二次創作小説(映像)※倉庫ログ

第二十六話 夏菜子への復讐 甦る絆 ( No.78 )
日時: 2014/11/22 21:02
名前: 扇町千景 ◆o8kOeIiI4Y (ID: 6AKtS3PT)

亜夢「ここが夏菜子のいる場所……」
やや「随分と気味悪いところだね……」

夏菜子は

夏菜子「……フン!詩織も彩夏も杏果も使えない奴!れになんて今更戻ってくる訳……」
?「何が使えないだと?」
??「アタシ達を散々こき使っといて裏切った奴がさぁ〜。」
???「操り人形にされたアタシ達の気持ちも考えろ。」
????「そうだ!」
?????「百田夏菜子!お前をももいろクローバーから破門とする!」

そこには秀希率いる美来、美海、血影、弥琴がいた。

秀希「……ふふふ」
夏菜子「……あんた達…どういうつもり?」
美来「言ったままだ『もうお前には従わない』」
美海「ふっ……アタシらの気持ちがわかったか?」
弥琴「いつもいつも僕達をこき使ってくれたお礼だ!」
哀川血影「この償いはしてもらうわよ」

夏菜子は冷や汗をかいて言う

夏菜子「……は?何言ってんのよあんた達 まだあたしには忠実なる部下が……」
?「お前には仲間などもういない」
??「次はお前が闇に堕ちる番だ!」
???「私達はあんたを絶対に許さないわ!!」
夏菜子「な……!?」

そこにいたのは唯世・なぎひこ・りまだった
なぎひことりまは夏菜子の体を押さえつけていた。

唯世「とうとう一人ぼっちだな、
   この間のお礼だ、よくも落としてくれたね
   おかげで僕達今サイコーにキレてるんだけど?」

唯世は不機嫌な様子で言う。
夏菜子やれにやあかりや川上以外の全員は夏菜子が原因で不機嫌な上に今まで怒った事がない史上最高レベルにキレているのだ。

なぎひこ「もう絶対に許さない」
りま「私達はあんたを許さないんだからね!!」

夏菜子はついにマジギレしこう言う

夏菜子「あんた達!誰に向かってそんな口を聞いていると思ってるの!!どうなるか、わかってるんでしょうね」

その時
グイッ
唯世は夏菜子の髪を強く掴んだ

夏菜子「う……」
唯世「謝れよ、土下座して謝れ」

唯世は口調が荒くなり夏菜子の髪を強く掴み脅し取り「謝れ」と脅迫する

唯世「土下座しないとこの雑巾口の中に突っ込んでやるからな」
夏菜子「!!!」

それを傍観していた美喜と美亜がこう言う

美喜「ちょ…っっ、ひど…いくら何でもひどいよ」
美亜「早く止めないと……」

美喜と美亜は阻止を諦める

美喜「でも…そんな事したら私達まで……」
美亜「……」

高梨姉妹は巻き込まれる事を推測して冷静に見ているだけにした。

りま「ほら早くやれよ!!」
なぎひこ「謝れっっ」
りま「土下座しろ!!」

ぐぐっ
それでも夏菜子は謝罪を拒む

夏菜子「い…嫌だ…っ…そんな事しない、あたしはただこんな卑しい世界を変えたかっただけなんだよ……っっ」

夏菜子は言い訳をする

りま「こいつ……っ」
なぎひこ「もうやっちゃおうよ唯世」
唯世「そうだね」

キュッ
ジャー

夏菜子(や…っ…いや…っっ…いやーーーーーーっっ)

唯世がビニール手袋をし、なぎひことりまが夏菜子の身を取り押さえ、唯世が雑巾を絞り夏菜子の口に雑巾を突っ込もうとした瞬間

?「……もうやめてっ」
れに以外全員「!!?」

そこにれにが乱入してきた

れに「夏菜子を放して!!夏菜子をいじめるなんて絶対に許さない!!」
なぎひこ「高城テメェッッ」

なぎひこが急に怒り出す
グイッ、ギュゥウッ
なぎひこがれにの髪を強く掴み握り、りまがれにの首を締める

れに「やめ…ゴホゴホッ」
夏菜子「れにに何するの!!」

ギャアギャアギャア

唯世「……く…こいつら……」

唯世は自己最高に怒りが高まってしまい、夏菜子に手を出す
バッ

唯世「……ブチギレた、もう許さないぞ!!」
夏菜子「!!」

パァン!!
唯世は夏菜子に向かって強くビンタしようとしたが、れにがそれを庇って唯世の強いビンタを代わりに受けてしまう。

れに「……ったぁ……」
唯世「れにちゃん!!何で避けるんだよ夏菜子!!」
夏菜子「知るか!!」

そして

唯世「……ねぇ……」
夏菜子「?」
唯世「夏菜子にとっての"友達"って何?」
夏菜子「はぁ!?」
唯世「自分にとって都合のいい人?それともただの使い捨て道具?……だったら僕、そんなのいらない…欲しくないっっ」
夏菜子「あんた…何言ってんの?ちょっと頭おかしいんじゃないの?」
唯世「僕…もう人を苦しめるなんてしない、二度としない……!!」

