二次創作小説(映像)※倉庫ログ

童話のパロディ。 ( No.132 )
日時: 2015/07/25 19:30
名前: ルナ (ID: oePzZKBu)

本日の更新行きますよ〜!
その前に注意点をいくつか。

・オチなんてものはあるかわかりません
・展開はぐちゃぐちゃ
・ユーリス君が悪魔
・ラスストの技が出てきます
・ある童話のパロディです。え、長編は?もうちょっと待ってね












むかーしむかし。
あるところに、ユーリスずきんという少年がおりました。
他人に無関心のように見えてその実単なるツンデレ属性という、そんな少年です。
ユーリスずきん「だ、誰がツンデレだ!!///」
と、照れながら言うところも、予想通りです。

ある日そんなユーリスずきんに、コフレお母さんが頼みごとをしました。
コフレお母さん「このお酒を、森の中に住んでいるセイレンおばあちゃんに渡してほしいんです(ガタン」
セイレンおばあちゃん『誰がおばあちゃんだよ!?誰が!』
というツッコミが聞こえてきそうですが、そこは無視して話を続けましょう。

コフレお母さんがユーリスずきんに手渡したのは、お酒。
しかも普通の量ではありません。樽いっぱいなのです。
ユーリスずきん「樽いっぱいのお酒なんて、僕に運べると思うの?」
コフレお母さん「でも、これくらいじゃないとセイレンさんは満足しませんよ?」
しかし、ユーリスずきんの言うことももっともです。
華奢な魔法使い系の少年に、樽酒は運べません。
コフレお母さん「だったら、こっちのお酒だけとりあえずお願いします」
そう言ってコフレお母さんが取り出したのは、かごに入ったワイン2瓶。
これくらいなら、ユーリスずきんがいかに非力と言っても運ぶことはできます。
ユーリスずきん「分かったよ。これをセイレンに渡せばいいんだろ?」
コフレお母さん「はい。あ、狼には気を付けてくださいね?」
ユーリスずきん「分かってる。出てきたら僕の炎で燃やしてあげるよ」
コフレお母さん「それは頼もしいですね!」
行ってらっしゃい、と笑顔を向けるコフレお母さんに見送られて、ユーリスずきんはセイレンおばあちゃんの家へと向かいます。


その途中、ユーリスずきんは花畑に立ち寄りました。
ユーリスずきん「まあ、セイレンも女なんだし花位身につけてもいいよね」
ユーリスずきんの、ちょっとした心遣いです。
花より団子、というよりも花よりお酒な女性と言えども、彼女はしっかり女らしい一面もあります。
おそらく、ジャッカルから送られる方が喜ぶでしょうがそれはそれ、これはこれ。奴がギャグカオスLv.3なのも気にすることは全くないし・・・・・・
何せ、孫(設定上)からの贈り物を喜ばないおばあちゃん(設定上)はいません。
そんなことどうでもいいから早く話を進めろ?わかりました。それでは続きです。

お酒を木陰に置いて、おばあちゃんへの花を探し始めるユーリスずきん。
その姿を、物陰からじっと見ている存在がいました。
???「やぁ。何を探しているんだい?」
聞いただけではイケメンの声。
実際に姿を見てみれば、それこそイケメンのエルザ狼がそこにはいました。
もちろん、それを自覚していないとは思われますが。
ユーリスずきんはそんな不審者に、遠慮なくプロミネンスをぶつけます。
メテオじゃないだけまだ良心的です。
が、エルザ狼はいつの間にかユーリスずきんの背後に立っていました。
エルザ狼「痛いなぁ、いきなり攻撃だなんて」
ユーリスずきん「普通、変質者には攻撃するでしょ」
容赦なく不審者から変質者にランクアップです。
しかし、彼は動じません。
エルザ狼「やだなぁ、花を探している可愛い子がいたから心配で声をかけただけじゃないか?」
ユーリスずきん「僕にとっては今この状況が一番危険だから、花は諦めてさっさとセイレンのところに行くよ。それじゃあさようなら」
早口でまくし立てると、ユーリスずきんは荷物を持ってそそくさと退散。
しかし、ユーリスずきんは一つ大きなミスをおかしていました。
エルザ狼「セイレンのところ、か」
エルザ狼はそう呟くと、自身のテンション技(アクセラレートっていう魔法ね)を発動させたのでした。



