二次創作小説(映像)※倉庫ログ

女体と男体、時々擬人 ( No.68 )
日時: 2014/12/18 22:29
名前: 抜間さん (ID: IQFPLn6c)

【特に意味のないプチネタ】

マリオ「ルビサファにお着替えピカチュウっているだろ?あのしっぽがハート模様の衣装を着せ替えできるやつ」
フォックス「いるな。それがどうかしたのか?」
マリオ「あのピカチュウを旅パにしてるやつっているんかなーってふと思ったんだがどうだ?電気タイプ要因に結構みんなライボルトとかマルマインとかランターンとか入れてるのは見るけどピカチュウはあんま見ないなーって」
フォックス「俺は即ボックスに預けたなそういや。ライボルトいたし」
マリオ「俺もランターンいたから預けた」
フォックス「そもそもあのピカチュウは石使っても進化できないんだろ?確実に弱いじゃねーか?」
マリオ「だよなぁ。入れてる奴いるんかな?」

サムス「……」←入れてる人
リンク「……」←入れてry
ルキナ「……」←入れry
シュルク「……」←ry
奴間さん「……」←ry


すいません、奴間さんバリバリ旅パに加えてます。だって…可愛いしコンテストのコンディション初めからやたら高いしでんきだま持たせたらくっそ強いんだもん。ミクリのミロカロスをボルトチェンジ一発で沈めたし。

ミロカロス「解せぬ」




【前回のあらすじ】
クソコラファルコンの破壊力

ブラピ「笑い死ぬからもうやめてくれwwwwww」



全員「………………………」

ムジュリン「………これはこれでシュールじゃねーか?」
マリオ「まあ、俺らが笑い死ぬよりはマシだろ?しばらくの我慢だ」
ルキナ「それにしても、よくこんな着ぐるみなんてありましたね?」
リンク「倉庫にあったやつを引っ張り出してきた。以前暗殺教室チームからもらったやつを取っておいて正解だったな」
ファルコン「泣いていいか?なぁ、泣いていいか?」

さて、前回クソコラファルコンの急襲によってキャラと空気と腹筋を木っ端微塵にぶち壊されたマリオ達一行は「このままだとガチで笑い死ぬからどうにかしろ」ということで、急遽ファルコンに着ぐるみを着せて身体をすっぽり覆い隠すという対策を施した。
現在ファルコンは、奴間さんサイドの暗殺教室チームが以前殺せんせーの暗殺に使用したというくぬどん(暗殺チームが通っている中学校のマスコットキャラクター)の着ぐるみを着ている状態になっている。これはこれでまた別の笑いが出てくるが、あのクソコラよりは100倍マシだろう。


マリオ「さて……改めて、これからどうする?」

マリオがぐるっと皆を見て、今後について聞いた。

リンク「どうするっていったってなぁ……」
ムジュリン「とりあえず、もう少し部屋を見回ってみようぜ?いくら何でも人が少なすぎるだろ。身体が変わって部屋から出られない奴らもいるだろうし」
ピチュー「ムジュリンお兄ちゃん!その前にご飯が食べたいデチュ!ピチューはお腹がすいたデチュー!」
ブラピ「あぁ〜、そういや、朝飯まだだって話してたもんな。俺も飯くいてぇ飯」
ルキナ「あ、そういえば私朝ご飯の当番でした。何でしたら今から何か作りましょうか?」

ムジュリンの言う通り、他のファイター達のことも気がかりだ。早いところ見に行って被害を把握するなり、事情を説明したりしなければいけないだろう。しかしピチューとブラピの言うことにも一理ある。現にマリオだって腹の虫が鳴りっぱなしだし、それはここにいる全員がそうだろう。

マリオがしばし考えて出した結論は……。

マリオ「………よし。じゃあリンクにルキナ。お前達はここに残って大至急朝飯を作れ。もう少しすればルキナの言ってた残り2人の朝飯当番や被害を免れた連中も来るかもしれないしな」
ブラピ「俺らは?」
マリオ「もう一度部屋を見回ってから、フォックス達と連絡を取って合流する」
リンク「じゃあちょっと待ってろ、お前達用に見回りしながら食える物を何か作ってくるから。ルキナ、お前も手伝え」
ルキナ「はい!」

