二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 第四十五話 アルフレド・マルティーニ、唯世の心の動揺 ( No.208 )
- 日時: 2014/11/29 11:56
- 名前: 宝晶初奈@3DSより執筆でうぃす ◆BRHr37GvtE (ID: 6AKtS3PT)
- 参照: 元綾崎っす。初奈と呼んでくれちゃ
『起きて!起きてよ!』
誰かが僕を呼んでいる………………?
唯世「う……」
??「あっ!君、気がついたんだね!」
唯世「ふぇ…?ここは……?」
??「聖バビラ教会。そしてここはミラノだよ。」
唯世「へ??」
唯世はここがどこか全くわからないようだ。
唯世に声をかけたのは、薄黒の交った金髪の癖っ毛で青い不思議な雰囲気の美しき瞳と、ベージュ色のボタンを閉めたロングコートの下に薄いベージュ色のトレーナーを着て、青のズボンを履いて胸元に藍色のスカーフを身に着けた美しい少年だった。
唯世「綺麗だ///」ドキッ
??「え……?」
唯世(び…美少年………!!!
美しい瞳、長い睫毛が陶器のような白い肌に影を落として…とても神秘的……
控えめな服…どこのだろ…やっぱりベーシックな服が似合うなぁ……
僕の服も着てほしい……)
「///」ジーッ
唯世はその美少年をガン見する。
??「?あの……」
唯世「!!はっっ、ごめんなさいぃ!ついぃ…見とれてしまってえぇ……」
??「え、ありがとう」ニコッ
その美少年は微笑む
唯世「微笑むと更にワンダフォー!」
??「君も僕と並んで美少年だよ、よければ友達になりたいな、名前は?」
その美少年は自己紹介をする
アルフレド・マルティーニ「僕はアルフレド・マルティーニ。12歳、君は?」
唯世「辺里唯世…12歳…です」
アルフレド「そっかぁ、僕と同い年だねっ^^よろしくね唯世」
唯世「唯世……」
(初対面いきなり呼び捨て……)
唯世はやっぱりアルフレドに虜にされていた。
※実は私、、、アルフレドが好きなんです、お気に入りキャラ。唯世も好きだけどね///※
※ちなみにアルフレドさんは泳げないのが唯一の弱点らしい…俺と同じだ。アルフレドが泳げなくてビクッた俺がここにいる。※
唯世「何してんだよ駄作者」
初奈「(ブチッ)駄作者駄作者うるせーよ!!」
アルフレド「まぁまぁ作者さん落ち着いて」
……馬鹿
唯世「ここ、ミラノですよね?初めて気づいた。」
アルフレド「そうだよ、実はね、僕はここにいると何だか落ち着くんだ。嫌な事があればここに来るし。唯世はどこから来たの?」
唯世「え?僕ですか??……異世界。日本から来ました。」
アルフレド「日本から!?凄いね。」
唯世はあがる
唯世「べ、別に凄くなんかありませんよ。アルフレド…さん。」
アルフレド「呼び捨てでいい…敬語じゃなくていいよ」
唯世「アルフレド…僕には妹がいた。唯香っていうんだ。僕が五年生の頃脳溢血で死んじゃったけどね……」
唯世は慌てた心をクールダウンさせながらアルフレドと話す
唯世「実はね…五年生の頃…唯香って子がいたんだ。
唯香は僕の妹だった。いつも大人しくて控えめで。本当にいい子だった。
だけど、哀川血影が彼女が死ぬ原因になった。
それで一時的に人間不信になって……
それからと言うものの……」
アルフレド「待って。無理に言わなくていいよ。一緒に行く?」
唯世「え?……別にいいけど?」
着いたのは町だった。
人通りが多く、大きな建物がたくさんあった。
唯世「うわ〜、広いなぁ、聖夜町とは全然違う。」
アルフレド「聖夜町って、唯世が住んでる町?」
唯世「そうだよ?東京って大都会にあって、ここと同じで人通りや車通りが多いんだ。」
アルフレド「へーぇ。」
その時
れに「きゃぁああ!」
唯世「れにちゃん!?」
れに「誰!?突き落としたのは!!出てこい!!」
れには歩いていた途端に誰かに橋から突き落とされ、川に溺れていた。
唯世「待ってて!今すぐ助けるから!!」
ザブン!
唯世は川に飛び込む。
アルフレド「唯世!」
唯世「ほら!アルフレドも!!」
アルフレド「あ、うん!!」
ザブン!
しかし、アルフレドは潜るタイミングを崩して溺れてしまう。
アルフレド「がぼっっ」
唯世「アルフレド!?」
アルフレド「い…き…が…でき…な…助け…て……」
唯世「!?アルフレド、君まさか泳げないの!?れにちゃんよりアルフレドが先だ!このまま溺れたらアルフレドが窒息死してしまう!待っててアルフレド!」
ザバサバ!
唯世はアルフレドを助けようと泳ぎ出す。
アルフレド(も…もう…ダメ…息…が……………)
アルフレドはそのまま気を失ってしまう。
唯世「っ!!」
溺れそうだったアルフレドを、唯世は救出した。
れに「助けて!!」
唯世「れにちゃん!!今助けるよ!!」
そして、唯世はアイラとキャラチェンジして橋へ上がる。
れに「ぷはぁっ、助かったぁ」
唯世「よかったぁ、れにちゃん、死んだりしなくて。」
しかし
唯世「!!アルフレド大丈夫!?」
アルフレド「ゲホッ」
アルフレドは咳をして倒れる
唯世「れにちゃん!大人を呼んできて」
れに「わかった、アタシに任せて」
唯世「アルフレド!アルフレド!」
アルフレド「う……」
アルフレドは唯世に声をかけられると、うっすらと目を開けた。
唯世「アルフレド!!」
アルフレド「あ…僕…?どうしてここに……」
唯世「川で溺れて気を失っていたんだ。目を覚ましてよかった。」
アルフレド「ありがと、唯世」
何気に続くでありますw