二次創作小説(映像)※倉庫ログ

SNS団混合料理対決〜どうあがいても絶望〜 ( No.434 )
日時: 2015/04/18 19:36
名前: 抜間さん (ID: tKLq8Ooj)

【特に意味のないプチネタ】

前回の11番の試食の際にちょっと話題にでた女体化での女装を試すために、リンクと渚に性転換薬を飲ませてみました。


リンク「またこの姿になるとはな…;(たゆたゆと揺れるボインとセミロングの金髪が美しい美女の姿に)」
渚「うぇぇ…恥ずかしい…;////(顔立ちと髪はそのままに体つきだけが変化し可愛らしいスレンダーな美少女の姿に)」
フォックス「二人並ぶと違和感が完成にログアウトしてんな?」
ファーエ「何故かしら、ちょっと悔しい…;」
イズン「同じく…;」
ブラピ「相変わらずでっけぇなぁ〜、こりゃEかFはあるなwwww(リンクの胸わしづかみ&もみもみ)」
リンク「ブラピ、お前そろそろ沈むか?」
カルマ「へぇ〜なかなか似合うじゃん渚君wwww(●REC)」
瞬木「こりゃいいネタになるぜwwww(●REC)」
渚「ってそこ二人も撮らないでよ!!?;」
ギア「そういや渚も女体化するとそれなりに胸あるんだな?」
渚「うーん、そうでしょうか?」
ウリエル「悪魔5姉妹ほどでないにしろちゃんと存在感はあるよな;」
イシス「ちょっと失礼いたしますわ…ふむ、ざっとCといったところでしょうかね(ムニュッ)」
渚「わきゃ!?いきなり変な風に触らないでよイシス…;」
天馬「あのー、その胸って動き辛くないですか?なんだかサッカーするには不便そうな……;」
リンク「動き辛いしくっそ重たいぞ?あとブラピはそろそろ殴らせろ。いつまで人の胸いじくり回してるんだよ(#^ω^)」
ブラピ「いーじゃねーか減るもんじゃねーし。お前だって嫁さんの胸をもんででかくし「ゴチーン!!」あっでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
渚「あはは……;さぁみんな、気は済んだでしょ?もういい加減万能薬飲んで元に……「リンクさぁ〜ん?」「なぎさぁ〜?」……って、この声は……;」
リンク「まさか……?;;(ゆっくり後ろを振り向く)」




ルキナ&茅野「「二人とも、今すぐにサラシを巻いてそのうっとうしい脂肪の塊を潰しましょうね〜★(^言^)」」
リンク&渚「「」」



その後、勇者と暗殺者の断末魔が木霊した……




【ルール】

・テーマは魚料理。また、今回は魚でなくとも海老やイカ、貝類などといった魚介類ならOKとする。
・準備期間は10日間で予算は1人5000円。調理器具は基本的にキッチンにあるものを使う他、各自必要に応じて持参してもよい。
・審査員の個人評価から総合評価を出し、総合評価が最も高い者が優勝となる。優勝者にはクオカード10000円分+欲しい物1つをプレゼント。ただし、審査員に喧嘩を売るようなゲテモノや医務室送りにしたりするようなものを作った場合にはきつーい罰が……
・参加者には、評価に関わらず参加賞として魔法石がプレゼントされる。
・料理がでる順番はランダムになっており、審査員は料理を作った人物を知ることはできない。ただ、料理の特徴や味などからある程度の推理は可能である。


【注意点】

・料理に使う魚介類は店や市場で手に入るものを買って使うこと。食中毒や毒性生物の誤食防止のために魚の自前調達は今回は無しとする。
・メインの魚以外の食材の自前調達やスマブラ屋敷で栽培しているものを使うのも可。ただし、食中毒や毒物には十分に気を付け、ちゃんと確かめること。
・能力や魔法を使うのは良いが、限度はわきまえること。
・既製品の提供や他の挑戦者への妨害行為、予算を間違った方向に使うなどの問題行動を起こした場合は即失格。強制的にオシオキコースとなる。
・買い物の際に出たレシートは必ず捨てずに取っておき、司会や審査員に言われたら速やかに提示すること。
・当日、材料の買い出しを急遽しなければならない場合は任天街まで買いに行っても構わないが屋敷を出る際は必ず申請すること。その際、火の元には十分気をつけるように。


【評価】

0→一体何をどうしたらああなったんだよ。つーか、お前といいガノンといい料理で生き物錬成するのが流行ってるの?