そして唯世は決心した。ある事を言う事を。

唯世「……キッ」
夏菜子「唯世!?」
唯世「……あんたなんか本当の友達じゃない!」
夏菜子「な…っっ」カァッ

夏菜子はついにマジギレし

夏菜子「何よあんた!せっかくあたしがチャンスをあげたのに!!」
唯世「誰がお前みたいなクズ本気で相手するか!!」

夏菜子は怒りゲージが急上昇し

夏菜子「覚悟してな!!もう二度と戦えないようにしてやる!泣いて謝っても絶対に許さないからねっ!!!」

夏菜子は唯世の背中を踏みつける。そして蹴り続けた。
その時

あかり「もうやめなさい夏菜子」
夏菜子「あかり!!」
あかり「そんな事しても意味ないわ さっさと日奈森さん達に謝りなさい」
夏菜子「あかり…わかったわ、皆…ごめんなさい!」

夏菜子が亜夢達に謝る

亜夢「夏菜子……」
唯世「まぁ今回は許すけど……」
なぎひこ「今から言う条件を守るなら」
りま「許してあげない事もないわ」
夏菜子「本当に……?」
やや「そーだよ!」

亜夢は条件を言い始める

亜夢「一つ目、もうあたし達をいじめないでお互い仲良くする事!」
唯世「二つ目、僕達を利用して二度とこの世界を壊したり偽りの世界にしない事。」
なぎひこ「三つ目、二度と僕達ガーディアンと君達ももいろクローバーの敵対関係を作らない事……」
りま「四つ目、ガーディアンとももいろクローバーに二度と憎しみが残らない事」
やや「五つ目、この世界を真実の世界に戻す事♪」

亜夢達は条件を言い終わる

凛「夏菜子、この条件、守れますか?」

凛は夏菜子に聞く

夏菜子「……わかった。この条件を守る。だから二度とこの世界を壊したりしない。約束する。」
詩織「私からも、お願いします!」
彩夏「あーりんも絶対に約束守るから!」
杏果「私も!!」
れに「アタシもだよ!!」

そして

亜夢「許してあげる」
唯世「反省したなら、もうこんな事しないって、約束する?」
夏菜子「するよ!」
なぎひこ「僕達、夏菜子ちゃん達と友達になれる?」
りま「ずっと友達になりたいと思ってたの」
やや「カナ!しおりん!あーりん!もも!れにちゃん!あかりん!やや達と友達なろ!」

亜夢達は夏菜子達に友達請求をする

夏菜子「えぇ!詩織、彩夏、杏果、れに、あかり、ごめんなさい……こんなあたしだけど、友達になってくれますか?」
詩織「なーに言ってんのよ夏菜子!私達はとっくの昔から友達よ!」
彩夏「もーっ、夏菜子ってば小さい事考えすぎぃ〜」
あかり「詩織と彩夏の言う通りだよ」
杏果「私達は協同体。辛い時はいつでも私達がいる事を忘れないで、夏菜子」
れに「これからも、アタシ達のリーダーでいてくださいね。夏菜子」
夏菜子「皆ぁ…ありがとう」

そして夏菜子達の様子を見ていた亜夢達は微笑んでいた

夏菜子「よし…ももいろクローバー、準備オーケー?」
夏菜子以外五人「アイアイサー!」
れに「亜夢さん、力を貸して」
亜夢「わかった!」

夏菜子達六人は水晶で出来ている聖台の周りで円になり、亜夢は聖台の前に立つ。

亜夢「ユメなりオクテット アミュレットフォーチュンサンシャインDX!」
鈴華「オクテット!?」
凛「という事は…ラン、ミキ、スゥ、ダイヤ、ロゼル、アゲハ、ショコラ、ジュリーとの八人のキャラなり……」

夏菜子達はお祈りを始めた

夏菜子「熱情に祈りを」
詩織 「友情に祈りを」
彩夏 「愛情に祈りを」
杏果 「感情に祈りを」
れに 「純情に祈りを」
あかり「絆情に祈りを」

そして、赤色・黄色・桃色・緑色・紫色・青色の光が聖台に集まり、聖台は虹色に輝き出す

亜夢「ブラックハートにロックオン!!オープンハート・ザ・サンシャインMAX!!!」

辺りに七色の輝きが立ち込める

鈴華「まだ力が足りない!!」
唯世「皆も!!」

唯世達が加担し

唯世  「未来に祈りを!」
なぎひこ「鼓動に祈りを!」
りま  「笑顔に祈りを!」
やや  「幸せに祈りを!」

そして……
オープンハート・ザ・サンシャインMAXは激しく輝きを放ち、世界を七色に輝かせた。
瓦礫のように崩れた建物が元に戻り、石化され砕かれた人々も復元され、空は蒼く染まり、自然緑が戻り、太陽の光が照りつけた。

亜夢「……世界が……」
唯世「戻った……」
なぎひこ「ももいろクローバーのおかげだよ」
りま「本当にありがとう!」
やや「もー感謝しちゃったよ〜♪」

夏菜子達は

夏菜子「また幸せに暮らせるね」
詩織「もー大袈裟なんだから〜」