二次創作小説(映像)※倉庫ログ

特に意味のない短文 ( No.895 )
日時: 2016/05/15 21:10
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)

突然始まり突然終わる短文そのじゅうろく
『スマブラ屋敷七不思議(前編)』

さて、今回はスマブラで七不思議ネタになりますが、ちょっと長いので二つに分けました。ちなみに元ネタは小説版銀魂の七不思議エピソード。でも相変わらず盛大なアレンジを加えておりますので知らなくても楽しめるかと。とりま、いつも通りに注意点をば。

・今回の話はルイージとオリマーとムジュリンが主役だが、確実に彼らは地獄を見る
・一部キャラが可哀想なことになっている(ファンの皆さんごめんなさいOTL)
・シリアスとギャグの落差がひどい
・抜間さんが真面目に七不思議のネタを書くと思いますか?


では、どうぞ






夜……それは、1日の中で一番辺り一帯が静寂に包まれる瞬間。地球上に住まう多くの生き物が活動を止めねぐらに戻り、 明日への活力を養うために眠りを貪る時間帯である。そしてそれは奇人変人超人の溜まり場であるスマブラ屋敷でも決して例外ではなく、日中好き放題に大暴れした血気盛んなファイター達もこの時ばかりはみんなベッドに潜り静かに夢の中に旅立っていることだろう。


ルイージ「うわぁ……夜の屋敷ってやっぱり不気味だね……;」
オリマー「ですね…でも、私が過ごした星では逆に夜になったら生き物が凶暴化したので、こんなに静かなのはちょっと新鮮ではありますね」
ムジュリン「そうかぁ?俺から言わせれば昼も夜も化け物っつーのは厄介だけどなぁ」
ピクミン達「たんけんー」「それいけー」「いくぞー」


……しかしながら現在、屋敷の廊下にはこの静かな光景になんとも似つかわしくない複数の人陰があった。それは緑の人気者とベテラン運送屋と時の勇者の過去、それから運送屋のパートナーである色とりどりの小さな運び屋達だ。彼ら三人と七匹は、屋敷に住まうファイターの大半が寝静まり静寂に包まれた廊下を軽口を叩きあいながらひたひたと歩いていた。
現在の時刻は夜中の2時半。手にした懐中電灯は足元を照らし続けており、時折光が蛾のように不規則に宙を動いては、再び足元にすとんと落ちるのを繰り返す。

ムジュリン「なんか不気味なくらいに音がしねーな……;今誰も起きてないから当たり前か?」
オリマー「当たり前ですよ。今何時だと思ってるんですか?」
ルイージ「夜中の2時半……起きてるのなんて、それこそ相当な夜更かしさんかお化けくらいだよ……;」
ムジュリン「お化けねぇ……あ!あんな所にのっぺらぼうのデカイテレサが!!」
ルイージ「うぎゃああああああぁぁぁぁぁぁ!!テレサどこ!!ひぃぃぃぃ……」

唐突にムジュリンがとんでもないことを言い出したものだからルイージが思わず叫び声をあげた。ガタガタ震えながらも恐る恐る指を差された方向を見ると、そこには何もなくただカーテンが風に吹かれて揺れているだけである。

ムジュリン「……冗談だって。つか、テレサごときでマジびびりとかなさけねーぞルイージ…;」
赤ピクミン「よわむしー;」
ルイージ「たちの悪い冗談はやめてよ!!!!(大汗)」
オリマー「ルイージさん、皆さんが起きてしまいますから声のボリュームは下げてください。ムジュリン、からかうのはほどほどにしときましょうね?;」

未だに身体が震えるルイージを慰めながらオリマーが注意を呼び掛けると、ムジュリンは退屈そうにため息をはぁとついた。


ムジュリン「だってさーこうも静かだと逆に物足りないし。そもそも、噂ばっかりで本当にあるのかすらわかんねーんだろ?」





「スマブラ屋敷の七不思議なんてさ……」




〜〜〜



事の発端…それは、今から約半日前にさかのぼる。



ロゼッタ「あの……ちょっといいでしょうか?」
オリマー&ルイージ「「ん?」」

この日、リビングでのんびりと雑談をしていたルイージとオリマーのもとにやってきたのは、不安と恐怖を隠しきれない様子のロゼッタとチコだった。

ロゼッタ「…えっと……」
オリマー「ロゼッタさん、どうしたのですか?なんだか様子がおかしいですよ」
ルイージ「なんだかただごとじゃなさそうだね。まあ、まずはそこに座ってよ?」