そして一行は、マリオ&ムジュリン&ピチュー&ブラピ&ファルコンの屋敷捜索班と、リンク&ルキナの朝食班に分かれて行動を開始した。



オリマー「ぜぇ……はぁ、朝からどっと疲れましたね;」
ピーチ「同感だわ;」

一方、フォックス達のチームは、マリオが送りつけてきたクソコラ写真によって例の如くキャラと空気と腹筋がぶち壊れるほど大爆笑した後、どうにかこうにか落ち着きを取り戻していた。全員未だに笑いすぎによる息切れを起こしており、まずは息を整えようと深呼吸する。

サムス「はー……死ぬかと思った…」
フォックス「あれは卑怯だろ……ぜぇ、はぁ……」
ルフレ「何がどうしてああなったんだよアイツは………」
フォックス「思わぬところで時間を無駄にしちまったな……」

ピロリーン♪

フォックス「……お、またマリオからLINEだ。なになに?…『俺達はもうしばらく北棟を見てみる。そっちもある程度見て回ったら一旦北棟と南棟を繋ぐ東通路で合流しよう。それと、リンクとルキナが今から朝食を作るから、そっちで誰かに会ったら食堂に朝飯を食いに行くように伝えてくれ』……あああぁぁぁぁぁぁ!しまった、俺朝飯当番だったぁぁぁぁ!すまんルキナ!;」
ピカチュウ「ど、どんまい……;」

どうやら今になってようやく自分が食事当番になってたことを思いだしたようで、この場にいないルキナに申し訳なさそうに謝罪しながら叫ぶフォックス。まあ、朝から色々あったのだから忘れていたのも仕方ないっちゃあ仕方ない;

ピーチ「台所組のLINEで二人にお詫び言っておいたら?二人ともちゃんと謝ればわかってくれるわよ」
フォックス「そうする……;その前にマリオに返信して、と……これでよし」

フォックスは、マリオに自分達が確認した被害状況を報告する旨のメッセージを送り、続いて台所組のグループ経由でリンクとルキナに謝罪のメッセージを打ち込む。


感想はまだ待ってね

女体と男体、時々擬人 ( No.69 )
日時: 2014/12/18 23:06
名前: 抜間さん (ID: IQFPLn6c)

フォックス「…よし、送信完了だ」
ピーチ「でも、二人だけで朝食作りって大変じゃないかしら?」
ピカチュウ「リンク達なら大丈夫だよきっと」

ルキナも女性の割には体力はそこそこある方だし、リンクも今は女体化しているとはいえ、台所組のリーダーを務める男である。二人についてはさして心配は要らないだろう。


「あれ、おーい、みんなー!どうしたのー?」

と、そこにパーカー姿のショートヘアの人物がなんとも呑気そうに手を振りながらとてとてとこちらに歩いてきた。

???「おはよーみんな!あれ?サムすんとルフ君、いつもとなんだか違うね?」
オリマー「えっと………貴方は?」
ルフレ「見ない顔だな」
???「えー?もうひどいなぁみんな、ぼくだよぼく!!」

当然ながら、このようなラフな格好をしたファイターには全員見覚えがないしスマブラにもいないが、相手はフォックス達をよく知っているようだ。となると、恐らくはピクミン同様にファイターの誰かが擬人化しているのであろう。そう結論を出し、一同は目の前にいる人物を改めてよーく観察する。


年は14、5才くらいだろうか。年の割には幼い印象があるその人物は、ピンクのフード付きパーカーに赤いショートパンツに赤白のボーダーニーハイソックスといった、全体的に赤とピンクで統一された服を着ていた。目は青く、頬はほんのり赤く染まっており、鮮やかなピンク色の髪には星の髪飾りをつけている。この人物は………


サムス「…………あっ!わかった!!貴方、カービィでしょ?」
カービィ「せいかーい!!さすがサムすんだね☆」
ルフレ&オリマー「「あぁー!言われてみればだな(ですね)」」

そう、カービィだ。比較的特徴が捉えやすく分かりやすい擬人化にルフレ達も納得した様子で頷いている。

カービィ「この格好?なんかねー、朝起きたらこうなってた☆」
フォックス「お前、いきなり擬人化したっつーのにあんまり深刻そうじゃないのな;」
サムス「まあカービィだしね」
カービィ「んー、そのうち戻るでしょ?ねぇねぇピカ、マリオとリン君知らない?お部屋にもいなくて、さっきからあちこち探してるんだけど見つからないの」
ピカチュウ「マリオとリンク?マリオはわからないけどリンクなら今頃食堂にいるはずだよ。朝ご飯作るって話だし」
カービィ「わかった!いってみるね!」

