二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 特に意味のない短文 ( No.494 )
- 日時: 2015/05/18 16:01
- 名前: 抜間さん (ID: tKLq8Ooj)
突然始まり突然終わる短文そのじゅういち
『時の勇者と剣士組の暴走カオスエトセトラ』
さて、今回の短文はうちサイド名物の勇者が剣士組に振り回される話の2本立てになります。両方とも基本的に剣士組がフリーダムに暴れまくってリーダーがむっちゃ苦労するだけのエピソード。それと先に言っておきます。前半はわりとほのぼのなのに後半はおもいっきりギャグです。
①勇者と天使の出会いとX組の参入
その邂逅は、ある日の皆が寝静まった夜中のことであった。
リンク「はっ!!だっ!!…でやぁっ!!はぁぁぁっ!!!」
リンクはこの日、何故か目が冴えてしまい眠れない夜をトレーニングルームにて一人剣術の練習に勤しむことでゆっくりと明かしていた。真面目で努力家な彼は常日頃から剣術や弓矢の努力を惜しまず、絶えず剣を振っては辺りに太刀音を鳴り響かせる。
と、そこに……
バサバサバサッ!!
「そこの緑の人ぉぉぉぉぉぉ!」
リンク「ーーー!!?何だ……って上か!?」
なんとも元気のよい声が上空から聞こえてきたのでリンクがはっとして空を見上げて反射的に盾を構える。すると、何やら白い衣装に身を包み背中に翼を生やした少年が軽やかに舞い降りてきて目の前にすたっと着地した。
ピット「その緑の服に剣に盾!あなたは時の勇者、リンクですよね!?」
そう、彼はスマブラXから新しくファイターとして参戦したピットだ。
リンク「お前は……って、天使?」
ピット「……ってありゃ?どうしたんですかボクの羽根をじろじろ見て」
リンク「いや、スマブラはとうとう天使も参戦する時代になったんだなぁと思ってな……;」
ピット「うーん、やっぱり飛べない天使って皆さんからしてみたら珍しいんでしょうか…(´・ω・`)」
目の前に現れた天使に若干戸惑いながらも妙に感心したように呟くリンクと、軽く翼をはためかせながらちょっとしょんぼりとするピット。
とりあえず勇者よ、64時代からゴリラに狐に恐竜にピンク玉に得体の知れないネズミに得体の知れない風船と二度見しそうな面子ばかりがスマブラに参戦している上に、お前の場合はコキリやらゴロンやらゾーラやらゲルドやらバラエティに富んだ種族を嫌と言う程見てきたくせに天使ごときで何を今さら 。あとピットも問題はそこじゃないだろう。
ピット「……っと、そんなことはどうでもいい!今すぐボクと勝負してください!!」
リンク「え!?いきなり何を……って武器を構えた相手に言うだけ野暮ってやつか。まあ、何が何だか知らないがそういう威勢のいいのは嫌いじゃないぞ?」
ピット「やった!そうこなくっちゃ!」
読者のツッコミなど知ってか知らずかはっとしたように首をぶんぶん降って気をとりなおすと、ピットは人差し指をビシッと突きつけて元気よく宣戦布告をしてみせた。それに応えるかのようにリンクもニィと笑みを浮かべマスターソードを鞘から抜き盾を構える。
補足すると、実は元々ピットとリンクはゲーム的な意味で生まれた世代がかなり近い上に(初代ゼル伝、初代パルテナ共に1986年にディスクシステムで発売された)、二人には剣や弓矢などの豊富な武装や敵が産み出した黒い自分がいるといった共通点も多々ある。このことからピットはスマブラ参戦当初からリンクをかなり意識しており、今回思いきって彼に勝負を挑んだというわけだ。
リンク「よし、全力でかかってこい!!」
ピット「いざ勝負だー!!」
さて、ピットは若くしてパルテナ親衛隊長として女神パルテナに仕え、数多の修羅場を切り抜けてきた天使だ。
……しかしながら、今彼が対峙している相手は勇者として凶悪な魔物を相手に数々の命のやり取りを切り抜け、スマブラでもその実力を遺憾なく振るっている紛れもない上位ランカーである。そんな彼にピットが敵うはずもなく、結果は当然ながらリンクの勝利に終わった。
ピット「ヤラレチャッタぁ……やっぱり強いですねー。噂以上に手強かったや…」
