二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 第四十六話 瀬尾朱雀の暴走、荒れ狂うロミオとアルフレド ( No.214 )
- 日時: 2014/11/29 21:19
- 名前: 宝晶初奈@3DSより執筆でうぃす ◆BRHr37GvtE (ID: 6AKtS3PT)
- 参照: 俺の小説見に来いや
アルフレド「はぁ……」
唯世「どしたん?元気ないじゃんけ。やなこんあったずらか?」
アルフレド「え……?」
唯世「あ…悪い悪い、つい甲州弁出ちゃったよ、ごめんごめん、一旦ごめん」
唯世は一旦ゴメンの真似をしてしまう。
アルフレド「え??」
唯世「あ、また。それで、君の夢は?」
唯世は夢の事について語り始める
アルフレド「僕の夢?……まだ決まってないな。でも、まだ見ぬ夢を見続けるのが今の夢かな。」
唯世「ふふっ。なぎひこみたいな事言ってる。僕は世界の王様になってこの世界を守る事。
皆にも幸せになってほしい。勿論アルフレドにも。」
アルフレド「唯世……」
唯世「アルフレド?」
アルフレド「実は僕には親友がいるんだ。ロミオ・ジョルジョ。僕と同じ煙突掃除夫で人身売買にあってミラノにいる。」
唯世は冷静になる。
唯世「そうなんだ。アルフレド、僕と何だか似てるな。」
アルフレド「え?」
唯世「好きなんだもん、おどおどしてるけど真面目なとこかっこいいし、冷静だし。
恥ずかしがりなとこ僕に似てるし……」
アルフレド「クスクスッ」
唯世「え!?ちょ、何が可笑しいの!?」
アルフレド「あ、ごめん。唯世の言う通り、僕と君は似てるのかもしれない。だけど、人は皆、違う個性を持っている。だからこそ人生は楽しいんだ。」
唯世「アルフレド……」
唯世とアルフレドはいつの間にか親しくなっていた。
唯世「唯香…僕は今僕の一番の理解者に会えたよ。アルフレドは…おどおどしてるけど凄く優しくて…自分の意見をはっきり言える凄い人なんだ。だから…唯香…ずっと僕を…見守ってて……」
唯世の目から涙が溢れる。
唯世「え?どうして?悲しくもないのに…涙が……」
アルフレド「……大切な人を思い出して、懐かしい気持ちになったんじゃないかな。泣きたい時は泣きたいだけ泣いてもいいんだよ?」
唯世「アルフレド……」
アルフレド「いいんだよ、そのままで。僕に頼ってもいいんだよ……?」
唯世「アル…フレド……」
唯世はそのままアルフレドと一緒に泣いた。
瀬尾朱雀「ふふふ…次はミラノを支配しようではないか……」
ヒュッ
そして、朱雀に大量生産された狂悪魔の中の二匹が向かう
スゥ……
狂悪魔が憑依したのはロミオとアルフレドだった。
ロミオ&アルフレド「!!……」ビクンッ
二人は変な刺激を感じて倒れ込む。
唯世「アルフレド……?」
アルフレド「……」ムクッ
アルフレドは立ち上がる
唯世「アルフレド?」
アルフレド「闇キャラなり。悲しみの戦争。」
唯世「キャラなりデュエット カオスエンジェル」
アルフレドはアヤノと闇キャラなりした。
『カオスエンジェル』は、シュイラとアイラとのキャラなりで、ジャケットは左が黒、右が白になり、シャツは左が白、右が黒になっている。
ショートパンツは左が濃紫、右が薄紫になっていて、ベルトは左が赤、右が桃色になっている。
ショートブーツは左が赤、右が桃色になっている。
髪留めは右が白、左が黒になっており、ダイヤモンドのラインストーンで飾られていた。
天使の羽は好きに召喚する事ができ、左が黒、右が白である。
唯世「クロスサンダー!」
アルフレド「……破弾。」
ドカン!!
アルフレドは紫の光を纏った黒い拳銃から放った銃弾で唯世の放った雷もろとも破壊した。
唯世「クロスサンダーが!」
アルフレド「闇弾。連射。」
ドドドドド!!
唯世はアルフレドの放った闇の銃弾を見切った。
唯世「フェザーガード!!」
フワッ
唯世は背中から白黒の天使の翼を生やし、羽を交差させ闇の銃弾を防御する。
アルフレド「暗黒弾。連射。」
ドカン!!
ビリ……バリッ!!
唯世の天使の翼は破れ散ってしまう。
唯世「そんな……!!」
アルフレド「……無駄。僕には勝てない。人間は自分勝手な生き物。人間なんて大嫌い。」
唯世「こうなったら最終手段……」
唯世は最終キャラなりをする
唯世「最終キャラなり 聖なる覚醒」
その最終キャラなりは、凄く輝いていた。
アルフレド「……キラキラ?うっ」
アルフレドは頭を抱え込む。
唯世「希望の道標。さぁ、この道を進んで。」
アルフレド「……わかった。」
アルフレドがその道を進むと
唯世「アルフレド。
君は大きな勘違いをしている。
人間は自分勝手な生き物なんかじゃない。
中にはそういう奴もいるけどね。
自分勝手な奴ばかりがいる世界じゃない。
立場をわきまえろ。」
唯世はある技を出す
唯世「リメイク・メモリアル(甦る思い出)」
アルフレド「う……」
ふわぁあああ
唯世の技で、アルフレドの体が白いリボンに包まれる。
アルフレド「……ここは?」
ここは…どこなんだろう……
何だか暖かくて切なくて……
気がついたらここにいて。
僕…本当に大きな勘違いをしていたのだろうか。
いつも笑顔になりたいって願いが叶うと思ったのに。
皆と一緒に笑いたかったのに。
……ロミオ…唯世……
……一人じゃ笑えないよ……
唯世「アルフレド!!」
アルフレド「唯世?」
ぎゅ……
唯世はアルフレドを抱き締める。
唯世「アルフレド!!お願い!戻ってきて!!」
アルフレド「唯世……どうしてそこまでして僕の事を……」
唯世「親友だもん!!
ミラノで一番最初にできた親友だもん!!
そんな大切な人を奪われたくない!
アルフレドの心…解錠!!」
アルフレド「!!」パァッ
唯世がそう叫ぶと、アルフレドの体が光に包まれる。
アルフレド「ううっ……」
唯世「アルフレド?」
アルフレドは心を動かされたようだ。
アルフレドは涙を流していた。
唯世「アルフレド!」
アルフレド「唯世……大好きだよ……唯世……!!!」
スゥ……
そして、狂悪魔はアルフレドから離れていった。
パキン!!
そして、アルフレドを操っていた拳銃と装飾品も砕け散った。
狂悪魔「また…我が手をかける前に何故闇から解放された!?」
唯世「アルフレドの心に火を点けたからだ。
希望の炎。
どんな闇に飲まれようと、希望の炎は決して消えない!」
狂悪魔「黙れ!!
アルフレド・マルティーニはでき損ないだ!
闇から解放されるなんて!!」
ゴォオオオ!!
狂悪魔は巨大化する
唯世「現世をさまよう怒れる者……黒き闇に堕ちていきなさい」
ガァン!!
狂悪魔に大きな雷が落ちる。
狂悪魔「ギャアアアアッ」
フッ
そして、狂悪魔は姿ごと消えていった