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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: アクア団は一応味方です ( No.21 )
- 日時: 2014/11/19 11:06
- 名前: 影島忍 ◆dtdkv5XnDE (ID: .Hx7EboP)
足をバタバタを動かすのはよい。しかし顔以外は水の中。息を少ししないと水圧で苦しくなりそうだ。しかも服を着ていたので服に水を含んでしまっているのか重い。それでもスロアの言葉で何とか気力だけで持ち堪えている。
そもそも浮かべそうなものがない。広さは少し狭く人が二人分がすっぽりと入れそうな幅。結構の広さである。
流れはないが深さはあるためか時間が過ぎるごとに足をバタつかせているが疲れてくる。
そして気が付いたら体全体が水につかって息ができなくなると急いで上に上がる。今ではこれを繰り返している。これが何回か繰り返されてもう疲れて頭まで沈んでしまっていたその時だ。誰かが浮けるものを落としてくれたのだ。ユウヤはそれにまたがり水面から顔を出す。
「もう疲れてきているんでしょ?スロアが救出策を考えていて何分もたっているからね。」
アスカだ。なんとか助かったがこれで粘れるのかが問題だ。
水はもちろん冷たいから体温がだんだんと下がっていく。
「はぁ」
ユウヤがため息をついた。そのときだった。
「ずいぶんと弱っちい顔しているのは相変わらずだな・・・坊主」
見覚えのある用の名この声・・・ユウヤはその声を知っていた。
「アオギリさんじゃないか?久しぶり」
そうアクア団の団長であるアオギリだったのだ。
「おーいユウヤ、大丈夫か?」
スロアがまた声をかけてくれる。
「おっと、坊主の仲間もいたとは見つかったら大変だな・・・」
「そんなこといったってもう・・・」
「見つかっているよ。」
アオギリのいるところの上にスロアがいる。やはり見つかっていたようだ。
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