二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケモントレーナーヒーローズ(キャラ募集) ( No.67 )
- 日時: 2014/11/18 11:09
- 名前: 影島忍 ◆pObhyKbngg (ID: .Hx7EboP)
昼休みの中庭。
アスカとシュウには少し用事があるからと食堂においてきた。
「一人で大丈夫ですか?」
待っていた中庭でミレイがこう聞いた。
「ああ、なんせ俺がお前にこっそりと約束したんだからな。ちょっと用事があるからと言ったら、ちゃんと行かせてくれたよ。」
「あっさりね。」
ミレイはそう言って中庭にあるベンチに座ったユウヤもそれに合わせて向かい側のベンチに座る。
「お昼ご飯は?どうせ食べていないんでしょ?」
ミレイがユウヤにおにぎりを渡した。購買で買ったやつなのだろうか。少しコンビニのおにぎりという感じがする。
「それで話って…」
「さっきの妙な事件の話だ。ほら、最近転校してきたばかりの二人の少年のこと。」
「ああ、それね。」
ミレイがため息をついてこういう。
「あの二人、謎の悪の組織ではないかと思って調査しているの。理由は、あの二人の転校生が来る前妙な事件が起こったの。その事件は、いきなり会長と副会長の二人が行方不明になったってことよ。会長と副会長は私のクラスにいてとても優しい二人だったんだけどね。」
話の内容を聞けばこうだ。
会長と副会長はあの日、いつものように生徒たちの資料をまとめていたがその生徒たちの中で不審人物が見つかったらしい。そいつらを見つけに教室を探し回っているうちに暗くなり…図書館に会長と副会長が向かっていたことを警備員が見かけたことを境に二人は姿を消したのだという。
ユニオンに帰ったユウヤは少し考え事をしていた。
「ユウヤ、また考え事か?」
シュウがユウヤにこう聞いた。ユウヤが考え事しているのはいつものことだ。
「考えているのはいいけど…そのせいであまり脳のショートはしないでくれよ。」
シュウがこう言ってユウヤにチョコレートを渡す。
「ありがとな。」
ユウヤはそれを受け取り一口口に入れた。
「やっぱりミレイから何かを聞いたのね。」
アスカがシュウとユウヤの姿を見てこうつぶやいた。
「お兄ちゃんのことならいいけど…たぶん今の表情を見るとそうではないみたい…いったい何を聞いたのかな。」
アスカには何を聞いたのかはわからない。ユウヤにしかわからないことそれは、謎の悪の組織のことだった。