リンク「いや、お前もいい線いってたじゃないか。弓も剣もレベルが高いしそれなりに戦い慣れしてるみたいだな。他の武器の使い方とか立ち回りにまだ荒削りな部分はあるが、お前ならまだまだ伸びるさ」
ピット「むぅー……やっぱりもっと精進しなきゃかぁ;」
リンク「まあ、慌てる必要はないさ。無理に強くなろうとして背伸びしてもスッ転んで自分がダメになっちまうだけだしな。色々お前なりに模索してみるといい……ほら、おにぎり食うか?」
ピット「いいんですか?いただきます……あっおいしい!」
リンクは額の汗をタオルでぬぐいながらも夜食にと作ってきていたおにぎりとスポーツドリンクを差し出し、ピットの頭をぽんぽんと優しく撫でて朗らかに笑う。ピットはおにぎりにかぶりつきながらも心地良さそうにして大人しく頭を撫でられていた。
- 特に意味のない短文 ( No.495 )
- 日時: 2015/05/18 17:18
- 名前: 抜間さん (ID: tKLq8Ooj)
ピット(なんだか撫でられてる頭があったかいや。パルテナ様とは全然違う優しさとか頼もしさがあるっていうか…見た目すっごく若いのになんだか安心してよりかかれるっていうか………てゆうか、ボクと4つ5つくらいしか違わないし生まれた年代もあんまり変わらないのに、どうしたらこんな風に強くなれるんだろう…?)
リンク「どうした?妙にぼーっとしているな」
ピット「あの、リンクさんってお若いですよね?ボクとそんなに年も違わないし。なのに、どうしてそんなに強いし、大人なのかなーって」
リンク「まあ、俺にも色々あったんだよ。いつかお前にも強さとか大人ってのが何か、わかる日がくるさ」
そう語るリンクのなにやら意味ありげな言葉に、頭を撫でられながらぼんやりと考えこむ。
ピット(今日はヤラレチャッタけどいつかこの人に勝ちたい。でもいろんな話を聞いてみたいし剣とかも教わりたいしちょっと頼ってみたい気もするし……うん、だったらこうしよう!)
やがて何かを決めたように口に含んだおにぎりを一気にスポーツドリンクで流し込み、うんっと頷く。それからがばっと立ち上がりリンクに向き合い、高らかに宣言してみせた。
ピット「……リンクさん!ボク、まだまだ弱いけどいつかあなたに絶対勝ってやりますし、あなたみたいに強くなってみせます!」
リンク「お、そいつは楽しみだな?頑張れよ」
ピット「そのために、あなたからも先輩として剣術とか弓矢とか色々習いたいです!ですからリンクさん!」
ピット「お兄ちゃんと呼ばせてください!!!」
リンク「え?あぁ、いいぞ!」
っておい、せっかくいい感じの流れだったのに「娘さんを僕にください」的なノリでお兄ちゃん発言するなお前はwwwあと、勇者も快諾するなよwww
リンク「いや、兄貴呼ばわりされるのは慣れてるし別に問題ないぞ。それに、なんかこいつはほっとけなくてな……」
ピット「(・ω・)?」
まあ、スマブラ結成から今までにも、ド天然ド純粋なカービィやらギャグカオス組のネスやらちょっと背伸びしがちなムジュリンやらに普段から振り回されてる根っからの世話焼き体質だもんなお前は。
それはともかく、どうやらピットはリンクを今までの「一番勝ちたい相手」という見方に加えて「頼れるお兄ちゃんみたいな人」とも認識したようだ。リンクもリンクで可愛い弟分ができたことは満更でもないらしい。
リンク「あ、ただお兄ちゃんだと色々誤解を生むから普通に名前で呼んでくれよ;」
ピット「はーい♪」
さて、その翌日。
リンク「……というわけでだな、今日から新しく剣士組が増えることになったぞ」
ピット「よろしくお願いしまーす!」
マルス「リンク、どんな経緯だいそれ;」
ピットの唐突すぎるお兄ちゃん宣言から一夜開けたこの日、リンクは自分の部屋にマルスとロイを呼び出して新入り剣士組を御披露目していた。
ソファーに座りながら自分に引っ付いているピットをよしよしと撫でるリンクに、立ち話もなんだからと振る舞われた焼きたてのシナモンクッキーを堪能しながらゆったりとロッキングチェアに座るマルスに、フローリングに敷かれたマットに腰掛けてアイスティーをすするロイという面子が集まるなんとも平和な昼下がり。先の経緯にまあ色々言いたいことはあるものの二人とも笑顔でピットを同志として迎え入れる。