声をかけたはいいものの肝心の本題を言いづらそうにして言葉を濁すロゼッタの様子に、詳しい事情はわからないがどうやら深刻な話だと察した二人。まあ立ち話もなんだからと彼女を椅子に座らせ、あわてることなくロゼッタの話を待つ。

オリマー「それで……どうかしたのですか?」
ロゼッタ「お気遣いありがとうございます。えっと、実は……」





ルイージ「は?スマブラ屋敷に七不思議があるだって!?」
オリマー「ロゼッタさん…それ、どういうことですか?」
ロゼッタ「どういうこともこういうこともありませんよ…この頃子供たちの間で「スマブラ屋敷には呪われた七つの怪奇現象が長らく存在している」と、そんな噂がこの頃たっているんです」


ロゼッタの相談事…それは、スマブラ屋敷に七不思議があるというものだった。
ほうき星の主の話では、ここ数日間七不思議の話を気にするあまり子供組が恐がったり勉強や大乱闘に集中できなくなったりしており、その内容は「血まみれの女がすすり泣いている」「上半身だけの男が屋敷をうめきながら徘徊して、追い付かれたら死んでしまう」などといかにも恐ろしいものばかりらしい。子供組の教育係である彼女とルフレは、始めのうちこそ「スマブラの誰かが面白がって作った作り話」だとしてそこまで噂を真に受けてはいなかった。しかし、日がたつにつれて今度は「怪奇現象が屋敷で起こり始めている」という話が広まり、ついには本当に屋敷で奇妙な出来事が発生しだしてしまったというのだ…!
この一連の出来事に何か嫌な予感がすると察したロゼッタは、悩んだ末に誰かに相談してみようということになり…


オリマー「……なるほど、それで私達に相談をしたということですね。しかしロゼッタさん、どうしていきなりそんな話を私たちにしたのです?」
チコ「それはほら、ぼくたちはスマブラでは新入りの方だし屋敷の噂はみんなの方がよく知ってるんじゃないかなって思ったんだ」
ロゼッタ「私やルフレさんはこういったオカルト話は専門外ですからどうしたらいいかわからなくて、ですから同じご意見番組のお二人に意見をうかがおうかと。噂の審議は定かではありませんが…もしかしたらお化けがこの屋敷に住み着いているのかもしれませんし;」
ルイージ「おおおおお…お化け!!?うぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ!」
ピクミン達「きゃあー!」「ふしぎ!」「おばけー!」
オリマー「ルイージさんもピクミンも落ち着いて!まだお化けとは決まってませんから!!;」

早い話、ロゼッタは噂の真偽をどうにかして突き止められはしないかとロゼッタは二人のもとに相談しにきたのだ。ご意見番組の仲間が口にしたとんでもないワードに叫びお化けの恐怖心でガタガタ震えるルイージと、つられてパニックになり頭の葉をぶんぶん振り回すピクミンをオリマーが必死になだめる。


感想まだ

特に意味のない短文 ( No.896 )
日時: 2016/05/15 20:52
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)

オリマー「ふう、皆さんようやく落ち着きましたね……。しかし知りませんでしたよ…スマブラ屋敷に七不思議があったとはまだまだ私も勉強不足ですね;」
ルイージ「…あれ?待って、僕は64組として長い間スマブラ世界にいるけど、スマブラに七不思議があるなんて一度も聞いたことがないよ。だとしたら、ただの眉唾な作り話じゃないかな…むしろそうであって欲しいんだけど;」
ロゼッタ「もちろんみんなも私も貴方のおっしゃる通りに初めは身も蓋もない噂だと思っていました。ですが、なんだかここの所子供たちだけでなくスマブラの皆さんにも七不思議の目撃者が出てきてしまったみたいで、そうなってしまったものだからいよいよ怖がってしまって…皆さんも噂を聞いたことはありませんか?」
オリマー「…そういえば、私もどこかで小耳に挟みましたね。夜中にトイレに行こうとしたら何かに遭遇し、気がついたらトイレの前で朝まで気絶していたとか……」
ルイージ「僕も確かにおんなじような話を聞いたよ…模様替えもしてないのに家具の位置がいきなり変わっているとか……ひえぇぇ……;;」

オリマーとルイージもどこかしらで奇妙な話を耳にしており、記憶を掘り返せば芋づる式に七不思議に対する疑惑や不安がどんどんあふれ出てくる。どうやら、事態は一同が思った以上に深刻なことになっているようだ…。


