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金城玲羅レイラ・マルティーニ「お義父さん、お義母さん、この勲章をつけて国王の下へ行くのかしら？凄く綺麗ね」

金城玲羅は、マウリッツォとグラゼーラの義理の娘だ。
玲羅は亜夢達よりも先にこの世界に来ていたらしく、マウリッツォとグラゼーラに拾われたらしい。
マルティーニ家の勲章は、水色の十字架をベースにした純金のブローチであった。
しかしこれは偽物……
マウリッツォが勲章を偽造させたようだ。

玲羅「でもこれは貴重な勲章なんでしょ？偽造なんてして大丈夫なの？お義父さん」
マウリッツォ・マルティーニ「大丈夫だ玲羅、勝利を掴み取るのは、俺達だ」
玲羅「でも……そんな勝利…本当の勝利じゃない……」
グラゼーラ・マルティーニ「あらまたそれなの玲羅？」
玲羅「ごめんなさいお義母さん……」

玲羅は本当の勝利でないとつまらないそうだ。
しかしマウリッツォとグラゼーラには逆らえない。


れに「に、似合うかな……」

れにのその姿は、黒いベアトップ型のドレスを着て黒い長い手袋をし、黒いハイヒールを履き、首からアメジストのネックレスを下げている。
黒髪をポニーテールにし、結び目の濃い紫のリボンの真ん中には薄紫の薔薇が飾られている。
アルフレドとビアンカの国王対面の時の姿は画像検索で参照。

アルフレド「か、可愛い……」
ビアンカ「れに、やっぱり貴女は黒と紫が似合うわね！」
れに「ありがとう……そう言ってくれて本当に嬉しいな……」

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