二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- それなりに平和な結果発表 ( No.633 )
- 日時: 2015/09/14 23:14
- 名前: 抜間さん (ID: EL31vbVI)
【特に意味のないプチネタ】
晴哉さんのところのコメントで「そう言えばリンクの固定審査員率高いような気が(要約)」的な話がでたので、ふと気になって試しに各サイドにおける勇者の固定審査員の様子を調べてみました。
・うちサイド→第1、第2回ともに務めた。合計すると5回医務室沙汰、1回裸族料理、その他の被害が2回(洗剤粥とバカ甘党)と地味に壮絶なことに。
・のりはサイド→第1回で務めた。結果、ラストで球体汁入りラーメンに当たって嘔吐。
・ユリカサイド→第2回で務めた。ポイズン2回と奇跡1回が過ぎたのも束の間、最後3つがまさかのハズレ3連発……;(しかもラストがマジモノのポイズンで遺言回到来)
・りゅーとサイド→第2、第3、第5回で務めた。料理対決を広めた大物作者さんだけあって言わずもがな被害もやばいことに。合計すると医務室沙汰が6回(うち1回で遺言回到来)、裸族料理が4回、その他の被害が1回(奇跡料理)……あっちの勇者よ、生きろ
・晴哉サイド→現在料理対決なので例によって固定審査員に。早くも裸刀魚焼きの餌食になった&まだ被害にあう可能性大
抜間さん「うわぁーおこれは酷いねー(吐血)」
リンク「ちょっと待て、何で各地の俺はこんなに被害にあってんだオイ?」
渚「恐らくは……メシウマが多くて大抵が真面目ポジション(早い話ちゃんと料理の評価が出来る)、レギュラーキャラにしてる作者さんが多い、キャラ的にいじりやすい……辺りが原因かなと思います;」
抜間さん「なるへそー。ラストのやつなんてどこサイドも差異はあれど大抵ヘタレだの不憫だの苦労人だのラブラブだのリーサルウェポンだのってかなりいじりやすい設定つけてるところばかりだしね。わりと本気で皆さん勇者をなんだと思ってるんだろう」
渚「賭けてもいいよ。今これを読んでいる読者のほぼ全てが作者の今の言葉に対して「お前が言うな」って思ってるからね?」
リンク「今後固定審査員をやって死期が早まらないことを祈ろう(遠い目)」
ゼルダ「リンク……私を残して逝ったりなどしないでください……(´;ω;)」
ピット「リンクさんが死ぬのは嫌ですぅ……(´;ω;)」
※今回は固定審査員のみに絞りましたが、α審査員の分も足すともっと被害があるかも……てゆうかありますね2、3件ほど。あと個人的にはルイージもやや被害率が高いかなーと思います(りゅーと、ソニック、ユリカサイドで固定審査員だった&全てのサイドでポイズンと裸族料理あり)。とりあえず審査員達よ、生きてくれ……
感想まだ。改めて見ると凄まじいなコレ;
- それなりに平和な結果発表 ( No.634 )
- 日時: 2015/09/14 23:19
- 名前: 抜間さん (ID: EL31vbVI)
ルト姫「皆のもの、ゾーラの天然水とプププランド産林檎と茶葉で紅茶を淹れたゾラよ。しばし一休みするがよい」
アドレーヌ「じゃあみんなを呼ぶねー。…『みんな、結果発表の準備がそろそろ出来るから大至急会場に集まってね!』」
長かった料理対決も残すところは結果発表+αだけとなり、会場では準備が着々と進められていた。
固定審査員は一通り評価用紙をまとめて賞品や魔法石を用意したところで席につき休息をとり、司会は固定審査員の手伝いやマイクの準備を終えた後、紅茶を淹れて審査員に差し出す。アドレーヌは放送でギルドに散らばる皆を呼び出し、いよいよあと数分で結果発表が始まるといった状態だ。
渚「はぁー、やっと準備が終わったぁ…甘い紅茶が身体に染み渡るぅ〜…」
ファーエ「しかしここまで長かったわねー…まさか固定審査員がこんなに過酷なものだったとは思わなかったわ。やっぱり慣れなのかしら?;」
リンク「いや、料理対決ってのは何度やってもそのたびにぶっ飛んだ物が出てくるからなかなか慣れるものじゃないぞファーエ。ポイズンクッキングは日々悪い意味で進化を遂げているし、毎回毎回俺らの予想もつかないゲテモノを錬成してくるからな」
抜間さん「あんたがいうと妙な説得力があるよねその台詞。プチネタで判明したリンク全体の被害率が凄まじいから尚更;」
ソエル「それより私はパズドラチームの問題児の多さとくじ運の悲惨さに唖然としましたよ…挑戦者のほぼ全員がメシマズって何ですかOTL」
固定審査員がこれまでを振り返りながら甘い紅茶で身体を休めるも、話は段々ネガティブな方向に進んでいく。まあ、今までが今までだったから無理もないだろう。
…しかし言われてみればどこサイドでもそうだが、料理対決になるたびに固定審査員と読者の度肝を抜くようなものばかりが毎回出てくるからいやはや恐ろしいものである。しかもこっちの今回の料理対決に至っては…うん、お察しください頼むから。うちだって書いててどうしてこうなったと何度も自問自答したよコノヤロウ。
ダルニア「ナレーション投げやりになるんじゃねぇ。だが、確かに料理対決っつーのは壮絶だよなぁ…;テメーら全員4日くらい休暇をとってゆっくり休んだらどうゴロか?」
渚「そうしようかな;結構有給溜まってるし学校の小テストも一段落したし」
抜間さん「…あ、休暇といえば…!そういえばみんな、この前ソニックさんからこんなのを頂いたんだけどさ」
リンク「作者、なんだそれは?招待状…?」
抜間さん「うん。南の島に一緒に行きませんかっていただいたの。急なお知らせで悪いけど、全部終わったらうちら5人で慰安旅行に行くよ。後でメールで出発日と集合場所を送るから水着セットにお泊まり用具その他諸々をしっかり用意しといてね?」
ファーエ「え、いいの?…それってバカンスってことよね!?」
ソエル「南の島ですか?まあ、素敵ですね…!」
ここで作者が懐から取り出した招待状を見せ、それを手に入れた経緯とバカンスのお知らせを言うと、審査員一同はぱあと顔を綻ばせて喜びを露にし突然のご褒美に興奮した。どうやら固定審査員として、己の命と胃袋と味覚とその他をかけて頑張ってきた甲斐があったようだ。