ロゼッタ「私も、皆さんがもしよからぬことに巻き込まれて怪我でもしたらと思うと不安で仕方ないんです…。それに……」
ルイージ「それに?」




ロゼッタ「実は……私も見てしまったんです……七不思議を…;」
オリマー&ルイージ「「」」




〜〜〜



…とまあ、そんなわけで事態を重く見たご意見番組によって急遽七不思議調査部隊が結成され、今に至る。
ちなみに言い出しっぺであるはずのロゼッタがここにいないのは、オカルトやカオスにかなり弱い彼女にこの調査は酷だとルイージが判断したためである。だが、その代わりにルイージ達が夜中に見回りをすると言う話をロゼッタ経由で聞いたムジュリンが無理矢理ふたりに付いてくることになったのだ(ちなみに付いてきた理由は本人曰く「単純に七不思議に興味があるから」らしい)。



ムジュリン「…なぁ、そもそも七不思議ってどんなのがあるのかを聞いていいか?七不思議っつーからには七つの怪奇現象があるんだろ。俺、二つくらいしか正確には知らねーぜ?」

しばらくの間なんてことのない雑談を交わしながら屋敷を探索していた一行だったが、ここで話の話題が今日の本題である七不思議についてに切り替わった。ムジュリンの質問にオリマーはあらかじめファイター達に聞き込み、メモしておいたリストを取り出してパラパラとめくる。

オリマー「ご心配なく。それについては私達がちゃんと下調べしましたよ」
ムジュリン「もしかして……「夜になると好きな女を骨の髄まで食らいつくす狼」とか「関わったが最後罠とカオスを呼び寄せる堕天使」、「全裸で屋敷を走り回って暴走する色黒変態豚」とかがあるのか?」
ルイージ「だったら「突然巨大化して辺りのものを踏み潰す全身真っ赤な男」とか「強烈なオナラで嗅覚を破壊する巨大な黄色のスカンク」みたいなのがあってもいいと思うけどなー」
オリマー「あのー……あなた方は割と本気で知り合いをなんだと思ってるんですか?;」
ムジュリン「さあなんのことかな?(・ω・)」

すいません、緑色達の知り合いへの認識がおかしすぎるんですがwwwつか一部は確実に悪意があるだろwww

オリマー「いうだけ無駄ですよナレーション;えっと…七不思議は色々ありますが、中でも噂話が目立っていたのは「夜中に苦しげにうめく男」や「中庭の変死体」、「屋敷を徘徊する足無し」あたりでしょうか?」
ムジュリン「あ、足無しは聞いたことある。確か、上半身だけの化け物がスマブラ屋敷中を徘徊して、見つかったが最後死ぬまで追いかけられるってやつだっけ?」
ルイージ「うめく男は言葉通りで、確かリビングで特に目撃情報が多かったよね。リビングってゆうと…あ、すぐ近くにあるね」
オリマー「どうやらいつの間にかかなり歩いていたみたいですね」

ルイージの言う通り、視線を向けた先にはリビングに続く扉があった。何か異変はないかと扉をよく見るも、特に変わった様子はないが……?

ルイージ「うーん、今のところ特に怪しいところもないし、案外本当に眉唾ものだったのかも……」
ムジュリン「怪しいところって……どんなさ?」
ルイージ「えっとねー、聞いた話だと声が聞こえるんだって。まるで地獄の底から這い出たみたいに低くて、それでいて苦しそうな感じで「うぅ…うぐぅ………」 そうそう、今聞こえたみたいな……え?」



…一瞬ナチュラルにスルーしかけるも、すぐに何かがおかしいことに気がついて三人はピタリと会話を止めた。
ルイージは咄嗟にオリマーとムジュリンに視線を向けるも、二人は慌てて首をブンブン横に振る。ちょっと待て、今会話に混じって変な声がしなかった?

ムジュリン「……なぁ、今「知らない知らない知らない知らない知らないry」「聞こえない聞こえない聞こえない聞こえない聞こえないry」おいおっさん共、現実逃避すんな(#^ω^)」

気のせいだと思いたい一同は、それでも念のために静かに耳を澄ましてみる。すると…



うぅぅぅぅぅ……うぐ……



全員「\(^o^)/」

しーんと言う効果音が聞こえるくらいに静かにしていたのが災いして、今度ははっきりとうめき声が聞こえてしまった…当然ながら三人は金縛りにあったかのようにピタリと固まってしまう…;つか、このタイミングでのこの流れって絶対悪意があるだろオイ。
このまさかの事態に三人はすぐさまその場にしゃがみこみ、緊急会議。なお、ここからしばらくは全員小声で会話しています。


ルイージ「ちょっと待ってぇぇぇぇぇ!!!何でさ!何で言ってるそばから最初からクライマックスになるのさ!?;」
ムジュリン「なぁ、いくら短編だからってさすがに展開早くねーかOTL」
オリマー「ムジュリン、メタ発言しないでください;しかし、まさか本当にうめく男がいたなんて……」
ムジュリン「そういえば、うめく男の詳しい情報って何かねーのか?例えば、どんないきさつで七不思議として広まったのかとか……」