審査員一同「すいません、嫌な予感しかしないんですが」

評価がこれということは今回は……………;

SNS団混合料理対決〜どうあがいても絶望〜 ( No.435 )
日時: 2015/04/18 19:55
名前: 抜間さん (ID: tKLq8Ooj)


抜間さん「気がついたら料理対決もあと5品かぁ。長かったような短かったような…思えばここまでで問題児がだいぶ減ったよね?」
ファーエ「そうね。一時はどうなるかと思ったけどなんとか復活でしたし…(遠い目)もうこのまま一気にいって一気に終わらせちゃいましょうよ!」
渚「そうですね。もうそろそろα審査員も来る頃ですし、じゃあ皆さん料理をお願いしますね」
アドレーヌ「はーい。じゃあ取ってくるね」

波乱の連続となったSNS団混合料理対決も残すところあと5品のみとなった。人の話を聞かないバカ二人やら裸族やらでカオス極まりない事態に見回れながらもようやくここまでこれたことに一同は安堵。
審査員達は和気あいあいと話しながら12番の料理が来るのを待ち、その間に司会は料理を取りに行く。


渚「ポイズンクッキング以外の危ないメシマズもたくさんいますが、なんだかバリエーションが豊富というかなんというか……そんな気がしませんか?」
ファーエ「そうね……現に今回の2番と4番と8番もそれだし。まあ、2番は反省するタイプだし他のに比べたらまだマシな方よね?」
ソエル「裸族クッキングもたくさん種類がありますものね………他にも瓦礫が入っていたり危ない辛党だったり毒物だったり洗剤ご飯だったり凍っていたり燃えていたり……;」
リンク「ゼルダもそこに当てはまるよな…真っ赤なブラッド料理作っては指を怪我しまくるし。おかげで絆創膏が手放せないったらありゃしない;」
ファーエ「今の時代専業主夫も珍しくないんだから、あなたが彼女をフォローしてあげたら?まあ、言われなくてもあなたはそうしてるわよね」
ソエル「そういえば、ヘラの料理はどうカテゴライズされるんでしょうか?色はあれですが味は美味しいというとメシマズと言っていいのか…」
渚「うーん、難しい問題だよね……」
バンダナワト「あのー、皆さんちょっといいッスか?」
抜間さん「あ、おかえりー………ってあれ?」

そうこう話しているうちに料理を取りに行っていた司会達が会場に戻ってきた。だが………



リンク「お、きたか………って料理はどうしたんだ?」
ダルニア「いやそれがよ、12番の料理がどこにも見当たらねーんだ」
アドレーヌ「キッチンにもスフィアデバイスの中にもなかったの。他の13番から16番の4品の料理はちゃんとあるのに………」
ファーエ「え?そんなはずはないわよ?だって他のみんなは待機室やギルド内で待ってるし、誰かが勝手に持っていたなんてことはないはず……」
渚「よく探しましたか?他の皿の陰とか………」
ルト姫「当たり前じゃ。わらわ達4人がいくら目をこらそうがそれらしきものはなかったぞ」

司会は困った顔をしながら審査員に事情を説明する。どうやら、次に試食するはずの12番の料理がどこにも見当たらないらしいのだ。
ここで補足説明すると、抜間さんサイドの料理対決では挑戦者が作った料理は原則としてスフィアデバイスが作る特殊空間に入れるきまりとなっている。この特殊空間はものの時間を止めるいわばアワーグラスのような空間となっており、これによって料理の温度や食感を保っているのだ。その空間の中に料理が見当たらないとは一体…………?



