二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 第三十一話 篠原黒野と神宮梓帆乃 宮内ひなみ登場 ( No.109 )
- 日時: 2014/10/27 18:49
- 名前: 綾崎紫月 ◆DTs6oU0WJs (ID: 6AKtS3PT)
そして、あの後鈴華は「陽宮鈴華」から「辺里鈴華」として辺里家に戻り、凛は正式になぎひこの姉として藤咲家に移り住む事になった。
凛は川上から相当な闇のエネルギーを喰らったせいか一時的に左腕が動かなくなり、左腕に包帯を巻いて腕吊りをしていた。
鈴華は唯香が亡くなった後、辺里家から突然姿を消し、「陽宮鈴華」という偽名で宛もなく戦場で暮らしていたらしい。
しかし夏菜子達が敵だった時に唯世と再会し、真実の世界になった後に辺里家に戻った。
鈴華「あぁ?リーゼントに腹巻き、変な不良服…変な田舎の不良系ファッションしてんじゃねーよ!このクソリーゼント田舎ヤクザ!!」
鈴華は喧嘩っ早く、イラついたりすると口調が大きく変化する。
不良「んだと!?女が相手だからって、手は抜かねぇからな!」
鈴華「あぁ?ヘラヘラしてっとカツアゲにすっぞー!?ならタイマン勝負すんのか!?オイ!」
不良「かかって来いコラ!」
鈴華「辺里鈴華、参る!」
不良「さぁ、かかって来な!」
ギャーギャーギャー
そして、不良と鈴華はかなり激しい掴み合いの喧嘩をした。
鈴華「オラ!!メガトンキック!」
不良「ぐは!!オーリャア!!」
ギャーギャーギャーギャーギャー!!
喧嘩は時間が立つに連れて激しくなり、鈴華と不良の体は傷だらけのアザだらけになっていく。
二人「ギャーギャーギャーギャー」
唯世「!!?何の騒ぎ……??」
偶然そこを通りかかった唯世は鈴華と不良がタイマン勝負の喧嘩をしているところを発見した。
唯世「!!?鈴華ちゃん!?まさか喧嘩をあの不良に売って……?」
そう。唯世は鈴華の実の兄なので、鈴華の事はよく知っている。
勿論、鈴華は聖夜町の鬼姫だという事も。
唯世「どうしよう…鈴華ちゃんと不良の喧嘩を止めなきゃ……」
キセキ「そうか…それなら王たる僕に任せよう」
シュイラ「待てよ。そんな事したら唯世まで巻き込まれるんだぞ。唯世は聖夜町で一番喧嘩が弱いんだからな。」
アイラ「シュイラ、馬鹿をおっしゃい。唯世はああ見えて、聖夜町の喧嘩番長なのよ。」
唯世が様子を伺っている時、鈴華と不良はもう息を切らしていた。
鈴華「アタイはまだやれる…!さぁ、かかって来な……!!」
不良「俺っちだってまだやれる…!かかって来いや!!^^」
そして
鈴華「必殺!!メガトン腹パンチ!」
鈴華が不良の腹を殴ろうとしたその時
唯世「……もうやめて!!」
ガッ!!
鈴華の腹パンチが、二人のタイマン勝負を止めに入った唯世に直撃した。
鈴華「!!!」
唯世「ゲホッ!ゲホッ!」
唯世は激しい腹痛でしゃがみ込み、咳き込んでいた。
鈴華「唯世君!!痛いよ〜!」
唯世「鈴華ちゃん!!……っ、あんたな!自分が俺の妹に何したかわかってんのか!?鈴華に手を出したら、この俺が許さねぇ!!失せろ!」
不良「!!こいつ喧嘩番長じゃねーか!鬼姫と喧嘩番長が融合したら…ごめんなさ〜い!もうしませ〜ん!!」
唯世の怖さに怯え、そう叫びながら不良は逃げていった
鈴華「う……っ」
唯世「……っ」
鈴華「……唯世君?」
(まさか、怒られる……?)
唯世「……馬鹿野郎!何やってるんだよ、このまま喧嘩が続いていたら、大怪我してたかもしれないんだぞ!?」
唯世は鈴華に注意する。
鈴華は喧嘩を売った自分も十分悪いと反省し、唯世に謝った。
鈴華「……ごめんなさい!あたしのした事、十分悪いと思ってる!だから…ごめんなさい……ここまで来ても、許してくれないと思う…でもね……」
唯世「……ごめん、僕も馬鹿だった!」
鈴華「え……?」
唯世「喧嘩をすぐに止められなかった僕が一番馬鹿だった!!だけど、謝ってくれたからいいよ。何かあったら、僕に相談しな。いつでも助けるから」
鈴華「ごめんなさい……」
篠原黒野「梓帆乃さん、どうですか?」
神宮梓帆乃「大丈夫に決まっているではないか。我々はルリア様の為に頑張る。我々にライバルや友達などいらんのだ。」
宮内ひなみ「葵、まだ和樹に会えないの?」
葵「はい、私はまだ和樹さんには会えません……」
ひなみ「そっかぁ…ならあたしも協力するから、心配しないで!」
葵「ひなみさん…ありがとうございます!」
後書き
鈴華と唯世怖かったかな……?
あと、次にクイズ出すから、喜んで答えて!!