抜間さん「でも固定審査員だけの慰安旅行となると、カップルのラブラブが見られないのは残念だなー。昼は嫁や旦那のために選んだ水着を着てビーチでキャッキャウフフしてリゾートを楽しんで夜はオーシャンビューのホテルで情熱的なダンスを「「作者、そろそろ黙ろうか★^^(マスターソード&蛇腹ナイフ構える)」」スイマセンデシタwww」
ファーエ&ソエル「「…(・・;)」」
感想まだ。なお、このバカンスの様子はソニックさんのスレ『ちょっとした色々なキャラ達の日常』にあるソニックさんとうちと坂神さんのコラボ小説内にありますのでそちらもあわせてどうぞ(宣伝&ソニックさん、コラボありがとうございます)。
- それなりに平和な結果発表 ( No.635 )
- 日時: 2015/09/15 09:29
- 名前: 抜間さん (ID: EL31vbVI)
さて、固定審査員と司会の一段落からしばらく経ち、会場には一部の医療班と怪我人を除いたSNS団メンバーが集合していよいよ結果発表の時間となった。後ろの方には各地から応援に駆けつけたキャラも多数おり、広い会場は沢山の人であふれかえっている。
結果発表用に飾り付けされたステージの上は司会がおり、みんなが集まったのを確認するとマイクのスイッチを入れて声をあげた。
アドレーヌ「みんな、まずは10日間ご苦労様!挑戦者に選ばれた人達は勿論、それ以外の人達も会場準備や医療物資調達や話し合い打ち合わせその他諸々と今日までに大変だったでしょ?ここにいるみんなのお陰で無事、料理対決を終わらせることが出来ました!」
ルト姫「それに各地からの応援や物資を始めとした審査員や挑戦者達に対する数多の心使いにも感謝するぞ!」
バンダナワト「ここまでこれてオイラ達司会も本当に嬉しく思うッス!さて、今からいよいよ結果発表ッスよー!挑戦者の皆さんは番号を呼ばれたら前に出てください!」
ダルニア「じゃあさっそくいくぜ。まずはオメーらが一番気になっている優勝者からだゴロ!優勝した連中は胸を張って前に出てきやがれ!」
司会から優勝という言葉が出てきた瞬間、挑戦者の間に自然と緊張が走る。
ダルニア「発表するぜ!SNS団混合料理対決、栄えある優勝は……」
ダルニア「6番と9番と14番と16番!!お前らが優勝だゴロ!!」
一同「うおおぉぉぉぉぉぉーーーー!!!」
料理対決における最高ランクである☆5を獲得し見事優勝をもぎ取ってみせたのは、誰もが納得する腕前を持ったそうそうたる面子だった。会場にいる人全員が盛大な拍手と歓声でもって4人の優勝を祝福し喜びに沸く。それから、彼らの料理を食べたα審査員が評価用紙と魔法石とクオカードを持ち一歩前に出た。
リンク「ほらピット、そんなに縮こまってないで前に出てこいよ」
ピット「ボクが優勝って…本当ですか!?」
まずは栄養満点のトマトスープパスタを作ったピットがリンクに促され前に出ると、そこにブラピとオリマーが歩み寄る。オリマーの傍らにいたピクミン達は皆頭に花を咲かせており、まるでピットを祝福するかのようにたちまち彼を取り囲んだ。
オリマー「ピットさん、優勝おめでとうございます!」
ピクミン達「おめでとー!」「すごいー!」「ゆうしょうー!」
ピット「ありがとうございます!あはは、くすぐったいよ〜ピクミン達もありがとうね!ブラピとオリマーさんが食べたんですね?どうでしたか?」
オリマー「魚介類と野菜の旨味がスープとパスタに絡んで最高でした。それに、食べる人への気遣いもありましたね…さすがはピットさんです。貴方の料理を食べたピクミン達もほら、皆綺麗に花を咲かせていますよ」
ブラピ「…にしても、あれ作るのに相当苦労したんじゃねーのか?色々考えられてたし」
ピット「んー確かにちょっと大変だったな。何度も麺とスープのバランスとか具材の組み合わせとか旨味とかを試行錯誤したし。でも皆さんに喜んでもらいたかったからこのくらい全然大丈夫!」
ブラピ「ふん、相変わらず能天気なお人好しだな。…まあいい、これが評価用紙と賞品だ。それと好きなものは何が欲しいんだ?」
ピット「ありがとう。えっとー、じゃあUSJのチケットでお願い!」
今回、元が料理上手であり作る側になることを強く望んでいたところに待望の挑戦者としての参加が決まったことに加え、剣士組の先輩であり兄貴分であるリンクや同期で仲のよいオリマーや自分の分身であるブラピが審査員となることとなったピットは、この10日間料理の試行錯誤やレシピを一生懸命に模索しながら過ごしていたのだ。ブラピの言うとおり苦労は絶えなかっただろうが、しかしその努力の甲斐があったからこそ誰もが満足する最高においしい一品が完成し、関係者や審査員達が笑顔になったのだろう。
ピット「あれ?」
と、ピットが何かに気がついたように手にした評価用紙を見た。
ファーエ「…どうかしたのピット?」
ピット「評価用紙の文か心なしかちょっと短いような?それに、何か紙がよれてる…」
渚「え、あはは…;(ギクッ!?気づかれた!?)」
アドレーヌ「うーん、どう説明したらいいのかなぁ……(うー…やっぱり消しゴムだけで紙についた跡とかはごまかせないよね;)」
オリマー「えっと、それはですね…;(まずい……皆さん、フォローお願いします;)」
リンク「気にするなピット、皆お前の成長や気遣いに感激しちまってなかなか文章にできなかったんだ。今度休みを取ってみんなでUSJに行こうな♪(よしフォローは任せろ。あれをピットに見せるわけにはいかないからな)」
ブラピ「そうそう、美味すぎて言葉にならなかったんじゃねーの?ガキじゃあるまいし深いことは気にすんなよ(あ、オレに関する文章をまるまる消したのか?まあ、そりゃそうなるわな)」
固定審査員&司会一同(当たり前だ(キッパリ)
すいません、一見するとほのぼので平和な光景なのに( )の中のみんなの本音が色々とブラックなんですが。今の会話アイコンタクトだけでしてなかった?息ぴったりだなオイ。つか、リンクとブラピはお前ら絶対ピットのあしらい方が手慣れてるよな?
