二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: オリ+αによるボカロ替え歌小説【リク募集中】 ( No.21 )
- 日時: 2015/01/30 20:40
- 名前: 小雪 (ID: RcHXW11o)
- 参照: http://uranai.nosv.org/u.php/novel/0602rui2/
ラリちゃん
リクどうもっす!いつになるかわかんないけど書くね!
美憂「ねえ僕って女なのかな」
瑠衣「男だろメイド服が三番目に似合うショタコン」
美憂「デスヨネー」
※今回からテーマというかなんかをつけてみました、あとで編集で昔のにもつけます
[勇者]
【しんでしまうとはなさけない!】
王:美憂
兵士(一兵卒):瑠衣(語り手)
「おお、しんでしまうとはなさけない!」
勇者が死んでしまったときに王に言われる、RPGでは王道のセリフだ。
もっとも…非リア充兵士のあたしには全く縁のないこと…
のはずだった。
「でんちーん…おーい、でんちーん」
朝起きたらmyangelがいない。
……手紙がある。
「何々…姫は預かった」
でんちん→myangel→お姫様
「……」
急いで、走る。おせっかい焼きに定評のある王のところへ——
「王!」
「どうしたの?」
「help!」
「何事か」
「あれだよあれ!」
「うん」
「俺の天使!ていうか電子がさらわれました!」
「勇者は?」
……あ
「ラーメン食いに行きました」
「うーん…」
どうしようどうしようこのまま帰ってこなかったらあたしはでんちんといちゃいちゃできなくなるよ不老不死が死ぬよ
「そうだ!」
「え」
「かくなる上は…ルイちゃんが勇者で!」
え…それって設定崩壊じゃないですかー
「ちょ、ちょっと王!?」
「さあ、この宝箱の中身とこのなけなしの金で旅立って、仲間も探して化けもん倒して…」
拒否権無のうえに適当かい。
「ともかく困ったら町の人々に話しかけようぜ!ボスとか絶対倒せる倒せる!」
「……マジで?」
威張るのも当然だ。だって彼は…一番偉いんだから。
「まあ、行ってらっしゃい」
人事見たく言うし…上から目線だし…
「あー…具体的にどうすれば」
「経験値積みまくって強い仲間を探すんだ!」
……ま、待てよ!?
「あ、あの…あたし…一兵卒で…有給休暇もとってたんですけど」
でんちんと!遊園地に!
「ああ、それ全部消去ね」
「うああああああああああああ!!」
は…はは…
「とりあえず、ルイちゃんがラスボス倒してくるのをここで待ってるよ!」
「…質問」
「はい」
「王は何するんですか?」
「一番後ろで指揮を執って…経験値でも伝えようかな」
もうお前が行けよ。
「わかったよ…戦ってくればいいんでしょ」
というのが今までのあらすじ。
そして現在。
「はは…誰だよこの世界作った奴…いくら不死身でもこれは…」
仲間ももういない。絶滅寸前。
「やっぱりレベルが足りなi」
GAMEOVER
続く。
- [勇者]しんでしまうとはなさけない! ( No.22 )
- 日時: 2015/02/03 18:52
- 名前: 小雪 (ID: njy0rZSb)
_____________________
│あなたのパーティーは ぜんめつしました。│
│ おお、神様よ! アーメン ▼ │
‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
……ここ、どこ?
「おお!しんでしまうとはなさけない!」
あ、あたし死んだのかー。
ハハ…無理に決まってんじゃん。
「それならルイちゃんにもう一度機会を与えよう!」
もう無理。
「……みゅさん、てか王様」
「なんだい?」
「もう…もう無理です!」
「えー、弱音を吐くとはもっと情けない!」
「よく言うよ!何もしてないくせに!」
「何か言った?」
「……大体、このくに発展しないのなんでだと思います?」
「さあ」
「経済力、軍事力ともに申し分ない我が国は当然、優秀な人材も潤沢」
「へえ、人望厚いじゃん」
「でも!一番問題なのは貴方の奔放さ!」
よく言えば面倒見がいい、悪く言えば…
「ショタコン」
「……ねえルイちゃん」
「はい?」
「正真正銘、全人類は、戦闘民族。言うまでもないね?おk?」
おkじゃねえ。
「そして協調性や順応制が重要です」
クソゲーじゃん。
「だーかーら、私はもう動けなi」
「次のレベルになるには、あと1000ポイントの経験とー、さらにはもっと自己主張が必要だね!くじけるな、おk?」
「お…おk」
拒否権無くなったし。
「『光速』『透明』『燃焼』『共有』あたしの脳も、使いもんになってきたかな」
「まあ急に反抗しだすことを除けばね」
「うるさい」
まあ、こんないい仲間がいるのに対して——
「『高音』『高音』『高音』ばっかのティンはバカなの!?」
「まあ…王の僕を盾にするあたりはひどいよね」
「「牛乳飲ますか」」
もう勇者関係ない。
「あたしは勇者じゃありませーん…むしろ王が勇者だと思いまーす!」
「はっ、その手があったか」
「ちょっとぉ!?」
「だってこれで僕が世界を救えばショタといちゃいちゃも夢じゃないよ!?」
「オイコラw」
主にショタのために戦う彼は何を見る。
「ちょっとルイちゃw助け」
近衛も瀕死、絶滅寸前。
「しんでしまうとはなさけねえええええええ!」
世界平和を取り戻すため、天使の笑顔を守るため。
「資料有りません…」
魔王軍関連情報を命からがらにかき集め。
今日も今日とて鎮座している、真の勇者を待っている。
「他力本願な訳ないじゃん」
「だって…」
「「俺らじゃ奴らにかなわねえ…」」