ピカチュウに軽く手を振り、善は急げとばかりに小走りで廊下を走りだすがカービィだが、少し走ったところでなにかを思い出したようにピタリと立ち止まり振り返った。


カービィ「あ、そうそう。さっきトレーニングルームにアイクとウルフがいたみたいだけど、二人ともおっぱいがあってすごく慌ててたみたいだよ?じゃ、まったねー☆」
フォックス&サムス「「ちょっと待ておま」」


……ピンクボール(今はボールじゃないけど)、ここに来てまさかの爆弾投下。

しかし慌てる二人の制止なんて露知らず、言いたいことだけ言うとカービィは相も変わらず呑気な赴きでとてとてと北棟目指して走っていってしまった…。

一同「…………」
ルフレ「……最後にとんでもない爆弾落としていきやがったなあいつ……(頭痛)」
フォックス「……とりあえず、立ち止まっても仕方ねぇし、トレーニングルーム行ってみるか?」
オリマー「ですね。行ってみましょうか」




マリオ「さーて、早いところ見回るぞみんなー。お、ラッキー、肉味噌入ってた(モグモグ)」
ムジュリン「つーかさ、状況を把握したところで元に戻る方法あんのかよ。肉いーなー、こっちは小魚の佃煮だった(モグモグ)」
ピチュー「みなチャン大丈夫でチュかねー。具がおっきくておいしいデチュ〜(モグモグ)」
ブラピ「元に戻る云々はマスターに任せるしかねーだろ。俺は高菜とじゃこの混ぜご飯か……うん、うまいうまい(モグモグ)」
ファルコン「…………」

こちらは、リンクとルキナを食堂に残し、北棟のファイターの部屋を1つ1つ見回っているマリオ達一行。
2人が屋敷を見回る彼らでも歩きながら食べられるようにと握ってくれた美味しいおにぎりを頬張りながら廊下をすたすたと歩いていく。流石はスマブラ屋敷の台所事情を管理する2人お手製とだけあってみんな美味しそうに食べてい……ん?ファルコンだけ食べてないぞ?

ファルコン「お前らだけ悠々と朝飯かよちくしょう……OTL」
ムジュリン「ファルコンも食えばいーじゃん。せっかく兄貴達がおにぎり握ってくれたんだし」
ファルコン「食えるか!着ぐるみ着てるんだぞこっちは!!脱ごうにもジッパーは背中だし!!」
マリオ「んーファルコンとくぬどんのコラボレーションだから、ファルどんとか?」
ブラピ「おまwwファルどんってワロスwww」
ファルコン「腹へった…………」

ファルコン、どんだけツイてないんだ。

マリオ「えっと、新しく確認した被害は確か……」
ブラピ「性転換が確かシュルクとナナとロイだな。あいつらは今頃食堂にいんだろ」
ムジュリン「それから、擬人化がゲッコウガとヨッシーとプリン……ってところかな」

そんなファルコンはお構い無しに、マリオが2個目のおにぎりの包みに手を伸ばしながら手に持ったメモを見て、これまでに確かめた被害状況を確認する。ちなみに彼ら被害者達を含め、マリオ達が訪問した部屋の家主達には食堂に行くように伝えてあるので、今頃は食堂もいつもの賑わいを取り戻しつつあるはずだ。


ブラピ「…なぁ、俺ふと思ったんだけどよ」

ブラピがふと何かに気がついたように立ち止まり呟く。マリオ達も彼につられるように立ち止まりブラピに注目した。

ファルコン「どうした?」
ブラピ「確かルキナの奴が男体化したら、マルスそっくりになってたんだよな?」
ムジュリン「そーだぜ。それがどうかした?」


ブラピ「……逆ってあんのか?」
ブラピ以外全員「「「「逆??」」」」」


ブラピの突拍子もない一言に、一同が目を点にするなか、ブラピはさらに続ける。




感想はまだ待ってね

女体と男体、時々擬人 ( No.70 )
日時: 2014/12/19 08:39
名前: 抜間さん (ID: IQFPLn6c)