感想まだ

SNS団混合料理対決〜どうあがいても絶望〜 ( No.436 )
日時: 2015/04/18 20:28
名前: 抜間さん (ID: tKLq8Ooj)


このままじゃ埒があかないと、手分けして料理を探そうと審査員も席を立ち始める。

抜間さん「とにかく、もっかいみんなで探すよ。まだ時間もあるしみんなで探せばきっと見つかるよ」
リンク「そうだな。もしくは12番に直接聞いて………ちょっと待て。何か聞こえないか…?」

と、同時に、会場におおよそ似つかわしくない、地響きともひび割れとも取れる奇妙な音が響いてきた。


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………


渚「…本当だ」
ソエル「なんでしょうかこの音………?」

突然の出来事に不思議に思った審査員達が音のする方向に視線を向けた次の瞬間………!




ドッカアァァァァァァァァン!!!




司会ズ「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
固定審査員「なんだぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

なんと、耳をつんざく凄まじい破壊音と同時に会場の壁が大きく崩壊したではないか!?そしてそれと同時に発生した衝撃波で近くにいた司会4人が大きく吹き飛ばされ壁に叩きつけられ全員意識を失ってしまった。固定審査員は急いで駆け寄り彼らの安否を確かめると、どうやら背中を強く打ったものの幸いにも骨や神経は大丈夫そうだ。

リンク「ダルニア…………!?ルト姫!!?大丈夫か!?おい!!」
ファーエ「アドレーヌ!バンダナワト!!しっかりして!!」
渚「とにかく、早く医務室に…………って、何か来ますよみんな!」
抜間さん「ちょっとちょっとちょっと!?何が起きたのさ!?みんな、とにかく武器を構えて!!」

辺りにもうもうと立ち上がる土煙の奥から不気味な呻き声が鳴り響き、リンクとファーエと渚は司会を庇うように立ち武器を構え、作者とソエルは呪文を詠唱する。しかし壁を破壊したであろうそれの正体を見た途端、審査員の表情が一瞬で絶望の色に染まることになった。

なぜなら…………





透明なぶよぶよした超巨大クラゲがぽわぽわ空中に浮いた状態で体内に寺坂を取り込んでいたからだ(爆弾投下)

全員「( )            °Д°」





あのー……何でしょうかこれ?今回のお題は確か魚料理でしたよね?いやまあ確かにルールでは魚介類全般OKってなっていたけど何でこんなでかいクラゲがいるの?なにこれオオマンマン?それともバリネード?あと今さらだけど、寺坂食われてね?しかも着ている制服がちょっとずつ溶けてきてない?

抜間さん「…………」
リンク「…………」
ファーエ「…………」
渚「…………」
ソエル「…………」
抜間さん「ねぇみんな、今まで出た問題児どもって誰だっけか………?うち、すっごく嫌な予感しかしないんだけど…………;」
リンク「奇遇だな、俺もだ……」
ソエル「えっと、4番がパトリーさんで7番がギガンテスさん、8番がイズーナさんだから………」
ファーエ「……あれ、そういえば一人足りないような……」
渚「そういえばいませんね、一番危ないラスボスが一人………」

固定審査員5人は血の気が失せた顔を互いに見合せ、震える声で今の状況を整理する。そして気づいてしまった。これまで出たゲテモノ料理の中に奴の名がまだいないことに。
…ここまで言えば、12番が誰か皆さんももうおわかりだろう。

全員「……………………」





審査員一同「ここにきてあいつかよコンチクショウがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」







ピーチ「花壇がいい感じに満開になってるわねぇ〜」
べオーク「当たり前ッスよ!なんてったって皆で種や球根を植えて育てたんスからね!」
ゼルダ「ええ、心が洗われるようですね」
カーヴァイ「おはなきれいきれーい☆」
ヴァルキリー「おいカーヴァイ、あまり走り回って花壇を荒らしてやるな?」

一方その頃中庭のテラスではというと、会場に降臨したラスボスのことなど何も知らないSNS団の女性陣がケーキと紅茶で優雅にティータイムを満喫していた。ピーチと茅野お手製のオレンジパイとヴァルキリーが煎れたハーブティーをお供にのんびりと世間話をしている。

SNS団混合料理対決〜どうあがいても絶望〜 ( No.437 )
日時: 2015/04/18 20:46
名前: 抜間さん (ID: tKLq8Ooj)