特に意味のない短文 ( No.897 )
日時: 2016/05/15 20:53
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)


ルイージ「えっと……真夜中の誰もいないはずのリビングで突然、苦しそうな声が聞こえてくるんだって。で、ドアを開けたら大男が何故だか苦しそうにうめいていて、迂闊に大男に近づいたらそこから先の記憶がなくて…気がついたら朝まで気絶しているんだとか………」
オリマー「ちなみに、実際にウルフさんとダックハントがこのうめく男に遭遇したことがあったそうなんですが、皆さん共通して大男に近づいた後意識が途切れてしまって、泡吹いてリビングで気絶していたところを発見されたそうです;」
ムジュリン「は!?実際に被害でてんの!?それ完全にやばいやつじゃねーか!!?」
ルイージ「もうさ……見なかったことにしない?むしろこのままうめき男が立ち去るのを待っていたいんだけど;」
ムジュリン「でもさー、このまま引き返したら元も子もねーぞ?ほっといてこの中にいる奴にまた気絶させられるような奴がいたらそれこそ大変だろ……」
ルイージ「うっ……確かにそっちの方が嫌だね…;」

最悪なことにこの「うめく男」によって実際に被害が出てしまっているというではないか。このまま何も見なかったことにして立ち去りたいのは山々だが、これ以上変な噂を屋敷に蔓延させるわけにはいかないし、第一また犠牲者が出てしまったら……。

オリマー「……そういえば、お二人はこんな時に使えるような何か役に立つ道具は持ってきましたか?ちなみに私はピクミン全種類を一匹ずつと、一応ゲキカラスプレーとゲキニガスプレーも持ってきましたが…」
ルイージ「僕はオバキュームをフル装備で……;」
ムジュリン「空き瓶沢山と光の矢を持ってきたから、多分これでなんとか…;」
オリマー「皆さん物理的に退治するつもりですか!?てか、空き瓶にオバキュームって完全に捕まえる気満々ですよね!!?」
ムジュリン「オリマーだってゲキニガスプレーあるじゃん。幽霊にそれ効くのか?;(ゲキニガスプレーを使うと敵が一定時間石化する)」
ルイージ「はぁ……もう、こうなったら覚悟を決めるしかないよね;」

意を決した緑の人気者は、背後に控えたベテラン運送屋と小さな勇者に視線で合図を送った。それから恐る恐る扉の取っ手に手をかけ……


ルイージ「じゃあ……いい?」
オリマー&ムジュリン「「……(頷く)」」




バーーーン!!!

悪霊退散!!マンマミーヤ!!チンクルチンクルクルリンパ!!




ルイージが扉を開けると同時に全員が頭に思いうかんだ呪文を無我夢中で叫びながら一斉にリビングに突入!手にした懐中電灯を声がする方向へと向けドタドタとそちらに駆け寄り、七不思議の一つを暴かんと真っ向から対峙した。
…しかし、懐中電灯で照らされたそれの姿を見た次の瞬間には、全員が言葉を失うことになった。


なぜなら…






「うぐぅ……フンガーー!!うぉぉぉぉぉケツがいたいんじゃあぁぁぁーーーー!!!」


オーバーオールとパンツを下げてケツ丸出しになったワリオがテーブルの上に四つん這いになりながら涙目で座薬を入れようとしていたからだ(爆弾投下)





ドンガラガッシャンガターン!!←三人が一斉にずっこけた


すいません、まさかのシリアスブレイカーに全員がずっこけました。色々言いたいことはあるけどとりあえず、あれだけ三人が恐怖におののいていた七不思議の一つの正体がまさかの座薬に苦しむワリオというアホすぎるオチって何ですか?OTLせっかく作者が苦労してそれっぽく執筆したシリアスな空気がスクラップになっちまったじゃねーかOTL




ワリオ「アホすぎるとはとんだ言い草だなナレーション!!お前何が起きたかわかってんのか!?俺様のケツにオリーブが出来ちまって死ぬほど痛いんだぞ!!このままじゃあ次の裸族サミットに俺様自慢のオナラパフォーマンスが出来ないんじゃあぁぁぁぁーー!!」

知らねぇよ!!あとお前はイッテQのネタをこんな所に持ってくるんじゃねぇよ!!!(イッテQではイモトアヤコの尻に出来た痔があまりのでかさ故に「オリーブ」と呼ばれており、現在番組で新たなニックネームの募集をかけている)


