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今回はＳＳＷ開始前の色々なゴタゴタやキャラの思惑などを掲載した準備号になります。本格的なゲーム開始は次回からなのでまずは各チームの様子をお楽しみください。つか、皆さんから寄せられたお助けボックス関連や罰ゲームの内容が既にカオスってどういうことｗｗｗｗｗｗ

リンク「笑うな作者、こうなったのはだいたいお前のせいだかんな？(#＾ω＾)」
渚「頑張って倒されないようにしないと……；」




唐突すぎるサバイバルゲーム開催宣言からしばらくたち、所変わってここはアウトレットパーク全体を統括する管理室。監視カメラを通してアウトレットをくまなく見渡せるこの部屋はＳＳＷ用に少し改造されてボックス転送用装置や追尾カメラのコントローラ等が備え付けられており、時折無機質な機械音が辺りに響いている。


マスター「さて……まずは殺せんせーに烏間先生。突然の話にも関わらず協力を快諾していただいたこと、感謝する。悪いな、作者がいきなり呼び出したりなんかして；」
殺せんせー「いえいえ例には及びませんよ。こういったイベントは私も大好きですし、私のかわいい生徒達にとってもよい刺激となるでしょう♪」
マスター「しかし…こういうのも何だが、暗殺訓練を受けているとはいえ、スマブラファイターと対峙してまともに戦えるか不安だな」
殺せんせー「ヌルフフフフ、私の生徒達を甘く見ないでくださいね？皆あなた方スマブラファイターに負けず劣らずの実力を兼ね備えたいい子ですからね〜」
烏間「うむ、皆それぞれに違う刃を持っているから油断はしないでもらおうか。うちの生徒は強いぞ？」


現在この管理室では、ＳＳＷを進めるにあたり急遽集まってもらったＥ組の教師陣がスマブラの創造神と挨拶をしていた。互いに初対面となる存在に右手を差し出し握手を交わしゲームの成功を誓いあう。

ピチュー「みなちゃーん、たのまれていたものは全部倉庫にありまちた！(｀・ω・´)」
クレイジー「墓地も完成したぜー」
抜間さん「ありがと。えっとお助けボックスはこことここに設置して……」
律「お望みならお助けボックスをランダムに自動転送いたしますよ？」
抜間さん「あ、お願いね律。それから中身はーっと…ハズレも忘れないようにしなきゃねー。他の作者さんが結構お助けキャラやアイテムを送ってくれたんだし、それも入れてーっと」
殺せんせー「どれどれ、どんなのが送られてきましたかねーってちょｗｗｗ誰ですか裸族を送りつけたのはｗｗｗこれ確実にハズレじゃないですかｗｗｗ」
抜間さん「あ、それユリカさんのやつだｗｗ他にもあっちの狛枝とか真理子ちゃんもいるよｗｗｗ」
クレイジー「おいｗｗｗ罰ゲームもなかなかにヤバいのが揃ってるぜｗｗｗつか八雲さんの罰ゲーム鬼畜すぎんだろｗｗｗｗ」
マスター「おい、さっきから聞いていればハズレがえげつなさすぎるだろ(#＾ω＾)」
烏間「一体何をするつもりだ……；」

そこに備品のチェックをしていたピチューと、墓地ルームのセッティングをしていたクレイジーが戻ってきてますます話は弾み……おい、一部会話がおかしくないか？

クレイジー「作者、そんなことより墓地ルーム完成したからちょっと見てくれ！あれはなかなかに自信作だぞ」
抜間さん「え、まあいいけど……自信作ってどういうこと？ちゃんと従業員用の休憩室を改造したんだろうね？」
マスター「どれ、私も一応見てみるか……」

と、クレイジーが自信満々に墓地ルームのチェックを勧めてきた。
そこでピチューと律を管理室に残して抜間さん達がクレイジーに案内されるがまま墓地ルームに入る。するとそこは……