リンク「俺だって伊達に剣士組のお父さん呼ばわりされてないからな…(遠い目&ピットの頭なでなで)」
ソエル「気持ちはわかりますよ。私も妹のうち二人があれですからよくヘラのフォローに回ってますし;」
ピット「?(・・)」
そんなこんなでディフェンスに定評のある勇者と評価文添削のそもそもの原因である堕天使がうまいこと純粋な天使の気をそらし納得させたところで評価は終了し、ピットは後ろに下がった。
剣城「ブラピは瞬木並みにやばいからな…剣士組の皆さんも大変そうだよな;」
ヴァルキリー「うむ;しかしあの天使の料理もなかなかやるみたいだな。…さあ主、前に出てくるんだ」
天馬「はーい!」
次に故郷の味を生かした沖縄御膳を作った天馬の番だ。元気に返事をする彼の前に剣城とヴァルキリーが評価用紙を持ってやってくると、天馬は親しい人達の登場にぱぁっと笑顔になった。
純粋組のディフェンスも楽じゃない。感想まだ
- それなりに平和な結果発表 ( No.636 )
- 日時: 2015/09/14 23:38
- 名前: 抜間さん (ID: EL31vbVI)
天馬「あ、剣城とヴァルキリーが食べたんだね?」
ヴァルキリー「ああ。私はあまり料理には詳しくないが、魚本来の味が引き出されていて美味であった。審査員も皆喜んでいたぞ」
剣城「やっぱりあの沖縄料理はお前だったか。流石は合宿で率先して飯を作るだけあるな。あれ、めちゃくちゃ美味かったぞ。お前の故郷の料理で勝負したんだよな?」
天馬「そうだよ!母さんや沖縄のみんなに頼んで沖縄の新鮮な食材を送ってもらったんだ。アイゴやひじきやシークワーサーは鮮度がいいものを使いたかったし、泡盛はおれまだ未成年だから大人の人じゃないと買えなかったしね……;」
茅野「あぁー確かに。そういえばマース煮って泡盛を使うんだよね?」
一応補足しておくと、酒類やレア食材などの人によっては手に入れるのが難しい食材や、薬草や一部の魚などの専門の知識や特殊な下処理が必要な食材を使いたい場合は、決して無理せずに他者に頼んで用意してもらうようにあらかじめ言ってある。というのも、そもそもルール上魚の自前調達は禁止されているし、魚以外の食材についても下手に素人が用意したら食中毒などの大変なことになりかねないからだ。ここはちゃんとルールを理解したうえで材料を調達しているので何ら問題はない。
ヴァルキリー「水くさいではないか主。私なら酒も買えたというのに何故申してくれなかったのだ?」
天馬「ごめんごめん。みんなをあっと驚かせるようなものを作りたかったからさ!おいしいものを食べるからにはやっぱり当日にわくわくして料理を待ちたいだろ?」
剣城「まあ、それはそれでお前らしいよな。後で秋さんや雷門やイナズマジャパンに作ってやれよ?お前の料理ならきっとみんな喜ぶはずだ。それはそうと、ご褒美は何にするか決めたか?」
天馬「もちろんそうするよ!いつかみんなも沖縄に招待するね!うーん……じゃあご褒美は新作モデルのサッカーシューズとバッグでお願い!」
満面の笑みで評価用紙を二人から受け取った後剣城と握手し、ヴァルキリーにハイタッチする。それからふと足元に何かの気配を感じたので下を見ると、猫変身スキルで茶色の虎猫の姿になり、天馬の足に身体を擦り付けるバステトの姿が。
自分に仕える木と光の協奏者が誰かに甘えたいときにしてくるサインに気づいた天馬が笑いながら「勿論バステトにも作ってあげるね!」と彼女をひょいと抱えあげると、バステトは満足そうにみゃあと鳴いて喉をゴロゴロ鳴らし天馬にすりよった。…なお、この光景を見ていた保護者ポジ達の顔が一気に(*´∀`)になったのは言うまでもない。
カービィ「すごーい、バステトは猫になれるんだね!」
イトナ「随分便利な身体をしているようだ。そんなことより…おい磯貝、和むのもいいがさっさとこっちに来い」
磯貝「はいよー。イトナはこういう時でも相変わらずの態度だよなぁ」
天馬がバステトを抱っこしながら後ろに下がると、今度は節約和風オムレツを作った磯貝の前にイトナとカービィがやってきた。イトナの手招きに磯貝は満更でも無さそうな顔で答える。
カービィ「ゆー君、あのオムレツとってもおいしかったよー!」
磯貝「ありがとうカービィ。イトナとカービィに当たったんだな。イトナ、ちょっと変わり種の料理にしてみたけどお前の口に合ったか?」
イトナ「美味かった。ああゆうボリュームのある料理は大歓迎だ。腹も膨れるし美味いからな。村松の古くさい昭和のラーメンとは大違いだ」
磯貝「あはは、相変わらず寺阪組には辛辣だな;元々家のことで苦労してきたし、弟妹も食べ盛りだから自然とボリューム系やがっつり系の腕前があがっていったんだよな」
アイア「確かに、生活スタイルや境遇なんかによっても料理の腕前って左右されているわよね」
カルマ「でもまあ、そういうのも磯貝らしくていいと思うけどな」
カービィ「ぼくもお腹いっぱい食べられるご飯は大好きだよー!優勝おめでとうゆー君!商品は何が欲しい?」
磯貝「んー……じゃあ食材詰め合わせをいいか?家族にもご馳走を振る舞ってやりたいんだ!」
殺せんせー「ヌルフフフ、では磯貝君の為に先生が最高の食材を全国津々浦々から見つけてきてあげましょうか♪」
律「では殺せんせー、私もお手伝いします♪」
磯貝「ちょ…先生なにもそこまでしなくたってスーパーで十分「バビューーーン!!」…行っちまった。相変わらず早いなマッハ20;」
渚「まあまあ、たまには贅沢もいいんじゃないかな?磯貝君も頑張ったんだし自分へのご褒美だと思ってさ」
磯貝が欲しいものを言うや否や可愛い教え子のためにと窓から殺せんせーがモバイル律を連れてマッハで飛んでいったのを見送りながら、渚がまあまあと笑ってフォローを入れる。こういう時にも自分のことより家族のことを考えているのはまさに磯貝らしいだろう。
感想まだ。磯貝のご褒美が一番迷った;
- それなりに平和な結果発表 ( No.637 )
- 日時: 2015/09/14 23:47
- 名前: 抜間さん (ID: EL31vbVI)
さて、最後に鯖缶のハンバーグを作ったロゼッタの評価だ。彼女の前にゼルダとピチューが歩み寄る。
ゼルダ「ロゼッタさん、優勝おめでとうございます。あのハンバーグすごく素敵でした。味も勿論ですが、飾り付けも工夫されていて見習いたいくらいです!」