マルス「それにしても天使かぁ。はじめまして、僕はマルス。よろしくね?」
ロイ「天使って本当にいるんだなぁ……僕はロイだよ、よろしく」
ピット「マルスさんにロイさんですね?あ、ボクはピットです。よろしくお願いいたします!」
リンク「どうやら、余計な心配だったみたいだな……」
弓のような剣のような特殊な武器を使うピットが果たして剣士としてマルス達に受け入れられるかが若干不安だったリンクだが、そんな心配が杞憂に終わったことに内心ほっと胸を撫で下ろす。現にピットはというと、さっそくマルスやロイと連絡先やLINEの交換を行っていた。どうやらわりかし人懐こくフレンドリーな性格のようだ。
リンク「……ところでマルス」
マルス「なんだい?」
と、唐突に話の流れを切り替えたリンクがスマホをいじるマルスを呼び、何か言いたそうな顔で視線を隣にいるピットからロッキングチェアを独占しているマルスに移す。そこには……
リンク「さっきからむっちゃくちゃ気になってたんだが……剣士組はいつのまにマスコットを採用することにしたのか?」
マルス「あ、可愛いでしょ?彼はメタナイトって言うんだよ♪この機会だし紹介しようと思って連れてきたんだよ(メタナイトをしっかりだっこしている)」
メタナイト「可愛いと言うなぁぁぁぁぁぁ!!!!;;;」
ロイ「あははー……」
はい、アリティアの王子は銀河の仮面剣士をがっちりホールドしてむっちゃいい笑顔でなでなでしていました。これには彼と長い付き合いがあるリンクとロイも思わず苦笑しマルスの腕にぬいぐるみよろしくちょこんと収まるメタナイトに同情と哀れみのこもった視線を送る。つーかマルス、お前そういうキャラだったのかwww
感想まだ。マルスのキャラがwww
- 特に意味のない短文 ( No.496 )
- 日時: 2015/05/18 16:33
- 名前: 抜間さん (ID: tKLq8Ooj)
マルス「リンク、副リーダーとして言わせてもらうけどせっかく剣士組を結成するんだからマスコットは必須だよ。彼をマスコットにしたいんだけど、いいよね?」
リンク「それはまあ、別に構わないが……;ただ、個人的にはカービィやピカチュウのようなそれこそ直球で可愛いのが好みだな。あと、剣士組のマスコットなんだから剣が使えなきゃダメじゃないか?」
ロイ「え、そういう問題なの?;」
マルス「大丈夫だよ、彼も立派な剣士だから。よかった、これで心おきなくメタナイトをマスコットとして独占できる!」
メタナイト「眼中に入ってたまるか!!?それと私はマスコットではないと何度言えばわかるのだ!!;」
マルス「ところで、カービィやピカチュウがストライクでメタナイトがアウトオブ眼中なら……ピットはどうなんだい?ストライクゾーン?」
リンク「あー、こいつはなんかこう、世話を焼きたくなるっつーかな、なんかほっとけなくてな…」
ピット「じー(`・ω・´)」
ロイ「……とか言いながら左手でピットを撫でてるんだから本当は満更でもないんだよねリンクも。僕やマルスがスマブラに来たときも色々教えてくれてたし、なんだか剣士組のお父さんみたい」
リンク「じゃあマルスはお母さんな。可愛いもの好きみたいだし女顔だし」
マルス「えー;そこはせめてお兄さん辺りにしてよ。あと、女顔は触れないで;」
メタナイト「おい、私の話を聞けお前達OTLそれからマルスはいい加減私を解放しろOTL」
すいません、父性を暴発させた勇者と母性を暴発させた王子が仮面のマスコットを置き去りにしてマスコット談義をしているんですが(笑)
自分を離そうとしない王子はしきりにぷにぷにしてくるし天使は相変わらず勇者にひっついてるし嫡はまあマルスとメタナイトのことはリンクに任せておけばいいかなと呑気にアイスティーすすりながらまったりと会話に相槌を打つしでみんながみんなある意味で我を貫き通す光景にメタナイトは色々と唖然。え、剣士組ってこんな連中ばっかりか?とゆうか、結局私はマスコット決定?