高級ラブホよろしく一面ピンクとハートとレースで彩られた墓地ルームでした☆






マスター＆烏間「「」」
抜間さん「ちょｗおまｗｗｗラブホみたいな墓地ってふざけんな左手ｗｗｗこれ確実にリア充狙いだろｗつか、何でベッドにある枕が昔懐かしのＹＥＳｏｒＮＯ枕なんだよｗｗｗ命を失う前に貞操を失えってかｗｗｗｗｗ」
殺せんせー「これｗｗｗカップルの皆さんはともかくヘタレの方や非リア充の皆さんにとっては精神的な意味で拷問ですよｗｗｗ杉野君が部屋の隅っこで居心地悪そうに体育座りする姿が想像できますｗｗｗ」
クレイジー「いや、案外逆にこれをチャンスだとして一気に攻める奴等もいそうじゃねｗｗｗ特に裸族はこれ絶対やばいことやらかすぜｗｗｗ」
抜間さん「うちなんてｗｗｗ何でか分からないけとバスタオル一枚のクソコラファルコンがＹＥＳ枕でサムスを誘ってるのが頭に浮かんだわｗｗｗやばい腹痛いｗｗｗ」
クレイジー＆殺せんせー「「なｗにｗそｗれｗ最ｗ高ｗｗｗｗｗｗ」」
マスター「(######＾ω＾)ビキビキビキビキ」
烏間「(######＾ω＾)ビキビキビキビキ」


……この後、管理室にクレイジーと抜間さんと殺せんせーの断末魔が響き渡りラブホみたいな墓地ルームが殺人現場さながらにケチャップまみれになった後、強制的に墓地ルームが作り直しになったのは言うまでもない。




初っぱなから出オチｗｗｗｗｗｗ
ちなみに余談ですが烏間先生はツッコミ組、殺せんせーはギャグカオス組ですがＬｖ１なのでマリオ同様比較的自重やツッコミもします。

フォックス「……さて、俺ら北軍はどう立ち回るべきか…とりあえず、迂闊に単独行動は避けるべきだよな」
ルフレ「特に子供や純粋組や後方支援向けな連中は必ず誰かが側にいるべきだろうな……ただ、こっちには魔法や遠距離攻撃が得意な奴等が割りと多いんだし、隙を見て奇襲をかけたりしてもいけるんじゃないのか？」
ゼリグ「いや、ガンガン前に出て戦える連中もいるんだしここは個々の力を信じてまずは深いことを決めずに臨機応変にやらせてもいいんじゃね？そういう奴等が前に出ていけば出ていくほど相手の情報もいち早く把握出来るしな。それから作戦を立てても悪くはないはずだぜ」
ロゼッタ「うーん、難しいところですね……」


ラブホ殺人未遂事件が勃発している頃、ここ北軍チームのスタート地点及び拠点となるアウトレットパークの北入り口近くのキノコ広場では北軍チームが戦いに備えた準備をしているところであった。
運営より配られたインク入りペンダントを装備し、アウトレットの電子地図と北軍用のトランシーバーが内蔵されたアプリをモバイル律経由でスマホにインストールした後、リーダー組と参謀組が自軍メンバーをまとめつつ作戦会議を行う。

カービィ「これがペンダント？きらきらしててきれいだね〜☆」
ウルズ「あたしもこれ、自分用に欲しいなぁ。中のインクを変えて外見をもうちょいデコれば若い女の子に絶対流行るわよこれは！」
オリマー「さあさあ、早いところ装備しましょう皆さん」
天馬「とにかく、まずは単独行動は避けるべきですね。相手がどうくるか分かりませんし、一人よりみんなでいた方が安全でしょう」
マリオ「…なぁ、ちょっといいか？自軍のこともなんだが相手のチームにどう対処した方がいいかも考えるべきじゃないか？相手だって何かしら仕掛けてくるだろ」
杉野「そういえばそうですね。えっと……南軍の皆さんの情報はっと…」
瞬木「あ、それならミョムトが既に書いてるぜ」
ミョムト「はい(カキカキ)」

瞬木か指差した先にはミョムトがいつもの人のよさそうなニコニコ顔のままボードに南軍の情報を書いている。やがてペンのキャップをキュポンと閉じるとボードをみんなに見えるように高々と掲げたので一同はそちらを見る。


【北軍から見た南軍の用心すべきところ】
・隠密や変身や回復などの強力なスキルや技持ちが多く、いつ何をしてくるか全く予測がつかない。周りに敵がいないからといって油断したら即リタイアになるので用心するように
・ガチの百発百中スキル持ち達の遠距離攻撃。特にＷ勇者とオセロ天使とアホ毛委員には要注意
・絶対にマジギレさせちゃいけない人が地味に多い 。つか、主夫勇者と雷門のエースストライカーとサド魔王に加えて性別アサシンと姉者様がいるってどういうことだ
・電気ネズミや毒眼鏡など状態変化系の技持ちが割りと多いのでなるべく喰らわないようにし、状態回復系のアイテムは手に入れたら大事に温存しながら慎重に使うに越したことはない
・裸族は見つけ次第即始末しろ。躊躇うな、殺れ


