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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 突然の出会い ( No.45 )
- 日時: 2014/11/05 10:24
- 名前: 影島忍 ◆nwbGmLkEMk (ID: 2fSLq59j)
「もうっ!ひつこいんだってば—!」
その頃、アズサは、教師たちから逃げ回っていた。
「アーンもう疲れた〜!」
そしてその場で座り込む。どうやら疲れてしまったらしい。
「いたぞ!」
「始末しろ!」
しかし教師たちは、襲ってくるのできりもなし。
「こういう時こそ戦わないとね。ダメなのはわかっているから。」
アズサはこう言ってモンスターボールを取り出す。駄目だというのは勝手に先生の許可もなしにポケモンバトルをしてはならないこと。これは校則にも書いてある。しかしこんな校則はめちゃくちゃだ。生徒達は許可がないと使えないことを頼りに先生はポケモンを使って生徒を痛めつけている。この前だって一人の教師が水ポケモンを使って生徒を水の中に潜らせ溺死させかけた。
ああいう教師はもうこりごりだ。
「あいつら生徒を何と思っているのよ。しかもこのスクール、何のスクールよ。せっかく父がお金を出してくれているのに…」
ぶつぶつとアズサはこうつぶやきながら、モンスターボールからニャオニクスを出す。
「おい、生徒が教師に逆らう気なのか?」
「当たり前でしょ!あんたたち、生徒にひどいことをして!もう、教師失格よ!」
「そうか。失格か。でも生徒は教師に従わないといけない!」
するとニャオニクスの瞳がいきなり紫色に変わる。
「な、なに?」
「守らない奴はお仕置きだ!」
教師がこう言うとニャオニクスがマジカルリーフをアズサに向かって出す。
「や、やめて!」
しかしその時!
「シオン、10万ボルト!」
『了解』
いきなり誰かの声がしてニャオニクスに向かって電撃をしかけた。
「よぉ…お嬢ちゃん。無事のようだな。」
それは、茶色の髪をしたまっすぐな少年、ユウヤだった。
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