二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 怪しい扉は怪しいままである ( No.73 )
- 日時: 2014/11/25 12:11
- 名前: 影島忍 ◆PewdIDdLcc (ID: .Hx7EboP)
「了解、了解。」
「そういっていつもいつも無茶するよなぁ。」
「そうか?」
ユウヤはミニカーからぽけうぉっちに届いた情報を見ながらこう聞くとジュンは「そうだそうだ」と腕を組んでこういう。
「ユウヤって結構無茶するのね。」
「ああ、でも無茶というよりは頭を使いすぎるっていうのが正解だけど…。」
「どっちも同じじゃない。」
アスカがこういったところでミニカーが元の所に戻ってきた。
「おっと充電切れか…。結構読めたからいいけど…。」
「ねぇあの怪しげなドアの向こうはなんだったの?」
アスカがユウヤにこう聞くと気難しい顔をしこう説明する。
「あそこになぜか人らしきものが3つあった。性別は2人は男で1人は女。会長と副会長だ。二人は手足を縛られていて口はガムテープでふさがれて寝ていた。寝息が少し聞き取れているのが証拠みたいだ。助けたいと思うがどうやらあのドアの向こうからは睡眠薬のきりが充満していて…入ったらすぐにおれたちは夢の中に引きずり込まれちまうな。」
ユウヤはこう言ってチュッパチャップスのバニラ味を手に取り袋を開けて口に入れた。
「脳がやばくなってきたのか?」
「ああ、これ以上考えていたらショートしちまうから…ここからはこれがあったほうがいいかもしれないって思って。」
しばらくしてドアのほうを見るとなぜかしまっている。
「どうやらあれは自動ドアみたいだな。ドアノブを握ると空いて話すと閉まるよな構造になっているみたいだ。」
ユウヤはこう言ってジュンたちともに海の科学博物館を後にした。
「とりあえずまずは、睡眠薬を切り抜ける方法から探さないとな。」
そうユウヤが言ったその時だった。
いきなり勢いよく誰かが走ってきたのだ。
「タケシとツツジ…それにスロア!どうしたんだよ。」
タケシとツツジとスロアの3人だった。
「ここに眠っている生徒がいるって本当なの?」
どうやらツツジが怪しげな扉の情報を聞きつけてしまったらしい。ジュンに「話したのか」と聞くと首を振っていた。まさか風のうわさというのだろうか。
「なぁタケシ…君が行ったんじゃあ…。」
「いいや違うよ。ツツジが勝手に言ったみたいで…。」
「なるほど…」
あれ?何かがおかしい。普段のタケシなら反対するはずなのに…なぜか反対しなかった。それにミニカーの情報から1人は女と会った。これってもしかして…。
「なぁタケシ…あのツツジってもしかして…偽物だったりしないよな?」