リンク「とりあえず、マルスはいい加減離してやれ;(メタナイトをマルスからひっぺがす)」
マルス「ハイハイ、わかったよ仕方ないなぁ(´・ω・`)」
メタナイト「やっと解放された……;」
ピット「うーん、リンクさんがお父さんでマルスさんがお母さんならボクとロイさんは息子になるんでしょうか?……あ、見た目よりぷにぷにしてるや♪(メタナイトをぷにぷに)」
リンク「この年で息子が二人ってのも複雑ではあるがな;どれどれ?……お、マジだ。でもカービィ程じゃないな(こっちもぷにぷに)」
メタナイト「お前たちも私をマスコット扱いするのかOTL」
とまあ、色々ツッコミ所はあったもののなんやかんやでピットとメタナイトはすんなりと古参達に受け入れられ、晴れて剣士組は結成された。
これだけでも十分だがさらにこの数日後には……
マルス「みんなー、彼がアイク、新しく来たFE組兼剣士組の新入りだよ。アイク、彼らかがリンクとロイとピットと……それから剣士組の公式マスコットのメタナイト!」
メタナイト「誰がマスコットだ、誰が!!!;;」
アイク「マスコット……?生憎だが俺はそんなのには興味はない、ぬぅん(両手わきわき)」
リンク&メタナイト「「おい、そのメタナイト(私)をロックオンしている両手は何だ?」」
ピット「うーん、アイクさんも可愛いもの好きなんでしょうか?」
ロイ「どうだろう……」
メタナイト「私の味方は剣士組にはいないのかOTL」
ベオクの剣士も新たに加わったことで3人だけだった剣士組は6人になり、スマブラでも1、2を争う個性豊かなグループになったそうな。剣士組は今日も仲良しです。
……え?メタナイト?あぁ、勿論マスコット決定しましたよwww
メタナイト「可愛いというなぁぁぁぁぁ!!!;」
②ダメだこいつら早くなんとかしないと
※時間軸は①とはうって変わってfor組参入後になります。
それは、リンクの部屋に剣士組が集まり会議を午前中のうちに終わらせ、メシウマ組お手製の昼食をとった後のある午後の昼下がりのことであった。
シュルク「まったくもって穏やかじゃないですねルキナさん!」
ルキナ「シュルクさんこそ、全くわかってないじゃないですか!?」
会議の後も剣士組が部屋から散らばることなく、時折なんてことのない話題を駄弁りながらゆっくりと読書したりゲームしたりと、各メンバーが思い思いに過ごしていた平和なはずの休日の午後……そんな中突如として発生した一触即発な空気に一同はなんだなんだとルキナとシュルクの様子を一斉に伺った。
ごろ寝でベッドを占領して3DSをしていたオセロ天使はゲーム画面から顔を上げ、ソファを占領しながら読書をしていたマルスとルフレ、マルスの膝にホールドされていたメタナイトもルキナ達を見る。
マルス「え?なになに喧嘩!?早く誰か止めないとじゃない?」
ブラピ「いや、あの調子じゃ止めても無駄じゃね?」
リンク「紅茶が入ったぞーってなんだこの空気は……;おい、あいつらに何があったんだ?」
ピット「それが……今見たらいつの間にかああなってたからボク達にも何がなんだか」
アイク「ルフレ、お前あいつらと同じfor組のはずだ。心当たりはないのか?」
ルフレ「悪い。ずっと本読んでたから知らない」
キッチンに紅茶とお菓子を取りに行っていたリンクと彼を手伝っていたロイ、さらには本棚を背もたれにうとうとしていたアイクすらもただ事ではないシュルクとルキナの雰囲気にぎょっとして周りに訪ねるも、この状況を理解している人は当然ながら誰一人としていない。さながらパニックトークアクション並の大議論に発展しかねない勢いで二人の言い争いは益々ヒートアップしていくばかりだ。
