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第二十七話 輝く時代 復活した平和(終) ( No.79 )
日時: 2014/10/18 13:51
名前: 扇町千景 ◆o8kOeIiI4Y (ID: 6AKtS3PT)

亜夢「……フフッ……」
唯世「う……っ」

バサッ!
五人は倒れてしまった。

夏菜子「亜夢!?亜夢!」
詩織「唯世!」
杏果「なぎひこ!」
彩夏「やや!」
れに「りま!!」

ピーポーピーポー……
そして救急車が来て、五人は病院へ運ばれた。


そして、診察の結果、五人は激しい体力の消耗による栄養失調らしい。
亜夢とややとりまは点滴をし、すぐ目を覚ましたがりまより先に夏菜子達に洗脳されていた唯世となぎひこは未だに目が覚めていなかった。
結局五人はしばらく入院となった。

亜夢「……ん……」
やや「ここ…どこ……?」
りま「……確か私達は…ここが元に戻った後…倒れて…そこから記憶がないわ……」

夏菜子と彩夏とれにが五人がいる病室に入った。
ここには五つベッドがあるのだ。

夏菜子「亜夢!?」
彩夏「気がついた?」
れに「ここどこかわかる!?」
亜夢「え…?ここって……」
彩夏「病院だよ!」
やや「え…?やや達あの聖台の前で倒れたって事!?」
りま「だから私達は病室に運ばれたのね……」
れに「それよりアナタ達が無事で何よりだよ!」
亜夢「そっか…夏菜子達が倒れていたあたし達を見て救急車を呼んでくれたんだ…ありがとう。……あっ、唯世君は!?」

亜夢は隣のベッドで目が覚めないまま眠っている唯世を見た。
唯世は目が覚めないままだった。
詩織は唯世の手を握りながらそれを見ていた。
なぎひこも同じ。りまの隣のベッドで未だに目が覚めずに眠っている。
杏果もなぎひこの手を握り締めていた。

やや「そんな…唯世とナギー、目を覚ましてなかったなんて」
夏菜子「あたし達のせいだよ。唯世となぎひこをりまより先に落としたんだから。りまは戦闘回数が少なかったからすぐ目が覚めたものの、唯世となぎひこはまだ目が覚めないの。一番戦闘回数が多かったのは唯世。だからなぎひこは数日後には目が覚めるみたい。唯世は目覚めるにはまだ数ヶ月はかかるそうよ。」
亜夢「そっか……でも大丈夫。夏菜子達条件守れてるし。」
りま「えぇ」
やや「がっ飛んでこー!」


凛「なぎひこ…来ましたよ。大丈夫ですか?絶対目覚めてくださいね。」
鈴華「一応来たよ。唯世君 絶対目覚めてよね。またいつか一緒にいたいから」


数日後……

なぎひこ「……う…ん……」

その後の朝、なぎひこは目を覚ました。

杏果「なぎひこ!」
凛「目が覚めたんですね」
なぎひこ「杏果ちゃん…凛…来てくれてありがとっ 君達のおかげで何とか目を覚ませたよ」

しかし、唯世はまだ目覚めずに眠っている。

なぎひこ「辺里君、まだ目覚めずにいるんだ…あれでも何だか幸せな夢を見てるみたいだね。」
杏果「……うん」
凛「うふっ」
なぎひこ「杏果ちゃん、凛姉さん、わざわざありがとう」


数ヶ月後……

唯世「……はっ……ここは……?」

その後、唯世は数ヶ月後の満月が青白色に妖しく輝く深夜0時に目が覚めた。
唯世は虚ろな目で天井を見上げていた。

詩織「唯世!?」
鈴華「気がついたのね。」
唯世「……玉井さん…鈴華ちゃん……」
詩織「やっと目が覚めたんだね。唯世、数ヶ月も眠ってたんだよ?」
鈴華「それにしてもよかった!もう死んじゃったかと思ったぁ!」
唯世「死ぬ訳ないじゃん!僕死ぬほど栄養失調してないし♪」
鈴華「もう…それより、あまり無理しないでよ。ちゃんと体調整えなさい」
唯世「うん……」


数週間後……
五人は無事に退院した。
その後、アキラは夏菜子達に謝罪し、あかりは退部届をアキラに出してももいろクローバーをやめたらしい。
そして……亜夢達の物語は、まだまだ続く。



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