回の料理対決のテーマは、“自由”とする。」
「クマ達だと、死ぬ料理が出ないからクマ?」
「ああ。お前等なら死ぬ料理は作らないだろ絶対に。で、費用は俺から“五万円”を支給する。どうせお前等の事だから、本気だろうしな。勿論、足りない場合は自腹切ってくれ。」
まさかの現金支給。いままでは完全に自腹を切れ。といった状態だったのに。
今回の料理対決に臨む昴の本気が、伺えた。
「期間はいつも通り一週間。その間に、お前達が持てる最高の技術と、最高の食材を用意する事。いいな!」
「はい!」
全員、いい返事を返す。六人の目は本気だ。
「さて、次に審査員側のルールだが…取り合えず原型となったどっちの料理ショーを見てくれ。動画とか残ってると思うし。…って、問題児と司会役と挑戦者を抜かしたらメンバーが偶数になるのか…。どうしようかな…。」
「なら、わしも混ぜてくれんかの?」
突然、後ろから声が聞こえた。振り向くとそこにいたのは…。
「茜!?」
「ばーちゃん!?」
烈の祖母、茜だった。手にはみりんを持っている。どうやら配達しに来たはいいが、呼び鈴を鳴らしても出ないし鍵は開いてるしで、入ってきたのだろう。
「…もう勝手に入ってきたのは不問にするが…これ、下手すると食べられねぇけど…。」
「大丈夫じゃよ。わしもそのテレビは知っとる。たまには孫と一緒にこういった企画に参加するのも悪くないと思っての。それにうまく行けば、リリィの料理が食べられるんじゃろ? なら、参加させてくれんかの?」
「うーん…こっちとしても助かるし、大丈夫かな。」
そんなこんなで、茜の参加が決まった。
「それから、司会だが…氷海、雪花。お前等に任せようと思う。」
「あら、何故ですか?」
「お前達二人は結構仲いいし、それに天然交じりだが、常識はきちんとある。まともな司会を出来るようなペアだって思っただけだ。それと、氷海、今回の料理対決の概要は親父さん達に話さないでくれるか? 他のみんなも。」
「えっ? どうして?」
「…俺からのサプライズ? ほら、いつもみたいに死ぬような奴かと思ったら実はまったくの真逆でかつ美味しい料理を食べさせてもらうっていいじゃん?」
どうやら変なサプライズを企画しているようだ。
「そんなわけで、一時解散だ。じゃあ、また一週間後な! 分からないことや質問があったら、その都度遠慮なく聞いてくれ。」
昴のこの宣言の後、場は解散となった。
■
聖域の外に出た挑戦者の六人は、互いに見合った。
「センパイ、完二、リリィちゃん、クマ君、悪いけど私、負けないから!」
「クマも絶対負けないクマ!」
「へっ、オレだってセンパイらに比べたらまだまだだが、負けたかねぇ!」
「私も…負けない…!」
「おーおー闘志むき出しにしやがってまぁ…。だけど、アタシも燃えてきた。お前達には絶対負けない!」
「私も、負けません。絶対に!」
六人は再び見合ってから、互いに微笑み、バラバラに散っていった。
互いの健闘と、ライバル心をむき出しにしながら…。
「…面白くなってきたな、こりゃ。」
—だね。
そんな様子を二階の自室で見ていた昴は、そう呟いた。
- 評価五のための頂上決戦! その四 ( No.418 )
- 日時: 2015/01/08 20:43
- 名前: 奏月 昴 ◆Dh/xEZWmVM (ID: yetRgKNB)
一週間後…聖域、特設スタジオ…。
「氷海と。」
「雪花の。」
「どっちの料理ショー!」
綺麗に着飾った氷海と雪花が宣言すると、全員が盛り上がりを見せる。
「プレゼンターは私、氷海と。」
「雪花でお届けするわ。さて、ルールはもう理解したかしら? …これから二人のメシウマ組が料理を作るわ。食材や調理行程を見て、どちらが食べたいかを個人で選んで。相談は無しよ?」
「多数票を取った方が勝者となり、昴さんから商品がもらえるわ。あぁ、負けた方も粗品として何かを貰えるから安心して。そして、勝者の料理を選んだみんなは、その料理を食べられ、逆を選んだら…お預けよ。」
お預け、と氷海が言うと、全員悲しそうな顔をした。
「なぁ、選ばれなかった方の料理はどうすんだ? 確か、俺が見た本家の奴だと、シェフが食ってた覚えがあるが…。」
「あ、それ説明してなかったな。流石に作った本人が食うなんてわびしい事はしないさ。俺達通常固定審査員メンバーとあの人達に食わせるから安心して作れ。」
陽介の疑問に答えるように昴が指差した方には、氷海の父親率いる医療チームがいた。どうやらまた料理対決をすると聞き、不安でやって来たようだが、今回は全く心配要らないので、こうして(言い方は悪いが)残飯処理係として働いてもらうようだ。
って、本当に氷海は料理対決をするというだけ説明して概要は説明していないのか。
「いやぁ、心配してきたはいいけど、気苦労で済んだ上に美味しい料理を頂けるなんて…。何か悪いね…。」
「いつも助けられてるお礼ですって。遠慮せずに食べてください。」
「話はまとまったところで、最初の対戦カードを発表するわね。最初は…!」
雪花と氷海は、目の前にあった棒を手に持った…。
そして、運命の抽選が、始まる…!