べオーク「それにしても、料理対決って試食や挑戦者に回らないと案外暇ッスねー!アタイ、身体がバッキバキッスよ!」
ピーチ「ふふっそうね。でもこうしてゆっくりみんなとお話出来るんだからいいんじゃないかしら?」
サムス「挑戦者といっても、料理下手にはなかなかの地獄よあれは………私も前回やらかしちゃったし;」
茅野「まあまあちゃんと反省したんだしいいじゃないですか。次参加するときに頑張りましょうよ!」
ヴァルキリー「いっそゲストを招いて対決を行ったらどうだ?私も他サイドの者達とゆっくり話してみたいものだしな」
ゼルダ「ええ、そうですね…あら?あれは…………」
カーヴァイ「どうしたのー?」
ピーチ「あら?あれは審査員のみんなじゃない?」
サムス「え…本当だわ。おかしいわね、まだ試食中のはずよ」

と、華やかな乙女の花園と化した空間に突如として会場にいるはずの審査員達の姿が見えた。親しい人達の登場に少女達は思わず立ち上がる。

カーヴァイ「あ、ファーエもいる!おーい!」
ピーチ「渚ちゃんにソエルちゃんもいるわね。あら、あれは新しいペットかしら?不思議なクラゲねぇ」
べオーク「ソエ姉も渚ちゃんもクラゲと散歩ッスかぁ〜楽しそうッスね」
サムス「へぇ、あのぷよぷよしたやつの体内に入って散歩なんて奇みょ…………」



一同「…………」



ガタガタガタガタガタガタァ!!!





ピーチ「ちょうどちょっとちょっと!?平和なんて言ってる場合じゃないわよ!?今やばいのいなかった!!ちらっと審査員がいたんだけど……ってクラゲの中にみんながぁぁぁぁ!!?」
ベオーク「え!?渚ちゃんにソエ姉が何であんなところにいるんスか!?てか、あのぶよぶよした生き物は一体何なんスか!?マスターリングよりもヤバくないすか!?;」
ヴァルキリー「考えてる場合かベオーク!?お前たち、すぐに武器を持って迎撃態勢に移れ!!!」
サムス「言われなくても分かってるわよぉぉぉぉ!!」
茅野「緊急事態発生ーーー!!渚達が化け物に補食されたよおおおお!!!誰か来てぇぇぇぇ!!;」
ゼルダ「リンクぅぅぅぅぅぅぅ!!!今助けますからどうか無事でいてくださいぃぃぃ!!;;」
カーヴァイ「うわぁぁん早くファーエを助けなきゃぁぁぁぁ!!(´;Д;`)」

なんと審査員があの12番の料理ことクラゲ悪化版に食われていたではないかあああぁぁぁぁ!?ってちょっと待て何で料理が人を食うんだよ!ナレーションがほんの少し会場から目を離した隙に何があった!?つーか12番、お前は一体何をしたらそうなった!!?



ピーチ「と、とにかく私、他のみんなを呼んでくるわ!!」
ヴァルキリー「頼んだぞピーチ!」

思わぬ展開に女性陣はすぐさま立ち上がり武器を構え、審査員を救出するべく迎撃態勢に移る。
まさかのモンスター登場に増援が必要と判断したピーチは待機している他のメンバーを呼びにその場を離脱、パズドラチームの参謀を務める光と木の戦乙女はすぐさま状況を分析し的確な指示を出した。

ヴァルキリー「…よし、茅野はパラソルで後方支援に徹し、魔法が使える奴はあの化け物と距離をとり中の奴等に危害を加えないように魔法を放つんだ!カーヴァイ、お前も誰かから魔法をコピーさせてもらえ!サムス!私達は直にあやつを討つぞ!」
サムス「了解!!」
茅野「うんわかった!バリアー!」
カーヴァイ「コピー!からのー、えあすらすと!!」
ゼルダ「ディンの炎!!」
ベオーク「この化け物ぉぉぉ!ソエ姉やみんなを返すッスよ!ガスティーネイル!!」
化け物「……!!?」