ブラピ「だーかーらー、ルキナの男体化がマルスに似てんならマルスの女体化はどうなんだってことだよ」
マリオ「あぁ〜、そういうことか。ないと思うぞ?」
ブラピ「だよなぁwww」
ファルコン「いや待てお前ら、マルスはあれで女顔なんだからもしかしたらあるかもだぞ?」
マリオ「なにいってんだファルコン、いくらアホな作者でもそんな連載して2か月で打ち切りになるジャンプ漫画に載ってるみたいなお約束の展開があるわけないだろ?wwww」
ブラピ「だよなぁ、やっぱ俺の考えすぎかww」
マリオ「そうそう、考えすぎだってのブラピwwつか、メタ発言ってレベルじゃねぇwww」
ムジュリン「あっはは、ブラピもファルコンも心配性だな!!」
ピチュー「心配性デチュ!」

ブラピとファルコンが感じた疑問をあるわけないと笑い飛ばすマリオとムジュリン、そしてそれに笑ってこたえるブラピと苦笑するファルコンとクスクス笑うピチュー。そんな感じで一行は和気あいあいとした様子で談笑しながら廊下を歩く。

と、目の前の扉からがちゃりと音がしたかと思ったら部屋から勢いよく誰かが飛び出してきた。

ムジュリン「ほら、丁度また部屋から誰か出てきたから被害を確かめ……」


マルス「あ、みんな!!どうしよう目が覚めたらなんか知らないけどルキナになって「だらっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ファルシォン!!?」
ピチュー「マルスお兄ちゃぁぁぁぁぁぁん!!!;∑(゜Д゜;;)」


あまりにもお約束かつタイミングが良すぎる展開に思わずノリでツッコんだムジュリン渾身の顔面おにぎりスパーキングがルキナっぽいマルスに炸裂&クリティカルヒット。その一連の流れはいっそ清々しいくらいに、無駄に洗練された無駄のない無駄な動きである。念のために言いますが良い子の皆さんは食べ物を粗末に扱わないようにお願いします;

ファルコン「俺の朝飯ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!(泣)」
ブラピ「ドンマイwwwwwwwww」
マルス「おにぎりの前に僕を心配してよファルコン!!?てゆうかいきなり何するのムジュリン!?;」
ムジュリン「いやぁ、なんか身体が勝手に動いちまった;悪いマルス;」
マルス「酷くない!?」

おにぎりが犠牲になったことに号泣するファルコンと爆笑するブラピ。てかお前ら酷いな。ムジュリンが謝罪しながらマルスにハンカチを差し出す。

マルス「てゆうか、何があったの……?僕はルキナになるしムジュリンとブラピは胸があるしファルコンに至ってはくぬどんだし」
ファルコン「えっとな、話すと長くなるんだが……」


ピロリーン♪


マリオ「あ、フォックスから返信来た。えっと?…あっちの被害はピクミン達とルフレか…」
ピチュー「意外と少ないデチュね」
ムジュリン「まあ、あっちは南棟だし。つか、ピクミンも擬人化すんだなぁ…」
マルス「……なんとなくわかったよ。おおかた、またマスターかクレイジー辺りがトラブルを起こしたんでしょ?」
ブラピ「まっ、そんなところだ」

マルスはどうやら今の会話でだいたいの事情を察したらしく、深くため息をついた。

マリオ「あと捕捉すると、お前のその姿は厳密に言うとルキナになったんじゃなくて女体化してるんだ」
マルス「え?そうなの?てっきり、ルキナと入れ替わっちゃったんだとばかり…;」
ムジュリン「さっきルキナと会ったけど、ルキナは逆にお前そっくりになってたぜ。ここにいる全員が素でマルスと間違えたくらいだし;」
ブラピ「にしても、似てるにも程があるだろお前ら」

ブラピの言うとおり、今のマルスはどこからどう見てもルキナそのものだった。顔立ちから体つき、さらにはなくはないです(胸が)までもがルキナのそれだ。いっそトレースかクローンでもしたのかというレベルである。

マルス「うん、ナレーションそれ本人の前で言っちゃダメだよ?胸についてはルキナも結構気にしてるみたいだし;」
マリオ「…女ってホントわかんない生き物だよなぁ」
ムジュリン&ブラピ&ファルコン「「「同感」」」
ピチュー「?」

女の悩みというものは、自分達男には一生わからない未知の領域なのだろう。誰もがそう思ったまさにその時だった。


ガシャーン!!