なるほど、南軍も一筋縄ではいかな…ちょっと待て、ラストがおかしくないか？

ミョムト「いのちをだいじに(ドヤァ)」
寺坂「待て待て待て待て待て！！最後容赦ないだろオイ！？」
信助「そりゃあ、誰だって裸族からの罰ゲームは受けたくないよ……なにされるか分かんないもんね；」
トーファイ「まあいい、来たところで一人残らずぶっ飛ばすのみだ！」


……とまぁ色々あったもののなんやかんやと話し合いは続き、最終的に北軍はまずは各自誰かと一緒に動きながら臨機応変に動きつつ相手の数を減らし、ある程度削れたらまた作戦を考えようという結論に達した。

さて、作戦会議が終わったところでまだスタートまで時間はあるんだし後は各自武器の準備やマップの下見をしてゲームにそなえt…




市川「キャプテン、今回は剣城さんと神童さんが敵ですけども意気込みはいかがですか？」
天馬「二人も本気出してくるだろうしもちろんおれだって全力でいくよ！ん？でもおれが二人を倒したら罰ゲームはおれが決めるんだよね…」
信助「うんそうだよ。天馬、何かしたいことでもあるの？」
天馬「そうだなぁ〜みんなでサッカーするのもいいけど剣城と神童さんのソウル姿をもふもふするのも…あ、でも狼リンクさんとピカチュウも捨てがたいかも！スーパーキノコでおっきくすれば最高に気持ちいいはず…////」
サムス「なにそれ最高じゃない＜●＞＜●＞(ガタッ」
ピーチ「ゼルダちゃん、あなたの旦那様はただでさえモテるんだからここいらで罰ゲームを利用してもっと周りにラブラブアピールしないと！！これ以上オセロ天使やカービィちゃんや狼モード狙いのモフラー達に愛するダーリンと過ごす時間をとられたくないでしょ？」
ゼルダ「な、何をいうんですかピーチさん！！？確かに最近リンクはお仕事で忙しくてなかなか私をかまってくださいませんでしたが…そんな、罰ゲームなど彼に嫌われてしまいませんか？；///」
マリオ「いや、大丈夫だろ？あいつお前にはベタ惚れなんだしたまにはがっつり攻めてたじたじにしてやれってｗｗｗ」
イズン「王道ラブラブなリンゼルもいいけど勇者誘い受け王女攻めなゼルリンも悪くないわね＜●＞＜●＞」
イズーナ「全くだねお姉ちゃん。アイアとパトリーもこっちにいればよかったのに＜●＞＜●＞」
エンジェル「サムスさんもファルコンさんの前ですし、いいところを見せてアプローチしてみてはいかがでしょうかぁ？」
サムス「余計なお世話よ！！てか、ヘタレ言うなぁぁぁぁぁ！！(# ゜Д゜)」
ファルコン「おいおいサムス落ち着けって、な？(サムスをひょいと抱える)」
サムス「ふふふふふファルコンあ、あんたは黙ってなさいぃぃ！！！///；；(じたばたもがく)」
ゼリグ「そういや読者から寄せられた罰ゲーム使うのもありなんだろ？それを使いまくっていくのもありだよなｗｗしかもお助けキャラを撃破すればそいつらも巻き添えって最高じゃねーかｗｗｗｗ」
イトナ「オレとしては寺坂に罰ゲームをしてやりたいところだが、味方チームなのが残念で仕方がない」
寺坂「おぅイトナちっとあっちで話し合いしようや？ん？(#＾ω＾)」
信助「まあまあ；」



…てなかったよコンチクショウ(笑)おい、お前らほぼ全員罰ゲームのことで頭がいっぱいじゃねーかｗｗｗｗｗｗ

ピーチ「何を甘いこと言っているのナレーション！女とギャグカオス組たるもの使えるものは徹底的に使わなきゃ損よ！！」
杉野「とりあえずテメェらかしまし娘とギャグカオス組どもはいらん入れ知恵すんじゃねぇよ！何か南チームがだんだん可哀想になってきたんだが！？；」
ルフレ「それにしても、罰ゲームかぁ。……よく考えたらルキナもあっちにいるんだよな？っつーことはだ、場合によっては俺があいつを好きにもできるってわけだよな……」






