二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 早すぎるバトルの終わり方 ( No.52 )
日時: 2014/12/09 11:10
名前: 影島忍 ◆TYJUczXJ2o (ID: .Hx7EboP)

「まさかお前らはもしかして…」
「あのヒーローズか!?」
二人の教師がユウヤたちにこう聞いた。
「まっ、そのまさかだけどな。」
ユウヤがチョコレートをなめ終わった後こういった。何とかシュウのおかげで脳が正常になった。これならいける。
「おい、相方!ポケモンを出せ。」
「わかったよ、君はその操られたニャオニクスで戦うというんだね。じゃあこいつで。」
相方と呼ばれた一人の教師は、ワルビルを繰り出す。ワルビルというと地面タイプ。地面と考えると電気は効果なし。水と草は、効果抜群、岩や独は効果はいま一つと考えられるからここはマリルリのほうがいい。
「シオン下がってろ!」
『了解』
「いけ、マリル!」
後は、エスパー対策だけと思ったその時、いきなり地面から水がわき出てきた。バトルフィールドの仕掛けがあったのか…そう思いバトル台に上がろうとするがあるのは相手の分だけ…。ということは半分は水!?いやそれはなかった。ユウヤ以外のものがきちんと足場のある陸に上がっている。
「後の一人、降りて来い。そしたらバトルを始めよう。」
(あいつ俺が脳を使ってくることをわかっていたのか。)
ユウヤはそう思い十分に溜まってきた水の中から顔をだした。
「浮き輪とか必要か?」
シュウがこう聞く。
「うー必要だけど…ん!?どうしたマリルリ、尻尾を浮き輪に使えって…いいけど。」
ユウヤはマリルの指示通り尻尾をつかむ。
「そう考えると飛行タイプが必要になるな。オンバーンは飛行・ドラゴンいけるけど…ニャオニクスはエスパーでワルビルは地面…地震を出してくるのならいけるな。」
「いや…やめておいたほうがいい。」
「なんでだよ。」
「バク音波は全体攻撃、俺のマリルリにも当ってしまう。」
「じゃあどうすれば…。」
「シュウは、ウォーグルがいるな。そいつがいいがやっぱりここは仕方がない…ザキ降りて来い。」
「え!?」
ザキがいきなりのユウヤの言動に驚いている。
「技を考えるよりはそっちのほうが先だ。タイプはバトルを左右する。早く降りて来い。」
「わかった。」
ザキが水のほうに降りてきた。
「やっぱ冷たいな。」
「ああ、…これあいつらだけが有利になるように仕組んでいるようだが…残念だと思うな。」
ユウヤが冷静にこういう。
「とりあえず先制攻撃から行くぞ!マリルリ、なみのり!」
「オンバーン、ばんおんぱ!」
するといきなりマリルのなみのりとオンバーンのバクおんぱが炸裂しニャオニクスとワルビルを一発で倒した。
「ちょっと!まだバトル開始とは言っていないのに!」
「お前らがボーとしているから悪いんだ。さぁそのニャオニクスを返してもらおうか!」
「ヒイー!」
即答であるが教師たちは逃げて行った。早すぎるバトルの終わり方である。