ムジュリン「!!?」
ピチュー「なんでチュか今の音は!?」

静まりかえった廊下に、何か硬いものが割れる音が鳴り響く。一同はすぐさま、音源を確かめるために辺りをキョロキョロ見回した。すると、少し離れたところにある扉が開いているのが見えた。
恐らく、部屋の家主が何かしらしでかしたのだろう。部屋からなにやらぶつぶつと独り言のような声も聞こえる。

マルス「あの部屋から聞こえてきたね」
ファルコン「扉がちょっと開いてるぞ?」
マルス「何があったんだろう…?ちょっと見てくるね」
ムジュリン「あ、俺も見る。ピチュー、そこで待ってろよ」

マルスとムジュリンが小走りで扉が開いている部屋に向かい中の様子を確かめにいく。

ファルコン「……なぁ、そういやあの部屋誰の部屋だっけか?」
ブラピ「あー…、悪い、まだちゃんと部屋割り覚えたわけじゃねーからわかんねぇ」
マリオ「えっと確かあそこは……」



「「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」



「「「「!!!?!?」」」」

突然聞こえてきた耳をつんざくような叫び声。
部屋を覗きこんだとたんにみるみる顔色を真っ青にし、絶叫しながらこちらに全力疾走してくるムジュリンとマルスが視界に写った。その耳鳴りすら覚えるくらいの大音量のシャウトにマリオ達は思わず耳を塞ぐ。

マリオ「ん?なんか二人とも顔真っ青じゃないか?」
ブラピ「あいつららしくねーな……一体何があったんだ?」
ピチュー「こっちに走ってきてまちぇんか?」

ムジュリンとマルスの様子に若干訝しげになりながらも、まあまた誰かが擬人化なり性転換なりしたのだろうと思い呑気に身構える。しかし、その5秒後にはそんな彼らの余裕も打ち砕かれることになる。
なぜなら……



ムジュリン&マルス「「逃げろみんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!コナンに出てくる黒い犯人の人がいたぁぁぁぁぁぁぁ!!(泣)」」
マリオ&ブラピ&ファルコン「「「えぇぇぇぇぇぇぇ!!…ってマジだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! ;;∑(((((゜Д゜;)))))」」」



なんと部屋から全身黒づくめの、まさにコナンに出てくる真犯人のシルエットを彷彿とさせるガタイのよい男が飛び出してきたあぁぁぁぁぁ!!?男の手や頬は赤くてべとべとした何かで真っ赤に汚れており、よく耳をすましてみると開け放たれた部屋からはピチャリと液体が滴り落ちるような音が……しかも、手に持った鋭い刃のような何かにも赤い何かがびっしりとこびりついており、窓から差し込む朝日を受けて鋭くギラリと光る……。
これには全員大パニック。あの部屋の家主はどうなったとかまずあの黒づくめの人物は何者なのかとかそんなのお構いなしに一目散に逃げ出した!!




感想はまだ。もうちょい続くかな

女体と男体、時々擬人 ( No.71 )
日時: 2014/12/19 00:00
名前: 抜間さん (ID: IQFPLn6c)

ファルコン「ちょっと待てよオイ何だよどういうことだよコレ!!?;;」
マリオ「サンデー界を代表する歩く死亡フラグがスマブラ屋敷に来たとかこれシャレになんねーぞ!やばいやばい凶悪犯罪に巻き込まれる!!ブラピ、お前今すぐサッカーボールで撃退しろ!!;」
ブラピ「バーローんなことできっかよ!!つか、中の人ネタじゃねーかそれ!!!」
ムジュリン「犯人の人ぉぉぉ!頼むからサンデーに帰ってくれぇぇぇぇ!!」
ピチュー「*●☆£$◎☆@¢%ーーー!!!(パニック&大号泣)」
マルス「てゆうか追いかけてくるしぃぃぃぃぃ!!!」

明日の新聞の一面を飾るのはごめんだと言わんばかりに全員がダッシュで廊下を走りぬける。もはや逃走中も真っ青の明らかな修羅場である。しかし……


???「待ってください皆さん!犯人の人ってなんですか犯人の人って!!私ですよ私!(泣)」
ムジュリン「どこから見ても犯人だろうがぁぁぁぁ!!…………え?」
マルス「その声……まさか!?」

背後から聞こえてきた、耳に残る独特の声にムジュリンとマルスのDX組は思わず立ち止まり振り向いた。DX組に該当する全身真っ暗い姿をした人外ファイターは、2人の…いや、この場にいる全員がたった1人の姿しか思い浮かばない。もしや彼は……!?





