二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 第一回料理対決 ( No.257 )
- 日時: 2015/02/05 18:07
- 名前: 抜間さん (ID: IQFPLn6c)
おまけ①
サムスとミュウツーのオシオキはまだ続いていた
りゅーと「じゃあ、今から料理を実際に作ってもらうわよ」
さて、裸族共のオシオキはこれにて終了だが、ミュウツーとサムスの二人はまだオシオキが続いていた。
色々と笑えないミスをやらかし、オシオキ会場にて説教と料理講座を受けたサムスとミュウツーは現在、実践演習に移るべくキッチンへと場所を変え、綺麗に磨かれた調理台の前に緊張した様子で佇んでいた(余談だが、キッチンは☆2をとったゼルダとオリマーとピチュー+その他手伝いが綺麗に掃除した)。
ヨッシー(の)「今日皆さんが作るメニューはご飯と味噌汁と肉じゃがです。材料は台所組の皆さんに用意していただきました。失敗しても大丈夫なように予備もありますよー」
ミュウツー「いよいよか……;」
サムス「え!?いきなりそんな難しそうなのを作るの!?;」
ミシェル「肉じゃがはともかく、ご飯と味噌汁なんて別に難しくもなんともないわよ?あ、味噌汁の具はスタンダードに豆腐とワカメね」
リンク(り)「俺らも横で指導してやるから落ち着いてやれば大丈夫だ。それとサムスには俺とミシェル、ミュウツーにはヨッシー(の)とりゅーとがつくからな」
ミシェル「……その前に一つ聞いていい?何であなた達がキッチンにいるのよ?」
そう言うミシェルの視線の先にはブラピとネスのワルガキ達が椅子にすわり一同の様子を伺っていた。どうやらこの二人、面白そうだからとキッチンに様子を見にやってきたらしい。
ブラピ「いーじゃねーか。医務室は人でいっぱいなんだからオレらくらいこっちに避難してきたっていいだろ?」
ネス「そうだそうだー!邪魔はしないからさ。いいよね?」
ヨッシー(の)「まあ私は邪魔さえしなければ構いませんよ。じゃあお二人とももエプロン着けて手をよく洗ってくださいねー」
サムス&ミュウツー「「はーい」」
ブラピ「つーかよく考えたらオレらサイドとりゅーとサイドを代表するヘタレとユリカサイドのプチヘタレが集まって料理するってどんなシチュエーションだよww作者絶対狙っただろこの組み合わせwwww」
ネス「後でカルマやゼリグ達にも見せてやらなきゃwwwwww(●REC)」
サムス&リンク(り)&ミシェル「「「よし、後で覚えてろよそこのクソガキ共(指ゴキゴキ)」」」
ヨッシー(の)「まあまあ;」
指を鳴らしながら殺気を放つヘタレ達をたしなめつつ全員がエプロンを付け手を石鹸でよく洗い、そんなこんなで料理講座は始まった。
サムス「うぐ…これ、なかなかに怖いわね……(包丁片手に必死に野菜の下拵えをしている)」
リンク(り)「お前の場合は慣れないうちはピューラーで皮を向いた方がいいかもな。手ぇメチャクチャ震えてるし」
ミシェル「そうした方がいいわね。えっと…ねぇブラピ、ピューラーはどこにしまってあるのかしら」
ブラピ「ピューラーならそこの引き出しにあるぜー。引き出しに調理器具の名前が書かれたシール貼ってないか?」
サムス班は現在、米を洗い炊飯器にセットした(今回はちゃんと水のみで洗いました)後野菜の下拵えにとりかかっている。まともに包丁を握ったことすらなかったサムスはいささか手が震えており、見ているだけで危なっかしい。
ミシェル「サムス、あんまり変な意地を張らない方がいいわよ?」
サムス「ぐぬぬ……もうちょっとぉ……ってきゃっ!!?(手をうっかり滑らせて持っていたニンジンを盛大に飛ばす)」
リンク(り)「おい無理すんなってうぐぁあ!!?(サムスが飛ばしたニンジンが眉間にクリーンヒット)」
サムス「あわわわごめん!そっちのリンク大丈夫だった!?ってあっつぅぅぅぅ!!?(慌てた拍子に手を小鍋に引っ掻けて味噌汁をぶちまける)」
ミシェル「あーもう二人とも大丈夫!?まずは落ち着いて火傷を冷やして!それからサムス、指ちょっと切ってるってば!えっと布巾とそれから絆創膏と……」
ブラピ「ちょwおまwwwwwwww」