リンク「ルキナとシュルクがあんなに熱くなること自体がかなり珍しい光景だぞ?」
メタナイト「そもそもあの二人には喧嘩する要素がないように思えるが……」
ロイ「僕もそう思う。二人とも性格的に喧嘩ってキャラじゃないよね?」
ブラピ「いんや、案外肩がぶつかったのが言い争いに発展、とかなんじゃねーのか?」
マルス「いや、シュルクもルキナもちゃんと謝るタイプだしそれはありえないよ。きっとよほどの理由があるはず……」
ルキナ&シュルク「「とにかく!!!」」
ルキナ「もふもふこそ最高の癒しですよ!正義ですよ!ここは譲れません!」
シュルク「いいえ、そこはぷにぷにが一番ですよ!あの弾力を天国と言わずしてなんと呼ぶんですか!!」
リンク&ルフレ&メタナイト「「「いや喧嘩の理由くっだらねぇなオイ!!!?;;」」」
ブラピ「ちょwwwもふもふとぷにぷにの二大勢力の戦争勃発かよwwwwwwwww」
マルス「ごめんみんな、さっきの発言撤回させてOTL」
っておいwww随分真剣ににらみあってると思ったら喧嘩の理由それかよwwwお前らそんなくだらないことでいがみ合うんじゃねぇよ心配して損したわwww
喧嘩の理由がwwwwww
- 特に意味のない短文 ( No.497 )
- 日時: 2015/05/18 16:36
- 名前: 抜間さん (ID: tKLq8Ooj)
ルキナ「くだらなくなんかないですよナレーション!!これは真剣な話なんです!」
シュルク「そうですよ!もふもふ派のルキナさんやサムスさんを今日こそギャフンと言わせてみせるんですから!」
ルキナ「昔から人々に親しまれてきたもふもふ!この絶対王者は譲れません!言うなれば癒し界のキティちゃんです!」
シュルク「ぷにぷにに勝るものなし!これはモナドが見せてくれた未来でも明らかですよ!今に癒し界のKIRIMIちゃんとなってトップの座を奪ってみせます!」
ルキナ「それなら見てくださいよこのピカチュウのもふもふ感!お腹と首回りなんか最高の毛質ですよ!すべての人に安らぎと癒しを約束するのが安心と信頼のもふもふクオリティですよ!今なら小さいもふもふもついて癒しも二倍です!(ピカチュウとピチューの写真を見せながら)」
シュルク「こっちなんて従来のぷにぷにとは比べものにならないくらいのぷにぷにした手触りですよ!しかもコスプレも出来るから可愛さも楽しみかたの幅も無限大!自分とお揃いのコーデだって思いのままです!(コピー能力を使ったカービィの写真を見せながら)」
ブラピ「もうやめろwww絵面だけ見ればいたって真面目なシーンなのに会話が残念すぎるだろ今すぐサンリオに謝罪してこいwwwつーかこれどこのジャパネットwww」
メタナイト「ルフレ、お前の恋人は何者なんだ?彼女、いつにも増して熱くなってないか?;」
ルフレ「んなもんこっちが聞きてぇよ。あいつ、あんな趣味があったのか……おいマルス、お前あいつの先祖だろ?あのもふもふへの執着は代々受け継がれでもしてるのか?」
マルス「そんなわけないでしょ;」
ロイ「シュルクもあんなに熱くなるんだね。てっきり穏やかな学者肌だとばかり思ってたけど」
リンク「どうでもいいけど人の部屋で写真散らかしながら喧嘩しないでくれるか?あとゴミ箱を倒すな」