茅野が防御力強化の魔法を味方に放ち、ゼルダとベオークは得意の攻撃魔法を炸裂させた。カーヴァイはベオークの風魔法をコピーしてクラゲ悪化版と距離を取りながら二人に続いてコピーした魔法を放つ。


サムス「はっ!ミサイル!チャージ………ショット!」
ヴァルキリー「はぁぁぁぁ!これなら、どうだ!円月斬り!」
化け物「……!∇◯ゐ∠∽$●◇☆″°ーーー!!」
サムス「うぐっ!!?」
ヴァルキリー「ぐぁ!小癪な真似を…………」

味方が放つ魔法の合間を縫うようにしてサムスとヴァルキリーはクラゲ悪化版と距離を一気に詰め、自慢の格闘技と剣術乱舞をお見舞いする。しかし、羽アリのようにちょこまかと自身の身体にまとわりつく二人に抵抗したクラゲ悪化版が激しく暴れたことでヴァルキリーは床に叩きつけられ、サムスは近くにあったゴミ箱に激突した。

ゼルダ「サムスさん!ヴァルキリーさん!」
ヴァルキリー「うぐっ今のはきついな……」
サムス「いったた……あのクラゲ、やってくれるわね……!」

ヴァルキリーとサムスがなんとか体勢を立て直し、痛む身体に鞭を打って再びクラゲ悪化版に挑もうとしたその時だった。


べちゃっ


ふとサムスが右手にべちゃりとした感触を感じそちらに視線を移すと、先ほど激突した際に倒したゴミ箱の中身に混じって彼女の目にあるものが飛び込んできた。

サムス「これは……」


SNS団混合料理対決〜どうあがいても絶望〜 ( No.438 )
日時: 2015/04/18 20:44
名前: 抜間さん (ID: tKLq8Ooj)


ベオーク「ゲイルスラッシュ!……ってちょっとちょっとちょっと…あんまり効いてないッスよ!ならば、もっと強力なやつをお見舞いして……!!」
茅野「待って…!それはダメだよベオーク!中にいる渚やみんなにまでダメージが伝わっちゃう!!それだけは避けなきゃ……!」
ゼルダ「でも、早くしなきゃリンクや皆さんが溶かされてしまいますよ!?」

魔法や物理攻撃でなんとかしてクラゲ悪化版を撃破しようとするが、どうやら奴は表面がぶよぶよして柔軟性に富んでいるらしく、蒟蒻のようにほぼ全ての攻撃を跳ね返してしまい足止め程度の威力にしかなっていない。しかし、救出が遅れてしまえば取り込まれた審査員達の命は危うい。現に取り込まれている審査員達の服は消化液によって少しずつ溶かされてきている…。


茅野「一体、どうしたら……」
サムス「……みんな、聞いて!私に考えがあるの!」


どうしたらいいか悩む一同。そこに高らかに宇宙のハンターの声が響いた。

ゼルダ「サムスさん……何かいい案でもあるんですか……?」
サムス「ええ。外側からダメージを与えられないのなら内側からいくしかないわ……とはいっても、ほぼ博打に近いけどね;お願いみんな、隙を見て魔法であいつを怯ませてくれないかしら?」
ベオーク「内側?博打?……ええい、とにかく悩んでいる暇があるならアタイはそれに賭けるッスよ!早くしなきゃソエ姉達が危ない!」
カーヴァイ「カーヴァイもやる!みんなを助けなきゃ!」

サムスの唐突すぎる提案に首をかしげつつも、審査員達の安全と命が危ぶまれる以上何かよい策があるのならそれにすがりたい。藁にもすがる思いで一同は攻撃魔法を放つ構えをとり、ヴァルキリーも剣を鞘に納め魔力を解放する。