ネス「ひどいwwwwそっちのリンク完全にとばっちりじゃんwwww」
ヨッシー(の)「いやいや笑い事じゃないですよこれ……;皆さん、大丈夫ですか?」
おい、どんなコントだよこれ。もはや奇跡じゃねーか。
この光景にブラピとネスはけらけらと笑い、事態を把握したヨッシー(の)がすぐさま布巾片手にサムス班の片付けの手伝いに向かう。どうやらサムスは大乱闘や賞金稼ぎの時の冷静さはどこへやら、慣れない包丁にかなり慌ててしまっているらしく普段ならやらかさないようなミスを連発してしまう。念のため言うけど、サムスの運は普通ですからね。
さて、一方のミュウツー班はというと。
りゅーと「ちょwwwwこっちのリンクドンマイとしか言いようがないwwww」
ヨッシー(の)「やれやれ……お待たせしました。さてミュウツーさん、野菜は切れまし……」
ミュウツー「む?」←皮も剥かずに芽も取っていない八つ切りにしただけのじゃがいもを鍋にIN
全員「いやお前ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇ!!!;;」
なんと、ちょっと目を離した隙にミュウツーが明らかにアウトすぎるじゃがいもを鍋にぶっこむというとんでもないことをやらかしていた;これには指導者4人のみならず、悪戦苦闘しながら野菜の皮を剥いていたサムスと近くで笑いながらで茶々を入れていた悪ガキ達もさすがに大慌て。ソラニンカレーの悪夢再来は頼むからやめてくれ…;
ミュウツー「む?何か間違えていたのか…?」
ブラピ「テメーはアホか!?アホなのか!!?頼むからあのクソデブと同じことやらかすな!!;」
ネス「これ笑えないミスだよ!?作者やリンクやフォックス達が何で倒れたのかわかってる!?じゃがいもの芽が原因の食中毒で医務室沙汰になったんだからね!?;」
サムス「いくら私でも流石にじゃがいもはやらかさないわよミュウツー…;」
りゅーと「ちょっと目を離したスキにこれって……;」
ミシェル「そういえばじゃがいもの問題があったわね……私としたことがうっかりしてたわ;」
ヨッシー(の)「下手したらまたある意味ポイズンの悪夢が再来するところでしたね;」
リンク(り)「先が思いやられるなこれは;」
……おい、大丈夫かこの料理講座……;;
りゅーと「とにかく、早くお芋の皮と芽を処理しなさい;」
ミュウツー「承知した;」
感想まだ
- 第一回料理対決 ( No.258 )
- 日時: 2015/02/05 18:28
- 名前: 抜間さん (ID: IQFPLn6c)
おまけ②
固定審査員たちによる料理の実食と医務室でのあれこれ
一方その頃医務室は、固定審査員の見舞いに訪れた人々で賑わいを見せていた。皆、審査員達の無事を喜びつつ普段はなかなか交流する機会のない異世界の人々と会話したり互いに情報交換をしたりと楽しんでいるようだ。
トリコ「小松からお前らにって薬膳餅を預かってきた。みんな、食ってくれ」
ヨッシー「ありがとうございます。はあ〜、身体が生き返りますぅ〜…」
フォックス「トリコの世界にも面白い食材があるよなぁ。虹の実とかBBコーンはちょっと食ってみたいよな」
ファルコ「まあ、あの世界は料理人も食材も化け物揃いだからな;」
オリマー「どれ、一口失礼して……あ、美味しいですね。私もこれくらい美味しく作れたら良かったのですが……;」
ロゼッタ「まあまあ。オリマーさんも頑張ったのですし、これから覚えていけばいいではないですか」
ピット「リンクさーん、お身体の調子は大丈夫ですか?身体が痛んだりとかしてませんか?」
リンク「俺ならだいぶ落ち着いたから大丈夫だ。みんな、ありがとうな心配してくれて」
ゼルダ「リンクが回復してくれて本当によかったです……」
ルフレ(ファルコもピットもさっきのマジギレが1ミリたりとも感じられないな……;)
ルカリオ「我らも一度は本気で冥土行きを覚悟したからな…」
ピカチュウ「ルカリオ〜、それ洒落にならないよ;」
リザードン「でもお気持ちはわかりますよ。私も死にかけましたからね;」
カービィ「わーい、みんなやっと元気になったねー☆(リンクに抱っこされている)」