ＢＧＭ：禁じられた遊び


ルキナ「ルフレさん…あの…こんなの、恥ずかしいですよ////(ゴスロリに近いクラシックスタイルのメイド姿)」
ルフレ「勝者の特権だ。ルキナ、せいぜい頑張って俺を満足させてみろ。……どうしたらいいかわかるな？うまくできたらご褒美をやるよ」
ルキナ「ルフレさんったら………。でしたら、誠心誠意を込めてご奉仕させていただきますねルフレさん。いえ……


…ご主人様？////(胸元のリボンをしゅるりとほどく)」


※念のため言いますがこれはルフレの妄そ……ゲフンゲフン想像です






ルフレ「うがああああぁぁぁぁああぁぁあ何だよ何だよ今のは！！？あれか！？先日茅野から「エマ」と「ローゼンメイデン」の漫画を全巻借りて読んだのがまずかったのか！？つーかなんつーこと考えてるんだよ俺はこんなことをしたらミフレ(女ルフレでありルキナの母)はともかくクロムの野郎に手加減なしの剣術ぶちかまされるに決まってるだろつーかクラシックのメイドスタイルにアリプロのＢＧＭってマニアックすぎるだろまずは落ち着け俺落ち着け落ち着けデネブアルタイルベガ支点力点作用点サインコサインタンジェントサインコサインタンジェry」
市川「ルフレさん、一体どうしたのでしょうか？」
ウリエル「さあな？大方、難しい戦術考えて頭がパンクしちまったんじゃねーのか？とりあえず水ぶっかけとくか？」

とりあえずルフレよ、お前そういうキャラじゃねーだろ。いや確かにエマは名作漫画だし作者も大好きだけども、ローゼンメイデンはともかくエマはそんなエロゲーみたいな展開じゃないからな。



ルフレ、まさかのむっつり説。エマファンの皆さんすいませんでした；

ルフレの葛藤の残念すぎる真相など当然何も知らない市川とウリエルが、頭からプスプス湯気が上がっているルフレを見かねて彼をクールダウン(物理)させようとペットボトルの水を持って近づいたまさにその時だった。



ドカバキボキボキグシャドカーーン！！



ルフレ「サインコサインタンジe……って何だ何だ！？」
市川「……どうやら何か破壊音のようですね。あの方向は……ブティックでしょうか。ですが、変ですね……確かこのアウトレットには私達ＳＮＳ団しかいないはず」

いきなりアウトレットの片隅にある店からものすごい破壊音が聞こえてきたではないか。しかし、市川の言うようにここにはＳＮＳ団のメンバーしか存在しないし、ましてや今はまだゲーム開始前なのだから南軍が急襲してきたということもないはず。では、この音の主は一体……？
不思議に思ったメンバーが警戒しつつ破壊音が聞こえたブティックにゆっくり足を踏み入れる。するとそこには……





ＢＧＭ：ＳＷＯＲＤ　ＳＵＭＭＩＴ


瞬木「レッツパーーーリィーーーーーーー！！！！(゜∀゜)」
カルマ「いいねこの台車ｗｗｗマネキンがボウリングのピンみたいに倒れて壊れていくよｗｗｗｗｗ」
トーファイ「オレより強いやつはいねぇのかぁぁぁぁぁぁぁ！！！(# ゜Д゜)」
ギャグカオス組「ちょｗｗマネキン相手に暴力沙汰とかマジかｗｗｗｗ」
ツッコミ組「」



はい、そこではクソガキ中学生二人とガンプ連合のコマンド戦士が店にところ狭しと並んだ大量のマネキン人形相手に某レッツパーリィな無双アクションゲームよろしくリアルファイトを繰り広げていました(爆弾投下)。すいません、ゲームが始まる前からスタイリッシュフルボッコアクション勃発ってどういうことですか？