オリマー「ワリオさん!!;あなた一体こんなところで何をして「ブオォォォォォォーーー!!!」うわっくっさぁ!!!鼻が曲がる!曲がるー!!」
白ピクミン「くさいー!どくがすー!!;」
白ピクミン以外のピクミン「」←気絶
ワリオ「ぬ!?誰だそこにいるのは!!まさか貴様ら、俺様のセクシーなオケツを盗み撮りしようとする気だな!?いやんエッチー!!」
ムジュリン「いやんエッチー、じゃねぇよこのアホおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!リビングのど真ん中で四つん這いになって座薬いれ損ねてるひげのおっさんのきったねぇケツ(オリーブ付)なんざ誰が見るかよ!これがガノンだったらお前問答無用でケツに光の矢ぶちこんでたぞ!!」
ワリオ「なんだとこのクソガキが!!俺様のケツが大変なことになってるのに労りの言葉はないのか!?」
オリマー「いやまぁ、ちくわをお尻にはさんで吹き矢をしたり破壊的に威力が増したオナラを連発したりお尻に剣をはさんでチャンバラをしたりしていたらそりゃあ病気にもなるでしょうよ(キッパリ)」
ルイージ「ねぇ、痔になったから苦しいってのはわかるけど、何で自分の部屋で入れないの…?」
ワリオ「そりゃあお前、俺様の部屋でなんか座薬を入れたらさっきみたいにオナラ連発して部屋が散らかるわ臭いが充満するわでめんどくなるだろ?その点リビングならいくら屁をこいて散らかろうがどうぜ他のやつらが片付けるだろ?フンガーー!!」
ムジュリン「この頃リビングの物の配置が変わってたりゴミ箱が倒れてたり火災探知機が誤作動を起こしていたりしていたのはテメーのせいかよコノヤロウ(#^ω^)あれ、片付けるのむっちゃ大変だったんだからな?」
オリマー「ワリオさん、一度リョウさんとゆめひめさんの貴方にこっぴどく叱られてきて下さい(#^ω^)つ占=3 プシューーー」
ワリオ「いやーん!俺様のお尻にゲキカラスプレーかけないでぇぇぇぇぇん!!」


オ チ が ひ ど い

特に意味のない短文 ( No.898 )
日時: 2016/05/15 20:57
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)


どうやら普段から肛門を酷使していることが仇となり、ひどい痔に悩まされていたらしい(普段からオナラで戦っているのに加えて裸族だからね…;)。いやまぁ、確かにワリオにとってケツが痛いのは死活問題だろうけど、だからって真夜中のリビングでケツを出して座薬を入れていたらただのやばい人になるからな。
だが、ここで気になるのは、リビングに突入する前に話していた実害について。リビングで座薬を入れているワリオに近づくだけなら、気絶組ならまだしも普通なら気絶などしないはずだが……?



オリマー「……あの、皆さん……私気がついてしまったんですが…もしかして、うめく男によって気絶させられるという話は、先ほどみたいなオナラか原因ではないですか?確か、実害に合われたお二人はウルフさんとダックハントでしたし……OTL」
ルイージ「言いたいことはわかったよ…つまりさ……ウルフとダックハントが気絶したのも、さっきみたいにオナラを至近距離で喰らったことが原因ってこと……?」
ムジュリン「早い話、狼と犬の鋭い嗅覚が仇になったっつーことかよOTL」


……はい、つまりそういうことです;このなんともコメントしづらい真実に三人はもはやOTLするしかない……;


ワリオ「ったく!いきなり入って来て驚かせやがって!俺様はもう部屋に戻るぞ!」


ガシッ


ワリオ「……ってルイージ!俺様にまだ何か用があるのか?」

しかし、調査隊のそんな苦悩などいざ知らず、結局痛くて入れられなかった座薬を手に逆ギレをしながら渋々と部屋に戻ろうとするワリオ。おい、お前は下半身モロだしのまま戻ろうとするな。だがルイージは、額にピキピキと青筋を浮かべたまますかさずワリオの肩をガシリと掴み……

ルイージ「あのさぁ…………ワリオ…………」





ルイージ「驚いたのはこっちだコンチクショウがぁぁぁぁぁぁーーー!!!!」
ワリオ「あんぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!!!」




はい、どこぞのギャグの魔女さんやカプコン厨さんの自分よろしくマジギレしてワリオに手加減なしのグーパンチをぶちかましました。まあ、こんな人騒がせかつアホな展開にマジびびりさせられてたのなら怒りたくもなるわな。そこに同じくマジギレしたムジュリンやオリマーも加わり、怒りをぶちまけながら足でげしげし蹴りまくるという何ともギャグ漫画的なお間抜け展開に…;


なーにが七不思議だよコノヤロー!驚いて損した!私達の恐怖を返してください!くたばれやオラァ!!つーかテメエの爆弾ケツには座薬じゃねぇ!ドクターマリオのカプセルを突っ込んでやる!あ、ルイージ!あんなところに何故かカプセルがあるぜ!よーし持ってこい!!