ロゼッタ「ふふ、ありがとうございます。そんなに喜んでいただけたなら作った甲斐があったというものですね♪」
ピチュー「お月さまとお星さまの盛り付けが楽しくて食べるのが勿体無かったデチュ!ロゼッタお姉ちゃん、どうしたらそんなにおいしいご飯が作れるようになるんデチュか?」
ロゼッタ「あらあらピチューったら。そうですね…コツは色々ありますが、やはり一番基本にして大切なのは愛情ですね。どんな料理も相手のためを思って作れば自然と作るのが楽しくなりますし、みんなで食べる楽しさや手間隙かけて作った料理をおいしいと言って食べてくださった時の喜びは言葉に言い表せない嬉しさがありますからね」
チコ「それにねー、ロゼッタは昔からぼく達のためにっておいしいご飯を作ろうと頑張って練習してたんたよ!スマブラに来てからも沢山努力してるしね!」
大切な人のためを思いながら努力してここまでの腕前を持てるようになったと語るロゼッタとチコ。そんなロゼッタの言葉にゼルダは感心したようなため息を漏らしながら脳裏に最愛の恋人の姿を思い浮かべ、ピチューはいつも自分を可愛がってくれる兄と先生と大親友のことを考える…。
ゼルダ「…やはり、料理は愛情ということなんですね…私ももっと彼のために頑張ってゆけば上手に作れるようになるでしょうか?」
ロゼッタ「ゼルダさんならきっと大丈夫ですよ。常日頃から食事当番や家事を積極的にお手伝いしてくださるじゃないですか。私も初めはなかなかうまくいきませんでしたし、何事も自分から挑戦することが肝心ですからね。なんでしたら私も料理を指南しますから、いつでも頼ってくださいね!」
ゼルダ「ええ、ありがとうございます!」
ピチュー「あー、ゼルダお姉ちゃんばっかりずるいデチュ!ロゼッタお姉ちゃん!ピチューもおりょうり習いたいデチュ!いつも頑張っているピカチュウお兄ちゃんやルフレお兄ちゃんやムジュリンお兄ちゃんに作ってあげたいデチュ!」
ロゼッタ「勿論ですよピチュー。みんなで一緒に作れば楽しいですしね」
チコ「うん、みんなで作ろうね!」
ロゼッタが二人の手を取り微笑みながら一緒に精進していこうと誓い、ゼルダとピチューはそれに同じく微笑みながら答え手を握り返した。この光景にギャラリーも思わず笑顔がこぼれ、中にはニヤニヤしながらロゼッタら3人の関係者である勇者と電気ネズミとちび勇者と軍師先生をからかう人も。
最後に評価用紙を渡し、ロゼッタがご褒美にレア素材を使ったドレスと靴をリクエストして☆5組の評価は終了。この4人ならきっと今回の優勝に慢心することなく、これからも己の腕を切磋琢磨しながら磨いていくことだろう。
ルト姫「ふむ、やはり相手の為を思う料理には不思議な力があるのじゃろうな。さて、次は☆4ゾラよ。そなたらもあと一歩及ばなかったが十分に健闘してみせてたから胸を張って前に出るがよい」
アドレーヌ「4は二人いるよ!1番と10番!!」
ファルコン「☆4か、我ながら惜しかったな…」
マリオ「お、意外だな」
☆5組の評価が終わり、次に☆4を獲得した二人の評価に移ることに。優勝は逃したものの彼らも十分な腕前を持っているのでかなり惜しい方だ。
と、早速キノコたっぷり鱈のムニエルを作ったマリオの前にピーチとルイージが評価用紙を持って駆け寄った。
マリオは自分と最も親しい人達の登場に嬉しそうだ。
マリオ「姫とルイージが食べたんだな?あれ、なかなかいけてただろ?」
ルイージ「おいしかったよ。流石キノコの扱いに手慣れてるだけあるね。ちょっと片栗粉が強いとキノコが多いのが気になったけど、もしかしたらあれさえなかったら☆5もいけたんじゃない?」
ピーチ「ふふ、あなたも頑張ってたものね。私やルイージに何度も話を聞きにきてたし、あなたが恋人で私も誇り高いわ!」
マリオ「お褒めに預かり光栄です姫。そっかー、キノコはもっと絞るべきだったか。それに片栗粉の入れすぎは盲点だったな;」
ルイージ「まあ、これに懲りずにまた作ってみなよ。失敗は成功のもと。次は最高のものが出来るって!」
マリオ「ああ、勿論さ!!」
最後にマリオはルイージとハイタッチを交わし、ピーチから遊園地のチケットを貰うとルンルンと彼女と手をつないで後ろに下がった。ルイージの「あ、本当に評価用紙に書いてたチケットでデートのお誘いしたんだ;」という呟きにギャラリーは相変わらずラブラブだなぁと笑う。
ファルコン「はっはっは!平和なこった!」
フォックス「ファルコン、次はお前の番だぞ。前に出ろ」
ファルコン「ん?あぁ、そうだったな」
マリオが後ろに下がったのを確認して、エビチリ玉子を作ったファルコンの前にフォックスとピカチュウがやってきた。ファルコンは優勝する自信がそこそこあったようでちょっと不思議そうに首をかしげている。
ファルコン「結構優勝する自信あったんだがなぁ。フォックス、何がいけなかったんだ?」
フォックス「味は完璧だったんだから後は見た目を気を付けろよお前。玉子がぐちゃぐちゃだったぞ;料理っつーのは見た目も重要なんだから、豪快なのもいいがもっと慎重になったらどうだ?」
ピカチュウ「でも味はすごくおいしかったよ!辛いのが苦手なぼくでも全部ペロリといけたもん!」
ファルコン「ありがとうなピカチュウ。そうか、見た目かぁ。昔から繊細さってのには無縁だったからなぁ……出来るかわからないが、今度から少し心がけてみるとするか!」
- それなりに平和な結果発表 ( No.638 )
- 日時: 2015/09/15 00:33
- 名前: 抜間さん (ID: EL31vbVI)
フォックス「まあ、慣れていけばちったぁマシになるだろ。……つか、ずっと思ってたんだが何だそれは?」
ファルコン「ん?これか?」
ここでフォックスとピカチュウの目線がファルコンの手元に移った。そこには結果発表中ずっと持っていたのか、何やら料理が入った器らしきものがあり、ラップがかけられたそれは出来立てなのか内側を湯気で曇らせている。
二人の不思議そうな顔など知ってか知らずかファルコンはいつものナイスガイな笑顔を見せ……
ファルコン「これはサムスの分だ!!」
一同「は!!!?!?」
サムス「」
すいません、この鈍感男がまさかの自分からファルサムフラグをぶったてていきました(爆弾投下)。
これには一同も唖然、サムスに至っては言葉を失い棒立ち状態に。てか、どうしてわざわざサムスの分を用意した?