ロゼッタ「あのー、皆さんは何をしていらっしゃるのでしょうか……；」
トーファイ「ゲームが始まるまでまだ時間はあるし、店のもんは自由にしていいんだろ？オレは早く強い奴と戦いたいからこうして肩慣らしをしてんじゃねーか！！オレは早く戦いたくてウズウズしてんだよ！(拳動波でマネキンを一網打尽)」
ファルコン「いやいやいやいや戦闘の練習どころか相手はマネキンだからどうあがいてもお前の圧勝じゃねーか！！まずはちょっと落ち着けトーファイ！！；」
カルマ「みんなもやったら？これなかなかいい準備体操になるよー。ああお市様、私は貴女をお慕い申し上げておりました……(とか言いながら台車に乗ってマネキンを轢きまくる)」
瞬木「おいカルマ、ここにあるチャイナ服とかセーラー服とかゴスロリは罰ゲームによくないか？服はいくらか台車に乗せてキープしておこうぜ！作者に言えば性転換薬も使えるだろｗｗｗｗ(二丁拳銃でマネキンの頭を絶妙に撃ち抜きまくる)」
杉野「ちょっと待てお前ら絶対その服は渚やリンクさんや神童あたりに着せる気満々だよな？つか、カルマは中の人ネタかよ！！(バサラの柴田勝家の声優は岡本信彦さんでありカルマと中の人が同じ)。お前作者が大の長市好きだと知ってわざわざ勝市ふっかけようとすんじゃねーよ！！；」
マリオ「なんかこの光景あれ思い出すわ、スマブラＤＸにいた謎のザコ敵軍団相手の組み手ｗｗｗｗｗｗ」
カービィ「懐かしいねー。ねぇねぇマリオー、ぼくたちも準備体操やろっか？」
ゼリグ「確かに身体のフォルムだけ見ればマネキンっぽいよなｗｗｗあ、オレもやるわｗｗｗ」
信助「皆さん呑気にしゃべっている場合ですかぁー！？てゆうか、参戦しないでぇぇぇ！！！；」


その後もクソガキとガンプ戦士と彼らにつられて身体がウズウズしてきたギャグカオス組及び血気盛んな面子によって店にある大量のマネキンが木っ端微塵に破壊され店はドリフのコントで崩れた舞台セット並の惨劇になった上に、女物の服やコスプレグッズの多くがギャグカオス組達によって持ち出されたという。えー、くれぐれもよい子及びよいカキコ作者さん及びよい読者さんは絶対に真似をしないでください；
あ、ちなみに杉野が言っていたことはマジです。抜間さんは浅井夫婦がめっちゃ好きだったりします。






渚「あれ……ねぇみんな、何か聞こえなかった？なんかこう……物が大量に壊れるみたいな」
ソエル「気のせいじゃないでしょうか渚さん。まだゲームは始まっていませんし」


一方こちらは南軍のメンバーのいるアウトレットパークの南入り口近くにあるスター広場。北軍で勃発しているスタイリッシュマネキン破壊など当然知るよしもない彼らは、物音に首をかしげながらも戦いに備えた作戦会議を行っていた。



ＢＧＭ地味に悩む；

ヴァルキリー「……よし、おおまかな話し合いはこんなものだな。とりあえず、純粋組には必ず誰かがついてるようにしないか？もし裸族や危ないものが出現した時に保護者がいなくては対応できぬだろう」
磯貝「賛成だ。じゃあピットにはリンクさんがつけばいいよな？奥田は…イシス、頼む。それにカーヴァイさんは…」
ファーエ「あ、カーヴァイには私がつくわ。ゼリグがいない時はだいたい私があの子をみてるし」
リンク「じゃあ、おおむねこれからの動きは決まったな。じゃあ後は各自連絡と位置の把握を怠らないようにな」
ムジュリン「うへぇ…このアウトレットめちゃくちゃ広いじゃねーか…迷子にならないようにしなきゃだよなぁ；(スマホにインストールした地図を見ながら)」
神童＆剣城「「すいません皆さん、こっちの純粋組はともかくうちの天馬が北軍なのがめっっっちゃくちゃ不安なんですがＯＴＬ」」
ルイージ「え？……あぁ、天馬君も純粋組だもんね…確かに、自分達がいない間に純粋組がギャグカオス組や裸族の被害に遭ったらと思うと気が気でないよね；」
ヴァルキリー「神童、剣城…私とて主やバステトのことは心配だが、あちらには信助や市川がいるのだからあやつらのディフェンスを信じるしかあるまい；」
茅野「だねー……；」

どうやら南軍は北軍に比べると保護者組やカオスクラッシャー(と言う名のリーサルウェポン)に該当するメンバーが多いからか純粋組の保護はしっかりとするべきとしており、ある程度の作戦を決めた後誰に誰がつくかを決めていたところらしい。まあ、誰だって純粋組が裸族やギャグカオス組の餌食になるのは見たくないもんな…；