ヴァルキリー「しかしサムス、お前一体何をするつもr……」




ヴァルキリーが見たもの:サムスの手にわしづかみにされている4番作の魔の煮魚
ヴァルキリー「」




……はい、後ろを振り向いたヴァルキリーが見たものは、今回の料理対決で初っぱなから審査員達の味覚をぶち壊し、医務室沙汰を巻き起こし皆さんを驚愕させたあの味覚破壊兵器を携えた宇宙のハンターの姿でした(爆弾投下)。
思わず絶句する光と木の戦乙女の目の前にはサムスにわしづかみにされた魔の煮魚と、フルーツゼリーのフルーツよろしく飲み込まれた審査員と、そして今なお何かを取り込もうとするクラゲ悪化版。

……ここから導き出される策はただ一つしかないだろう;


ヴァルキリー「……おいサムス、お前まさかとは思うが、……;」
サムス「……そのまさかよ?にしても、ポイズンクッキングがこんな形で役に立つとはね……」
ゼルダ「……敵が攻撃体制に入ろうとしています!皆さん、やるなら今です!!」
茅野「そーれっマジックエンハンス!!さあみんな、やっちゃって!!」
ベオーク「やってやるッス!!サイクロンンンンン!!!」
ヴァルキリー「ええい、こうなったら私もやけだ;!!ホーリーランス!!」
カーヴァイ「えあすらすとーーーー☆!」
化け物「∽(★ー〇‘♀*▽%′$*ーーーー!」
サムス「ありがとうみんな!はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

サムスは深く息を吸い込み覚悟を決めると、魔の煮魚を握りしめクラゲ悪化版に向かってダッシュし、その勢いのままスライディングをして素早く下に潜りこんだ。
そして…




サムス「さあ、たぁぁーんとお食べなさい……この化け物ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
化け物「ーーーーーー!!?!?」
ヴァルキリー「食わせたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?;;」




何と手に持った魔の煮魚を自身の腕ごと奴の体内に無理矢理ねじ込んだではないかぁぁぁぁぁ!!
クラゲ悪化版はいきなり体内に異物を突っ込まれたことに狼狽えるも、ほぼ条件反射でそれを飲み込むと早速固定審査員もろとも消化せんと身体をくねらせる。

茅野「サムスさん、早く離れてください!」
サムス「言われなくても!」

サムスは急いで手を引き抜くとダッシュでその場を離れ、一同は何かあった時のために急いで武器を構えた。


化け物「…………!?◎→↑↓§★≧°$●◇%!!ーーーー!!」


すると、あっけにとられたかのようにしばらくその場にじっとして浮遊していたクラゲ悪化版だったが、突然波打ち際に打ち上げられた魚のようにもがき苦しみ、闇雲に壁や床に体当たりしのたうち回りだしたではないか。
そして身体をギュウウゥと収縮させ…




ペペペペペペぺェっ!!!ドサドサドサドサドサドサ!!



審査員達6人を勢いよく吐き出した……!


サムス「やった、成功よ!みんなを吐き出したわ!」
茅野「うひゃあ、ポイズンクッキングにポイズンクッキングって効果抜群なんだね…;」
ベオーク「その前にあれ、本当に料理なんスか……?ヴァルちゃん、あれを作ったのはまさか……」
ヴァルキリー「間違いなく我らのリーダーであるあのドSだな……;って感心している場合か!?早く皆を医務室へ運ぶんだ!」
茅野「そ、そうだった!渚、しっかりして!!渚!」
ゼルダ「リンク!リンク!大丈夫ですか…!?」
ピーチ「遅くなってごめんなさい!みんなを連れてきたわよ!」
ドクター「審査員は無事かぁぁぁぁってなんじゃあのクラゲみたいな化け物は!?つーか人を食う料理って何だよ!?12番は魚に一体何をしたんだ!?」
イシス「彼のことですから、おそらくは普通に作ったのでしょうね;」
奥田「ちょっと待ってください普通に作ってあれですか!!?;;」

そこに、救援と討伐部隊を探しに行っていたピーチがドクター達を連れて戻ってきた。床に転がった審査員達を見た医療班はすぐさま審査員達の無事を調べつつ彼らを担架に乗せる。
どうやら女性陣の対応が速かったおかげで最悪の事態は免れたらしく、いずれも命に別状はないようだ。クラゲ悪化版に抵抗した時に出来たのだろう打撲や打ち身、擦り傷などの外傷が身体中にあり、服を一部溶かされ気絶してはいたものの6人全員奇跡的に無事だった。


感想まだ。これ料理対決だよね?