ワリオ「ちょっと待て待て待て待てその手にあるカプセルは何だ明らかに野球ボールくらいあるじゃねぇか確かに痔には効きそうだが痔が治る前に俺様のケツが連鎖でぶっ壊れちまうやだやだやだ俺様のオナラを楽しみにしている裸友やファンを悲しませたくなアッーーーーーーーー♂!!!」



※ここから先はあまりにもやばい絵面なのでカットします。しばらくの間ピカチュウとピチューのお昼寝タイムの映像をお楽しみください。







ムジュリン「何が七不思議だよ……蓋をあけりゃあただの座薬入れて屁ぇこいてる変態じゃねーか!!(#^ω^)」
オリマー「いや、まだ七不思議は六つありますから油断は出来ませんよ…;」


一人の男のオリーブに死亡フラグをぶっ立てた後、三人はさらに七不思議を探して屋敷をぶらぶらと歩いていた。なお、一応言いますがルイージはカプセルを遠くからぶん投げてワリオのケツにねじこみました。ぶん投げてワリオのケツにねじこみました。大事なことなので二回言いました。


ルイージ「果てしなく余計な気づかいありがとうナレーション;……さて、次はどこにいく?」
オリマー「ここからだと…ちょうど厨房が近いですね。」
ムジュリン「厨房か……何か七不思議あったっけか?」
オリマー「ありますね……「血まみれの殺人鬼」が…」
ムジュリン「うわ、いかにもやばそうな七不思議だな;」

「血まみれの殺人鬼」とは、主に食堂やキッチンで目撃情報が多く上がっている七不思議である。これは血で濡れた両手に刃物を握りしめた女がしくしくとすすり泣いているという、いかにも恐怖要素がありそうなものだ。噂では、好きな男を愛憎の果てに惨たらしく殺すというおぞましい幻覚に囚われ、泣きながら刃物を振りかざし続ける殺人鬼の亡霊とも言われているが、七不思議に余計な尾ひれがついたただの脚色だという人もおり、真実は定かではないという。だが、女の姿を見た者は殺されてしまうという話もあるので、油断は出来ない……。


オリマー「…………夜の食堂というのもなかなかに怖いですね」
ムジュリン「うへー、真っ暗じゃん…………えっと、電気電気っと……」
ルイージ「あ、待って。電気をつけたら相手に逃げられるかも。懐中電灯で進もう」

と、ナレーションがそんな解説をしているうちに、どうやら一同は目的地に着いたようだ。恐る恐る食堂に足を踏み入れ、緑の人気者の指示で電気をつけずに手元の懐中電灯のスイッチを入れた。しかし、懐中電灯で足元を照らすとそこには………。



ムジュリン「うげげ!!?;」
ルイージ「なっ……これって…………血じゃん!?」


何と、そこには血痕が点々と垂れているではないか!?それは酸化が始まっており少し黒ずんだ赤い色をしていたが、まだ完全には乾ききっていない。恐らくは、ほんの数分前についたものだろう…。

オリマー「これは一体…まさか、本当に血まみれの殺人鬼が?」
白ピクミン「おりまー!おりまー!」
オリマー「白ピクミン、何か見つけたんですか?」
白ピクミン「あっち!きっちん!」
ムジュリン「きっちん?……あ、キッチンにまで血が続いてるぜ」

ここで、特殊な目を持つ白ピクミンが何かを見つけたようだ。指差された方向を懐中電灯で照らしてみると、点々と続く赤い道標が。どうやら血痕は食堂中だけでなく、キッチンの中まで続いているようだ。


三人「………………」




オリマー「これ、一体どこまで続いていくんでしょうね;」
ルイージ「さあ……」

さて、三人は懐中電灯で足元を照らしながらゆっくりとキッチンに足を踏み入れていた。ムジュリンを先頭にルイージ、オリマー、ピクミン軍団の順で縦一列に並び、蟻の行列を追いかける子供のようにひたすら無言で道標をたどっていく。

ムジュリン「…ここを右に曲がって…」
黄ピクミン「みぎー」




ムジュリン「ってあれ?」
ルイージ「ちょ、急に止まらないでうわっと!!」
オリマー「うわっ!?いたた……」

しかし、しばらく進んだところで急にムジュリンがピタリと止まってしまった。その弾みで後ろを歩いていたルイージとオリマーにぶつかったが、当のムジュリンは不思議そうに足元を凝視していたままだ。無理もないだろう、それまで点々と続いていたはずの血がピタリと途切れてしまっていたのだ。