ファルコン「だって、残った料理はサムスが食いたかったんだろ?ちょっと材料が余ったから暇な時間で作ったんだ!食うなら出来立てがいいだろ?」
オリマー「あー、確かに抽選の時にそんな感じの会話をしてましたね。……って、まさか本当に実践したんですか?」
フォックス「 あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!『あの鈍感スピードレースバカのファルコンが自分からサムスにファルサム展開を持ってきた』……な… 何を言ってるのかわからねーと思うが俺も何が起きたのかわからなかった…」
瞬木「ちょwwwwポルナレフwwww」
マリオ「フォックスwwww気持ちはわかるが落ち着けwwww」
エンジェル「サムスさんよかったですねぇ、大好きな方の手料理ですよぅ♪」
ピーチ「ようやくサムスちゃんが一歩進める時が来たのかしら……!!」
サムス「うううううううるさいわね!!;;////」
ブラピ「おーいファルコン、せっかくだからサムスにあーんしてやれーwwwwwww」
アイア「そうそう、熱々のままだと火傷するからふーふーも忘れないようにしなさいよwwww」
べオーク「これは記念すべき第一歩ッスよwwww(●REC)」
サムス「よしそこのギャグカオス組は後で覚えてなさいよ(#^ω^)」
ファルコン「よしきた!じゃあさっそく……(フーフー)」
サムス「あんたも本気にするなぁぁぁぁぁぁ!!!////;;」
イシス「ここまで鈍感なのも珍しいですわねいやはや」
いやいやイシス様、うちのファルコンが鈍感なのは今さらですから。だってバスト占いの時も一人だけどこかずれた反応をしていたし、一度サムスが奴のマジな鈍感ぶりに対してSNSちゃんねるでスレ立てもしたくらいだし。
とまあそれはさておき、水面で酸素を取り入れる金魚のごとく口をパクパクさせるサムスの心境など知らないファルコンは、ギャグカオス組の目論見に気づくことなくエビチリをふーふーして冷ましてスプーンにとり、サムスに差し出す。
ファルコン「……よし、こんなもんだろ。サムス、さあ食ってみろ。見た目はあれだが味はフォックスとピカチュウの保証付きだぜ!」
ヴァルキリー「まあ、あやつにはそれ以上に価値がある料理だろうな…」
サムス「……」
ファルコン「大丈夫、辛さはだいぶ控えたし玉子でマイルドにもしたからな!」
ヘラ「……あれ、サムスお姉ちゃんの様子がおかしくない?」
ルフレ「……ちょっと待て、あいつまさか……」
サムス「……」
ファルコン「…サムス?おい、どうし…」
サムス「」←顔を真っ赤にして気絶
一同「サムスぅぅぅぅぅーーーーーーーー!!;;;」
はい、サムス姐さんはあまりの衝撃フラグに立ったまま気絶しました☆
ピカチュウ「サムスしっかりしてぇーーー!てゆうか何であーんされただけで気絶するのさ!!;」
ルイージ「きっとヘタレだから刺激が強すぎたんだよ!!いきなりふーふーあーんに行く前にまずは普通にお裾分けから行くべきだったかな!?」
フォックス「それもそれで何か起きそうな予感はするけどな。おーい、誰かアイスノン持ってこい」
マリオ「持ってきたぞー。すまんサムス、今のはちょっと笑ったwwwエビチリは一旦ラップして後でサムスに渡すか」
リンク「宇宙最強の賞金稼ぎがファルコン絡みだとこれって大丈夫なのかメトロイド……ファルコン、一旦医務室に運んでやれ。まだ奥田がいるはずだ」
ファルコン「心得た!ちょっくら行ってくるぜ!(サムスを姫だっこ)」
カービィ「サムスん、起きて起きてー!(ぺちぺち)」
剣城「あんたらサムスさんの扱い手慣れてませんか?」
気絶したサムスはすぐさま彼女と仲の良い64組がテキパキと介抱し、ファルコンによって医務室に運ばれました。雑談すら交えたその鮮やかな手際に思わずツッコミが飛び交う。お前ら絶対慣れてるだろ。
なお、医務室に待機していた奥田がサムスを抱えて訪ねてきたファルコンと二人で
「ベッドを貸してくれ。サムスにエビチリをあーんして食わせようとしたらいきなり立ちくらみを起こしたみたいだ」
「それは大変でしたね。サムスさん顔が真っ赤ですけど、何かあったんですか?それに心臓がバクバクしてますよ」
「んー、ちょっとエビチリを辛くしすぎたか?でも、スプーン一杯を顔に近づけて食わせようとしただけで赤くなる程辛くはしてないぜ?周りは「好きすぎて思わずパニクったんだよ」って言ってるけど、そんなにエビチリが好きだったのかサムスは?」
「さあ…確かに殺せんせーも大好きなお菓子の前ではよく顔色が変わりますけど…あ、もしかしたら熱中症でしょうか?暑い日が相変わらずありますしね」
…といういっそ素晴らしいくらいに鈍感すぎる会話を交わし、医務室にいた患者や残っていた応援組を絶句させたことを追記しておく。
ファルコン「サムスを休ませてきたぜー。今は奥田がついていてくれてるから心配はいらない」
ルト姫「すまぬな;(こやつ、己のしでかした事に気づいてないゾラか?サムスも哀れじゃな;)…さぁ、次は☆3じゃな。そなたらは基本的は出来ておるが、さらなるランクアップが狙えるはずじゃからもっと精進するがよい。該当するのは…3番と13番じゃ!」
ゼリグ「ま、こんなもんだよな」
ヘラ「あっちゃあ…;」
カーヴァイ「カーヴァイの番だ!ゼリグぅ〜☆」
ファルコンが戻ってきた所で評価を再開し、司会が☆3組の番号を呼ぶ。ゼリグとヘラが一歩前に出た途端、カーヴァイが勢いよくゼリグに駆け寄り、はいっ!と評価用紙を渡す。ゼリグは受け取った評価用紙の文章を目線でたどり、それからぼりぼりと頭をかきカーヴァイの方を向いた。
- それなりに平和な結果発表 ( No.639 )
- 日時: 2015/09/15 00:36
- 名前: 抜間さん (ID: EL31vbVI)
ゼリグ「んー、ここにも書いてあるがちっとそっけなかったみたいだな。やっぱりもう少し工夫すりゃよかったか?」
カーヴァイ「うん、カーヴァイにはちょっと物足りないってかんじだったかな?でもおいしかったよ☆あれ、多分ニンテルドのキノコとぎゅーにゅーを使ってるんだよね?」