SNS団混合料理対決〜どうあがいても絶望〜 ( No.439 )
日時: 2015/04/18 20:53
名前: 抜間さん (ID: tKLq8Ooj)


奥田「とにかく、まずは皆さんを医務室に……ってあのお化けの粘液で皆さんの服があちこち溶けかけてて…目のやり場に困ります;」
イシス「マスターは作者とファーエ様とソエルをお願い致します。それと、治療の前にまずは粘液を洗い流さなくてはなりませんね……服を溶かす粘液ですから、皆様の皮膚にも悪影響を及ぼしかねませんわよ」
エンジェル「皆さんの迅速な対応のおかげで最悪の事態は免れましたですねぇ…これがもし遅かったら皆さんが骨だけになっていましたよぅ…」
ベオーク「でも、おかげで魔力がすっからかんッスよ……後は他のみんなに任せるッス。ちょうどみんなも来たみたいだし」

そうくたびれたように呟きながらベオークが指差した先には、ポイズンクッキングによる内部からのダメージに危険を感じ逃げようとするクラゲ悪化版と、それを退治するべく集まったSNS団の実力者達と討伐部隊の姿があった。どうやら、ここは彼らに任せた方が良さそうだ……;


フォックス&ギア「「被害が拡大する前にあの化け物を退治するぞぉぉぉぉぉ!!」」
討伐部隊一同「イエッサァァァァァァァ!!」




12番の総合評価:0

抜間さ  評価:0
一 何を  らこ なったんで  貴方は? れ、本 に普通 作 たんだ  …?

 ンクの評 :0
ガ ン並み  バいのがまだ た   ャレにならね ぞ…。今回ば  は俺もガチ 死を覚 した…誰か妖精  てこい…

ファーエ  価 0
ね 、魔王って んなこう  …?私 が吸収 れるのは  に予想外だっ わ…まだ頭 クラ ラ る……

 の 価:0
料 で生き を作る かそん  ありですか?てゆうか、人を食べ 料理とか怖  ますって…

ソエ  評価:0
お願 です ら貴方は主や  ドラ ームの皆さ のため  一生台所 立たな  くだ いOTL

寺 の評  0
ざけ な、お前頼 から今回  りは一発殴ら ろや

(※全員の評価用紙があちこち溶けており、虫食い状態に…;)



固定審査員&寺坂「」
ドクター「怪我はそこまでヤバイものではないが、相当なショックを受けたんだろうな………全員の顔が恐ろしいほどに真っ青だぞ;」
エンジェル「脈拍もすごく早いですぅ……一体何があったんですかねぇ;ルト姫さん、治療終わりましたですぅ」
ルト姫「いたた………申し訳ないゾラ、気絶したばかりに皆を救出できなくて;」
初芽局「いや無理はないでござるよ。それにしてもあのようなおぞましい生き物の体内に………想像したくないでござる……」
アイア「とにかく、あいつのことは皆に任せて私たちは治療に専念するわよ;」
バンダナワト「すみませんッス………いてて;」
ピクミン達「えっさー」「ほいさー」「はこべー」
オリマー「替えの服を持ってきましたよ。あれ、オオマンマンよりも危なくないですか?;」
ゼルダ「むしろライクライク的な何かも感じますね……いずれにしろ、あんなのとはもう二度と戦いたくないです…;」
茅野「同感…………」
アドレーヌ「あー痛かった………前回のラストのあのお化けよりもひどくないあれ?;」
ダルニア「いや、あれ以上にやべぇだろ………まさかあの豚魔王以上にやばい奴がいやがるとはな;」
磯貝「椚が丘中の制服の予備があってよかったな………渚はサイズ合うかな?」
イトナ「合わなければ適当なものを着せればいい。まずは意識の回復だ」
たまドラ「たまぁ…………;」
イース&マノス&ムジュリン「「「え?俺らの時よりやばくね?」」」←まだベッドの中