イシス「それから皆様、自軍を気になさるのも大いに結構ですが北軍の情報も忘れてはなりませんわよ？敵を知り己を知ればこその戦いですわ」
渚「そうだね。じゃあまずは現時点で分かってる情報はっと…えっとー(カキカキ)」

と、奥田に寄り添うように立っていたイシスが思い出したように顔を上げたのを受けて渚が先ほどのミョムト同様ボードを取りだし、持ち前の分析スキルで解析した北軍のおおまかな情報を書き連ねる。

渚「よし、出来たっと。こんな感じかな？」
ギア「どれどれ…？」


【南軍から見た北軍の用心すべきところ】
・参謀や軍師スキルや博識スキル持ちなどの頭の切れる人物が多いので、場合によっては頭脳戦を強いられたり思いもよらぬ攻撃をお見舞いされる可能性がある
・ガチの百発百中スキル持ち達の遠距離攻撃。特に遊撃狐とヘタレハンターとダークサイドと双星姉妹の妹には要注意
・やばいギャグカオス組が地味に多く、赤い悪魔とダークサイドに捕まったら罰ゲームが確実にやばいことになる……；あと赤い配管工とその嫁とニンテルドの軍師と木の次女も用心した方がいいかも
・あちらにはチームワークが優れたメンバーがかなりいる。中でも配管工＆桃姫と賞金稼ぎコンビとカルマ＆寺坂と水と光の双星姉妹は出来れば単体で相手しない方がいい
・裸族は見つけ次第即始末しろ。躊躇うな、殺れ


なるほどなるほど、北軍はチームワークとギャグカオス組に要注意…ちょっと待て、こっちもラストがおかしくないか？

イース「手始めに…ギガンテスと白竜から始末していいか？」
マノス「気持ちはわかるけど落ち着いて；こいつらこれでも味方ですからね；」




渚「ソエル、思い切り力を発揮しなよ？こんな戦いめったにないからね」
ソエル「はい、未熟ながら私も精一杯やらせていただきます……！」
初芽局「貴殿の実力は主だけでなく某やイース殿も認めておるのだ。ソエル殿、自信を持たれよ」
奥田「私、皆さんのお力になれるか不安です……；」
イシス「マスターにはわたくしが付いていますわ。それに、ただ前に出て相手にダメージを与えるだけが戦いではありません。マスターにしかできないことが沢山あるはずですわよ」
ムジュリン「兄貴とルキナはルフレと姉ちゃんが相手にいるからって手は抜くなよー？」
ルキナ「当然ですよ、正々堂々勝負です！」
リンク「まあ、なるべく当たりたくはないけど…いざとなったら角が立たないようにさくっと終わらせるか」
ブラピ「とか何とか言っておきながら罰ゲームで嫁や旦那にあーんなことやこーんなことをするつもr「お前は黙れ(ブラピにデコピン)」あべしっ！」
ピット「リンクさん、ブラピ、一緒に頑張りましょうねー！！(*・∀・*)」
ギア「よっしゃー！やってやるぜ！！」
神童「あんまり突っ走りすぎんなよギア？時には立ち止まってまわりを見渡すことも大切だからな」
パトリー「ミョムト様が相手だなんて私、勝てるのかなぁ？あの方はすっごく強いのに……；」
マノス「パトリー、ボスならパトリーの全力を受け止め正々堂々戦ってくれるはずだ。お前もあの方の懐の広さは知っているだろう？」


南軍はなんだかんだでこのサバゲーを楽しみにしているらしく互いに目標を言い合ったり自分の実力に不安を抱いたりと反応は様々だが、みんながみんな自分の全力を出そうと意気込んでいる。

しかし……






ギガンテス「うぉーーーーーーー！オラ、わくわくしてきただよ裸友よ！！」
白竜「俺もだギガンテス！！よし、こうなったら我ら裸族がとっておきのパフォーマンスで皆の士気をあげようではないか！！」
ギガンテス「おお、それはいいだ！オラやったるだぁぁぁぁ！！！」
まともな人達「」