ゲムウォ「私です、ウォッチです!!」
全員「」





ゲムウォ「いやぁ、うっかり部屋が暗くて手を滑らせてしまって……苺ジャムの瓶を割ってしまったんですよ。大きなガラスの破片を片付けていたところにちょうど皆さんが来たものですからつい破片を持ったまま追いかけてしまいました;」
マリオ&ファルコン「「紛らわしい!!!;」」
ピチュー「怖かったデチュぅぅぅ……(泣)」

……まあ、つまりそういうことである。

あまりにも紛らわしすぎる心臓に悪い展開にマリオとファルコン渾身のツッコミが炸裂。ギャグカオス組であるはずのブラピもこれには流石にSAN値をごりごり削られたらしく未だに顔色が悪いままだ。
ウォッチは手や頬についた苺ジャムをマリオから受け取ったハンカチで拭き取り、ムジュリンは自分にしがみついて未だに泣き続けるピチューをマルス共々必死にあやす。

ムジュリン「よしよし怖くないからなピチュー、だからもう泣くなって;」
マルス「もう大丈夫だよピチュー;」
ゲムウォ「なんか……ごめんなさい…」
ファルコン「いや、こっちこそ間違えて悪かった……にしても悪意ありすぎだろその姿…」
ゲムウォ「いやそういう貴方こそどうしたんですかその姿は?着ぐるみ?」
ファルコン「色々あってな……」

「あんまり深くは追及しないでくれ」と遠い目をするファルコンにだいたいの事情を察したウォッチはそれ以上追及するのを止める。

ファルコン「おいマリオ。これからどうすんだ…?」
マルス「なんか精神力的な意味でやる気がおきないんだけど…;」
マリオ「とりあえず、なんか色々疲れたし…ここらであいつらと合流するか…だいぶ状況も把握できたし…」
全員「賛成……」

マリオの提案に、全員が疲れた様子で頷いた。




ピロリーン♪

ルキナ「あ、フォックスさんから台所組のグループにLINEが来ました。えっと…『悪いルキナ、食事当番だったのすっかり忘れてた;今から行くってのもあれだしそっちはそっちでどうにか対処してくれ。リンク、後でお前の食事当番変わるからルキナのサポートを頼む』だそうです」
リンク「真面目なあいつにしては珍しいな…まあ、朝から色々あったんだし無理もないか;」
ルキナ「ですね……私も朝からどっと疲れましたもの;」


フォックスのチームがカービィと別れてトレーニングルームに向かい、マリオ達のチームでおにぎりが顔面スパーキングの犠牲になっている丁度その頃、食堂の台所に残ったリンクとルキナは朝食を作る作業に没頭していた。

リンク「トーストは焼けるのを待つだけ、サラダとスープはルキナがやってるし、ジャムは以前作ったのがまだあるからそれを出して…っと」
ルキナ「リンクさん、野菜サラダとスープ出来ました!何かお手伝いできることはありますか?」
リンク「ありがとう!じゃあルキナはオムレツ用の玉子とトマトの下拵えの追加を頼む!」
ルキナ「はい!任せてください!」

的確に指示を出しながらリンクはフライパン片手にひたすらオムレツをひっくり返しては皿によそい、指示を受けたルキナは玉子を割りつつもオムレツに入れるためのトマトをお湯にくぐらせて湯剥きする。
台所組をまとめあげる主夫勇者と台所組期待の大型ルーキーのコンビネーションによって朝食はみるみるうちに出来上がり、台所中にいい匂いが漂っている。

リンク「うん、順調だな。ただ、流石にこれだけの量を二人で作るってなるとやっぱり時間かかるな…もうそろそろ皆朝食いに来るだろうし」
???「あら、二人ともおはよう。朝からご苦労様。私も何か手伝いましょうか?」
ルキナ「あ、助かります!!ではお皿とコップを出してくださ……」



二人が見たもの:髭と筋肉が消失し、胸が膨らみ例によって女体化している上に普段の彼からは考えられないくらいになよなよして淑やかな様子で佇むスネーク

リンク&ルキナ「「(  Д)        ゜゜」」






次回、カオスすぎる擬人薬騒ぎにようやく決着!
そして、ある意味で窮地に立たされた台所組達の運命は……?

リンク「ちょっと待てコラ」
ルキナ「確かにある意味でピンチですけど!?;」

【現在確認されている被害】
・女体化→リンク、ムジュリン、ブラピ、ファルコン、ルフレ、マルス、ロイ、シュルク
・男体化→サムス、ルキナ、ナナ
・擬人化→クッパ、クッパjr、ピクミン×7、カービィ、ゲッコウガ、ヨッシー、プリン、ゲムウォ

次回で完結。コメントOKです。