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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: オリ+αによるボカロ替え歌小説 ( No.4 )
- 日時: 2015/01/31 14:02
- 名前: 小雪 (ID: 9ikOhcXm)
- 参照: http://uranai.nosv.org/u.php/novel/0602rui2/
【天ノ弱】
[嘘吐き]
主人公:希望ヶ丘望(ぷよオリ)
「私がずっと前から思っていることを話しましょうか」
貴方に会えるのならこれ以上はもう望みません。
「貴方がそれでいいなら私だってそれで構いません」
これは、嘘つきの私が吐いた、はんたいことばの愛の歌——
「今日のこっちの世界は、どしゃぶりの晴天でした」
昨日なんかずっと日まで、一日中満喫していました。
「別に貴方の事なんか考えちゃいませんよ?」
いやでも、ちょっと本当は考えていたかもしれませんね。
メリーゴーランドのようにまわる
「私の頭はもうグルグルです」
この両手から零れそうなほど、貴方にもらった『感情』はどこに捨てましょう?
「限りのある消耗品なんて私はいりませんよ?」
「私がずっと前から思っていることを話しましょうか」
姿は見えませんけど、言葉だけ見えちゃってます。
『主人』が知っていて私が知らない事があるだけで気が狂いそうなんです。
売れ残った『感情』がきれいなのか汚いかなんて。
私には今も分からず捨てる宛てが全くないんです。
言葉の裏の裏が見えるまで待ちますから。
「待つぐらいならいいじゃないですか?」
進む主人と止まった貴方の消えない壁はどうやって壊しましょう?
まだ素直に言葉にできない主人は
「天性の弱虫ですよ?」
この両手から零れそうなほど
主人に渡す『感情』を誰に譲りましょうか?
「そんなんどこにも宛てがあるわけないでしょ」
「まだ待ちますよ?」
「……もういいかい」
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