二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 第九話 沈黙の王子様 ( No.18 )
- 日時: 2014/09/23 02:42
- 名前: 氷川紫月 ◆qyAxWISHmI (ID: 6AKtS3PT)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
次の日……………………………………
唯世「闇キャラなり ダークナイトローズ(闇夜の薔薇)」
なぎひこ「闇キャラなり シャドーブラックビート(影黒の鼓動)」
唯世となぎひこのキャラなりが変わっている
唯世となぎひこのキャラなりした姿は、凄く恐ろしかった。
亜夢「唯世君となぎひこのキャラなりが変わった!?」
ダイヤ「それだけじゃないわ。あの錠に鍵…何だか変だわ!」
ラン「何だか唯世君とナギー、いつもより怖い感じがする…」
スゥ「二人のしゅごキャラに×がついてますぅ…」
ミキ「!!早く二人を止めないと!」
亜夢「どうして!?」
ダイヤ「闇夜の薔薇と、影黒の鼓動は、命を削る死神の闇キャラなり!早く二人を止めないと死んでしまうかもしれないわ!」
亜夢「…うん!」
亜夢はキャラなりする
亜夢「キャラなり アミュレットハート」
唯世となぎひこは一斉に二人に襲いかかる。
唯世「闇夜の薔薇 花びらの舞い」
唯世は舞い散る黒い薔薇の花びらで亜夢を攻撃する
亜夢「うっ!」
亜夢は足に痺れを感じ落ちてしまう。
亜夢「何なの!?足が痺れて動かない…」
ダイヤ「きっと、あの黒い薔薇の花びらは毒を浴びせたり痺れさせたり眠らせたりする効果があるんだわ」
亜夢「そんな!!」
亜夢が硬直する中なぎひこが攻撃する
なぎひこ「インフィニティ・ブラック」
バァアアン!!
なぎひこは闇を亜夢にぶつける
亜夢「!!?ゲホッ、ゲホッ!」
亜夢はなぎひこの攻撃を受けると咳をする。
何故なら、強く地面に叩きつけられたからだ。
唯世「亜夢ちゃん!!」
唯世の瞳が一時的に元に戻る。
こころのたまごを抜き取られた人がなる瞳になっている。
二人は正気に戻っている。亜夢が苦しむ姿を見たからだろうか。
少し記憶が戻ったような様子だった。
亜夢「唯世君…?」
唯世「!!くっ…」
亜夢「唯世君!!」
亜夢は唯世に近づこうとするが
唯世「やめて…僕に近づいちゃ、ダメ…逃げて…」
唯世は弱気に言う
なぎひこ「!!やめろ!これ以上…こいつを傷つけるな…!」
唯世「やめて…やめて…!」
唯世の目から涙が溢れ始める。
唯世は完全に亜夢と戦いたくなくなり、完全に戦意喪失してしまった。
唯世「…ダメ…ダメ…ダメ…!!」
唯世は恐怖に襲われてしまう。
体が震えている。
亜夢は恐怖に震え脅えている唯世を抱く。
唯世「え…?」
亜夢「大丈夫だよ。もう一人で抱え込まないでいいんだよ?貴方は心が空ろでそれに気づいていないだけ。それに…あたし達という味方がいるじゃん。」
唯世「うっ……」
唯世の目からは涙が零れ落ちている。
亜夢の暖かさに、唯世は涙を流した。
唯世「うっ…ううっ……うううっ………」
亜夢「唯世君…どんな時でも、あたしは唯世君の味方だからね…!」
唯世は唸り声を上げながら涙を流す。
そして、暖かな声と優しい笑顔で、こう言った。
唯世「…亜夢ちゃんの気持ち…とっても暖かいよ。僕、今…凄く…幸せだよ。」
唯世は前の時のように優しい笑顔で呟いた。
凄く幸せそうな顔をしていた。
しかし
夏菜子「唯世、そんなデタラメに耳を貸すな。私だけを見ていればいいのだ。自分の事だけをやればいいのだ。」
その時。ダークハンプティ・ロックが紫に輝き始めた。
唯世「!!うっ、うう…うぁあっ…!」
唯世は急に苦しみ始めた。
亜夢「唯世君!!?」
唯世は目を開けるのを必死に堪えている。しかし目は勝手に動く。
唯世の赤い瞳は光一つない虚ろな瞳になっていた。
唯世「うっ、ぅううっ…ぁああっ…!」
ピカーン!
唯世の瞳は完全に開かれてしまい、瞳が赤く輝く。
そして、また紫黒い瞳になった。
唯世「ぐゎぁああああーっ!!」
亜夢「!!?」
唯世は槍で亜夢を貫こうとしたが攻撃できなくなる。
そして、なぎひこと共にその場を去った。
亜夢「また…おいていかれた…」