すいません、よりによってあんまり暴走してほしくない奴らのテンションが上がってしまいました。
しかも着ていた服を一気に脱ぎ捨て裸族衣装を披露しだす始末である(ちなみに今回は二人とも上があこや貝と真珠で作った痛ビキニで下は「俺の真珠はでかいぞ！」とでっかく筆文字で書かれた痛褌)。ちょっと待て、何故いきなり真珠とあこや貝になった？

ギガンテス「決まってるだ！もうすぐ夏だから今回は夏らしく涼しげな衣装できめてみただよ！！いつものタイツだと暑苦しくて仕方ないからな！」
磯貝「暑いのはなんとなく分かるが変なところに金を無駄遣いすんじゃねぇぇぇぇぇぇ！！つか、それのどこが涼しげなんだアホ！！」
白竜「しかもこの真珠は高級感あふれる光沢と粒が揃った大粒さが自慢の最高級真珠だ！そしてそして真珠は６月が誕生日の作者の誕生石でもある！これを着て裸族の舞を踊り盛大にお祝いしてやるのさ！！はははははは究極すぎて言葉も出まい！！」
ムジュリン「知ってるか？そういうのを宣戦布告っつーんだぞ？今すぐ作者と真珠養殖業界の人と６月生まれの人に謝ってこいよ(#＾ω＾)」
ソエル「私、今度妹達への誕生日プレゼントとして真珠のネックレスを買おうと思っていたのに何てことをしているんですかあなた達は？(#＾ω＾)(姉者様モード)」

そんなツッコミ組の嘆きなどガン無視して皆さんお待ちかね(？)抜間さんサイドにおける３曲目の新作裸族ソングが始まった。さっそく裸族はマイク片手に決めポーズを取り、決めセリフを言う。


裸族「さーて、みんな新たな裸族ソングを聴け！！らぞらぞボイスでライブスタート☆」
ツッコミ組「おいぃぃぃぃぃ！！懐かしのアニメをネタにすんじゃねぇぇぇぇぇぇ！！！」
ギャグカオス組「ちょｗｗｗ懐かしいｗｗｗ」


おい、よりによってぴちぴちピッチの主人公達が歌う前の決めセリフを何故チョイスして改悪したし。作者が小さい頃よく見ていたアニメを裸族ネタにすんじゃねーよタコ。

さて、それはさておき今回の裸族ソングは何かというと……




ＢＧＭ：らぞクエスト



っておいいいいぃぃぃぃぃぃぃ！何でよりによって「僕クエスト」の替え歌なんだよぉぉぉぉ！！お前らは「脱ぎたくて」に続いて金爆に喧嘩を売るような歌を作るんじゃねぇよ！！しかしそんなナレーションのツッコミなどいざ知らず裸族は新作裸族ソングを熱唱しだしたではないかぁぁぁー！！？

というわけで皆さん、しばらくの間新作裸族ソングにお付き合いください；



今日もモザイク憎らしい　丸出し誘惑断ち切れない
帰って衣服を脱いでたい　最近師匠が面白い
裸族の技が難しい　ズボンちぎりが特にムズい
パンと吹き矢は平均点　得意なのはちく寿司くらい

