二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- おまけ:没案 ( No.516 )
- 日時: 2015/01/18 21:32
- 名前: 奏月 昴 ◆Dh/xEZWmVM (ID: OR22W8s.)
「おまけ」第四回、六番の料理没案
昴
「没案?」
私
—そ。ただこの一話だけ乗せるのもあれなんで、ちょっと没案を載せようと。
由梨
「アタシの食った牡丹の料理だよな。遺言回以外の案があったのか?」
私
—うん。後で毒と気付くのも、薬草のお陰で毒が遅効性になったのは変わらないんだけど、毒の成分が違うの。
鏡
「どんな成分なの?」
私
—まず…純粋組、避難しなさい。
理乃
「え? 何故です?」
私
—何でも。…よし、行ったか。実はね、その毒の成分でどう収拾つけていいかわかんないから没案にしたんだ。では、以下ちょっと危ない表現もある可能性がありますが、どうぞ。
■
※この前までは同じです。
「ホイル焼のもお吸い物のも野菜炒めのも同じなんだけど、あれ…毒キノコ。」
「」
由梨から放たれた衝撃の言葉。それは、今自分達が食べてきたもの全て、毒キノコだったようだ。
「おい、由梨、これ…食ったら死ぬって言うキノコか!?」
「いや、死にはしない。ただ…。」
「ただ?」
問いかける昴から視線をそらし、由梨は顔を赤らめた。
「その…——に、なるんだ…。」
「はい? え、えーっと…その…。」
一部聞き取れなかった言葉があるが、今はそんな事を問い詰めている状態の昴ではなかった。
由梨と話す度に、何故か昴の鼓動が早くなる。
(な、何だこれ…。何か、体が熱いんだけど…。由梨を見ただけなのに、なんか、ドキドキすんだけど…。)
「ね、ねぇ、昴さん…。ボク、体が…熱いよ…。」
「にゃ、にゃぐ…ぅ…。」
「我も…何だか、胸が…苦しいのだが…。」
『え、なにこれ。皆さんの心拍数が上昇して…!』
ユノで調べていた風花も、何事かを察知し、そして…青ざめた。
『え、MZDさん!! 早く来て! 何か昴さん達の体温とかが高くなってます! あと、純粋組を避難させてください!!』
『へ? 何で…。』
『わ、私はあまりこういったのには詳しくありませんが…。』
「サーチ、完了であります。昴さん達の感度、著しく上昇中。恐らくこれは…。」
アイギスのサーチ結果を聞き届けた風花は、言おうか濁そうかどうしようか悩んでいた。
『…その、毒キノコは恐らく…R18的な薬と同じ成分が出来てしまうのかもしれません。』
「」
その場にいた全員から、言葉が消えた。
「…そういう、事かよ…。さっきから…体が、熱いとおもったら…。」
『神、ここで服を脱ぐな!!』
「だって…熱いんだもん…。熱いの…。」
『ほぅ、こんな神も新鮮な』
『黙れ馬鹿黒!!』
『ふぎょぉっ!!』
何か厭らしい発言をしそうな黒を、紅が即座に沈める。
その間にも、昴と由梨は服を一枚一枚脱いでいく。その顔は、どこか艶っぽい。男勝りな彼女達からは考え付かないくらい、色っぽかった。
『そ、創造神!! 何か色々やばいから静めてくれえぇぇぇぇぇっ!!』
「え、何この男が絶対興奮する絵図。オレ、もう少し見ていた」
「馬鹿神は黙れ!!」
「ぬべらばっ!!」
扉から入ってくるなり、何かを言い始めたMZDを、即座に影が物理で沈める。
「影君、アイギスさん、取り合えず中に運んでくれ! 何とかしてみる!」
「何とかできるかわかんないけど…氷海のお父さんに任せてみよう!」
そして、昴達は医務室へと強制連行された…。
■
昴&由梨
「な ん ぞ こ れ 。」
私
—この後医務室では見舞いに来た烈君に由梨ちゃんがあつーいキッスをして、やきもちを焼いた氷海ちゃんに凍らされて…パステルくんは氷海ちゃんの谷間に入って息を荒くしたりする図まで思い浮かんでいたけど…どう収拾つけていいか分からないし、発禁物になる可能性があるから遺言回に切り替えたのよ。…二人ならもしもこうなるならどっちがよかった?
昴
「な、悩むなこれは…。」
由梨
「命か、プライドか…。どちらも譲れないから悩むぞ…。」
風花
「純粋組を避難させた理由がこれだったんですね…。」
りせ
「うん、これは悩む。」
私
—と、いうわけで没案でしたー。では、さっきのを含めた感想、どうぞー。