ゼリグ「ああ。変なゲテモノを作って審査員を医務室送りにするのも気が引けるし、食いなれたモンを使えばオレにもちったぁやりやすいかって思ったんだが…逆に慎重になりすぎたみてーだな」
ギア「あなたの場合はもっと大胆にいっても良かったかもですね。お料理は普段されるんスか?」
ゼリグ「いや、あんまり。最低限食うのに困らない程度には出来るが、かといって自分からやる機会も最近じゃああんまりなかったしなー。これを機にちっとファーエにでも習ってみるかな?」
神崎「ゼリグさんは何でもそつなくこなせますから、練習すればきっと上達しますよ。ぜひ頑張ってみてはいかがですか?」
カーヴァイ「カーヴァイもいつでも味見してあげるね!」
ゼリグ「お前、絶対そっちがメインだろ?まあバカだから仕方ないかww」
カーヴァイ「えへ☆ばれたー?だってカーヴァイ、食べるの大好きだもん☆」
ゼリグがくくっと笑いながらカーヴァイの頭をわしゃわしゃと撫でると、カーヴァイはいつもの調子でニコニコ笑いながら飛びはねて後ろに下がる。口ではちょっと皮肉っぽくあしらっているが、彼も彼女に料理を食べてもらえたのは満更でもないようだ。
さて、次に漬け鮪丼を作ったヘラの番。しかし彼女の前に立ったα審査員の第一声はというと…
茅野&べオーク「「緑の鮪はさすがに食欲なくすって;」」
ヘラ「(;゜∀゜)ダヨネー…」
…当然のことながらアウトすぎる鮪の色についてのことである;
べオーク「あのーヘラちゃん、あの鮪丼味はとってもおいしかったッスよ。ただ、その…やっぱり、あれは見てて目がチカチカするっていうか…;」
ヘラ「遠慮しなくて大丈夫だよお姉ちゃん。ヘラもやっちゃったなーっていうのはわかってるから;」
茅野「あはは…でも、普通に作ってるのにああなるって不思議だよね。昔からああだったの?」
ヘラ「うん。エンジェルお姉ちゃんが言うには、多分ミラクルクッキングの亜種なんだろうって」
べオーク「いやはや、ミステリーッスねぇ…」
マリオ「そういえばスマブラにもいたよな?作る料理がことごとく黒色になるってやつ」
ピーチ「ええ、私達の同期にいるわよ。以前話を聞いてみたんだけど、彼も昔からそうだったんですって」
オリマー「聞けば聞くほど不思議ですねいやはや…」
そもそも、着色料や魔法を一切使ってないのにどうしてあんな色になるかが気になるところだが、彼女には一切悪気がないし普通に作ってるので永遠の謎である。
ヘラ「みんな、驚かせちゃってごめんなさい…(´・ω・`)」
ソエル「ヘラ、貴女が真剣にやっているのは皆わかっていますから大丈夫ですよ;」
審査員を驚かせる代物を作ってしまったことにがっくりと肩を落とすヘラを「後で私と練習してみましょう。ね?」とソエルが慰めながら後ろに下がった。
バンダナワト「さて、次は☆2ッスね?ここに該当する皆さんはまず少しずつ基本からやってスキルを磨いていくといいッスよ?5番と11番と14番さん、前に出てください」
神童「まあ、そりゃそうなるよな…;」
トーファイ「オレもか?」
杉野「うぐぅ…やっぱり駄目だったか;」
ここからは低評価組の番となり、まずは努力賞ともいえる☆2からだ。該当する三人は全員評価が低い理由に思い当たる節があるらしく、ちょっと気まずそうに(トーファイはそうでもないが)一歩前に出た。
ルフレ「やっぱりあれはあんたが作ったんだな」
神童「ああ。一応聞くが、どこがいけなかったんだ?」
ルフレ「色々あるが一番はフライの火の通り加減がバラバラだったことだな。特に牡蠣なんて中がまだ生だったぜ?」
市川「生魚の中には生食用の魚も沢山ありますが、そうでない魚を調理する際はしっかり火を通さないと食中毒の原因にもなりますよ。特に牡蠣は大変当たりやすいですから尚更注意が必要ですね」
神童「うーん、やっぱり揚げ物はちょっと無謀だったか…;」
市川「お聞きしたいのですが、どうして今回揚げ物に挑戦を?」
神童「ああ、包丁捌きや食材の下拵えはまあそれなりに出来たから苦手分野に挑戦してみようかと思ったんだ。火をちゃんと通したりってのが苦手だったが、揚げ物なら高温で揚げるし最低限火が通るかと…」
ルフレ「そりゃあまた…;まあ、俺も料理はあんま得意じゃないから人のことは言えないかもだが、そこまで張り切って失敗するくらいなら安全に行った方が良かったかもな」
市川「ですが、苦手なことにチャレンジしたのは称賛に値しますよ。何事もやってみなければ始まりませんからね」
アイア「トーファイ、あなたなりに包丁をちゃんと使おうとしたのはわかったけど、あれは流石に中途半端すぎるわよ;」
トーファイ「悪い;ついつい我慢出来なくなっちまって思わず手でバキッと…」
アイア「まったくもう…で、どうだった?今回料理に挑戦してみて」
トーファイ「料理って繊細なんだな…包丁以外にもさじ加減とか火加減とか、やっぱりオレには難しすぎた。でも、だからこそ料理人や食材やそれを採ったり生産している奴らに対する感謝ってのは忘れちゃいけないんだなって改めて思ったよ」
アイア「それがわかっただけでも十分な収穫ね…。いいわ、あなたにその気があるのなら私も少しずつ教えてあげるわ。それから、何でも力任せにしないで忍耐することも覚えなきゃね!」
トーファイ「…ありがとう、アイア。やっぱりお前は最高の友達だな」
アイア「も、もう!!何よ今更…!/////」
感想まだ。平和だなぁ
- それなりに平和な結果発表 ( No.640 )
- 日時: 2015/09/15 09:23
- 名前: 抜間さん (ID: EL31vbVI)
神崎「えっと……杉野君……?」
杉野「何で神崎さんに当たっちまったんだよただでさえ渚や作者達が確実に口にするってだけでも申し訳なさでいっぱいなのにOTL」
神崎「杉野君、私なら気にしてないからほら、元気出して;杉野君は確かあんまり料理は得意じゃなかったんだよね?」
杉野「あぁ…;元々包丁使いも昔から手を切るわ形が歪になるわで…味を整えるのは味見を何度もしながらなんとか出来るんだけど、今回はいくら調味料加えてもなんか全然生臭さが抜けなくて…」