特に意味のない短文 ( No.899 )
日時: 2016/05/15 21:07
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)



ルイージ「ムジュリン、危ないから急に止まらないで!?」
ムジュリン「だってほら、ここから血が途切れてるんだぜ?おっかしーなー、一体どうして…(顔を上げる)」






???「うぅ……ぐすっ………………」
全員「( Д)           ゜゜」




……えー、読者の皆さん…もし、この状況に出くわしたらどうするだろうか?キッチンの奥まで続いている謎の血痕を辿った先に、血でべったりと濡れた手をした女が静かにしくしくとすすり泣いていたとしたら。女の足元には血溜まりがあり、細い手から絶えずポタリポタリと落ちる真っ赤な滴が血溜まりを揺らしていたとしたら。しかもその手には、血が生々しくこびりついた包丁が弱々しく握られていたとしたら…。
ちなみに、このおぞましい光景に調査隊はというと……;


オリマー「で……出たぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!;;」
ルイージ「ギャアァァァァァァァァァァ!!!!血まみれの女だあぁぁぁぁぁーーーー!!!!;;」
ムジュリン「うぎゃあぁぁぁぁぁぁーーーー!!!!;;」
ピクミン達「●→▼★@¶ヱ±*◆ーーー!!!!;;」


この反応です(泣&当たり前だ)。しかも最悪なことに、予想を越える強烈なショッキング映像に我を忘れて大パニックになり無我夢中でキッチンから逃げ出そうと慌てるあまりに、全員が足元の血溜まりに気付かずに踏んでしまい盛大に転んで尻餅をついてしまった。
このまま逃げられずに女に追い付かれ、殺される…誰もがそう思ったが…


???「待ってください…どうか見捨てないでくださいぃ……」
ムジュリン「見捨てずに何をしろってんだぁぁぁ!!……ん?今の声って…まさか……;(振り向く)」






ゼルダ「うぅー……包丁で指を切ってしまいましたぁぁ……血が止まりません………;;(´;ω;`)」
ムジュリン「……ってなにやってんだよ姉ちゃぁぁぁぁぁぁぁーーん!!!?!;;」



なんとそれは両手やドレスを血まみれにしたゼルダだったではないかあぁぁぁぁぁぁ−!!!しかも真っ赤な手で傷口を抑えているゼルダの顔は手とは真逆に真っ青になっており、これには全員違う意味で肝を冷やす羽目に…;

ルイージ「え?本当にゼルダなの!…ってうわあぁぁぁぁどうしたのその手は!痛い痛い痛い真っ赤じゃん!!?」
ゼルダ「えっと…練習していて、ちょっと手がすべって…ドジをふんでしまいまして………あ、頭がくらくらして…もう…;(卒倒)」
ムジュリン「姉ちゃーーーーん!つか、どれだけ血を流したんだよ!!?」
オリマー「ゼルダさぁぁぁーーん!!?気を確かにーーー!!;;;」
ゼルダ「うぅ…死ぬ前にせめて…リンクの、たくましい腕の中で…沢山甘えたかったですぅ……」
ムジュリン「オイィィィィィィ!!指切ったくらいで三途の川渡ろうとすんなぁぁぁぁぁぁーーー!!!;;」
ピクミン達「たいへんー!!」「しっかりー!!」「きゃー!!」



※しばらくお待ちください……;



オリマー「ふぅ…料理苦手組のためにとキッチンの戸棚に救急箱を置いて正解でしたね…;」
青ピクミン「よかったー;」(シンクで血まみれのタオルを洗う)
ゼルダ「いやはや、ありがとうございました…おかげで三途の川を無事に引き返せました;」
ルイージ「全くだよ;」


ゼルダの手当てやらキッチンの片付けやらでバタバタしたのち、ようやっと一息ついた一同。どうやら、皆に内緒で料理の練習をしていた際に間違えて包丁で指をざっくり切ってしまったらしい。治療を終えた彼女の白魚のような指には包帯が巻かれており、傷が残らないようにと特殊な治癒魔法がかけられている。

