二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: オリ+αによるボカロ替え歌小説【リク募集中】 ( No.29 )
- 日時: 2015/03/18 17:17
- 名前: 小雪 (ID: iykFqmai)
クーマさん
リクどうもです。やれたらやってみたいと思います!
小説
「あー…誰だよバラしたの…いたた…」
しばらく席をはずしていたあいつはぬす…借りた金の場所が分かり、説教されて戻ってきたようだ。
地についていた頭、気分がいいとはとてもいえなさそうだ。
まだ、俺の頭の中では『黒歴史』がエンドレスループ再生されていた。
「ふふ、大丈夫だった?」
そんなあいつを心配…してはいなさそうな、『ロリコン』。
「ねえ、心配してくれるの?うん、でも大丈夫!」
後半の言葉は『もう誰も君を陥れたりしないから』という風にも取れる。
そしてあいつは黙々と角砂糖を4つカップに投げ入れくるくる廻す。
「やっぱり世界は今日も廻ってる」
「ねえ、あのさ」
完全スルーされてやんの。
「僕さ…この世界も好きだし、君も大好き」
金のフォークもカチカチ鳴らして『調教』。
それなら男装したあいつの天使にも気がつかないよな。
「フフ、そりゃよかった。じゃ、『ジギさん』。あたしの事、嫌いになった?」
先ほどと同じ質問。『ロリコン』は瞬きを2、3回すると鼻で笑った。
ここはとある四天王の御茶会議。
- Re: オリ+αによるボカロ替え歌小説【リク募集中】 ( No.30 )
- 日時: 2015/03/20 12:40
- 名前: 小雪 (ID: Zc2CczYF)
小説。
あいつは一息つくと、テーブルの隅で珍しく話していなかった、普段は熱いネタキャラの『シスコン』に話しかけた。
「ほら、心配いらないし大丈夫だよ」
『もう誰も恨んだり呪ったりしないから』という風に聞き取れるその言葉。
あいつは角砂糖を5つカップに投げ入れくるくる廻す。
「安心した、セカイは今日も廻ってる」
「…そうか、あのさ」
「え?」
「俺、やっぱり世界も好きだし、お前も大好き」
もし『シスコン』の手にあいつが拷問ナイフをふわり翳せは無重力にでもなって銀河をつれて眠るのだろうか。
「そうか、そうか!じゃあ、『ティン』」
「なんだ?」
「あたしの事、嫌いになった?」
そう聞いたら、『シスコン』は安心しきった表情で溜め息つく。そして、あーあ。笑われてやんの。
「あたしも、世界も好きだし、皆大好き」
角砂糖を6つカップに入れて啜る姿に、俺はさすがに目を丸くした。
「ね、ねえ『ルイ』。そんなに入れたら身体に悪いんじゃない?」
すると案の定——
「うるっさいな、『ぴかる』」
そういって俺におしぼりを投げつけ、『電池廃』は笑った。
「心配なんか、されたくないし」