神崎「あらら……血合いを抜かなかったのがだいぶ影響しちゃったんだね…;」
杉野「血合い?…そういや1年の頃家庭科で習ったような……やばい、魚の腹を開くのにいっぱいいっぱいで忘れてた!!;」
神崎「杉野君も必死だったんだね;お料理って将来的にやっぱり必要になってくるから、こまめに実践で腕を上げておいた方がいいよ。実技ってやらないとすぐに忘れちゃうしね」
三人の料理を食べたα審査員達が近づき、それぞれにコメントを延べるのを固定審査員達は遠くから見つめていた。みんながみんな仲間や友達から進んでアドバイスを仰ぎ、自分が失敗してしまった原因を素直に受け止め心から反省している。
ファーエ「……こうして見ていると、三人とも初めは料理に対して消極的だったけど、終わってみれば彼らにとってはいい機会だったかもね?」
リンク「だな。神童、トーファイ、杉野!失敗しちまったのは残念だったが、お前らなりに一生懸命頑張ったんだろ?それに、今回のことを通して何か得るものもあったんじゃないか?」
神童「はい。いい経験になりました」
トーファイ「ああ、無論だ!」
杉野「だな。……まあ、たまには料理も悪くないかなって思うよ」
ソエル「ふふ、そう言っていただけると私達も評価した甲斐があるというものですね。皆さん、これにめげずにこれからも精進していってくださいね!」
神童&杉野&トーファイ「「「はい!(ああ!)」」」
固定審査員達から激励の言葉を受け取った三人は勢いよく返事をすると、評価用紙を大事に持ってα審査員と共に後ろに下がった。どうやら彼らなりに失敗を通して多くのことを学んだようだ。
天馬「神童さん、よかったらおれも教えますね!諦めなければ出来るようになりますよ!」
ギア「トーファイさんも頑張ったッスからね。千里の道も一歩からですよ!少しずつやっていきましょう!」
渚「僕たち暗殺者は、第二の刃をもってこそ、だもんね。なにはともあれ杉野、お疲れ様!」
ダルニア「いやぁー、あいつらも料理を通して色々考えてたんだな。やっぱりこういう経験から進んで学んでいこうとするのは見てて気持ちいいゴロ!!」
抜間さん「でもダルニア、ここからはそんな悠長なことも言っていられなくなってきてるよ?さーて次は……一番まともな☆1とちゃんと反省してくれる☆0だね?」
ピカチュウ「作者……顔は笑ってるのに目が笑ってないよ…あと、何か意味ありげな言葉だね…;」
アドレーヌ「だって残りの☆1と☆0はあれだし…ねぇ;……とりあえず、2番と12番は怒ってないから何があったか話を聞かせて?;」
ウリエル「渚、みんな、マジでゴメンOTL」
デューク「…」
いい感じの雰囲気に終わった☆2組の評価が終了し、次はいよいよ最低ランクである☆1以下の番となった。番号を呼ばれたウリエルとデュークは若干居心地が悪そうに前に出る。しかしここはまだ反省をするだけ十分に救いがある方だ。何せこの評価の後に待っているのは…。うん、それはともかく評価に移ろう。
ウリエル「初芽局がα審査員だったのかよ!?」
初芽局「左様。やはりあの炭は貴殿でござったな…;」
まずはすまし汁(という名の消し炭)を作ったウリエルの前に初芽局が歩み寄った。ひどく落ち込んだ様子でうなだれている火の爆炎天使の姿に水のくのいちもやや圧され気味だ。
初芽局「ウリエル殿、あの浅蜊はもはや浅蜊ではなく炭でござるよ;一体貴殿に何があったでござるか?」
ウリエル「あー…;始めはまあちゃんと出来てた…と思う。鍋に水と貝を入れて、それからすまし汁は日本酒を使うって聞いたから鍋に日本酒を2合(1合は180mlなので180×2で360ml)くらい入れて火にかけて…」
フォックス&ファルコン「「ちょっと待て、鍋一杯の水と浅蜊に対してそれだと明らかに酒の入れすぎだからな?」」
市川「それと、すまし汁の味付けはお酒だけではありませんよ?ある程度浅蜊の出汁が出たら塩も少し加えて味を整えなければ…;」
ウリエル「は!?そうなのか!!?うわ、やらかしちまった…塩入れてねぇし酒入れすぎって…」
トーファイ「そういやウリエルの調理していた台に酒瓶があったな。あれと同じやつをガンプの仲間が飲んでるのを見たことがあるが、確かあれは度数がかなり強いやつじゃなかったか?」
イシス「それに貴方様のことですから、おそらくは火力を強くしすぎて水分を瞬く間に蒸発させてしまったのではありませんこと?貴方様の炎の威力は凄まじい反面コントロールが効かない所もありますものねぇ」
ウリエル「止めろ言わないでくれイシスオレだって自分の未熟さぐらい嫌っつーくらいわかってんだよOTL(図星)」
新事実発覚。火力の強さもだいぶ問題ですが、そもそも火力とかどうとか以前の問題がわんさかありました(爆弾投下)
ピカチュウ「なんだか大変だったみたいだねウリエルー…;」
杉野「俺もあんまり他人のことは言えないが、さすがに消し炭はないぞ…」
初芽局「……なんとなくそこから先はわかったでござる;大方、うっかり火を強くし水分を蒸発させすぎて空焚き状態にしたのに加えて、そこに空焚きを止めようとして水ではなく日本酒を間違えて入れたのであろう?」
ウリエル「察してくれて助かる。そこからはまあ…お前らも想像つくだろ?酒が燃えて鍋から火が出るわ中の浅蜊は炭になるわ煙が出てくるわで……幸いにも水属性持ちや魔法スキル持ちが回りに何人がいたからみんながすぐに鎮火してくれたものの、水でびちゃびちゃになった台所を急いで片付けているうちに時間が来ちまって…。仕方なくあのまま出すしかなかったんだ」
マリオ「ああー、もしかしてキッチンでのあのボヤ騒ぎがそうだったのか?まさか料理対決の場でポンプが役に立つとはさすがに予想外だったぞオイ;」
神童「俺もまさか水魔法を使うとは…ウリエルもとんだ災難だったな;」
そういえば、料理中のキッチンから火事だの火を消せだのといった声が聞こえてきていたような…?色々と笑えないミスをしでかしているウリエルに、話を聞いていたギャラリーももはやひきつった顔をするしかない。マリオや神童達がすぐに消したから良かったものの、一歩間違えれば大惨事になっていただろう。つか、汁物一つでボヤ騒ぎってどういうこと?
