二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 転校生として潜入 ( No.93 )
- 日時: 2014/12/09 11:31
- 名前: 影島忍 ◆mKaTABBJSg (ID: .Hx7EboP)
「ユウヤさんとアスカさんとシュウさんです。みんな仲良しすること!」
Aクラスの教室で転校生が紹介された。一度に3人も転校してくるというのは、このクラスでは初めてのことだ。ちなみに別のクラスでも2人のところがあれば新人先生と1人のところもありこんなに珍しいことはめったにないという。
「ねぇきいた?Cクラスにはとてもかっこいい先生が来たんだって!」
その先生というのはスロあのことだ。そのことは当然ユウヤたちは知っている。
「まさか同じクラスとは思わなかったわ。」
ユウヤの隣の席に座っているミレイがこういった。
「転校してくるとは思わなかっただろ?」
「確かにそうだけど…。」
やはり思わなかったのは仕方ないかと思う。
『にしても考えたな。学園に潜入調査とは…』
「ああってシオン、今はモンスターボールの中に…」
『了解、了解』
シオンは静かにモンスターボールの中に入っている。
「では後でモンスターボールを預かりますのでユウヤさんとアスカさんとシュウさんは昼休みに職員室に来るように。」
先生であるツツジ先生がこういって授業が始まった。
どうやらモンスターボールは、先生があずかる決まりになっているらしい。大切なポケモンである3対だけは預けるわけにはいかない。なのでシオンとマリルとアブソルはこの授業が終わった休み時間の間にボックスに預けることにした。
「少しだけ我慢な。」
「私も二匹預けていい?」
アスカがこういってルカリオの入ったボールとハッサムの入ったボールを渡す。
「ああ、全員あそこに預けるとなるとあの教師が何をするのかわからないな。」
「とか言ってトルネロスはモンスターボールにも入れてないじゃないか?」
「あいつは契約しているだけなんだ。だから普段は水晶に封印されてんだよ。」
「じゃあ預かれないんだな。とにかく俺もウインディとカビゴンを預けてもらっていいか?」
「ああ。」
とりあえず預けるポケモンだけは預けた。
「何してんの?」
するといきなりグレイシアの姿をしている子が話しかけてきた。
「おわっ!」
ユウヤはびっくりした。
「あれロザリオじゃん。」
シュウはわかったような表情でこういう。
「お前こいつの正体見破ったのか?」
「なんとなくわかった。」
「ふーん」
「ってお前過去見える癖に…」
「見えるけど見ると一発で脳がショートしちまう。」
「やっぱり」
アスカが少し笑った。
そのあとの昼休みにボックスに預けられていないポケモンすべてが学園のほうに預けられた。念を入れてユウヤはこっそりとヨルノズクの入ったモンスターボールにGPS防犯カメラ付き発信器を付けた。
これでこの後どうなるのかが見える。家に帰ったら専用のめがねでそれを見ようとユウヤは思った。