もふもふ派とぷにぷに派が懐からベストショット集を取り出してセールスポイントをどこぞの若社長よろしく相手にアピールするというツッコミ所満載な光景にブラピは大爆笑しながらスマホでムービーを撮影し、純粋組なピットは何やらうーんと考えており、残りの真面目な面子は(゜д゜)ポカーンなう。部屋の主であるリンクは口では鎮めようとしているが二人のあまりの剣幕に色々と諦めたらしく、「後で部屋掃除しなきゃだよなぁ」とか考えながら壁に寄りかかり紅茶をすすっている。あと一応言うけどこんなんでも本人達は至って大真面目ですからねwww
シュルク「ぐぬぬぬぬ……(むっちゃ睨みつける)」
ルキナ「ぐぬぬぬぬ……(こっちも睨み返す)」
気合いが入りすぎてもはや癒しを売るジャパネットになりかけているこのもふもふvsぷにぷにの口論と完全に置き去り状態のギャラリー達。そこに待ったをかけたのは、思いもよらない人物からの思いもよらない一言だった。それは……
ピット「……でも、リンクさんならもふもふとぷにぷにを両方いっぺんに楽しめますよ!!」
リンク「Σブフゥッ!!?ゲホゲホ……!?」
まさかのピットのこの発言である。
ルフレ「ピット、両方をいっぺんにってどうやってだ?第一、こいつにもふもふ要素もぷにぷに要素もないだろ?」
ピット「決まってるじゃないですか!狼です!!」
ルフレ「…………は?( ゜д゜)」
マルス「あーなるほどね。えっとね、for組のみんなは最近来たばかりだから知らないだろうけどリンクはトワプリの狼姿になれるんだよ。多分ピットが言ってるのはそれじゃないかな?」
ピット「はい、そうです。ボク、よくリンクさんの狼姿でもふもふとぷにぷにを触らせてもらってるから分かるんです!すっごく気持ちいいんですよー!!」
ルキナ&シュルク&ブラピ「「「なんですと?その話kwsk<●><●>」」」
ごろ寝から起き上がって体勢を変えつつも相変わらずベッドを占領している白い方の天使による爆弾発言を聞いたルキナとシュルク、ついでにブラピの目がどこぞのペルソナよろしく勢いよくカッと見開かれ爛々と輝きだす……おい、もふもふバカとぷにぷにバカはともかく何故に関係ないはずの堕天使も反応したし。
ロイ「えっと……リンク、大丈夫?;(ハンカチを差し出しながら背中をさする)」
リンク「これが大丈夫に見えるか?つか、さっさとあいつを止めなきゃじゃねーか!?さっきから嫌な予感が……」
当のリンクはというと、空気を読まないのか読めないのか不明な(恐らく前者だと思われる)弟分の発言に背筋に液体窒素を流し込まれるかのような強烈な悪寒を感じて急いでピットを止めようと立ち上がった。
ルキナ「ピットさん、詳しく聞かせてください!どんな風にもふもふなんですか?」
ピット「えっとですねー……」
リンク「おーいピット、そろそろ口チャックし「そぉーーーい!!(近くにあった巨大クッション的なものをリンクにぶん投げる)」Σぶべらぁぁぁ!!?」
はい、完全に不意をつかれる形でブラピによって沈められましたwwwおい、お前は人をダメにするソファ(〇印良品で買えるあまりにも居心地が良すぎてまさに人がダメになるクッション)をぶん投げて物理的に人をダメにするな。
マルス&ロイ&ルフレ「「「リンクぅぅぅぅぅ!!?;;」」」
アイク「鳩尾を狙ってきたなアイツ;」
ピット「ん?今なんか大きな音が……ってあれ、リンクさんはどうしたんですか?」
ブラピ「ピット、あいつなら昼寝してるだけだから大丈夫だ、続けろ。狼姿がなんだって?(悪戯ネタゲットの絶好のチャンスキタ━━(゜∀゜)━━!)」