(待ちなよＲＡＺＯ！) 磨かれた
(それってＲＡＺＯ！) 肉体を
(ちょっと待ったＲＡＺＯ！) 晒すのは
(オレたちゃ裸族！！) 誰の為に

例えばその体にお洋服を着たとして
１年先 １０年先 変わる？

ケツの輝きで極めた裸技でいつか僕は師匠を越える
誰もこの身体を咎めないよ　服が正しいなんて無い！


脱ぎたい服が僕にはあって　厳しい裸道覚悟してる
けれど周りは頭ごなし　一度裸にさせて欲しい

（待ちなよ ＲＡＺＯ！）師匠達を
（それって ＲＡＺＯ！）目指すなら
（ちょっと待った ＲＡＺＯ！）道のりは
（オレたちゃ裸族ＲＡＺＯ！）荒く険しい

露出の大きさに褌を閉め直したら
１０秒先 １秒先 変わる

服よ消えろ羞恥を失おうとも二兎追う者は一兎をも得ず
ただ俺だけの褌作ろう　最小限の衣服で


僕の裸族道は今はまだこのＫＯＫＡＮすら出してない
脱ごう脱ごう　裸族道


例えばこの服で「お洒落」だと言われたとして
１０年先 ５０年先変われる？

今は一人だろう仕方がないよいつの日にか裸友が来る
裸族ファンはまだ僕にはいないよ　遥か…

ケツの輝きで極めた裸技でいつか僕は師匠を越える
裸族としての道は続いてる　いざ服脱ぎの彼方へ…


いざ服脱ぎの彼方へ…



ブラピ「ブフォｗｗｗ全体的にやばいだろこれｗｗ裸族バカだろお前らｗｗｗｗ」
アイア「しかもご丁寧にフルバージョンで来たわよｗｗｗｗ無駄に頑張ったわね裸族ソングｗｗｗｗ」
マノス「あなた達は笑ってる場合ですか！てゆうかスマホで撮影しないでください！？；」
茅野「奥田さん、あっちの店で物資補給しよっか；」
奥田「え？あ、はい…」
ルキナ＆神崎＆パトリー「「「」」」←気絶
ヴァルキリー「カオス紙耐久がまた気絶したぁぁぁーーーー！！；」
ギガンテス「ちなみにこの新作裸族ソングは今日ＣＤリリースされたばかりの新作だべ！！今なら特典としてオラ達抜間さんサイド裸族の痛シーツ(しかも絵柄は葉っぱ隊バージョン)がついてくるだよ！！
白竜「さらにさらに！ＣＤについてくる応募ハガキで応募すると抽選で１０００名様に裸族の１０分の１スケールフィギュアがプレゼントされるぞ！！ふはは、どうだ！我ら裸族はファンサービスも究極なのだ！！！」
ギア「いや無駄に金かけたなオイ！？その労力と財力を別のところで使えよアホ！！；」
ファーエ「あなた達はゲームが始まる前から場を混沌にしないでくれるかしら？(#＾ω＾)」
リンク「つーか、ピットや純粋組に汚いもん見せようとすんじゃねぇよオイコラ(#＾ω＾)」
ピット＆カーヴァイ「「？？？」」←リンクとファーエに目隠しされている
イース「オイ…テメェらはいい加減にしやがれ(指ゴキゴキ)」
デューク「…………我が君」
神童「許す。殺れ」



※ただいま大変ショッキングな映像が流れています。しばらくの間ピーチとゼルダとルキナの恋バナパジャマパーティーの映像をお楽しみください。



裸族だったもの「」
デューク「自業自得という言葉を知っておるか貴様らは？我輩の前でその薄汚い裸体を晒すでないわゲスが(手に大量のケチャップ)」
イース「この程度…魔法を使うまでもない…(こっちも手に大量のケチャップ)」
イシス「デューク、イース、気が済んだらその辺でお止めになりなさいませ」
初芽局「貴殿ら初っぱなから同士討ちは止めるでござるよ；」
ピカチュウ「誰か新しいペンダントとハートの器をたくさん持ってきてー……；」
ギア「何で最初からクライマックスなんだよ……；」




(何で最初からクライマックスなんだよ……)




真面目なメンバーの心の叫びとこの準備号における読者の皆さんの感想は、ギアが放ったこの一言に全て集約されることだろう。

【あとがき】

リンク＆渚「「な　ん　だ　こ　れ　は」」
抜間さん「え？序幕」


※一応言いますがこれは準備号です。


渚「どうしてこんなカオスなことになったのさ……；」
抜間さん「いやぁー、始めは軽く北軍南軍の様子を書いてからサバゲー開始して２人くらい脱落したところまで書こうかと思っていたら書いていくうちにすごいことになっちゃって、もうこれまだ開始させないで準備号にしちゃえってなってこうなった」
リンク「お前今すぐ準備号という意味をぐぐれ。準備どころか最初からクライマックスだぞこれ？(#＾ω＾)」
渚「新作裸族ソングにルフレさんにスタイリッシュ破壊活動にラブホ殺人事件に悪意あるＢＧＭに……色々ツッコミが追い付かないよ；」
抜間さん「とりあえず、ツッコミは読者の皆さんにおまかせします(遠い目)それと、わかってるとは思いますがお助けボックスの中身や罰ゲームを送る場合は序章の追記で書いた文章をよくお読みになった上でお願いします」
リンク「色んな意味で大丈夫かこのサバゲー……」


さて、次回から本格的にサバゲー開始ですが……真面目なバトルも勿論ありますが既にカオスの予感です(爆弾投下)。それと全国のぴちぴちピッチファンと金爆ファンと６月生まれの方と真珠業界の皆さん、マジですいませんでしたＯＴＬ
今回はここまで。感想どうぞ。