マリオ「一時はどうなるかと思ったからな…まさか料理で生き物ができるとは;」
ファルコン「あんな化け物が各地で産み出されるなんて一体どうなっているんたろうな…聞いた話によると、人を食うカツ丼や自ら食いに行かれるアップルパイや挙げ句の果てにはドラゴンがいるそうじゃないか」
サイモン「しかもこっちにもヤバいのが数人いるから笑えないっていうな……;」
シュルク(ル)「同じく;」
と、そこへ。
ミシェル「おまたせー」
キッチンにいた8人がカートに料理を乗せて戻ってきた。どうやら無事にオシオキプログラムが終了したらしい。
ミシェル「サムス達のオシオキはなんとか一段落ついたわよ」
抜間さん「あ、みんなおかえ…うわ;……な、なんかごめんね!?二人のオシオキを丸投げしちゃってさ!」
ヨッシー(の)「いえ、大丈夫ですよ。気にしないでください」
ヨッシー「そちらの私もお疲れ様でした……ってうわぁ…;」
りゅーと「あとは、二人が作った料理を審査員5人が実食してオシオキは全部終了よ」
サムス「その前に……えっと、白粥の件はごめんなさいみんな!次からは同じミスをしないように気をつけるから……!」
ミュウツー「……悪かった。次は気をつける」
リンク「あ、あぁ…いいんだ。そうしてくれると助かる…………;」
りゅーと「じゃあ、早速実食に移るわよ。みんな、準備はいい?」
フォックス「そ、それはまあ、勿論構わないが…………;」
医務室にいた人々はオシオキを担当したゲストに口々にお礼と労いの言葉をかける。サムスとミュウツーもオシオキを通して自分のやったことの重大さを改めて知ったようで、審査員達に頭をさげて心の底から謝った。彼らなら恐らくはもう大丈夫だろう。
しかし、さっきから審査員達のみならず、彼らを見舞いに来ていた人々も含め皆様子が何故だかおかしい。しきりに視線をチラチラさせ、なんとも言いがたい表情をしている。
リンク(り)「…おい、なんなんだ一体。抜間さん達、さっきから変じゃないか?何か気になることでもあるのか?」
フォックス「…だったらさ…………試食に移る前に一つだけ聞いていいか?さっきからメッチャクチャ気になっていたんだが……」
固定審査員「何でさっきからそっちのリンクとサムスはブラピとネスのこめかみを野原みさえよろしくグリグリしているんだ?」
サムス&リンク(り)「「このクソガキ共が立てた死亡フラグを回収してる真っ最中なのよ(なんだ)(むっちゃくちゃいい笑顔でひたすらグリグリグリグry)」」
ブラピ&ネス「「あんぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」
一同「 ( ゜д゜)ポカーン」
……おいクソガキ共、お前らは一体何をしたんだ、何を。ヘタレとは言え、そいつらは全員各サイドにおける最高ランクの実力者じゃねーか。そんな奴らを怒らせたらそりゃあ地獄を見るに決まってるがな。
サクラ「うわぁ、すごく痛そうなんだけど;」
ムジュリン「つーか、そっちの兄貴の顔がめちゃくちゃ清々しいのは気のせいか?」
ゲッコウガ「大方、各サイドのヘタレ達に散々悪態をついたのでござろう?」
ミュウツー「……想像に任せよう;」
ルカリオ「……リンク、悪いことはいわない。弟分達には厳しくしつけを施した方がいい;」
リンク「いや、それができてたら始めから苦労はしてないからな?」
メリア「それは……うん、ごもっともだな;」
みんな、ごめんねこっちのクソガキがいらんことをしたせいで;
リンク「後で二人には俺からきつく言っておくから;」
感想まだ
- 第一回料理対決 ( No.259 )
- 日時: 2015/02/05 00:32
- 名前: 抜間さん (ID: IQFPLn6c)
ミシェル「まあそれはともかくとして……。じゃ、早速実食よ!まずはサムスからね!」
サムス「いざ実食となると緊張するわね……;」
サムスはやや緊張しながら、審査員達の前に料理の乗ったお盆を差し出した。
フォックス「作ったのはご飯と味噌汁と肉じゃがか。米はさすがに大丈夫だよな?」
サムス「同じミスは二度もやらかさないわ;」
リンク「じゃあさっそく……」
審査員5人はさっそく箸をとり、料理を試食する。さて、味は……?