固定審査員と寺坂を医務室に運びこんだ医療班とSAN団達はまずお風呂で審査員達の身体中にまとわりついた粘液をよく洗い流し、それから意識の回復と怪我の治療と溶かされた服の代わりに着る衣類の調達にあたる。怪我はそこまで酷いものではないので治療自体はほんの30分程度で済んだが、肉体精神ともによほど大きなショックを受けたのか全員顔が真っ青だ。なお、最初に吹き飛ばされ気絶した司会達も怪我の治療を受けている。

SNS団混合料理対決〜どうあがいても絶望〜 ( No.440 )
日時: 2015/04/18 20:57
名前: 抜間さん (ID: tKLq8Ooj)




杉野「恐れていたことが起きちまったぁぁぁぁぁ!!?神崎さんは距離を取ってイザナミで応戦してくれ!!てか何だよあの化け物は!?あと渚と寺坂は無事か!?(ベースボールボム乱舞)」
神崎「命に別状はないみたいだけど、精神的なショックは大きいだろうって皆さんが言ってたよ……イザナミ・コントロール!」
ルキナ「あんな化け物に食われたら誰だってショックになりますよ………って皆さんがぁぁぁぁぁ!!!?」
信助&ピカチュウ&ウルフ(り)&剣心&シュルク(ル)「」←クラゲモドキに食われた;
剣城「西園ォォォォォォォォ!!!;;;」
ギア「おぃぃぃぃぃ!!誰かポイズンクッキング持ってこいぃぃぃぃぃ!!早くみんなを吐かせろぉぉぉぉ!!」
銀時「お妙のダークマターを持ってきて正解だったぜ………くらえや化け物ォォォォォォ!!」
悟空「オラも行くぞ!!はぁぁぁぁぁぁ!!(スーパーサイヤ人化)」
瞬木「エアロバレット!ダークバレット!!なんなんだよあの化け物は!?あいつは一体何をした!?(2丁拳銃乱れ撃ち)」
ナルト「影分身の術!!さあ、行くってばよ!!」
フォックス「全員離れろ!あのクラゲ野郎ランドマスターでぶっ潰す!!(スマッシュボールを叩き割る)」


医療班が審査員達の治療にあたるその頃、12場の料理が起こしたまさかの補食騒ぎに急遽SNS団の腕自慢達と各地から駆けつけてきた実力者達がクラゲ悪化版を駆除するべく武器を手に取り迎撃態勢に入り一斉に駆逐に移る。すいません、料理が人を食べるって何ですか?それどんな食物連鎖ですか?まあ、ポイズンクッキングが効くのがせめてもの救いか……これで弱点なかったら確実に積んでいました。



2番&5番「「お前、一体何をしたらああなったんだ……?;」」
12番「むしろ我輩が聞きたいぐらいなのだが……?普通ににしんの干物をグリルで焼いたつもりなのだが、焼いていくうちに形が変わって気がついたらああなっていた(正座なう)」
3番「普通に作ってあれって逆に才能だよな?いやまあ、うちのカーヴァイも大概だがよ…(抜間さんサイドのカーヴァイはミラクルクッキングの達人)」
10番「ミュウツーよりも質が悪いぞお前……しかもお前の場合悪気はないんだよな;」
1番「あと自分の順番が来たら勝手にスフィアデバイスから脱走するとか危険すぎるだろ!?」
11番「オレもちょっくらあの化け物退治に行ってくるぞ!!」
6番&9番「「皆さぁぁぁぁぁぁぁん!しっかりしてくださいぃぃぃぃぃ!(´;Д;`)(医務室へダッシュ)」」



今回はここまで。念のため言いますがこれは料理対決ですからね?バトルものじゃないからね?まだ4つの試食があるから審査員の治療と化け物退治だな、うん。一応ヒントと注意点をば。

12番はまさかの試食なし……っつーか、料理が審査員を食うって何?本人に悪気がないし反省するタイプなのがせめてもの救いか……;
さて、試食ですが当然ながら今回は出来ません。つーか、逆に自分が奴に試食されかねないので絶対にすんな。今回は救出が早かったから良かったものの、下手したらホネカワスリムになりかねません……。

感想OK。どうしてこうなったしOTL