マルス「物理的に人をダメにしておいてどの口が気絶だなんて言うのかなぁブラピ!?;」
リンク「」←気絶
ピット「え?うん。……とにかく、狼モードの時のあのふわっふわな毛並みは最高ですよ!特に胸元と尻尾がふさふさしていて、ぎゅーってするとぽかぽかしてもふもふして気持ちいいんです♪」
ルキナ「狼姿というのはそんなにすごいもふもふなんですか……!!<●>///<●>」
ピット「しかも、体格も人が乗れるくらいに大きいですから、その分肉球も大きくてぷにぷにしてて……鋭い爪にあの肉球のギャップは反則ですよ〜!」
シュルク「大きな肉球のぷにぷに……!!<●>///<●>」
ブラピ「ほほう。なるほどなるほど……そいつは面白いことになりそうじゃねーか?www」
- 特に意味のない短文 ( No.498 )
- 日時: 2015/05/18 17:00
- 名前: 抜間さん (ID: tKLq8Ooj)
リンク「いつつ……ブラピの野郎後で覚えて……え?」
さて、もふもふとぷにぷにの論争から数分して人をダメにする(物理)ソファアタックによって沈められたリンクがようやく意識を取り戻しゆっくりと起き上がる。しかし、起き上がって自分の置かれた状況を理解するやいなや一気に言葉を失うことになった。
何故なら……
いつの間にか狼モードに変身し首輪とそこに繋がれたチェーンによってベッドの上に拘束されている上に、目の前にはルキナとシュルクが妖しい笑みを浮かべ両手をわきわきさせていたからだ(爆弾投下)
狼リンク「」
ルキナ「あ、目覚めましたかリンクさん?それにしても思った以上のもふもふですね…これはもふりがいがありそうです…///」
シュルク「それに手足も大きくて肉球がかなり肉厚です……!!これなら最高のぷにぷにが……///」
ブラピ「ちょwwwなんだこの光景はwwwもふもふとぷにぷにの執念やばすぎだろwww(大爆笑&●REC」
狼リンク「バカか!お前らは本物のバカか!?あと、何で俺は狼になってるんだ!?」
シュルク「それならついさっき、自称影の王女さんという人が窓から入ってきてリンクさんを狼姿にしてくれたんです!」
狼リンク「ミドナぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!;;」
おいwww黄昏の姫は一体何をやっているのwwwお前勝手に人を狼にすんじゃねぇよwwwつーか、首輪と鎖は一体どこから持ってきたしwww(補足するとミドナはスマブラにもアシストフィギュアとして参戦しており、抜間さんサイドではアシストキャラもよくスマブラ屋敷に遊びに来ている。ちなみにギャグカオス組(Lv2))
ブラピ「ちなみに首輪と鎖はオレが部屋から持ってきてやったぜ★」
マルス「ごめん、僕も一応止めようとはしたんだけど…二人の執念がすさまじくて無理だったよ…;」
ルフレ「悪い、今はルキナの好きにさせてやってくれ」
狼リンク「好きにさせたら確実にとんでもないことになるぞ!?つーか見てないで助けろ!!!」
マルス&ロイ&メタナイト&アイク&ルフレ「ごめん、俺らも巻き込まれたくないから我慢して;」
狼リンク「よーしお前ら後で覚えてろ?(#^ω^)」
ピット「マルスさーん、前が見えませんよー?」←マルスに目隠しされている
ロイ「ピットは見ちゃだめ;今とんでもないことになってるから;」