ゼルダ「皆さんこの度はお騒がせしました…;」
ルイージ「いやいや、大事に至らなくてよかったよ。…とゆうかさ、何で真夜中に料理の練習なんてやっていたの?ピーチは今日は一緒じゃないの?いつも習ってるじゃん」
ゼルダ「それはそうなんですが…いつも習っていることを早いうちに復習してものにしておきたくて。それに、次のスマブラパーティーで美味しいお料理を作ってリンクやゼル伝組や女子組の皆さんを驚かせたかったんです。なので、五日前くらいからこうしてキッチンをお借りして練習を重ねていたんですが、なかなか上手くいかなくて……」
オリマー「気持ちはわかりますが、まず真夜中に一人でやらないでくださいよ;」
ルイージ「しかもそれって、今日みたいな無茶をここ数日はやり続けたってことだよね?そりゃあ七不思議に間違えられるわけだ…;」
ゼルダ「七不思議って………え?私、七不思議になっていたんですか!?そういえば、数日前も玉ねぎを切って涙が出ている時に誰かがキッチンに入ってきたと思ったら、私を見るなり悲鳴を上げて逃げていったような……」
ムジュリン「…………」

まさか自分が七不思議扱いされているとは夢にも思っておらず驚愕するゼルダ。というか、どんな風に手を切ればあんなに真っ赤になるのか逆に聞きたいんですが?(真顔)

ルイージ「つまり、その包丁を持って手から出血していて玉ねぎで泣いている光景から「泣きながら刃物を持っている血まみれの女」という話が出来たんだね…」
オリマー「すいません、七不思議の一つが好きな男を惨たらしく殺す幻覚に囚われた殺人鬼の亡霊どころか、好きな男に手料理を食べさせる野望に囚われたハイラルの王女だったって何ですか? ;」
ムジュリン「オリマー、誰がうまいことを言えと行った?」

ちなみに本人の証言からわかったことだが、作業をしていたシンクには救急箱が無かったため、キッチンのどこかにあるはずの救急箱を探してひたすらうろうろしているうちに三人に出くわしたらしい。……つまり、先ほど三人がたどった血痕は、止血が出来ないまま傷口から垂れてしまった彼女の……;


オリマー「こんなある意味で心臓に悪すぎるオチだったら普通に血まみれ女の幽霊に出くわした方が100倍マシでしたよOTL」
ルイージ「とゆうか、スマブラでも指折りの料理上手の嫁が包丁で流血沙汰って何なのさOTLこれ、さっきの座薬オチよりもひどくないOTL」
ゼルダ「座薬?あのー、座薬に関しては私、全く心当たりがないのですが…」
ルイージ「いや、こっちの話だから気にしなくていいよ。ゼルダもとりあえず今日はもう部屋で寝た方がいいよ?さあムジュリン、行こう……あれ、ムジュリン?」

…まあ、一悶着あったものの二つ目の七不思議は解明されたのでひとまずゼルダに部屋に戻るように指示し、探索を再開しようと椅子から立ち上がるオリマーとルイージ。だが、ムジュリンは有無を言わさぬ様子でゼルダの前に仁王立ちしたかと思いきや地面をビシッと指差した。

ムジュリン「……ゼルダ姉ちゃん、色々言いたいことはあるけどまずはそこに正座して?」
ゼルダ「え!?どうして……」

このいきなりの指図にゼルダは当然抗議………




ムジュリン「い い か ら せ い ざ し て ? (^言^)」
ゼルダ「…………はい;」


……する前に負けました;


…このあと、知恵姫は心臓に悪すぎる無茶ぶりをしてがしたことに怒り心頭な時の勇者の過去によってがっつりと正座で説教された挙げ句、「今後こんな無茶をしでかしたら罰として勇者禁止令を発動する」と脅s……ゲフンゲフン厳重注意されたことは言うまでもない。




だから、こ の オ チ は ひ ど い だ ろ 。とりあえず、今回の七不思議で犠牲になったキャラのファンの皆さん、マジですみませんでした;
ひとまず中途半端かもですが今回はここまでになります。後編に続きますが、一度アンケートをとったあのネタをはさむかも。


ムジュリン「姉ちゃんが苦手な料理を頑張って克服しようとしているのは知ってるし、一生懸命練習してるんだから出来るなら俺だって応援してやりたいよ?でもさぁ…真夜中に、しかも一人でやるのはさすがに危ないんじゃないの?今回は指だけだったからいいけど、これがもっと大惨事になったらどうするんだよ。姉ちゃん、料理対決のときに散々指を切りまくって真っ赤なチャーハンを作って兄貴やピーチを心配させたのを忘れた?だったら今すぐに兄貴に連絡してもっときつくお灸をすえてもらうか?」
ゼルダ「うぅ…おっしゃる通りです;」
オリマー「ムジュリン、怒ってますねー…;」
紫ピクミン「こわいー…;」
ルイージ「まあ、あんな心臓に悪い怪我されちゃあねぇ…とりあえず、きりがいいところでムジュリンを止めるよオリマー;」


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