次は後編。感想待ってね

童話のパロディ。 ( No.133 )
日時: 2015/08/01 22:50
名前: ルナ (ID: ZRBjN/Ul)

ユーリスずきんがセイレンおばあちゃんの家に到着した時には、既に扉が開いていました。
ユーリスずきん「セイレン?入るよ?」
ユーリスずきんが入ったセイレンおばあちゃんの家は、めちゃくちゃに荒らされてはいませんでした。
ただ、ベッドの上を除いては。
ベッドの上には、明らかに異質なものが一つ。
正確には、一体。
ユーリスずきん「ねえ、セイレン?セイレンの耳はどうしてそんなに大きいの?・・・・・・って聞くまでもないよね?」
ユーリスずきんは黒い微笑みを浮かべ、右目の眼帯を外しました。
慌てたのは、ベッドの中にいたエルザ狼です。
エルザ狼「ちょっと!ここはユーリスずきんが可愛い声で『どうしておばあちゃんの口はそんなに大きいの?』って聞いてくるところだよね!?」
ユーリスずきん「ビックバン。」
問答無用とばかりに、エルザ狼もろとも家が大爆発してしまうのでした。
猟師シュルク「僕の出番はないんだね・・・・・・;」
そう呟く猟師シュルク(と隣にはセイレンもいる)を残して・・・・・・。


おしまいっ☆


















カナン「って話を考えたんだけど・・・・・・ユーリス、これみんなに話してもいい?」
ユーリス「却下」

せっかくカナンの考えた話を即答で却下するなぁぁぁぁぁ!!!;確かにツッコミたいところはあったけど!かなりあったけど!!

カナン「でも、まだプロット?なんだよ?もう少ししたらもっとよくなって子供たちも喜ぶと・・・・・・」
ユーリス「思わないね。子供たちを喜ばせようとする案はいいと思うけど。そもそも何で僕がユーリスずきんでエルザがエルザ狼でセイレンがセイレンおばあちゃんでコフレがコフレお母さんでシュルクが猟師シュルクなのさ?」

もっともな質問をするユーリスにカナンは答える。

カナン「えっとね・・・・・・


















あみだくじ!」
ユーリス「」
って、ぅおぉぉぉぉぉぉぉぉい!!!まさかのクジ任せかよ!?思いもよらない返答にユーリスも返す言葉が見つからないのか黙っちゃったよ!?

ユーリス「今度、僕とマナミアとルフレとコフレとシュルクで手伝ってあげるから、もうちょっとマシな感じにしてよ;」
さりげなく本を読むグループに協力を取り付けるように提案したユーリスは、注意をするかのように、
ユーリス「あと、セイレンに向かっておばあちゃんなんて言ったらダメだから;」
カナン「ゆ、ユーリス・・・・・・後ろ・・・・・・;」

恐る恐る王女が指を指す方向を見ると時は既に遅く、
セイレン「誰がおばあちゃんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(▼益▼#######)」
ユーリス「ちょっ!?今のは誤k・・・・・・『ガシャアアアアアアアン!!!!』」
カナン「ユーリスぅぅぅぅぅ!!?;」
セイレンの華麗な回し蹴りがユーリスにクリーンヒットしました。机を巻き込んで盛大に吹っ飛ばされたユーリスは医務室でマナミアに治療されるのであった。(ある意味ハッピーエンド)


終わりなされ。


・・・・・・すみませんでした。
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