ウリエルやらかしたな;感想まだ
- それなりに平和な結果発表 ( No.641 )
- 日時: 2015/09/15 09:20
- 名前: 抜間さん (ID: EL31vbVI)
初芽局「まあ、やり方や間違い云々はともかく貴殿なりに頑張ったのは十分にわかったでござる。ともあれ、まずはレシピをしっかり調べることと慌てないことであるな。それと何より火力をきちんと制御することを心がけよ;」
ウリエル「わかってるよんなこと…オシオキも受けてやらぁ;」
渚「ほらウリエル、元気出して。僕もみんなも怒ってないからね?」
まあ、彼も今回の件に関しては十分に反省しているし、何より今の彼は見ていてかなり気の毒になるくらいに落ち込んでいる。そう判断しそれ以上の追及は酷と考えた渚と初芽局は、うなだれるウリエルを慰めつつ後ろに下げた。
ウリエルの評価が終わった所で、次はクラゲ騒動を巻き起こしたデュークの番になっt…
寺阪「…オイそこのサド魔王、まずは一言俺に謝りやがれや。テメェのせいで俺や固定審査員は危うくドラゾンの仲間入りするところだったんだぞ(#^ω^)」
デューク「ふむ…本来ならば我輩の椅子である貴様への謝罪などしとうないが、今回ばかりは我輩に全面的に非がある…。哀れな椅子の嘆きに主として譲歩し答えてやろうぞ。それに、固定審査員や救援の者達にも迷惑をかけてすまぬことをした(そう言いながらも寺阪を亀甲縛りに)」
寺阪「テメェはさりげなく俺を椅子認定すんなぁぁぁぁぁぁぁ!!!あと縛るなぁぁぁぁぁぁ!!!」
カルマ「待ってwww寺阪がいつの間に縛られてるんだけどどういうことwww」
神童「全くお前らは相変わらずだな…;」
はい、デューク様は固定審査員や救援に頭を下げて謝りながらも寺阪に対しては通常運転でした。これには主である神童も思わず呆れ顔に。とにかく、このままだと年齢制限的な意味でさらにあかんことになりかねないので神童が寺阪に変わってデュークをたしなめつつ話を聞くことに。
神童「あのときも聞いたが、お前は普通に作ったんだよなデューク。なのに鰊があんなクラゲの化け物になるって一体どうなってるんだ?」
リンク「待て待て待て待て待て、ずっと元の料理はなんだって気になってたんだがあれ鰊だったのかよ!?」
ファーエ「鰊がどうしてああなったのよ?取り込まれた時はどうなるかと思ったんだけど?;」
デューク「正直な話、こうなることがわかっておったから我輩は挑戦者に回りとうなかったのだ。今回のくじ運を恨みたいものだ…(遠い目)」
ソエル「私のせいでこんなことになってごめんなさい皆さんOTL」←ガラガラくじでデュークを宛てた張本人
ヘラ「デュークおじちゃん、昔からお料理するとお化けが出てくるもんねー…」
べオーク「そういえば先日、悪魔属性の仲間を招いてやったバーベキューパーティーでも、肉を焼いたらやたら凶悪な超絶キンメタ(超絶キングメタルドラゴン。経験値と防御力が半端ない言わばパズドラ界のメタルキング)が錬成されましたッスからねー。幸いにもソエ姉の光魔法が弱点二倍で入って事なきを得たッスが;」
信助「待って、それ絶対呪われてるよね?何でお肉を焼いただけでキンメタが出てくるの?」
どうやらこの魔王のポイズンクッキング、そもそも本人も魔王という地位にいるため料理にはあまり積極的じゃないのもあるが、あまりに威力が凄まじいためか改善するのはまず無理に等しいらしい。すいません、肉を焼いただけでメタボチョキメタが出てくるってもはや奇跡以外の何者でもないんですが?
とはいえ、寺阪亀甲縛りはともかく自分がやらかしたことについてはちゃんと反省し、審査員や救援にも頭を下げたのでデュークのオシオキは比較的軽めに済むだろう。
抜間さん「…あぁそうそう、デュークにはこれも渡しておかなきゃね」つ紙
カービィ「あれ、それはなに?」
ファーエ「実はあの時、デューク宛に書いた評価用紙にクラゲの粘液がかかっちゃったみたいで評価があちこち虫食い状態になっちゃってたのよ。一応必要かなーと思ってさっきの休憩時間にそれをまた書き直してみたんだけど、見る?」
瞬木「どれどれ…?」
12番の総合評価:0
抜間さんの評価:0
一体何をしたらこうなったんですか貴方は?これ、本当に普通に作ったんだよね…?
リンクの評価:0
ガノン並みにヤバいのがまだいたとかシャレにならねーぞ…。今回ばかりは俺もガチで死を覚悟した…誰か妖精持ってこい…
ファーエの評価:0
ねぇ、魔王ってみんなこうなの…?私達が吸収されるのはさすがに予想外だったわ…まだ頭がクラクラする……
渚の評価:0
料理で生き物を作るとかそんなのありですか?てゆうか、人を食べる料理とか怖すぎますって…
ソエルの評価:0
お願いですから貴方は主やパズドラチームの皆さんのためにも一生台所に立たないでくださいOTL
寺阪の評価:0
ざけんな、お前頼むから今回ばかりは一発殴らせろや
一同「」
…デューク様、お願いですからあなたは一生キッチンに入らないでくたさいOTL
デューク「言われずとも入らぬわ!」
パズドラチーム一同「マジでそうしてください頼みますから」
平和な結果発表はここまで。次はいよいよ……?
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