ヨッシー「うーん……」
サムス「……正直な感想を言っていいわよみんな。私も覚悟は出来てるわ」
抜間さん「そう?んー……ちょっとご飯が柔らかいかも。水をもっと少なめに炊いてもいいかもね」
ルカリオ「…それに、味噌汁がしょっぱいな。おそらく、味噌を入れすぎたのだろう。豆腐ももはやくずれすぎてそぼろになってないか?」
フォックス「肉じゃがは……お、まあいける方か。ただ、お前もうちょっと野菜は綺麗に切ろうぜ。ニンジンの厚さバラバラすぎんだろ。あといもが煮くずれしすぎだ;」
サムス「うぐぅ……やっぱりね;;」
米は洗剤こそ入っていないものの水をどうやら多く入れすぎたらしく、気持ち柔らかかった。味噌汁は少ししょっぱかったのと豆腐の形がくずれすぎてルカリオの言う通りそぼろのようになっている。肉じゃがは味こそまあまあいけるものの、野菜の切り方がいびつなため火の通り加減にムラがあり一部中が生のままな野菜があったのと、じゃがいもの煮くずれがひどく半分マッシュポテト状態になっていた。
覚悟はしていたとはいえ、やはり上手くいかなったことにしょんぼりと落ち込むサムス。
抜間さん「うちらからはこんなもんかな。リンク、台所組リーダー兼主夫勇者としてあんたから何かコメントはないの?」
リンク「俺か?んー…料理に対して言いたいことは皆とおおむね同じだな。でもまあ、お前にしては頑張ったと思うぞ。少なくとも、ちゃんと食えるようになっただけ進歩してるじゃないか」
フォックス「だな。まっ、最初の洗剤飯よりずっといいじゃねーか!元気だせよ!」
サムス「あなたたち……」
ヨッシー「二人の言うとおりです。誰も始めからちゃんとできるわけじゃないんですから、少しずつ慣れていけばいいじゃないですか。サムスさん、めげずに頑張っていきましょう?」
ピカチュウ「うんうん、サムスならきっと大丈夫だよ!」
カービィ「サムすん、頑張って!!」
マリオ「いつものお前みたいにしぶとくやっていけばきっといつか上手くいくと思うぞ?だからそんなにしょげるなって!」
サムス「…………!!」
64組からかけられる優しい言葉に励まされたサムスは、浮かなかった表情を次第に綻ばせ笑顔を見せた。周りで彼らの様子を伺っていた人々からもサムスに「がんばれ!」「よくやったな!」など優しい言葉がかけられる。
サムス「みんな……ありがとう!」
ヨッシー(の)「良かったですねサムスさん!」
リンク(り)「ああ、一時はどうなることかと思ったが良かったじゃないか」
ミシェル「これからも頑張りなさいよサムス!」
抜間さん「じゃあ、次はミュウツーかな?ミュウツーにも指導はしたんでしょ?」
ヨッシー(の)「え?あ、はい……」
りゅーと「いよいよかぁ……;;」
ミュウツー「…………;」
さて、いよいよミュウツーの番……なのだが3人は何やら顔が引きつっている。
抜間さん「……?みんな、どうしたの?」
りゅーと「えっと……怒らないであげてね?ミュウツーも頑張った方ではあるから;」
ヨッシー(の)「…………;」
ミュウツー「……先に謝っておく。すまなかった…………」
そう言いながら3人は、審査員達にミュウツーが作ったと思われる和食セットを恐る恐る差し出す。これを見た審査員一同はというと……
フォックス「……おいおい、ミュウツーお前……」
ヨッシー「うわぁ;」
リンク「これはまた……;」
抜間さん「わぁーお…………」
ルカリオ「ミュウツー……すまないが、一ついいだろうか……;」
ミュウツー「……覚悟はしている……;」
固定審査員ズ「ごめんミュウツー、流石にこれは食えない(目の前には半分ダークマターと貸した和食セット)」
ミュウツー「……だろうな;」
一同「」
……新事実、発覚。ミュウツーは普通に作ってもポイズンでした。
これ、改善するのは難しいだろうなぁ……。まあ、「変に異物だと思われるものは入れない」「常識はわきまえる」などの変化があるだけ彼も少しは進歩はした方である。ポケモン組達よ、強く生きてくれ;
りゅーと&ヨッシー(の)「「まあ、料理としての原型を一応は留めてはいるし、何よりちゃんと今回の件で自分がポイズンだって自覚しただけガノンよりはマシな方だけどね;;」」
【あとがき】
これにて料理終了!!長かったー!
色んな方が書いている料理対決をうちなりに書いてみました。てゆうか、オシオキはどうしてこうなったし。
料理の評価文やルールなどはあらゆる作者さんのを参考にしながらアレンジを加えてみたりしましたがなかなか難しいですね……特に☆5や4の評価文が。レシピを調べたり少ないボキャブラリーを絞りだしたりしながら頑張りました。でも、書いていて楽しかったです。これは皆さんが料理対決をしたがるのもわかるなぁ。
さて、今後の予定ですがしばらくは短編や裸族講座、SNSラジオネタなどを載せていこうかなーと考えてます。SNS団のキャラをある程度固めたらSNS団混合の料理をやりたいなと。今のところは未定ですがコラボでの料理対決をやることも考えていたり。まあ予定なので変わるかもしれないですが。
あと、どうでもいいことですがパズドラチームから裸族が増えました。しかも女の。
真面目な人達「」
最後になりましたが、差し入れや救援をくださった皆さんありがとうございました。それとオシオキでミントハゲの被害にあった皆さんやワリオファンやガノンファンの皆様マジですいませんでしたOTL お詫びといっちゃあなんですがこれをどうぞつ【ミントハゲのオシオキ権】
コメントオッケーです。