二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 小ネタ ( No.25 )
- 日時: 2014/12/03 15:48
- 名前: ユリカ (ID: 9nuUP99I)
小ネタ2
とある迷宮の食料事情
世界樹の迷宮というゲーム、マイメイキングパーティの話。女3男2の構成
ここは世界のどこかにある街、「ハイラガート」。街の外れには天高くそびえる迷宮がたたずむ。内部は恐ろしいモンスターで蠢き、ある者は財宝のため、またある者は迷宮の謎を解き明かすため。迷宮へと挑んだが踏破した者はまだいない…。ミシェル・ラ・フランソワーズ、彼女ら5人もまた迷宮に挑む立派な「冒険者」なのだが…。
ミシェル「……はぁ。熱い…」
マリー「リーダー、大丈夫?」
ミシェル「ええ、皆ごめんなさい。急に熱出しちゃったから、今日は探索出来ないわね…」
リック「いいよ、それより今日はしっかり休んでよ?」
ルナ「…早く元気になって」
ミシェル「ありがとう…」
リーダーのミシェルが日頃の疲れが溜まったのか風邪をひいてしまった。迷宮は5人までしか入ってはいけないという掟がある。リーダーでありパラディン…仲間を盾で守る役割を果たすミシェルがこんな調子では探索どころではない。
ケン「それでは、拙者らはこれで。…しばし休んで調子を戻すでござるよ」
ミシェル「ええ、わかったわ」
こうして4人は部屋を出た。が…。
リック「…で、どうする?」
3人「へ?」
リック「へ?じゃないよ!どうするんだよ今日の夕食!リーダーがいなきゃ俺達まともな食事も作れないじゃないか!!?」
ケン・マリー「そうだったあああー!!!!!」
そう、彼らの問題。それはリーダーがいないとまともに料理の出来るメンバーがいないことだったのだ(爆弾投下)!!?
リックは☆3レベルだがそんなに器用ではないので一度に全部作るのは無理。しかも簡単な物しかレパートリーがない…。
他の3人はもっと酷く、マリーは不器用で色々ミスをするので☆2、ケンさんは何でも刀で斬ろうとするのでアウト、最年少のルナは未知数と最悪…。一方リーダーのミシェルは☆5レベルでありどんな物も作れる。彼女に頼りきってきたバチが今、当たったのだ。
料理でパニック、感想まだ
- Re: とある彼らの日常日和 ( No.26 )
- 日時: 2014/12/03 23:00
- 名前: ユリカ (ID: 21getbfq)
料理でパニック
リック「一応聞くけどさ、2人共料理は…「出来ない」ですよね−…終わった;」
マリー「3人で頑張れば何とかなるかもしれないよ!?」
ケン「いや、リーダーに粥を作らねば…。本当なら拙者がしたいところでござるが…」
リック「米も刀で斬ろうとするからダメ(キッパリ)。まあお粥は俺が何とかするから、2人は頑張って4人分なんか作って。マリー、今回に限ってはドジ踏むなよ!ケンさん、料理に刀はいらないんだからな!?あ、ルナは2人が変なことしない様に見張ってて」
ルナ「分かった」
ケン・マリー「拙者(私)そんなに信用ないでござるか(なの)!?」
この中で唯一料理がまともに出来るガンナーの少年が場を仕切る。お粥の材料を買いにいった彼を見送り、2人は作業に取りかかる。おい、料理における2人の信頼なさすぎだろ;
マリー「…で、どうしようか?」
ケン「ん〜、拙者らはまともに簡単な料理すら作れぬし…;」
ルナ「…カレーはどう?」
ケン「そうか!カレーなら拙者らにも…!」
マリー「うん、リーダーも簡単に作れるって言ってたし!」
小さな呪術師の少女の言葉を聞き、カレーを作ってみようと沸き立つメディックとブシドー。野菜を入れ肉を入れ煮るだけなので簡単といえば簡単だ。キッチンに立つが…。
マリー「タマネギ染みるぅ〜…;」
ケン「刀でないと切れ味が…」
マリー「刀はダメ−!…っていやあああああ!!!お鍋があああああ!!!!!」
ケン「うわあああああ!?鍋が吹きこぼれたでござる!!?」
カレーを作るだけでもタマネギは上手く切れないわ湯を沸かそうとして鍋は吹きこぼれるわで最悪…。おい、あんたら大丈夫か?さすがにルナちゃんも心配そうにしているぞ;
ルナ「……;」
ヤバくね?
- Re: とある彼らの日常日和 ( No.27 )
- 日時: 2014/12/03 22:48
- 名前: ユリカ (ID: ozdpvABs)
そして…;
リック「お粥の材料は買ってきた…。さて、2人はどうなってるか…;」
1時間後、街で買い物をしてきたガンナーの少年が帰って来た。心配はしているもののさすがにそこまで酷いことにはなっていないだろうと考えるが、ギルドの5人が住まう(クエストの報酬で譲り受けた)屋敷へ向かうと、ルナが彼のもとへ走って来たのだ…。
リック「ルナ!?どうしたんだ!?」
ルナ「リック…。2人が、大変なことに」
リック「今行く!!!」
走って屋敷へ入りキッチンに向かう。最悪なことになっていないかと不安に思いながら…。すると何故か目が痛み、キツイ匂いがする…;
マリー「リック−!!!助けてぇ−!!!」
リック「どうしたの!?何か変な匂いがするけど…;」
ケン「カレーの香辛料が分からずあるものを適当に放ったら…;」
そんなリックの目に映ったのは、茶色やオレンジというよりむしろ真っ赤に染まった鍋だった(爆弾投下)!!?
リック「」
それから4人で鍋や料理道具を洗う羽目になったとか、風邪のリーダーが起きて無理やり皆の夕食を作る羽目になったとか、ミシェルは(もう二度と風邪はひかない様にしよう)と誓ったとか…。
料理スキルは場合によっては生死に関わりますよというお話。
終われ
- Re: とある彼らの日常日和 ( No.28 )
- 日時: 2014/12/03 22:53
- 名前: ユリカ (ID: 21getbfq)
あとがき
1はむらびとの設定です。裸族を見たショックでああなりましたWWW彼の前では裸族もギャグカオス組も叶いません。
2は料理スキルが偏っていると大変だ、という話。無理してでもリックが全部作れば良かったのか(笑)
彼らの詳しいデータもまた上げたいですね。
ちなみに今回のネタと全く関係ないのですが、リーダーはケンさんのことが…だったりします←
以上で今回は終わり。感想OKです!