見ると、ベッドから離れたところには今騒ぎを起こしている面子を除いた6人がおり、目隠しをされているピットを除いて皆同情のこもった目線をリンクに送っている。「あいつら絶対後で青バブルで呪ってやる(※ゼル伝に出てくる敵である青バブルに呪われるとしばらくの間剣が使えなくなる)」とリンクが考えている間もなく、ルキナとシュルクは狼姿を楽しむべく狼リンクにじりじりとにじりよる。ダッシュで逃げようにも鎖で繋がれているため逃げられない……。
ルキナ「まずはもふもふの手触りを確認してから一気に顔からダイブしてそれから写真撮影とブラッシングも…あ、それから背中に乗って某ジブリ映画の山犬の姫みたいにしてみたいです…!」
シュルク「思う存分肉球をぷにぷにしてからカービィと一緒に撮影して保湿クリームで肉球マッサージを……あ、僕も背中に乗りたいです!そのまま裏山を散策して…!!」
ブラピ「やばいwwwルキナとシュルクの顔が放送禁止レベルにwwwファーwwwwww」
狼リンク「ちょっと待て待てルキナお前その手にあるものは何だ!?シュルクもシュルクでんなもんいつの間に持ってきていたのかあとどこ触ってるんだお前ら止めろ止めろ止めろ止めろ止めr
ギャーーーーーーーーーー!!!;;;」
……この後、5階のエリアから轟いた身の毛もよだつような狼の遠吠えによって多くのスマブラファイターが椅子やベッドや階段から転げ落ちた他、屋敷の近くにいた動物達やたまたま通りかかった通行人、郵便配達に来ていた郵便屋や屋敷に遊びに来ていた客人を一斉に怯えさせることになった。
なお、この騒ぎを起こしたシュルクとルキナと二人に悪乗りしまくったブラピはこの大騒動の後、狼姿を色々といじくり回された末にようやく人間の姿に戻ることを許されたリンクに拳骨1発を喰らい正座で1時間説教された後、事の顛末をマルスとロイから聞いた勇者の嫁にもみっちりと絞られたのは言うまでもない。
ゼルダ「いいですか皆さん、無理強いをして相手に強要した末に部屋を散らかして挙げ句の果てには怪我をさせるなんていただけませんね?確かにリンクの狼姿は素敵で魅力的ですが、一番素敵なのはいつもの人間としての姿なんですからちからずくで無理矢理狼にさせることはないでしょう?」
リンク「ちょっと待てゼルダ、それも違うからな?話の論点がフロルの風並みにどっかに吹き飛んでるぞ;」
マルス「とにかくさ、リンクだって話せばちゃんと君たちの趣味をわかってくれるんだから普通に「狼になって」って頼めばよかったんじゃないかな?いくら何でもあんな頼み方したら誰だって怒るに決まってるよ;」
ルキナ&シュルク「「すみませんでした……;」」
ブラピ「でもあの時のルキナとシュルクは傑作だったぜwwwwww」
リンク「ブラピお前もいい加減反省しやがれ!それともそのたんこぶを雪だるまにされたいか?(#^ω^)(指ゴキゴキ)」
ブラピ「スミマセンデシタ」
おーわれ。
【あとがき】
はい、今回の短編は時の勇者の受難2本立てでした。
前半はピット君との出会いとX組参入のあれこれを、後半はもふもふvsぷにぷにの二大勢力の論争に巻き込まれる話を書きましたがなにこれ勇者だけじゃく剣士組自体がカオスすぎるwwwでもうち的にはリンクとピットの出会いとジャパネット論争と歪みないメタナイトの扱いが書けたので満足してますwww
本当はfor組の参入話とそれにともなうブラピギャグカオス組化の経緯も掲載を予定していたんですが、思ったよりなかなか話がまとまらなくて没に。まあ機会があれば手直しして載せようかなー。
感想おk。