続
- 評価五のための頂上決戦! ルールまとめ ( No.419 )
- 日時: 2015/01/08 20:48
- 名前: 奏月 昴 ◆Dh/xEZWmVM (ID: yetRgKNB)
私
—では、ルールのまとめを。文才ない私がまとめた文なのでわかりづらいところがありますが、気合いで察していただけると幸いです。
「評価五・ガチバトル」
挑戦者ルール
・一対一の料理対決。ランダムで選ばれた二人がバトル。
・テーマは得意料理が全員違うのと何を作らせても絶対に死なない為、今回は『自由』とする。自身が持てる力を発揮し、最高の料理を作る事。
・費用は今回初めて『五万円』を支給する。足りない場合は自腹を切る事も可能。
・挑戦者は、過去四度に渡る料理対決で評価五を貰った『理乃、由梨、鈴花、リリィ、完二、クマ』の六人。(※りゅーとさんの所でやったチーム戦のは含まず。同じチームにいたメシウマ組の力もあったので…。)
・準備期間は一週間。その間に自分の持てる最高の食材と最高の料理を用意する事。
・多数票をとった人物が勝利。昴から望む景品が贈られる。負けても昴から粗品が送られる。
審査員ルール
・問題を起こした悠、りせ、雪子、七海と司会の氷海と雪花以外に茜が入り、計十三人が審査員となる。
・審査員は調理行程や料理の食材を見て、どちらが食べたいかを選んでもらう。
・多数票を選んだ審査員が、その料理を食べられる。食べられなかった方はお預け。
・選ばれなかった方は氷海の父親率いる医療スタッフや昴達固定審査員が食べる。
役割
プレゼンター:氷海、雪花
挑戦者:桜坂理乃、野上由梨、巽完二、リリィ・ダイヤ、クマ、鈴花
審査員:茜、烈、風雅、鏡、凪、牡丹、花村陽介、里中千枝、白鐘直斗、セシル・スペード、フランシス・クラブ、ローズ・ハート、杉山葉月
治療班:氷海の父率いる医療チーム(※軽い火傷くらいしか診ないだろうが念のため設置)
- 評価五のための頂上決戦! 後書き ( No.420 )
- 日時: 2015/01/08 21:08
- 名前: 奏月 昴 ◆Dh/xEZWmVM (ID: yetRgKNB)
後書き de 雑談
私
—オシオキ案募ってる最中だけど、どうしてもネタが固まってきて困って…ついあげちゃった。あ、オシオキもその他の物もちゃんと書いてるのでご安心を。最近ではりゅーとさんの影響か、ユリカさんやら八雲さんやらも料理対決を始めちゃったもんね…。葉月さんもやりたいみたいだし、ざっと見たところ他の作者さんも…。恐るべし。つか何この料理対決ブーム。まぁ、私も第二回は完全にあの人の影響というか感化されたと言うか…懐かしくなったと言うか。
昴
「何で死にに行くような真似するんだし。」
私
—さーてね。でも貴方だって何だかんだで六回も固定審査員(四回こっちので。二回はりゅーとさんのとこで)やってるじゃん。
昴
「少なくとも今回のつぎドカ!バトルはお前が承諾したのが原因だろ!」
私
—で、人と違う事をやりたい私は考えた。たまには趣向を変えた状態での料理対決もいいかなって思って、前にやろうと考えていたどっちの料理ショー形式のをやろうかなって思って。
昴
「聞けよ!」
私
—やだ。ただ…。
由梨
「ただ?」
私
—失踪する可能性大。だってこの形式だと想像できる通り、ポイズンがない。クトゥルフもない。奇跡もない。激辛もない。なので遺言回もない。…つまりは…。
昴
「ギャグ成分薄いからネタが出ないんだな。」
私
—はいそうですごめんなさい。六人しかいないし、なるべく完成は目指しますが、今回は完全に失踪する確率は高いです。
理乃
「私も頂上決戦だし、最後までやりたいです…。」
由梨
「アタシもやりたいかな…。この場合は一対一で勝利するのは三人だけど、最後は三人でガチンコバトルやりたいな。」
私
—頑張るのは頑張る。打ちきりになったら本当にすみません…。あ、オシオキ案もまだまだ募集してますよー。日曜まで。今のところ残虐なフルボッコ系がないから安心してる。まぁ、腹筋にフルボッコ案は来たけど。うん、笑いの意味で。
鏡
「暖かく見守っててね…。」
私
—てか、気付いたけど…この形式、ゲテモノ組でもいけるんじゃないかな…? いや、確実に死ぬけど、こっちなら食べてもいいっていう料理を選んで、選ばれなかった方で頂上決戦的な…。
昴
「やめろ!! 誰か実現する!!」
由梨
「ゲテモノはやめろ! マジで洒落にならないから!!」
理乃
「あの馬鹿七海レベルを寄せ集めないで下さい!! アレが合同で作品を作ったらどうするんですか!!」
私
—世界が滅ぶわねー。それじゃあ、この辺りで失礼します。
鏡
「すー姉逃げたー!」
■
私
—てか、いつのまにかカキコの方の参照数が五千も行ってたんだね。まぁ、どうでもいい事かもしれないけど。あ、誰か、このどっちの料理ショー形式でやってみません? ゲテモノの為の頂上決戦。
昴
「審査員が死ぬわ!! か、感想どうぞ…。」